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30話・背中に感じるジト目
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図書館を出てからマオに遠話してみると、皆集まってるから、こっちに来てはという案にのっかり、マオの家に向かう事にした。
遠話を終わらせ、アイテムボックスに戻してから、歩き始める。
「頼み事するんだし、何か買ってた方がいいか」
丁度、昼時になるし、俺もお腹が減っていたから、屋台で食べ物を買ってからマオの家へ向かう事にした。
屋台の種類が多く、ついつい買いすぎてしまった。
まぁ、残ったら残ったで、アイテムボックスにいれあるから、後でお腹空いた時にでも喰えばいいかと、少し駆け足で、マオの家に向かう。
たどり着いた所で、
「お、やっと来たのじゃ」
門が開き、ヒョコッとマオが顔を出した。
「ん、なんだマオ。わざわざ待ってくれていたのか? 何だか悪いな」
いつから待ってくれていたのか分からないが、自分でも、遠話してからここに来るまでに時間がかかったと思ったので、謝っておく。
「気にしなくてもいいのじゃ。それにしても、思っていたよりも遅かったの? 何かあったのかの?」
「あぁ、丁度昼時だからな。屋台で食べ物を買ってきてたんだよ」
「そうなのかの? セウンが来たら、何か買いに行こうという話になっていたから丁度良かったのじゃ。ありがとうなのじゃ」
「いや、俺が勝手にやったことだし気にしないでくれ。それより、中へ入ってもいいか?」
「そうじゃった、そうじゃった。ひき止めて悪かったのじゃ。では、中へ行くのじゃ」
「あぁ、頼む」
マオの後に続き、家の中へと入っていく。
「いらっしゃい、セウン」
部屋へ移動すると、シエルが声をかけてくれる。
その隣には、シェーン。そして何故か、ラスの姿もあった。
「あぁ、お邪魔するよ。それにしても、ラスもいたんだな」
「はい。シェーンさんが誘ってくれました」
「へぇ」
シェーンに視線を移すと、
「丁度、フィアンマ様に用事があったので、孤児院の方へお邪魔した際に、フィアンマ様からラスさんがお休みだとお聞きしたので、お誘いしました」
説明してくれる。
「そっか。でも、皆で揃って何してるんだ?」
「そんなの決まっておるのじゃ。女子会じゃよ」
胸を張りながら、隣にいたマオが答えてくれる。
「そ… そうか。そんな中邪魔して悪いな」
「なぁ、セウン。何か言いたそうな顔をしてないかの?」
「いや、何もないぞ。それより、ここに来る途中で、色々食べ物を買ってきたから、皆で食べようぜ」
マオからのジト目を背中に感じながら、テーブルの上に買ってきた物を並べていく。
「ほら、マオもそんな所で突っ立ってないで、早く食べようぜ」
「はぁ… そうじゃの。いっぱい食べてやるのじゃ!!」
意気込んだマオも席に座り、皆で食べ始める。
遠話を終わらせ、アイテムボックスに戻してから、歩き始める。
「頼み事するんだし、何か買ってた方がいいか」
丁度、昼時になるし、俺もお腹が減っていたから、屋台で食べ物を買ってからマオの家へ向かう事にした。
屋台の種類が多く、ついつい買いすぎてしまった。
まぁ、残ったら残ったで、アイテムボックスにいれあるから、後でお腹空いた時にでも喰えばいいかと、少し駆け足で、マオの家に向かう。
たどり着いた所で、
「お、やっと来たのじゃ」
門が開き、ヒョコッとマオが顔を出した。
「ん、なんだマオ。わざわざ待ってくれていたのか? 何だか悪いな」
いつから待ってくれていたのか分からないが、自分でも、遠話してからここに来るまでに時間がかかったと思ったので、謝っておく。
「気にしなくてもいいのじゃ。それにしても、思っていたよりも遅かったの? 何かあったのかの?」
「あぁ、丁度昼時だからな。屋台で食べ物を買ってきてたんだよ」
「そうなのかの? セウンが来たら、何か買いに行こうという話になっていたから丁度良かったのじゃ。ありがとうなのじゃ」
「いや、俺が勝手にやったことだし気にしないでくれ。それより、中へ入ってもいいか?」
「そうじゃった、そうじゃった。ひき止めて悪かったのじゃ。では、中へ行くのじゃ」
「あぁ、頼む」
マオの後に続き、家の中へと入っていく。
「いらっしゃい、セウン」
部屋へ移動すると、シエルが声をかけてくれる。
その隣には、シェーン。そして何故か、ラスの姿もあった。
「あぁ、お邪魔するよ。それにしても、ラスもいたんだな」
「はい。シェーンさんが誘ってくれました」
「へぇ」
シェーンに視線を移すと、
「丁度、フィアンマ様に用事があったので、孤児院の方へお邪魔した際に、フィアンマ様からラスさんがお休みだとお聞きしたので、お誘いしました」
説明してくれる。
「そっか。でも、皆で揃って何してるんだ?」
「そんなの決まっておるのじゃ。女子会じゃよ」
胸を張りながら、隣にいたマオが答えてくれる。
「そ… そうか。そんな中邪魔して悪いな」
「なぁ、セウン。何か言いたそうな顔をしてないかの?」
「いや、何もないぞ。それより、ここに来る途中で、色々食べ物を買ってきたから、皆で食べようぜ」
マオからのジト目を背中に感じながら、テーブルの上に買ってきた物を並べていく。
「ほら、マオもそんな所で突っ立ってないで、早く食べようぜ」
「はぁ… そうじゃの。いっぱい食べてやるのじゃ!!」
意気込んだマオも席に座り、皆で食べ始める。
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