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第2章 初めての旅
第36話 岬の洞窟(前編)
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◇ 宿屋 鞠音 ◇
港町ペルモートに滞在して三日目の朝を迎えた。
今日も両腕が抱き枕状態のポヨヨン・ムニムニ刑で一日をスタートする。二人の寝顔は、どちらも可愛らしくて、思わず笑みが溢れてしまう。
昨日は、1000キログラムもの大量な『超純塩』の契約を成功させ、エチゴヤの露店販売も大盛況に終わった。
在庫の品物が全て売り切れてしまったため、本日はエチゴヤの営業を休み、酒場で囁かれていた『岬の洞窟』を調査する予定である。
私は、魔物の防御壁の話に興味があり、最近巣窟化した理由も気になっていた。防御壁の存在は謎だが、リヨンさんは双剣にいくつかの予備を持っているので、それを携えて岬の洞窟へ目指すことにした。
◇ 岬の洞窟入口付近 ◇
「ご主人様!何かいるにゃん!」
(あれが魔物か…なんだか普通のヤドカリみたいだけど…)
魔物は、サザエのような形をした巨大な貝殻を背負っている。貝殻からは複数の触手が伸びており、まるで大きなヤドカリのように見える。私は、片眼鏡で鑑定してみることにした。
- 名前:ヤドカリーナ
- 種族:貝魔(魔物)
- 能力:シールド(レベル1)・体当たり
- 特徴:体長120cm。全身に貝を鎧のように纏い、頑丈な守りを誇る。物理攻撃や魔法攻撃にも耐えるシールドスキルを使用する。群れで活動し、縄張りを持つ。縄張りに侵入しなければ攻撃されることはない。
(やはり、シールドという特殊なスキルを使用するようだ。少し能力を試させて貰おうかな。)
「ミミ。あの貝殻の魔物に音波攻撃をお願いします。」
「はいにゃん。」
『にゃおー!!』
ミミが大きな掛け声とともに音波攻撃を放つ。音波そのものは私の目には見えないが、空気を伝う振動は微かにこちらにも届く。
《バチン!》
音波がヤドカリーナに衝突したはずだが、一瞬だけ現れた無色透明な壁に阻まれて消滅してしまった。
「かき消されてしまったにゃん!?」
ミミはがっかりと肩を落としている。相手の能力は噂通りで、予想以上に手ごわいようだ。情報通り、ヤドカリーナは縄張り意識を持っており、攻撃を受けても動じず、縄張りに進入しなければ反撃の気配すら見せなかった。
『スキル シールド(レベル1)を検知しました。解析しますか?』
(凄いな!こんなことが起こるとは…。これは相手の能力を解析して、自分のものにするという意味なのだろうか?)
私は、初めての経験に驚愕する。
(もし、この能力を使えるようになれば、防御面において非常に頼もしい力になるんじゃないか!?)
そう思うと胸が躍るのを感じた。
『もちろん、Yesです。』
『解析を開始します。』
どうやら心の中で肯定すると実行される仕組みのようである。
『解析完了。スキル シールド(レベル1)を獲得。』
「おっしゃ!シールドGETだぜ!さっそく使ってみようかな。」
脳内ウィンドウを開き、シールドスキルをアクティベートしようとするところだった。しかし…。
『戦闘系スキルの使用不可』
『シールド(レベル1) 使用不可』
予想はしていたが、私はあらゆる戦闘系のスキルを扱うことはできないようだ。自身の能力を考えれば、それは何となく理解できる。強化薬の効果も私には及ばなかったことから、間違いはないだろう。しかし、きっと抜け道があるはずだ。
私は以前、タイゲンさんから借りた書籍によって入手した、『スキル付与』という神スキルを持っている。神スキルは、その名の通り神力を発揮して起こす奇跡の一つである。
試しに自分のタオルに『シールド(レベル1)』を付与してみよう。おそらく、上手くできているはずだ。念のため、片眼鏡の鑑定スキルを使ってタオルを確認してみる。
名前: シールドタオル
種類: スキル付与アイテム
価値: ☆☆☆☆
相場価格: error
効果: シールド(レベル1)
説明: どこにでもあるタオルにシールド(レベル1)が付与されている。サカモト・レイ作
(成功だな。今度こそスキルを発動させてみよう…。)
私は、完成したシールドタオルを手に握りしめて、スキルの発動に挑戦してみる。
(くっ…。生産系のスキルの時の様に、発動時のスキルイメージが全く湧き上がらない。やはりダメなのか…。)
私は戦闘系のスキルを扱うことはできないようだ。それは能力の制約からくるもので、どうしようもない現実である。ただ、私以外なら扱えるだろう。帰ったらリヨンさんとミミに何か作ってみようかな。
さて、ヤドカリーナにはどう立ち向かうか。シールドスキルに関して解析した所、シールド(レベル1)の防御壁は前方からの攻撃に対応することがわかった。つまり、後ろは『がら空き』ということである。
「ミミは、ヤドカリーナに再び音波攻撃を!リヨンさんは、同じヤドカリーナに対し、シールド展開後に合わせて背後から攻撃して下さい!貝は硬いので、内部の胴体を狙って下さいね。」
「御意!」
「はいにゃん!」
ミミが音波攻撃すると、それに合わせてリヨンさんが突撃した。音波攻撃は無効化されるが、その際にシールドが展開されたのをリヨンさんは見逃さない。
「この機会を逃さないわ。覚悟しなさい!」
リヨンさんが敏捷に後方に回り込み、鋭い攻撃で触手を次々と切り飛ばし、貝を蹴り上げる。ヤドカリーナはひっくり返り、身体が無防備に晒される。リヨンさんは容赦なく瞬時に止めを刺した。
「リヨンにゃん、やったにゃん!」「リヨンさん、お見事です。」
リヨンさんは、私たちの言葉に対して温かな微笑みを浮かべ、親指を立てて応えてくれた。さあ、ヤドカリーナの攻略方法はこれでつかめたぞ。残りの四体のヤドカリーナも、リヨンさんとミミの連携攻撃で難なく撃破したのであった…。
―――― 岬の洞窟 内部 ――――
私たちは、洞窟の内部に足を踏み入れた。私は、慎重を期するために片眼鏡におけるマップ表示を確認することにした。この洞窟は、迷宮とは全く異なる構造であり、ただ一筋の道を往くのみであった。
洞窟の全長は、おおよそ1.5キロメートルに及び、最奥部はまるで広場のような空間となっているようである。道は緩やかな下り坂となっており、このまま進み続ければ最奥部は海中か海底に位置しているのかもしれない。
街での噂の通り、ここは魔物の巣窟のようで、途中で魔物に遭遇することになった。以前、巨大な鷲に出くわしたことがあったが、今回は体長100cmほどの大きな鼠に遭遇した。
私は、日本で生活していた頃から、鼠や蜘蛛などの生き物が苦手だった。今回はそういった生物が巨大化しているため、全身にゾッとするような恐怖が広がり、近づくことにためらいを感じていた。
「ご主人様、今度はミミの出番にゃあ。」
「ミミさん、大丈夫ですか?」
「はいにゃ、任せてくださいにゃあ。」
「ミミ、少しでも危険を感じたらすぐに退いてください。」
「はいにゃ。」
襲いかかってきたのは、大鼠だった。私が知っているネズミは、おくびょうな印象があった。しかし、この世界ではそれが常識なのか、もしくは魔物であるが故なのか、非常に凶暴で闘志に満ちた姿に映った。鋭い牙をむき出しにして突進してくる様子は、まさに恐ろしい相手という感覚を抱かせる。
静かに身構えたミミは一切動揺しない。リヨンさんのような武器は持っておらず、まったく武装していない状態だ。本当に大丈夫なのだろうか。
大鼠は飛びかかり噛みつき攻撃を仕掛けようとしている。
「遅いにゃん!」
ミミは跳び出して応戦した。リヨンさんにも引けを取らないほどの瞬速で、大鼠の横をかわして通り抜けた。
《シャッ!! 》《パラパラパラ…。》
すると、ミミの鋭い爪は相手を引き裂き、わずかな瞬間で、大鼠の体はバラバラになり息絶えた。
(すごい...。これが神獣であるミミの力か...。)
ミミをじっくり見ると、指の爪が通常よりも長く伸びているようだった。おそらく、この長い爪は鋭さと強度を兼ね備え、相手を容易にバラバラに切り裂いたのだろう。
(戦闘時に爪が伸びるとは驚きだ。まるでゲゲ〇に出てくるキャラのようだね。ミミは同郷たけど、神獣としてこれほど戦えるのに、俺は何と不甲斐ないことか…。ただ、タイゲンさんの話では、俺も覚醒する可能性はあるということだし、いずれ活躍できることを期待して待つことにしよう。)
更に、五匹の大鼠が現れるが、ミミは全く危なげのない様子で次々に倒して行った。
「終わったにゃん。」
「ミミ、凄いじゃないか!?こんなに戦えると思っていなかったよ!」
「ミミさん、素晴らしい戦いでしたよ。」
「えへへ…。」
ミミは、私やリヨンさんからの称賛によって、喜びに満ちた微笑を浮かべていた。ミミの戦闘力がリヨンさんに匹敵するであろうことは、将来の行商での移動面において、非常に頼もしい戦力となるだろう。
私たちは、さらに洞窟の奥へと進むことにした。洞窟らしい通路を抜けると、そこに広がっていたのは洞窟の最奥部である広大な空間だった。
― to be continued ―
港町ペルモートに滞在して三日目の朝を迎えた。
今日も両腕が抱き枕状態のポヨヨン・ムニムニ刑で一日をスタートする。二人の寝顔は、どちらも可愛らしくて、思わず笑みが溢れてしまう。
昨日は、1000キログラムもの大量な『超純塩』の契約を成功させ、エチゴヤの露店販売も大盛況に終わった。
在庫の品物が全て売り切れてしまったため、本日はエチゴヤの営業を休み、酒場で囁かれていた『岬の洞窟』を調査する予定である。
私は、魔物の防御壁の話に興味があり、最近巣窟化した理由も気になっていた。防御壁の存在は謎だが、リヨンさんは双剣にいくつかの予備を持っているので、それを携えて岬の洞窟へ目指すことにした。
◇ 岬の洞窟入口付近 ◇
「ご主人様!何かいるにゃん!」
(あれが魔物か…なんだか普通のヤドカリみたいだけど…)
魔物は、サザエのような形をした巨大な貝殻を背負っている。貝殻からは複数の触手が伸びており、まるで大きなヤドカリのように見える。私は、片眼鏡で鑑定してみることにした。
- 名前:ヤドカリーナ
- 種族:貝魔(魔物)
- 能力:シールド(レベル1)・体当たり
- 特徴:体長120cm。全身に貝を鎧のように纏い、頑丈な守りを誇る。物理攻撃や魔法攻撃にも耐えるシールドスキルを使用する。群れで活動し、縄張りを持つ。縄張りに侵入しなければ攻撃されることはない。
(やはり、シールドという特殊なスキルを使用するようだ。少し能力を試させて貰おうかな。)
「ミミ。あの貝殻の魔物に音波攻撃をお願いします。」
「はいにゃん。」
『にゃおー!!』
ミミが大きな掛け声とともに音波攻撃を放つ。音波そのものは私の目には見えないが、空気を伝う振動は微かにこちらにも届く。
《バチン!》
音波がヤドカリーナに衝突したはずだが、一瞬だけ現れた無色透明な壁に阻まれて消滅してしまった。
「かき消されてしまったにゃん!?」
ミミはがっかりと肩を落としている。相手の能力は噂通りで、予想以上に手ごわいようだ。情報通り、ヤドカリーナは縄張り意識を持っており、攻撃を受けても動じず、縄張りに進入しなければ反撃の気配すら見せなかった。
『スキル シールド(レベル1)を検知しました。解析しますか?』
(凄いな!こんなことが起こるとは…。これは相手の能力を解析して、自分のものにするという意味なのだろうか?)
私は、初めての経験に驚愕する。
(もし、この能力を使えるようになれば、防御面において非常に頼もしい力になるんじゃないか!?)
そう思うと胸が躍るのを感じた。
『もちろん、Yesです。』
『解析を開始します。』
どうやら心の中で肯定すると実行される仕組みのようである。
『解析完了。スキル シールド(レベル1)を獲得。』
「おっしゃ!シールドGETだぜ!さっそく使ってみようかな。」
脳内ウィンドウを開き、シールドスキルをアクティベートしようとするところだった。しかし…。
『戦闘系スキルの使用不可』
『シールド(レベル1) 使用不可』
予想はしていたが、私はあらゆる戦闘系のスキルを扱うことはできないようだ。自身の能力を考えれば、それは何となく理解できる。強化薬の効果も私には及ばなかったことから、間違いはないだろう。しかし、きっと抜け道があるはずだ。
私は以前、タイゲンさんから借りた書籍によって入手した、『スキル付与』という神スキルを持っている。神スキルは、その名の通り神力を発揮して起こす奇跡の一つである。
試しに自分のタオルに『シールド(レベル1)』を付与してみよう。おそらく、上手くできているはずだ。念のため、片眼鏡の鑑定スキルを使ってタオルを確認してみる。
名前: シールドタオル
種類: スキル付与アイテム
価値: ☆☆☆☆
相場価格: error
効果: シールド(レベル1)
説明: どこにでもあるタオルにシールド(レベル1)が付与されている。サカモト・レイ作
(成功だな。今度こそスキルを発動させてみよう…。)
私は、完成したシールドタオルを手に握りしめて、スキルの発動に挑戦してみる。
(くっ…。生産系のスキルの時の様に、発動時のスキルイメージが全く湧き上がらない。やはりダメなのか…。)
私は戦闘系のスキルを扱うことはできないようだ。それは能力の制約からくるもので、どうしようもない現実である。ただ、私以外なら扱えるだろう。帰ったらリヨンさんとミミに何か作ってみようかな。
さて、ヤドカリーナにはどう立ち向かうか。シールドスキルに関して解析した所、シールド(レベル1)の防御壁は前方からの攻撃に対応することがわかった。つまり、後ろは『がら空き』ということである。
「ミミは、ヤドカリーナに再び音波攻撃を!リヨンさんは、同じヤドカリーナに対し、シールド展開後に合わせて背後から攻撃して下さい!貝は硬いので、内部の胴体を狙って下さいね。」
「御意!」
「はいにゃん!」
ミミが音波攻撃すると、それに合わせてリヨンさんが突撃した。音波攻撃は無効化されるが、その際にシールドが展開されたのをリヨンさんは見逃さない。
「この機会を逃さないわ。覚悟しなさい!」
リヨンさんが敏捷に後方に回り込み、鋭い攻撃で触手を次々と切り飛ばし、貝を蹴り上げる。ヤドカリーナはひっくり返り、身体が無防備に晒される。リヨンさんは容赦なく瞬時に止めを刺した。
「リヨンにゃん、やったにゃん!」「リヨンさん、お見事です。」
リヨンさんは、私たちの言葉に対して温かな微笑みを浮かべ、親指を立てて応えてくれた。さあ、ヤドカリーナの攻略方法はこれでつかめたぞ。残りの四体のヤドカリーナも、リヨンさんとミミの連携攻撃で難なく撃破したのであった…。
―――― 岬の洞窟 内部 ――――
私たちは、洞窟の内部に足を踏み入れた。私は、慎重を期するために片眼鏡におけるマップ表示を確認することにした。この洞窟は、迷宮とは全く異なる構造であり、ただ一筋の道を往くのみであった。
洞窟の全長は、おおよそ1.5キロメートルに及び、最奥部はまるで広場のような空間となっているようである。道は緩やかな下り坂となっており、このまま進み続ければ最奥部は海中か海底に位置しているのかもしれない。
街での噂の通り、ここは魔物の巣窟のようで、途中で魔物に遭遇することになった。以前、巨大な鷲に出くわしたことがあったが、今回は体長100cmほどの大きな鼠に遭遇した。
私は、日本で生活していた頃から、鼠や蜘蛛などの生き物が苦手だった。今回はそういった生物が巨大化しているため、全身にゾッとするような恐怖が広がり、近づくことにためらいを感じていた。
「ご主人様、今度はミミの出番にゃあ。」
「ミミさん、大丈夫ですか?」
「はいにゃ、任せてくださいにゃあ。」
「ミミ、少しでも危険を感じたらすぐに退いてください。」
「はいにゃ。」
襲いかかってきたのは、大鼠だった。私が知っているネズミは、おくびょうな印象があった。しかし、この世界ではそれが常識なのか、もしくは魔物であるが故なのか、非常に凶暴で闘志に満ちた姿に映った。鋭い牙をむき出しにして突進してくる様子は、まさに恐ろしい相手という感覚を抱かせる。
静かに身構えたミミは一切動揺しない。リヨンさんのような武器は持っておらず、まったく武装していない状態だ。本当に大丈夫なのだろうか。
大鼠は飛びかかり噛みつき攻撃を仕掛けようとしている。
「遅いにゃん!」
ミミは跳び出して応戦した。リヨンさんにも引けを取らないほどの瞬速で、大鼠の横をかわして通り抜けた。
《シャッ!! 》《パラパラパラ…。》
すると、ミミの鋭い爪は相手を引き裂き、わずかな瞬間で、大鼠の体はバラバラになり息絶えた。
(すごい...。これが神獣であるミミの力か...。)
ミミをじっくり見ると、指の爪が通常よりも長く伸びているようだった。おそらく、この長い爪は鋭さと強度を兼ね備え、相手を容易にバラバラに切り裂いたのだろう。
(戦闘時に爪が伸びるとは驚きだ。まるでゲゲ〇に出てくるキャラのようだね。ミミは同郷たけど、神獣としてこれほど戦えるのに、俺は何と不甲斐ないことか…。ただ、タイゲンさんの話では、俺も覚醒する可能性はあるということだし、いずれ活躍できることを期待して待つことにしよう。)
更に、五匹の大鼠が現れるが、ミミは全く危なげのない様子で次々に倒して行った。
「終わったにゃん。」
「ミミ、凄いじゃないか!?こんなに戦えると思っていなかったよ!」
「ミミさん、素晴らしい戦いでしたよ。」
「えへへ…。」
ミミは、私やリヨンさんからの称賛によって、喜びに満ちた微笑を浮かべていた。ミミの戦闘力がリヨンさんに匹敵するであろうことは、将来の行商での移動面において、非常に頼もしい戦力となるだろう。
私たちは、さらに洞窟の奥へと進むことにした。洞窟らしい通路を抜けると、そこに広がっていたのは洞窟の最奥部である広大な空間だった。
― to be continued ―
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