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第3章 第三王女直属特別隊
第41話 エルフの村
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緑色の大きな光――風の上位精霊ジンを携えながら、金髪の女性が俺たちを睨んでくる。
胸と腰だけを布で覆い、お臍も脚も大胆に露出しているスレンダーな綺麗なお姉さんなだけに、その険しい表情が残念だ。
「待ってくれ。別に俺たちは敵意を持っている訳じゃない。このドルマンド村に用事があって来ただけなんだ」
「ドルマンド? でしたら、即刻立ち去りなさい。ここはそんな名前の村では無く、マートヒルという村です」
「え? あれ? そうなの? すみません」
(おーい、アオイ。場所が違うらしいぞ)
『そんなはずありません! ここは私の記憶通りの場所です。以前に立ち寄った時と、何一つ風景が変わってませんし』
(記憶通りって言っても、アオイの生前って魔王討伐とかって時代なんだろ? すっごく昔だし、風景が変わって無いなんて有り得ないよ。記憶違いだって)
『いえ、ここがドルマンド村ならば、長年景色が変わらない事だって有り得ます。だって、エルフの村ですし』
(エルフの村!? 嘘だろ? だって、あのお姉さんは、ちょっと細身で貧乳ってだけで、普通の人間だろ?)
『おそらくエルフだとばれないように、認識阻害魔法を使用しているんです。というか、ヘンリーさんには人間に見えているんですね? 私にはエルフにしか見えませんが』
な、何だってー!?
この人がエルフ? 確かに華奢だし、透明感のあるお姉さんだけど、本当にエルフなのだろうか。
少し引き気味のお姉さんをマジマジと見つめていると、
「貴方。ちょっと女性を凝視し過ぎじゃないかい?」
不意に頬を膨らませたアタランテが抱きついて来た。
どうしたんだろう。ちょっと不機嫌にも見えるけど。
「あ、そうだね。見ず知らずの人に失礼だったね。……すみません。俺、エルフって初めて見たもので」
「――ッ!? ど、どうして私がエルフだって……貴方たち、やっぱりこの村を襲いに来たのねっ!?」
「えぇっ!? ち、違いますっ! 俺には認識阻害魔法が効いていて、綺麗なお姉さんにしか見えないですから! エルフだなんて少しも思ってませんって」
「に、認識阻害魔法の事までっ! こ、こうなったら応援を……」
慌てて否定したのだけれど、何故かお姉さんの目がどんどん鋭くなっていく。
『ヘンリーさん。貴方、アホですか? 彼女はエルフだっていう事を隠したいから、認識阻害魔法を使っているんですよ?』
(し、仕方ないだろっ! もう言っちゃったんだから。それより、この村に来た目的を伝えて大丈夫か? また変に警戒されないか?)
『うーん。では、こう聞いてみてください……』
警戒を強める女性に、アオイに言われた通りの言葉を伝えてみると、
「あの、リンネア=リーカネンさんは未だ居られますか?」
「……え? どうして人間の貴方が、その名前を知っているのですか!?」
「えっと、その人の元仲間というか、知人というか、リンネア=リーカネンさんが残した記録について、今も取り続けているのかを知りたくて」
「……少しお待ちください。私では判断しかねます」
驚きの表情を浮かべ、女性が村の奥へと消えて行く。
(あのさ、リンネア=リーカネンって誰なんだ?)
『先程お伝えした通り、私の元仲間――勇者パーティの一人、弓使いのエルフですよ』
(勇者パーティのメンバーだって!? ……って、流石に亡くなっているんじゃないの?)
『どうでしょう。エルフの寿命は私たちの十倍ですからね。案外、まだ生きていたりして』
いやいや、流石にそれは無いだろう。
勇者や魔王だなんて、何世紀前の話だよって感じだし。
そんな事を考えていると、先程の女性が戻って来た。
「お待たせしました。こちらへどうぞ。長老様がお待ちです」
やった。どうやら、村の中へ入れて貰えるらしい。
背の高い木々に囲まれた、木で出来た家を眺めながら奥へと進む。
小さめの家が並ぶ中、少し大きめの建物へ通されると、高齢の――と言っても、俺たち人間からすればエルフは全員高齢だが――お爺さんが現れた。
「ようこそ、おいでなさいました。私がこの村の長老、サロモン=トッピネンですじゃ。村の入口では申し訳ありませんの。何分、ここはエルフの隠れ里みたいなものでしてな」
「あ、いえ。こちらこそ、突然お邪魔してしまい、すみません。えっと、俺はヘンリー=フォーサイスという者で、魔法学校の学生ではあるのですが、縁があってこの国の第三王女直属特別隊という所に所属しています」
「ほぉ、お若いのに騎士団の方でしたか。これは失礼を」
「いえ、騎士団ではないんです」
「おぉ、宮廷魔術士の方でしたか」
隊の名前を告げると、お爺さんエルフ、サロモンさんが値踏みするかのように俺を見てくる。
だけど、普通は騎士か宮廷魔術士だと思うよね。説明が面倒だから、第三王女直属特別隊についての訂正は省くけどさ。
「……ところでリンネア=リーカネンさんは居られますか?」
「ほっほっほ。ヘンリーさん。リンネア=リーカネンという名をどちらで? いえ、それよりもリンネア=リーカネンが何者かご存知ですかな?」
「えっと、大昔に勇者と共に魔王討伐の旅に出ていた方だと聞いています」
「その通り。我々エルフは人間に比べて長寿。私も千歳を超えておりますが、五千年も前の人物ですからな。流石に生きては居りませぬよ」
ですよねー。しかし大昔の話だとは思っていたけど、五千年も前の事なんだ。
『って、五千年!? じゃあ、ヘンリーさんが生きている……というか、今この瞬間は、私が生きていた時代から五千年も経っているんですかっ!?』
(みたいだな。というか、アオイってメチャクチャ大昔の人だったんだ)
『そ、そうみたいですね。五千年も経てば、村の名前も変わりますか……』
(俺としては、景観が変わっていなかったり、アオイがちゃんと村に誘導出来た事が奇跡だと思うけど)
『あぁ、それはエルフの魔力を探知していたんですよ。エルフの村なんてそうそうありませんから、エルフ特有の魔力が集まっている方角に向かって進んでもらっていただけです』
エルフ特有の魔力……また良く分からない言葉が出て来たけれど、それについてはまた今度教えてもらう事にして、この村へ来た本来の目的の話を勧める事にする。
「すみません。俺が聞いた話だと、リンネア=リーカネンさんは魔王の記録をしていたそうなのですが、その記録は今もとっていたりするのでしょうか?」
「もちろんです。五千年前に魔王が誕生した直後から、今もずっと観察と記録を続けています。勇者やリンネア=リーカネンの手によって力を封印されているものの、滅んだ訳ではありませんからな」
「なるほど……って、勇者によって力を封印? 滅んで居ない!?」
「えぇ。魔王を観察していた我らエルフですが、魔王討伐にも参加したリンネア=リーカネンが、村に戻って来てからも監視を続け、記録をしっかりと残しています。魔王は力を封じられただけで、今も魔王城の中で生きていると。そのため先祖代々、我々エルフは今も監視を行っているのです」
『ちょ、ちょっと待ってください! 魔王が生きている!? じゃあ私が力尽きた後、一体何がどうなったんですか!? 勇者は!? 他の仲間は!?』
(アオイ、落ち着けって。その話もちゃんと聞いてやるから)
ワタワタするアオイを落ち着かせ、俺はサロモンさんに勇者と魔王の戦いについて尋ねてみた。
胸と腰だけを布で覆い、お臍も脚も大胆に露出しているスレンダーな綺麗なお姉さんなだけに、その険しい表情が残念だ。
「待ってくれ。別に俺たちは敵意を持っている訳じゃない。このドルマンド村に用事があって来ただけなんだ」
「ドルマンド? でしたら、即刻立ち去りなさい。ここはそんな名前の村では無く、マートヒルという村です」
「え? あれ? そうなの? すみません」
(おーい、アオイ。場所が違うらしいぞ)
『そんなはずありません! ここは私の記憶通りの場所です。以前に立ち寄った時と、何一つ風景が変わってませんし』
(記憶通りって言っても、アオイの生前って魔王討伐とかって時代なんだろ? すっごく昔だし、風景が変わって無いなんて有り得ないよ。記憶違いだって)
『いえ、ここがドルマンド村ならば、長年景色が変わらない事だって有り得ます。だって、エルフの村ですし』
(エルフの村!? 嘘だろ? だって、あのお姉さんは、ちょっと細身で貧乳ってだけで、普通の人間だろ?)
『おそらくエルフだとばれないように、認識阻害魔法を使用しているんです。というか、ヘンリーさんには人間に見えているんですね? 私にはエルフにしか見えませんが』
な、何だってー!?
この人がエルフ? 確かに華奢だし、透明感のあるお姉さんだけど、本当にエルフなのだろうか。
少し引き気味のお姉さんをマジマジと見つめていると、
「貴方。ちょっと女性を凝視し過ぎじゃないかい?」
不意に頬を膨らませたアタランテが抱きついて来た。
どうしたんだろう。ちょっと不機嫌にも見えるけど。
「あ、そうだね。見ず知らずの人に失礼だったね。……すみません。俺、エルフって初めて見たもので」
「――ッ!? ど、どうして私がエルフだって……貴方たち、やっぱりこの村を襲いに来たのねっ!?」
「えぇっ!? ち、違いますっ! 俺には認識阻害魔法が効いていて、綺麗なお姉さんにしか見えないですから! エルフだなんて少しも思ってませんって」
「に、認識阻害魔法の事までっ! こ、こうなったら応援を……」
慌てて否定したのだけれど、何故かお姉さんの目がどんどん鋭くなっていく。
『ヘンリーさん。貴方、アホですか? 彼女はエルフだっていう事を隠したいから、認識阻害魔法を使っているんですよ?』
(し、仕方ないだろっ! もう言っちゃったんだから。それより、この村に来た目的を伝えて大丈夫か? また変に警戒されないか?)
『うーん。では、こう聞いてみてください……』
警戒を強める女性に、アオイに言われた通りの言葉を伝えてみると、
「あの、リンネア=リーカネンさんは未だ居られますか?」
「……え? どうして人間の貴方が、その名前を知っているのですか!?」
「えっと、その人の元仲間というか、知人というか、リンネア=リーカネンさんが残した記録について、今も取り続けているのかを知りたくて」
「……少しお待ちください。私では判断しかねます」
驚きの表情を浮かべ、女性が村の奥へと消えて行く。
(あのさ、リンネア=リーカネンって誰なんだ?)
『先程お伝えした通り、私の元仲間――勇者パーティの一人、弓使いのエルフですよ』
(勇者パーティのメンバーだって!? ……って、流石に亡くなっているんじゃないの?)
『どうでしょう。エルフの寿命は私たちの十倍ですからね。案外、まだ生きていたりして』
いやいや、流石にそれは無いだろう。
勇者や魔王だなんて、何世紀前の話だよって感じだし。
そんな事を考えていると、先程の女性が戻って来た。
「お待たせしました。こちらへどうぞ。長老様がお待ちです」
やった。どうやら、村の中へ入れて貰えるらしい。
背の高い木々に囲まれた、木で出来た家を眺めながら奥へと進む。
小さめの家が並ぶ中、少し大きめの建物へ通されると、高齢の――と言っても、俺たち人間からすればエルフは全員高齢だが――お爺さんが現れた。
「ようこそ、おいでなさいました。私がこの村の長老、サロモン=トッピネンですじゃ。村の入口では申し訳ありませんの。何分、ここはエルフの隠れ里みたいなものでしてな」
「あ、いえ。こちらこそ、突然お邪魔してしまい、すみません。えっと、俺はヘンリー=フォーサイスという者で、魔法学校の学生ではあるのですが、縁があってこの国の第三王女直属特別隊という所に所属しています」
「ほぉ、お若いのに騎士団の方でしたか。これは失礼を」
「いえ、騎士団ではないんです」
「おぉ、宮廷魔術士の方でしたか」
隊の名前を告げると、お爺さんエルフ、サロモンさんが値踏みするかのように俺を見てくる。
だけど、普通は騎士か宮廷魔術士だと思うよね。説明が面倒だから、第三王女直属特別隊についての訂正は省くけどさ。
「……ところでリンネア=リーカネンさんは居られますか?」
「ほっほっほ。ヘンリーさん。リンネア=リーカネンという名をどちらで? いえ、それよりもリンネア=リーカネンが何者かご存知ですかな?」
「えっと、大昔に勇者と共に魔王討伐の旅に出ていた方だと聞いています」
「その通り。我々エルフは人間に比べて長寿。私も千歳を超えておりますが、五千年も前の人物ですからな。流石に生きては居りませぬよ」
ですよねー。しかし大昔の話だとは思っていたけど、五千年も前の事なんだ。
『って、五千年!? じゃあ、ヘンリーさんが生きている……というか、今この瞬間は、私が生きていた時代から五千年も経っているんですかっ!?』
(みたいだな。というか、アオイってメチャクチャ大昔の人だったんだ)
『そ、そうみたいですね。五千年も経てば、村の名前も変わりますか……』
(俺としては、景観が変わっていなかったり、アオイがちゃんと村に誘導出来た事が奇跡だと思うけど)
『あぁ、それはエルフの魔力を探知していたんですよ。エルフの村なんてそうそうありませんから、エルフ特有の魔力が集まっている方角に向かって進んでもらっていただけです』
エルフ特有の魔力……また良く分からない言葉が出て来たけれど、それについてはまた今度教えてもらう事にして、この村へ来た本来の目的の話を勧める事にする。
「すみません。俺が聞いた話だと、リンネア=リーカネンさんは魔王の記録をしていたそうなのですが、その記録は今もとっていたりするのでしょうか?」
「もちろんです。五千年前に魔王が誕生した直後から、今もずっと観察と記録を続けています。勇者やリンネア=リーカネンの手によって力を封印されているものの、滅んだ訳ではありませんからな」
「なるほど……って、勇者によって力を封印? 滅んで居ない!?」
「えぇ。魔王を観察していた我らエルフですが、魔王討伐にも参加したリンネア=リーカネンが、村に戻って来てからも監視を続け、記録をしっかりと残しています。魔王は力を封じられただけで、今も魔王城の中で生きていると。そのため先祖代々、我々エルフは今も監視を行っているのです」
『ちょ、ちょっと待ってください! 魔王が生きている!? じゃあ私が力尽きた後、一体何がどうなったんですか!? 勇者は!? 他の仲間は!?』
(アオイ、落ち着けって。その話もちゃんと聞いてやるから)
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