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6.「あなたの味方ですから」
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アキト君と彼の両親が居間に来て席に座る。
世間話みたいなことを喋って彼のお父さんが名刺を私の父に渡す、有名な会社の部長だ。
もうここで上下関係が決まってしまった。
その後アキト君がまたもごもごすると、彼のお父さんが私の体のことを話した。
「え、そうなの?」
父は驚いたがそれだけだった。
私の両親はとてもヒステリックで直ぐにキレてはほぼ毎日喧嘩をしてお互いを罵り合い、大声で叫んでは食器や色々な物を投げて、以前住んでいた団地の部屋やテーブルや本棚をボロボロにした。
結婚前の大事な娘をキズモノにしたアキト君は大丈夫だろうか?テレビドラマみたいに殴られたらどうしよう?
大丈夫って言ってくれたよって私が庇わなきゃだ。
そう思っていたのに、私の父と母はそれからほぼ無言になった。
籍とか認知とかお金とか、話し合わなきゃいけないことがいっぱいあるのに…
適当で不毛な時間がただ過ぎていった。
私が何も話せない両親を不甲斐なく思っていると
「あなたの味方ですから」
何かの拍子で彼のお父さんが私に言った。
良かった!やっぱり彼の家族は私のことをきちんと考えていてくれている!
うちの家族は頼りないけれど、彼の家族は信頼出来る、本当に大丈夫なんだ!
私はその言葉でつい安心してしまった、でもその言葉には何の意味も無かったことを後日知ることになる。
2階の私の部屋にアキト君を招き入れた。体をまさぐり、左手で私の口を塞ぎながら性行為をしてくる。
こんな時でも興奮するんだね、男の人の性欲にはびっくりだ。
世間話みたいなことを喋って彼のお父さんが名刺を私の父に渡す、有名な会社の部長だ。
もうここで上下関係が決まってしまった。
その後アキト君がまたもごもごすると、彼のお父さんが私の体のことを話した。
「え、そうなの?」
父は驚いたがそれだけだった。
私の両親はとてもヒステリックで直ぐにキレてはほぼ毎日喧嘩をしてお互いを罵り合い、大声で叫んでは食器や色々な物を投げて、以前住んでいた団地の部屋やテーブルや本棚をボロボロにした。
結婚前の大事な娘をキズモノにしたアキト君は大丈夫だろうか?テレビドラマみたいに殴られたらどうしよう?
大丈夫って言ってくれたよって私が庇わなきゃだ。
そう思っていたのに、私の父と母はそれからほぼ無言になった。
籍とか認知とかお金とか、話し合わなきゃいけないことがいっぱいあるのに…
適当で不毛な時間がただ過ぎていった。
私が何も話せない両親を不甲斐なく思っていると
「あなたの味方ですから」
何かの拍子で彼のお父さんが私に言った。
良かった!やっぱり彼の家族は私のことをきちんと考えていてくれている!
うちの家族は頼りないけれど、彼の家族は信頼出来る、本当に大丈夫なんだ!
私はその言葉でつい安心してしまった、でもその言葉には何の意味も無かったことを後日知ることになる。
2階の私の部屋にアキト君を招き入れた。体をまさぐり、左手で私の口を塞ぎながら性行為をしてくる。
こんな時でも興奮するんだね、男の人の性欲にはびっくりだ。
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