あやかし通りの恋結び食堂

如月琴(きさらぎこと)は高校を卒業して3年目のキッチンメーカーに勤める営業マン。

夢を抱いて入社したが営業成績が振るわず、上司に怒られる日々に心を疲弊させていた。

そんなある満月の夜、琴は帰宅する途中に妖野紺(あやのこん)と名乗る不思議な雰囲気の男性と出会う。

紺はあやかし通りの片隅で食堂をオープンしたがお客さんが来ず食材が余って困っていると琴に話す。お腹がペコペコの琴は戸惑いながらも紺の食堂へついて行くと、紺はご縁を惹き寄せる料理を振る舞ってくれて……。


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