10 / 178
序章
第八話 転生した?
しおりを挟む
どういう事だ?
俺は、電車を待ちながら寝てしまったのではなかったのか?
そもそも、ここは何処なのだ?
夢を見ているのか?
それにしても、ここは暗いな。夢なら夢でもう少し気を利かせてくれてもいいと思うのだけどな。
本当になにも見えないな。
浮遊感はあるのだけどな。身体がある感じがしないな。
あぁぁぁそういう事か・・・死んでしまったのだな。俺。
しまったな・・・。施設のカットオーバまでは生きていたかったな。もう少しだったのに・・・。
あぁ心残りってこういうことを言うのだろうな。
心残りが、システムの事しか無いのが我ながら寂しいな。あの施設も、取り敢えずの方向性が出すことが出来たし、やっかいな問題だと思っていたハードウェアも約束を守ってくれれば、解決するだろうからな。
プログラムや設置は、多分もう大丈夫だろう。後は、オープン後に発生する実業務とのギャップをどうするのかって事だけだろう。それなら、俺が居なくても大丈夫だろう。
そういえば、美和・・・・あいつらに連絡してくれるかな?
あいつ、中学の時は底抜けに明るくて、馬鹿だったのに、一番変わったのはアイツだろうな。森下美和って自己紹介したときのアイツのドヤ顔。まだ桜に惚れていたのだな。
たしかに、桜はいいやつだと思うけど、あの事件がなければ、桜の事を勘違いしたままだっただろうな。
桜がいれば大丈夫だろう。何か有っても困る事にはならないだろうし、美和がうまくやってくれるだろう。
今更考えてもしょうがないな。
そういえば、俺の死因ってなんだろう?過労死?会社に迷惑がかからないといいな。別に、命令されてやっていたわけじゃないし、俺が自らやっていただけだからな。
ブラック企業じゃないと思っている。給料もしっかり出ているし、休みも申請したら貰える。唯一却下されたのは、会社を辞めるって事だけだからな。
でも、これが死後の世界ってやつなのか?
丹波○郎先生の言っていた話と違うな。子供の時には、エンマ大魔王とか本気で怖かったのに、こんなに何もなくて、静かな所なのだな。
それとも、ここは前室で今からエンマ大魔王の前に連れ出されるのかな?それなら、ユーザビリティの欠片もない仕組み、修正したほうがいいって誰も進言しなかったのかな?
最低でも、状況判断ができるだけの情報は欲しい所だな。三途の川を渡った記憶もないし、賽の河原も見ていないし、もう少し情報の提示があってもいいと思うのだけどな。
自分が”死んだ”事がすぐに判断できるようにしないとダメだろう・・・。
ダメだな。考えるしか出来ないと、できなかった事や、やりたかった事しか思い浮かばないな。
あぁ・・・。もう少しいろんなプログラムを組みたかったな。
家の要塞化は出来たけど、家電との連動がまだ不十分だし、カーナビや移動媒体との連動ももう少しなんとかなりそうだよな。
もっとハードウェアの事も勉強しておくべきだったな。
ファームウェアレベルと制御プログラムまでしかやった事がないからな。
最近、面白いガジェットとかが増えているからな。
正直VRやARには触手は動かなかったけど、入力デバイスが増えてきたら楽しかっただろうな。出力デバイスも、目と耳と振動系以外でもう少し出来ているといいのだけど、今はまだ難しいか・・・。
AIも結局ハードウェアの発展が鍵になっていたし、ソフトウェアに関しては、10年前と大きく変わっていないのだろうな。いろんな開発ツールが出て、いろんな開発手法が出ているけど、結局はコミュニケーションがしっかり取れるかで、この開発手法なんてそれを定義している物でしか無いのだよな。成熟していない現場だと、開発手法が絶対的な物で自分たちがそれに合わせて窮屈になってしまっている事がある。確かに、ルールは守るべき物だし、その点で言えば、皆が同じ理解を持てる開発手法は大事だけど、それを採用すればプロジェクトがうまく回ると考えるのは間違っているのだろうな。まぁこういう指摘をしても、意味がない場合が多いのだけど・・・・な。
規模が大きくなる技術には興味は無いけど、業界は活気付くだろうな。
個人的には、もっとデバイスフリーになってくれると面白いのだけど・・・・な。デバイス依存が強すぎるから、結局ソフトウェアでの解決よりも、ハードウェアでの解決の方が回収の目処が立てやすいのだろうな。ソフトウェアはかかる予算の割に回収できる物が少ないからな・・・。
最新技術の情報収集や言語を絡めた検証とか・・・。もう心配しなくていいのか・・・。なんか、寂しいな。
篠原さんとの約束も守られなかったな。
あの人怒っているだろうな。ああ見えて、後輩には優しい人だったからな。
山本や井上や小林は、うまくやってくれるだろうな。石川には、もう少しいろいろ教えてやりたかったな。皆は気がついていたのだろう・・・な。俺が一番頼りにしていたのは、石川なのだと・・・。今更考えても手遅れなのだろうけど、チームの存続は難しいかな・・・あんな赤字だらけの部署をいつまでも維持できるとは思えないからな。
あぁ最後に作っていたプログラム。今考えれば、あそこが問題だったのだな。
ハードウェアのAPIを、スレッド内で回していたから、取得時の問題が発生したのだろうな。不定期に発生するアプリケーション異常での停止だったし、
APIがプッシュ対応していないから、即時対応させるために、スレッド内で回すしか無いよな。API自体をカプセル化して、スレッドセーフな物を作るか、スレッド内からイベントを発生させて、スレッド外で情報を共有させるか、まだいろいろ出来そうだな。専用のサービスを作ってもいいだろうし、別プログラムにして外部インターフェースでの接続を作っても良かったのだろうな。そうすれば、あの要件に会うようには出来ただろう。
生まれ変わりってあるのかな?
そもそも、俺って生まれ変われるのかな?
別に、部下を助けて通り魔に刺されたわけでも、喧嘩しているカップルを助けても居ないし、ゲームで貫徹して寝落ちしたわけでもないし、でも、貫徹には近いのかな・・・過労死だから、でも、ブラック企業で無理やり働いていたという事も無いからな。十分幸せな人生だったと思うからな。
生まれ変わるなら、またプログラムができるような生活がいいかな・・・火消しでも・・・いいかな。辛い事は多いけど、楽しい事も多かったからな。
それにしても、”ここ”は眠いな。
もう俺、寝て居ていいのだよな。
そう言えば、そんなアニメが有ったな。
真辺の意識はここで途切れた。
47歳の誕生日に会社の最寄り駅のホームで過労死するという”よくある”幕切れだ。
▲▽▲▽▲▽▲▽
(ん?なんだ。俺。生きているのか?過労死したと思ったけど、助かったのか?俺、まだプログラムを作れるのか?)
「トぉかァナぁちぃノぉへェ。ノぉルぁニぃのォみちトぉひィタぁヒぃしいとな」
(は?何言っているのだ?)
「すちにもなこちオぉてェくちサぁィぃもらのらすいしいコぉパぁテぇけぇしち」
「トぉかァナぁちぃノぉへェ。サぁホぉノぉへェきちらネぇしぃシぃみィもいみにみちすにもちとな」
「とらなのち、サぁむぅいすなのち?」
「もらそくにすらみみしいとな。のらそくにすちしいとな」
身体を動かそうにもうまく出来ない。身体が起こせない。
(わからん。どうなっている。それに身体が動かない。)
(もしかして、植物人間とか・・・。まずいな。)
(言葉もそれでわからないのか?)
(あれ?声も出せない?)
「トぉかァナぁちぃノぉへェ。」
「みちみみしち?」
「らネぇきィそくにさんちもちしいとなきち、スぅオぉのにツぅドぉきちネぇズぅにみらしいとなのらとくにノぉツぅネぇすゥみにとくにもちとな」
「ニぃプゥといすな」
(痛い!なんで、お尻叩く!こちとら、47歳だぞ。今更、お尻叩かれて喜ぶ性癖は無いぞ!)
「もらエぇピぃからスぅギぃのなとくにすら!」
「くちエぇピぃくちに」
(痛いな!)
「痛いな!」
(声に出しちゃったよ。痛いな。止めてくれよ。それでなくても、今いろいろ考えているのだから!)
「止めてくれよ。それでなくても、今いろいろ考えているのだから!」
「トぉかァナぁちぃノぉへェ」
「ちさちヌぅあぁてちエぇピぃかちスぅオぉのにツぅドぉしちみち」
「くちに。サぁプぅコぉヨぅにツぅドぉのちから」
「とらなしちみち。らテぇゑォもらんらのなんちエぇピぃかち」
「ちみちかち。ちすにきちからなきらつちにもちとな。タぁカぁトぉピィみらタぁねェみにネぇビぃテぇゑォてららシぃはぁにとくにもちとな」
「とらなしちみち。らテぇゑォくち、ちすなみらすなから。ちすなみらすなからウぅポォくなさらみみウぅポォすちにもなこちオぉてェくちしち」
(え?俺、抱きかかえられたの?それに、お前たち誰だ?この美男子と美女と中年女性は誰だ?)
(え。これ、俺の手か?)
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!どういう事?」
俺は、電車を待ちながら寝てしまったのではなかったのか?
そもそも、ここは何処なのだ?
夢を見ているのか?
それにしても、ここは暗いな。夢なら夢でもう少し気を利かせてくれてもいいと思うのだけどな。
本当になにも見えないな。
浮遊感はあるのだけどな。身体がある感じがしないな。
あぁぁぁそういう事か・・・死んでしまったのだな。俺。
しまったな・・・。施設のカットオーバまでは生きていたかったな。もう少しだったのに・・・。
あぁ心残りってこういうことを言うのだろうな。
心残りが、システムの事しか無いのが我ながら寂しいな。あの施設も、取り敢えずの方向性が出すことが出来たし、やっかいな問題だと思っていたハードウェアも約束を守ってくれれば、解決するだろうからな。
プログラムや設置は、多分もう大丈夫だろう。後は、オープン後に発生する実業務とのギャップをどうするのかって事だけだろう。それなら、俺が居なくても大丈夫だろう。
そういえば、美和・・・・あいつらに連絡してくれるかな?
あいつ、中学の時は底抜けに明るくて、馬鹿だったのに、一番変わったのはアイツだろうな。森下美和って自己紹介したときのアイツのドヤ顔。まだ桜に惚れていたのだな。
たしかに、桜はいいやつだと思うけど、あの事件がなければ、桜の事を勘違いしたままだっただろうな。
桜がいれば大丈夫だろう。何か有っても困る事にはならないだろうし、美和がうまくやってくれるだろう。
今更考えてもしょうがないな。
そういえば、俺の死因ってなんだろう?過労死?会社に迷惑がかからないといいな。別に、命令されてやっていたわけじゃないし、俺が自らやっていただけだからな。
ブラック企業じゃないと思っている。給料もしっかり出ているし、休みも申請したら貰える。唯一却下されたのは、会社を辞めるって事だけだからな。
でも、これが死後の世界ってやつなのか?
丹波○郎先生の言っていた話と違うな。子供の時には、エンマ大魔王とか本気で怖かったのに、こんなに何もなくて、静かな所なのだな。
それとも、ここは前室で今からエンマ大魔王の前に連れ出されるのかな?それなら、ユーザビリティの欠片もない仕組み、修正したほうがいいって誰も進言しなかったのかな?
最低でも、状況判断ができるだけの情報は欲しい所だな。三途の川を渡った記憶もないし、賽の河原も見ていないし、もう少し情報の提示があってもいいと思うのだけどな。
自分が”死んだ”事がすぐに判断できるようにしないとダメだろう・・・。
ダメだな。考えるしか出来ないと、できなかった事や、やりたかった事しか思い浮かばないな。
あぁ・・・。もう少しいろんなプログラムを組みたかったな。
家の要塞化は出来たけど、家電との連動がまだ不十分だし、カーナビや移動媒体との連動ももう少しなんとかなりそうだよな。
もっとハードウェアの事も勉強しておくべきだったな。
ファームウェアレベルと制御プログラムまでしかやった事がないからな。
最近、面白いガジェットとかが増えているからな。
正直VRやARには触手は動かなかったけど、入力デバイスが増えてきたら楽しかっただろうな。出力デバイスも、目と耳と振動系以外でもう少し出来ているといいのだけど、今はまだ難しいか・・・。
AIも結局ハードウェアの発展が鍵になっていたし、ソフトウェアに関しては、10年前と大きく変わっていないのだろうな。いろんな開発ツールが出て、いろんな開発手法が出ているけど、結局はコミュニケーションがしっかり取れるかで、この開発手法なんてそれを定義している物でしか無いのだよな。成熟していない現場だと、開発手法が絶対的な物で自分たちがそれに合わせて窮屈になってしまっている事がある。確かに、ルールは守るべき物だし、その点で言えば、皆が同じ理解を持てる開発手法は大事だけど、それを採用すればプロジェクトがうまく回ると考えるのは間違っているのだろうな。まぁこういう指摘をしても、意味がない場合が多いのだけど・・・・な。
規模が大きくなる技術には興味は無いけど、業界は活気付くだろうな。
個人的には、もっとデバイスフリーになってくれると面白いのだけど・・・・な。デバイス依存が強すぎるから、結局ソフトウェアでの解決よりも、ハードウェアでの解決の方が回収の目処が立てやすいのだろうな。ソフトウェアはかかる予算の割に回収できる物が少ないからな・・・。
最新技術の情報収集や言語を絡めた検証とか・・・。もう心配しなくていいのか・・・。なんか、寂しいな。
篠原さんとの約束も守られなかったな。
あの人怒っているだろうな。ああ見えて、後輩には優しい人だったからな。
山本や井上や小林は、うまくやってくれるだろうな。石川には、もう少しいろいろ教えてやりたかったな。皆は気がついていたのだろう・・・な。俺が一番頼りにしていたのは、石川なのだと・・・。今更考えても手遅れなのだろうけど、チームの存続は難しいかな・・・あんな赤字だらけの部署をいつまでも維持できるとは思えないからな。
あぁ最後に作っていたプログラム。今考えれば、あそこが問題だったのだな。
ハードウェアのAPIを、スレッド内で回していたから、取得時の問題が発生したのだろうな。不定期に発生するアプリケーション異常での停止だったし、
APIがプッシュ対応していないから、即時対応させるために、スレッド内で回すしか無いよな。API自体をカプセル化して、スレッドセーフな物を作るか、スレッド内からイベントを発生させて、スレッド外で情報を共有させるか、まだいろいろ出来そうだな。専用のサービスを作ってもいいだろうし、別プログラムにして外部インターフェースでの接続を作っても良かったのだろうな。そうすれば、あの要件に会うようには出来ただろう。
生まれ変わりってあるのかな?
そもそも、俺って生まれ変われるのかな?
別に、部下を助けて通り魔に刺されたわけでも、喧嘩しているカップルを助けても居ないし、ゲームで貫徹して寝落ちしたわけでもないし、でも、貫徹には近いのかな・・・過労死だから、でも、ブラック企業で無理やり働いていたという事も無いからな。十分幸せな人生だったと思うからな。
生まれ変わるなら、またプログラムができるような生活がいいかな・・・火消しでも・・・いいかな。辛い事は多いけど、楽しい事も多かったからな。
それにしても、”ここ”は眠いな。
もう俺、寝て居ていいのだよな。
そう言えば、そんなアニメが有ったな。
真辺の意識はここで途切れた。
47歳の誕生日に会社の最寄り駅のホームで過労死するという”よくある”幕切れだ。
▲▽▲▽▲▽▲▽
(ん?なんだ。俺。生きているのか?過労死したと思ったけど、助かったのか?俺、まだプログラムを作れるのか?)
「トぉかァナぁちぃノぉへェ。ノぉルぁニぃのォみちトぉひィタぁヒぃしいとな」
(は?何言っているのだ?)
「すちにもなこちオぉてェくちサぁィぃもらのらすいしいコぉパぁテぇけぇしち」
「トぉかァナぁちぃノぉへェ。サぁホぉノぉへェきちらネぇしぃシぃみィもいみにみちすにもちとな」
「とらなのち、サぁむぅいすなのち?」
「もらそくにすらみみしいとな。のらそくにすちしいとな」
身体を動かそうにもうまく出来ない。身体が起こせない。
(わからん。どうなっている。それに身体が動かない。)
(もしかして、植物人間とか・・・。まずいな。)
(言葉もそれでわからないのか?)
(あれ?声も出せない?)
「トぉかァナぁちぃノぉへェ。」
「みちみみしち?」
「らネぇきィそくにさんちもちしいとなきち、スぅオぉのにツぅドぉきちネぇズぅにみらしいとなのらとくにノぉツぅネぇすゥみにとくにもちとな」
「ニぃプゥといすな」
(痛い!なんで、お尻叩く!こちとら、47歳だぞ。今更、お尻叩かれて喜ぶ性癖は無いぞ!)
「もらエぇピぃからスぅギぃのなとくにすら!」
「くちエぇピぃくちに」
(痛いな!)
「痛いな!」
(声に出しちゃったよ。痛いな。止めてくれよ。それでなくても、今いろいろ考えているのだから!)
「止めてくれよ。それでなくても、今いろいろ考えているのだから!」
「トぉかァナぁちぃノぉへェ」
「ちさちヌぅあぁてちエぇピぃかちスぅオぉのにツぅドぉしちみち」
「くちに。サぁプぅコぉヨぅにツぅドぉのちから」
「とらなしちみち。らテぇゑォもらんらのなんちエぇピぃかち」
「ちみちかち。ちすにきちからなきらつちにもちとな。タぁカぁトぉピィみらタぁねェみにネぇビぃテぇゑォてららシぃはぁにとくにもちとな」
「とらなしちみち。らテぇゑォくち、ちすなみらすなから。ちすなみらすなからウぅポォくなさらみみウぅポォすちにもなこちオぉてェくちしち」
(え?俺、抱きかかえられたの?それに、お前たち誰だ?この美男子と美女と中年女性は誰だ?)
(え。これ、俺の手か?)
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!どういう事?」
0
お気に入りに追加
306
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした
宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。
聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。
「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」
イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。
「……どうしたんだ、イリス?」
アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。
だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。
そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。
「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」
女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。
【完結】彼女以外、みんな思い出す。
❄️冬は つとめて
ファンタジー
R15をつける事にしました。
幼い頃からの婚約者、この国の第二王子に婚約破棄を告げられ。あらぬ冤罪を突きつけられたリフィル。この場所に誰も助けてくれるものはいない。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
マーラッシュ
ファンタジー
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
勇者召喚に巻き込まれたおっさんはウォッシュの魔法(必須:ウィッシュのポーズ)しか使えません。~大川大地と女子高校生と行く気ままな放浪生活~
北きつね
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれた”おっさん”は、すぐにステータスを偽装した。
ろくでもない目的で、勇者召喚をしたのだと考えたからだ。
一緒に召喚された、女子高校生と城を抜け出して、王都を脱出する方法を考える。
ダメだ大人と、理不尽ないじめを受けていた女子高校生は、巻き込まれた勇者召喚で知り合った。二人と名字と名前を持つ猫(聖獣)とのスローライフは、いろいろな人を巻き込んでにぎやかになっていく。
おっさんは、日本に居た時と同じ仕事を行い始める。
女子高校生は、隠したスキルを使って、おっさんの仕事を手伝う(手伝っているつもり)。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめて行います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる