3 / 4
3問目「タクシーがなかなか止まってくれません。どうして?」
しおりを挟む
「タクシーがなかなか止まってくれません。どうして?」
A.顔がタイプじゃなかったから
A.どのタクシーも「前のタクシーを追って!
」って言われてる
A.エイリアンが侵略してきているので、それどころではないから
「タクシー!」
一台のタクシーが止まったが、私の顔を見た途端に走り出した。
「あっ!ちょっと!……えぇ?おーい!タクシー!」
一台のタクシーが止まったが、また私の顔を見た途端に走り出した。
「おい!ちょっと!待ってって!なんで走っていっちゃうんだ?……もしかして俺の顔がタイプじゃないのか?」
私は冗談を言い、気を紛らわした。
またタクシーが来た。私は止めようと手を上げたが「賃送」と表示されていたので手を下ろした。そのタクシーをよく見たら何やら人型だが人ではない何かが乗っていた。
「何だったんだろうあれ。」
そう思った瞬間、その後ろから二十台程のタクシーが烈を連ねて前のタクシーを追いかける。
「なんだなんだ!?」
これは何事だと思いスマホを開いたところ
「エイリアン、地球に潜伏か」
というネットニュースが入ってきた。
「そんな非科学的な…」
とは思ったが、さっき何かわからないものを見たばかりなので少し信じている自分もいた。
そこに一台のタクシーがやってきた。
「タクシー!」
一台のタクシーが止まった。そしてドアが開いた。やっとである。
「良かった!やっと止まりましたよー。」
「あれ?何回か乗車拒否されたのですか?」
「なんか俺の顔を見たら皆通り過ぎちゃったんですよ。もしかして俺の顔が運転手のタイプじゃなかったのかなって!まぁ、そんなことないですよね!」
「へぇ、そうだったんですか。私の星ではけっこうイケメンな方だと思いますけどね。」
「…………星?」
A.顔がタイプじゃなかったから
A.どのタクシーも「前のタクシーを追って!
」って言われてる
A.エイリアンが侵略してきているので、それどころではないから
「タクシー!」
一台のタクシーが止まったが、私の顔を見た途端に走り出した。
「あっ!ちょっと!……えぇ?おーい!タクシー!」
一台のタクシーが止まったが、また私の顔を見た途端に走り出した。
「おい!ちょっと!待ってって!なんで走っていっちゃうんだ?……もしかして俺の顔がタイプじゃないのか?」
私は冗談を言い、気を紛らわした。
またタクシーが来た。私は止めようと手を上げたが「賃送」と表示されていたので手を下ろした。そのタクシーをよく見たら何やら人型だが人ではない何かが乗っていた。
「何だったんだろうあれ。」
そう思った瞬間、その後ろから二十台程のタクシーが烈を連ねて前のタクシーを追いかける。
「なんだなんだ!?」
これは何事だと思いスマホを開いたところ
「エイリアン、地球に潜伏か」
というネットニュースが入ってきた。
「そんな非科学的な…」
とは思ったが、さっき何かわからないものを見たばかりなので少し信じている自分もいた。
そこに一台のタクシーがやってきた。
「タクシー!」
一台のタクシーが止まった。そしてドアが開いた。やっとである。
「良かった!やっと止まりましたよー。」
「あれ?何回か乗車拒否されたのですか?」
「なんか俺の顔を見たら皆通り過ぎちゃったんですよ。もしかして俺の顔が運転手のタイプじゃなかったのかなって!まぁ、そんなことないですよね!」
「へぇ、そうだったんですか。私の星ではけっこうイケメンな方だと思いますけどね。」
「…………星?」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
三人しかいない吹奏楽部は開き直って練習しなくなりましたが、なんか楽しそうです。
DZ
ライト文芸
三人しかいない七雪高校の吹奏楽部が、「これじゃあ練習できないじゃん!」と開き直って隣の教室を使っている科学部に迷惑をかける話です。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる