21 / 81
第一章 ジンディオールの復讐編
第21話 ルカ村での戦い(後編)
しおりを挟む
私は盗賊によって襲撃を受けた村に立ち寄り、村人を救うために盗賊たちと戦っていた。
多勢に無勢だったが、戦闘中に獲得した剣術スキル『疾風乱舞』により12名の盗賊相手に無傷で全滅を果たしていた。
一息ついた所でジュリアの様子を確認してみると、彼女も善戦しており、残る盗賊もあと三名となっていた…。
「水の礫よ、迸れ!『水塊弾丸!』」
ジュリアは両手を前に突き出すと、小さな水の塊が多数具現化されていた。
多数の水の塊は、勢いよく盗賊たちに向かって飛んでいった。
まるで弾丸が飛んでいったかのような勢いで、水は前方にいる盗賊たちに直撃した。
驚くことに、水が直撃したと思われる箇所には穴が開き、そこからは血が溢れ出していた。
(うわぁ。本当に銃弾のような攻撃だな。これは三人とも即死だわ。本当に水だよな?恐ろしい攻撃だ。)
恐らくは物凄く高圧に噴出された水であるため、銃弾のような威力を発揮したのだと思われる。
私は、マシンガンとか散弾銃とかそのような攻撃を思い浮かべていた。
「ジュリア!」
「ジンさん!終わりました!」
「凄いじゃないか!あの水魔法はいつの間に?」
「はい。戦いの最中に突然使えるようになったんです。不思議なんですが、使い方も前から知っていたかのような感じで…。」
どうやら私の『疾風乱舞』と同じようなことがジュリアにも起きたようである。
「キサマァ!良くも子分たちを!許さん!」
この場所より少し先の住居から大柄な男が現れて、鬼の形相でこちら歩いて向かってきた。
男の右手には剣が握られていたが、左手には裸の女性が髪を引っ張られる形で引きづられていたのである。
「痛い!もうやめて!」
女性の悲鳴にも似た訴えがこちらにも届いてくる。
村を襲い、この女性に乱暴を働いたのだろう。
男も裸同然の姿で、非常に下品で醜い容姿を晒していた。
剣を棍棒に置き換えれば、先日戦ったゴブリンリーダーと大して変わらない姿だろう。
そして、この男がこの盗賊の頭領で間違いないようだ。
残った二名の子分も頭領の後に続いてこちらに向かっている。
「おい!俺たちに楯突くとはいい度胸じゃねぇか!俺たちは泣く子も黙るサンギョ盗賊団だ!」
ゴブリンリーダーのような大男は、大きな声を上げて語りかけた。
「親方、こいつビビっているぜ!」
「ああ、親方を見てビビんねぇ奴はいねぇぜ!」
小柄で小太りな子分二人も、煽るように言葉を投げかけている。
「その女性を解放しろ!降参してお縄になるなら命までは取らないでやろう。」
「ガハハ!キサマのような優男相手に降参だぁ?笑わせんな!」
「アハハ!おい聞いたか?親方相手に降参しろだってよ!」
「アハハ!ああ、聞いたよ!馬鹿なんじゃないか?力量もわからないらしいな。」
ゴブリンリーダー似の頭領と、子豚のような小太りの子分二人は、私の発言がおかしかったらしく、腹を抱えて笑っている。
「それは残念だ。わざわざ生存の道を与えてあげたのだがな…。それでは子分たちのように罰を与えるとしようか。」
私は剣を取り戦闘に備える。
「ほほう…。やろうってのか!俺様は公都の兵士だって無様に逃げだす程の強さだ。もう容赦しねぇ。殺してやる!」
(レベル17の盗賊相手に逃げだす公都の兵士ってどうなんだ?逆に心配になるな…。)
裸の女性を子分二人に押し付けると、頭領のサンギョは剣を構えてこちらに襲い掛かってきた。
「おーりゃあ!!」
《ブンッ!》
サンギョの剣は物凄い音を立てて、空を切る。
「よっと…。」
奴の力は大した物だが、剣術スキルすら持っていない攻撃は容易に予想がつく。
いとも簡単に回避する。
「力は大したものだが、剣術は全然なっていないな。真面目に鍛錬しておけば良かったと思わないか?」
「ぬかせ!フンッ!」
《ドカッ!》
上から振り下ろした剣先は、私を捉えることなく地面に激突する。
土が抉れて土砂が飛び散った。
「ペッ!ペッ!」
飛び散った土砂が子分たちの口に入ったらしい。
「フフッ…。」
子豚似の二人の様子が愉快に感じられ、思わず笑がこぼれてしまう。
「キサマ!スカしているんじゃねぇ!」
私の微笑がサンギョの逆鱗に触れたらしい。
サンギョの連続攻撃が私を襲う…。
《ブン!ブン!ブンッ!》
「糞がぁ!当たらねぇ!」
「当たり前だ!実力が違うんだよ!そろそろ終わりにしてやろう。」
《ザンッ!》
私は横凪の一閃を放った。
「ぐぁぁぁぁ!手がぁ!俺の手がぁ!」
地面に落下した右手を見ながらサンギョは悲鳴を上げた。
「これで終わりだ!」
私は剣先をサンギョの首筋に立てると、鋭い目つきで見下ろした。
「ひぃ…。」
流石のサンギョも戦意を失ったようだ。
「おい!そこの男!剣を捨てろ!さ、さもないと…。」
「おい、ルルドしっかりしろ!さもないとこの女をこ、殺すぞ!」
今度は子豚の二人組だった。
明らかに弱いのだが、女性を盾にして精一杯の強気に出たようだ。
自分たちが劣勢に立たされて、死なないための活路を必死に見いだしたのだろう。
(二人がかりで人質をとられたか。流石に分が悪いな。どうしたものか…。)
ふと、ジュリアの方に視線を送ると、瞬時に打開策が閃いた。
「脅しのつもりか?彼女を見ろ!弓に掛かっているのは二本の矢だ。彼女は弓の名手だ。お前たちがその娘を攻撃する前に、彼女はお前たち二人の頭を同時に射抜けるぞ!」
私の隣に立つジュリアは、宣言どおり矢を二本矢にかけており、何時でも放てるように準備していたのだ。
(ああは言ったものの、ジュリアは本当にやれるのか?思い付きのハッタリなんだがなぁ。)
「ひぃ…。こぇぇ。こ、降参する!」「俺たちの負けだ!殺さなでくれ!」
私の脅しは成功し、女性は解放された。
◇
「なあ、ジュリア。最後の二本矢の攻撃だけど、あれは本当にできたのかい?」
「ああ。あれですね?あれは威嚇のために思い付いただけで、実はできません!」
《ズコッ!》
「や、やっぱりできなかったんだ…。アハハ。」
「ウフフ。間違って女性に当たったら大変じゃないですか!」
「確かに…。しかし、アレがあったから被害を出さずに降参されられたんだよ。」
「そうですね。でも、ジンさんの女神さま効果で私の成長も早いですし、いつかは出来そうな気がします。」
「ジュリア!そのことは他の人には内密に…。」
「あっ!お口閉めますね!ごめんなさい…。」
私たちは笑顔で見つめ合った。
その後、サンギョと子豚二人は、村人たちに捕らえられた。
こうして、ルカ村の盗賊襲撃騒動は一件落着した。
村人たちにはたいそう感謝され、一晩泊めて頂いた後に出発することにした。
《 翌朝 》
私たちが村を旅立つ時、大勢の村人に見送られることになった。
代表して村長が私に声を掛けてきた。
「ジンさん、ジュリアさん。もう行ってしまわれるのですかな?」
「ええ。とりあえず公都に行き、更に北を目指すつもりです。」
「そうですか。お二人はあのホセ村からいらしたのだそうですね。身分証もなく公都に入るのは大変でしょう。正門の兵士宛に手紙をしたためましたのでお持ちください。きっと力になってくれるでしょう。」
「村長さん。それはありがたい。感謝します。」
「あっ、もう一つ。サンギョ盗賊団を討伐したことも手紙に書いてあります。いずれ兵士がこの村まで盗賊を引き取りにくるでしょう。事実関係が証明されれば貴方に懸賞金が支払われるはずです。くれぐれも手紙を渡し忘れないようにしてくださいね。」
「承知しました。では、村長さん、皆さん。どうかお達者で!」「さようなら!」
私とジュリアは、ルカ村の皆さんに手を振って村を後にした。
次に目指す公都フェルナンドもあと少し。
私たちの足取りは軽く感じられたのであった…。
多勢に無勢だったが、戦闘中に獲得した剣術スキル『疾風乱舞』により12名の盗賊相手に無傷で全滅を果たしていた。
一息ついた所でジュリアの様子を確認してみると、彼女も善戦しており、残る盗賊もあと三名となっていた…。
「水の礫よ、迸れ!『水塊弾丸!』」
ジュリアは両手を前に突き出すと、小さな水の塊が多数具現化されていた。
多数の水の塊は、勢いよく盗賊たちに向かって飛んでいった。
まるで弾丸が飛んでいったかのような勢いで、水は前方にいる盗賊たちに直撃した。
驚くことに、水が直撃したと思われる箇所には穴が開き、そこからは血が溢れ出していた。
(うわぁ。本当に銃弾のような攻撃だな。これは三人とも即死だわ。本当に水だよな?恐ろしい攻撃だ。)
恐らくは物凄く高圧に噴出された水であるため、銃弾のような威力を発揮したのだと思われる。
私は、マシンガンとか散弾銃とかそのような攻撃を思い浮かべていた。
「ジュリア!」
「ジンさん!終わりました!」
「凄いじゃないか!あの水魔法はいつの間に?」
「はい。戦いの最中に突然使えるようになったんです。不思議なんですが、使い方も前から知っていたかのような感じで…。」
どうやら私の『疾風乱舞』と同じようなことがジュリアにも起きたようである。
「キサマァ!良くも子分たちを!許さん!」
この場所より少し先の住居から大柄な男が現れて、鬼の形相でこちら歩いて向かってきた。
男の右手には剣が握られていたが、左手には裸の女性が髪を引っ張られる形で引きづられていたのである。
「痛い!もうやめて!」
女性の悲鳴にも似た訴えがこちらにも届いてくる。
村を襲い、この女性に乱暴を働いたのだろう。
男も裸同然の姿で、非常に下品で醜い容姿を晒していた。
剣を棍棒に置き換えれば、先日戦ったゴブリンリーダーと大して変わらない姿だろう。
そして、この男がこの盗賊の頭領で間違いないようだ。
残った二名の子分も頭領の後に続いてこちらに向かっている。
「おい!俺たちに楯突くとはいい度胸じゃねぇか!俺たちは泣く子も黙るサンギョ盗賊団だ!」
ゴブリンリーダーのような大男は、大きな声を上げて語りかけた。
「親方、こいつビビっているぜ!」
「ああ、親方を見てビビんねぇ奴はいねぇぜ!」
小柄で小太りな子分二人も、煽るように言葉を投げかけている。
「その女性を解放しろ!降参してお縄になるなら命までは取らないでやろう。」
「ガハハ!キサマのような優男相手に降参だぁ?笑わせんな!」
「アハハ!おい聞いたか?親方相手に降参しろだってよ!」
「アハハ!ああ、聞いたよ!馬鹿なんじゃないか?力量もわからないらしいな。」
ゴブリンリーダー似の頭領と、子豚のような小太りの子分二人は、私の発言がおかしかったらしく、腹を抱えて笑っている。
「それは残念だ。わざわざ生存の道を与えてあげたのだがな…。それでは子分たちのように罰を与えるとしようか。」
私は剣を取り戦闘に備える。
「ほほう…。やろうってのか!俺様は公都の兵士だって無様に逃げだす程の強さだ。もう容赦しねぇ。殺してやる!」
(レベル17の盗賊相手に逃げだす公都の兵士ってどうなんだ?逆に心配になるな…。)
裸の女性を子分二人に押し付けると、頭領のサンギョは剣を構えてこちらに襲い掛かってきた。
「おーりゃあ!!」
《ブンッ!》
サンギョの剣は物凄い音を立てて、空を切る。
「よっと…。」
奴の力は大した物だが、剣術スキルすら持っていない攻撃は容易に予想がつく。
いとも簡単に回避する。
「力は大したものだが、剣術は全然なっていないな。真面目に鍛錬しておけば良かったと思わないか?」
「ぬかせ!フンッ!」
《ドカッ!》
上から振り下ろした剣先は、私を捉えることなく地面に激突する。
土が抉れて土砂が飛び散った。
「ペッ!ペッ!」
飛び散った土砂が子分たちの口に入ったらしい。
「フフッ…。」
子豚似の二人の様子が愉快に感じられ、思わず笑がこぼれてしまう。
「キサマ!スカしているんじゃねぇ!」
私の微笑がサンギョの逆鱗に触れたらしい。
サンギョの連続攻撃が私を襲う…。
《ブン!ブン!ブンッ!》
「糞がぁ!当たらねぇ!」
「当たり前だ!実力が違うんだよ!そろそろ終わりにしてやろう。」
《ザンッ!》
私は横凪の一閃を放った。
「ぐぁぁぁぁ!手がぁ!俺の手がぁ!」
地面に落下した右手を見ながらサンギョは悲鳴を上げた。
「これで終わりだ!」
私は剣先をサンギョの首筋に立てると、鋭い目つきで見下ろした。
「ひぃ…。」
流石のサンギョも戦意を失ったようだ。
「おい!そこの男!剣を捨てろ!さ、さもないと…。」
「おい、ルルドしっかりしろ!さもないとこの女をこ、殺すぞ!」
今度は子豚の二人組だった。
明らかに弱いのだが、女性を盾にして精一杯の強気に出たようだ。
自分たちが劣勢に立たされて、死なないための活路を必死に見いだしたのだろう。
(二人がかりで人質をとられたか。流石に分が悪いな。どうしたものか…。)
ふと、ジュリアの方に視線を送ると、瞬時に打開策が閃いた。
「脅しのつもりか?彼女を見ろ!弓に掛かっているのは二本の矢だ。彼女は弓の名手だ。お前たちがその娘を攻撃する前に、彼女はお前たち二人の頭を同時に射抜けるぞ!」
私の隣に立つジュリアは、宣言どおり矢を二本矢にかけており、何時でも放てるように準備していたのだ。
(ああは言ったものの、ジュリアは本当にやれるのか?思い付きのハッタリなんだがなぁ。)
「ひぃ…。こぇぇ。こ、降参する!」「俺たちの負けだ!殺さなでくれ!」
私の脅しは成功し、女性は解放された。
◇
「なあ、ジュリア。最後の二本矢の攻撃だけど、あれは本当にできたのかい?」
「ああ。あれですね?あれは威嚇のために思い付いただけで、実はできません!」
《ズコッ!》
「や、やっぱりできなかったんだ…。アハハ。」
「ウフフ。間違って女性に当たったら大変じゃないですか!」
「確かに…。しかし、アレがあったから被害を出さずに降参されられたんだよ。」
「そうですね。でも、ジンさんの女神さま効果で私の成長も早いですし、いつかは出来そうな気がします。」
「ジュリア!そのことは他の人には内密に…。」
「あっ!お口閉めますね!ごめんなさい…。」
私たちは笑顔で見つめ合った。
その後、サンギョと子豚二人は、村人たちに捕らえられた。
こうして、ルカ村の盗賊襲撃騒動は一件落着した。
村人たちにはたいそう感謝され、一晩泊めて頂いた後に出発することにした。
《 翌朝 》
私たちが村を旅立つ時、大勢の村人に見送られることになった。
代表して村長が私に声を掛けてきた。
「ジンさん、ジュリアさん。もう行ってしまわれるのですかな?」
「ええ。とりあえず公都に行き、更に北を目指すつもりです。」
「そうですか。お二人はあのホセ村からいらしたのだそうですね。身分証もなく公都に入るのは大変でしょう。正門の兵士宛に手紙をしたためましたのでお持ちください。きっと力になってくれるでしょう。」
「村長さん。それはありがたい。感謝します。」
「あっ、もう一つ。サンギョ盗賊団を討伐したことも手紙に書いてあります。いずれ兵士がこの村まで盗賊を引き取りにくるでしょう。事実関係が証明されれば貴方に懸賞金が支払われるはずです。くれぐれも手紙を渡し忘れないようにしてくださいね。」
「承知しました。では、村長さん、皆さん。どうかお達者で!」「さようなら!」
私とジュリアは、ルカ村の皆さんに手を振って村を後にした。
次に目指す公都フェルナンドもあと少し。
私たちの足取りは軽く感じられたのであった…。
1
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜
櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。
パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。
車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。
ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!!
相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム!
けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!!
パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!
転生王子はダラけたい
朝比奈 和
ファンタジー
大学生の俺、一ノ瀬陽翔(いちのせ はると)が転生したのは、小さな王国グレスハートの末っ子王子、フィル・グレスハートだった。
束縛だらけだった前世、今世では好きなペットをモフモフしながら、ダラけて自由に生きるんだ!
と思ったのだが……召喚獣に精霊に鉱石に魔獣に、この世界のことを知れば知るほどトラブル発生で悪目立ち!
ぐーたら生活したいのに、全然出来ないんだけどっ!
ダラけたいのにダラけられない、フィルの物語は始まったばかり!
※2016年11月。第1巻
2017年 4月。第2巻
2017年 9月。第3巻
2017年12月。第4巻
2018年 3月。第5巻
2018年 8月。第6巻
2018年12月。第7巻
2019年 5月。第8巻
2019年10月。第9巻
2020年 6月。第10巻
2020年12月。第11巻 出版しました。
PNもエリン改め、朝比奈 和(あさひな なごむ)となります。
投稿継続中です。よろしくお願いします!
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第1巻発売中です!】
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる