上 下
26 / 29

セーブデータ26「流行らせたいの?それ。」

しおりを挟む
クロス「勝った!」

サグス「負けた!」

にこり「

クロス「どうした。勝ったんだから落ち着け。」

にこり「なんではしょるんだよ!前もあったぞこれ!」

サグス「くそ!負けてしまった!……だが、俺は全力を出しきった。悔いはない。」

にこり「悔いあれよ!はしょられてんだぞ!」

サグス「さっきからなんなんですか?はしょったとかはしょってないとか。」

にこり「この話重要なシーンはしょる癖あるよね!それ良くないよ!これはボケじゃなくてサボりになってるから!単純に作者がめんどくさくなってるだけなんですよ!」

クロス「どうしたんだにこり。」

にこり「これは怠慢ですよ!こんな作者を許すな!これを面白いとしている作者はクズだ!」

クロス「何があったんだよ。積もりに積もった感すごいな。」

にこり「また教えなさいよ!」

クロス「何を?」

にこり「はしょったシーンの内容を!」

サグス「いや、にこりさん見てましたよね?」

にこり「そういうのはいいの!早く!」

クロス「わかったわかった。まず最初は互角だったんだけど、つばぜり合いで俺が勝って若干優勢になったの。」

サグス「その後に三枚おろしって技をくらって俺が死んだ。」

にこり「死んだの!?えっ、じゃあなんで今いるの!?」

クロス「その後にさすらいの魔術師を名乗る人が復活させてくれたんじゃん。」

にこり「また出てきてない!?何その人!?2回も出てきてんのに可哀想だよ!」

サグス「良い戦いだった!クロス!」

クロス「こちらこそ!サグス!」

ヒクル「なんか良いシーンですね。」

スポ美「RPGの泣けるシーンっぽい。」

女神様「あ、終わりましたか……?」

にこり「女神様もしかして見てなかったんですか!?」

女神様「見てました見てました……クロスチームが先に21点取ったんですよね?」

スポ美「バレーボール見てたでしょ!」

女神様「セパタクローです……」

スポ美「そっちかぁー!!!」

にこり「戦い見てないじゃないの!!!」

女神様「ごめがみ……」

クロス「女神ギャグみたいなのするな」

女神様「で、どっちが勝ったんでしょうか……」

クロス「俺がさんまいおろしで勝ちました。」

女神様「何言ってるんですか……?」

にこり「そうなるわな!」

女神様「ではどうしましょう……サグス一行はこれより先に進めないのですが……」

サグス「それなんだけどさ、こいつらって他のゲームのキャラっぽいんだよ。」

女神様「どういうことですか……?」

にこり「ごめんなさいね!色々あってね!」

サグス「だから俺たちも他のゲームのキャラになってみたいんだよ!」

女神様「なるほど……つまり他のゲームのキャラになりたいと……」

クロス「そう言ってたろ。」

女神様「わかりました……では皆さんは他のゲームに行っていただきましょう……はぁ!!!!!」

サグス達「うわー!!!!!!!」

にこり「普通にオールゲームシティに戻せばいいのに。」

ヒクル「飛ばす必要ありました?」

女神様「なんか女神っぽいかなって……」

スポ美「ぽいで人を飛ばすな。」

女神様「ごめがみ……」

クロス「流行らせたいの?それ。」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

乙女ゲームのお邪魔お局に転生してしまった私。

よもぎ
ファンタジー
「よりにもよって卑眼蚊(ヒメカ)かよ~ッ!?」私が転生したのは、乙女ゲーム「どきどきオフィスラブ」で主人公の恋路を邪魔する、仕事はできるけど見た目と性格が最悪なお局【城之内姫華】だった!ちなみに、【卑眼蚊】というのはファンから付けられたあだ名で、イケメンが大好きでいやらしい目付きで蚊のようにしつこく付き纏い、イケメンに近付く(特に若くて可愛い)女を目の敵にして排除するからそう呼ばれ、ついには公式も卑眼蚊呼びをするのだった。でも、卑眼蚊にはとんでもない秘密があって・・・?とにかく、主人公が誰と結ばれても卑眼蚊は退職!こんないい会社辞めてたまるか!私の奮闘が始まる!

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

追放シーフの成り上がり

白銀六花
ファンタジー
王都のギルドでSS級まで上り詰めた冒険者パーティー【オリオン】の一員として日々活躍するディーノ。 前衛のシーフとしてモンスターを翻弄し、回避しながらダメージを蓄積させていき、最後はパーティー全員でトドメを刺す。 これがディーノの所属するオリオンの戦い方だ。 ところが、SS級モンスター相手に命がけで戦うディーノに対し、ほぼ無傷で戦闘を終えるパーティーメンバー。 ディーノのスキル【ギフト】によってパーティーメンバーのステータスを上昇させ、パーティー内でも誰よりも戦闘に貢献していたはずなのに…… 「お前、俺達の実力についてこれなくなってるんじゃねぇの?」とパーティーを追放される。 ディーノを追放し、新たな仲間とパーティーを再結成した元仲間達。 新生パーティー【ブレイブ】でクエストに出るも、以前とは違い命がけの戦闘を繰り広げ、クエストには失敗を繰り返す。 理由もわからず怒りに震え、新入りを役立たずと怒鳴りちらす元仲間達。 そしてソロの冒険者として活動し始めるとディーノは、自分のスキルを見直す事となり、S級冒険者として活躍していく事となる。 ディーノもまさか、パーティーに所属していた事で弱くなっていたなどと気付く事もなかったのだ。 それと同じく、自分がパーティーに所属していた事で仲間を弱いままにしてしまった事にも気付いてしまう。 自由気ままなソロ冒険者生活を楽しむディーノ。 そこに元仲間が会いに来て「戻って来い」? 戻る気などさらさら無いディーノはあっさりと断り、一人自由な生活を……と、思えば何故かブレイブの新人が頼って来た。

婚約破棄?王子様の婚約者は私ではなく檻の中にいますよ?

荷居人(にいと)
恋愛
「貴様とは婚約破棄だ!」 そうかっこつけ王子に言われたのは私でした。しかし、そう言われるのは想定済み……というより、前世の記憶で知ってましたのですでに婚約者は代えてあります。 「殿下、お言葉ですが、貴方の婚約者は私の妹であって私ではありませんよ?」 「妹……?何を言うかと思えば貴様にいるのは兄ひとりだろう!」 「いいえ?実は父が養女にした妹がいるのです。今は檻の中ですから殿下が知らないのも無理はありません」 「は?」 さあ、初めての感動のご対面の日です。婚約破棄するなら勝手にどうぞ?妹は今日のために頑張ってきましたからね、気持ちが変わるかもしれませんし。 荷居人の婚約破棄シリーズ第八弾!今回もギャグ寄りです。個性な作品を目指して今回も完結向けて頑張ります! 第七弾まで完結済み(番外編は生涯連載中)!荷居人タグで検索!どれも繋がりのない短編集となります。 表紙に特に意味はありません。お疲れの方、猫で癒されてねというだけです。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~

朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。 お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない… そんな中、夢の中の本を読むと、、、

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

処理中です...