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第2499話 落ち着くまでは……
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妻たちが暴走していないといいんだけど……シルキーたちが何とかしてくれていると助かるな。
妻たちの心配はこれで終わりだ。今は俺の方がピンチに近い。シンラたちを守らないといけないし、このダンジョンバトルも何とかしないといけない。
気持ちを切り替えて、いまするべきことを頭の中で考える。
まずは、マッピングとどんな敵がいるかを知りたいところだ。マナガルムはSランクの魔物だけど、ボスというわけではないだろう。俺の嫌がらせで配置した魔物ではあるが、あれが一番強いとは考えられない。
ダンジョンの形状を考えると、ボス自体いない可能性があるが、あいつより強い奴がいない保証はない。
生身で探索するのはちょっと危険すぎるが、人造ゴーレムが使えないとなれば……クリエイトアンデッドしかないでしょう。
俺は、最低限の魔力しかこめずに大量にアンデッドを作成していく。
実は何が作られるのか知らなかったが、今回判明した。リトルスケルトン……スケルトンを身長50センチメートルくらいまで小さくしたものだった。子どもの骨ではなく、大人のスケルトンを小さくしたような感じだ。
それが何で分かるかと聞かれれば、子どものように頭でっかちのスケルトンではなく、6~7頭身のスケルトンなのでそう判断しただけだ。
回復量が上回るので、リトルスケルトンを100体ほど生み出して、思い思いに探索するように命令をだいた。
アンデッド系だから、レイスとかスピリチュアル系は作り出せなかったよな……あいつらが作れるなら、色々とはかどるんだけど、とにかく数で押し切るか。
とにかくクリエイトアンデッドで、その後も大量にリトルスケルトンを作り出してある程度たまったら送り出す行動を繰り返す。
その間にも情報を得るためにマップ先生を見ている。
マップ先生にはトップだけが映るわけではなく5位までが映るので、その光点がどの位置にあるかを見たりしていた。
……俺が歩いた距離が大体、直線で400メートルほどか。これを元に光点の現れた位置までの距離を大まかに算出すると、俺のコアルームから外縁部までは50キロメートルほどはありそうだ。
リトルスケルトンたちは、小さいけどやはり魔物なのだろう……速度が速いな。結構な範囲をマッピングできている。
ん~だけど、いくつかの終着点でリトルスケルトンたちが死んでいるな。おそらく、ダンジョン側の魔物がリトルスケルトンたちを殺しているんだろうな。
敵には構わず勧めと命令しているので、おそらく通路に進む前にすべてが殲滅されているんだろう。ごっそりいなくなる部屋と、少し時間差で次々いなくなる部屋があるので、違うタイプの魔物がいるのだろう。
通路では接敵していないのか、そういった不自然な光点の減りは無いが、罠があるのか減っている場所が存在している。罠の事を失念していたな。
罠の発動タイプが分からないと、怖いな……ベタな感圧板とかボタン式ならいいけど、センサータイプとかだと面倒になるから本当に止めてほしいところだ。
少し魔力を多めにこめて、いくつか作ってみるとスケルトンを作り出すことに成功したので、安全な通路を集団で歩かせてみる。
途中でゾンビも生まれてしまったが、臭かったので速攻で火葬しておいた。
スケルトンは俺と同じくらいの身長のやつもいるので、それを歩かせることで問題がないかを確認するために沢山作っておく。一緒に安い金属も召喚して、体に巻き付けておく。大体俺と同じ重さになるようにしている形だな。
こんなことを4時間も続けていれば、ある程度情報は集まるモノだ。
俺がこのエリアを抜けるために、絶対に1匹は強敵を倒さないとこれ以上外側にはいけないということまで知ることができた。罠の数は多くないが、簡単に死んでいる事を考えると、そこそこ威力のある範囲攻撃があるんだろうな。
今日は、ここまでにしておこう。
コアルームに戻ると、シリウス君、ハク、テトが守ってくれている。ひとまず交代制にして、スライムたちに異常時の連絡を頼むか。
よし、今日中にここにたどり着く者はいないと判断できるので、少し休みを入れさせないとな。
俺が戻ってくると、シンラたちが駆け寄って来て、俺の足に抱きついてきた。
環境が一気に変わったせいで、目が覚めたら不安になってしまったのだろう……少し幼くなってしまった気がする。3人の頭を撫で繰り回し、ブラウニーたちが準備してくれた夕食を食べ、お風呂へ入った。
お風呂の時もシンラだけでなく、プラムもシオンも俺から離れようとしなかったことが心配だ。頼られていることは嬉しいが、ここまで心に影響を与えてくれたクソ神どもには、絶対に復讐してやるからな!
お風呂からあがると、ブラウニーたちがゲームの準備をしてくれていた。あ~預かっていたブラウニーがたまたま一緒に召喚された形か。助かるな。
シンラたちに手を引かれ、人をダメにするクッションに俺を胡坐状態で座らされた。
胡坐の中にシンラ、左右の膝にプラムとシオンが座り、俺の腕はプラムとシオンを抱える形だ。この子たちの精神が安定するまでは、近くにいないと拙いかもしれないな……
ブラウニーたちに目配せをすると頷いているので、しばらくはダンジョン探索はクリエイトアンデッドで作った魔物たちを使ってやるべきだな。
可能な限り強いアンデッドを作る必要があるな……
妻たちの心配はこれで終わりだ。今は俺の方がピンチに近い。シンラたちを守らないといけないし、このダンジョンバトルも何とかしないといけない。
気持ちを切り替えて、いまするべきことを頭の中で考える。
まずは、マッピングとどんな敵がいるかを知りたいところだ。マナガルムはSランクの魔物だけど、ボスというわけではないだろう。俺の嫌がらせで配置した魔物ではあるが、あれが一番強いとは考えられない。
ダンジョンの形状を考えると、ボス自体いない可能性があるが、あいつより強い奴がいない保証はない。
生身で探索するのはちょっと危険すぎるが、人造ゴーレムが使えないとなれば……クリエイトアンデッドしかないでしょう。
俺は、最低限の魔力しかこめずに大量にアンデッドを作成していく。
実は何が作られるのか知らなかったが、今回判明した。リトルスケルトン……スケルトンを身長50センチメートルくらいまで小さくしたものだった。子どもの骨ではなく、大人のスケルトンを小さくしたような感じだ。
それが何で分かるかと聞かれれば、子どものように頭でっかちのスケルトンではなく、6~7頭身のスケルトンなのでそう判断しただけだ。
回復量が上回るので、リトルスケルトンを100体ほど生み出して、思い思いに探索するように命令をだいた。
アンデッド系だから、レイスとかスピリチュアル系は作り出せなかったよな……あいつらが作れるなら、色々とはかどるんだけど、とにかく数で押し切るか。
とにかくクリエイトアンデッドで、その後も大量にリトルスケルトンを作り出してある程度たまったら送り出す行動を繰り返す。
その間にも情報を得るためにマップ先生を見ている。
マップ先生にはトップだけが映るわけではなく5位までが映るので、その光点がどの位置にあるかを見たりしていた。
……俺が歩いた距離が大体、直線で400メートルほどか。これを元に光点の現れた位置までの距離を大まかに算出すると、俺のコアルームから外縁部までは50キロメートルほどはありそうだ。
リトルスケルトンたちは、小さいけどやはり魔物なのだろう……速度が速いな。結構な範囲をマッピングできている。
ん~だけど、いくつかの終着点でリトルスケルトンたちが死んでいるな。おそらく、ダンジョン側の魔物がリトルスケルトンたちを殺しているんだろうな。
敵には構わず勧めと命令しているので、おそらく通路に進む前にすべてが殲滅されているんだろう。ごっそりいなくなる部屋と、少し時間差で次々いなくなる部屋があるので、違うタイプの魔物がいるのだろう。
通路では接敵していないのか、そういった不自然な光点の減りは無いが、罠があるのか減っている場所が存在している。罠の事を失念していたな。
罠の発動タイプが分からないと、怖いな……ベタな感圧板とかボタン式ならいいけど、センサータイプとかだと面倒になるから本当に止めてほしいところだ。
少し魔力を多めにこめて、いくつか作ってみるとスケルトンを作り出すことに成功したので、安全な通路を集団で歩かせてみる。
途中でゾンビも生まれてしまったが、臭かったので速攻で火葬しておいた。
スケルトンは俺と同じくらいの身長のやつもいるので、それを歩かせることで問題がないかを確認するために沢山作っておく。一緒に安い金属も召喚して、体に巻き付けておく。大体俺と同じ重さになるようにしている形だな。
こんなことを4時間も続けていれば、ある程度情報は集まるモノだ。
俺がこのエリアを抜けるために、絶対に1匹は強敵を倒さないとこれ以上外側にはいけないということまで知ることができた。罠の数は多くないが、簡単に死んでいる事を考えると、そこそこ威力のある範囲攻撃があるんだろうな。
今日は、ここまでにしておこう。
コアルームに戻ると、シリウス君、ハク、テトが守ってくれている。ひとまず交代制にして、スライムたちに異常時の連絡を頼むか。
よし、今日中にここにたどり着く者はいないと判断できるので、少し休みを入れさせないとな。
俺が戻ってくると、シンラたちが駆け寄って来て、俺の足に抱きついてきた。
環境が一気に変わったせいで、目が覚めたら不安になってしまったのだろう……少し幼くなってしまった気がする。3人の頭を撫で繰り回し、ブラウニーたちが準備してくれた夕食を食べ、お風呂へ入った。
お風呂の時もシンラだけでなく、プラムもシオンも俺から離れようとしなかったことが心配だ。頼られていることは嬉しいが、ここまで心に影響を与えてくれたクソ神どもには、絶対に復讐してやるからな!
お風呂からあがると、ブラウニーたちがゲームの準備をしてくれていた。あ~預かっていたブラウニーがたまたま一緒に召喚された形か。助かるな。
シンラたちに手を引かれ、人をダメにするクッションに俺を胡坐状態で座らされた。
胡坐の中にシンラ、左右の膝にプラムとシオンが座り、俺の腕はプラムとシオンを抱える形だ。この子たちの精神が安定するまでは、近くにいないと拙いかもしれないな……
ブラウニーたちに目配せをすると頷いているので、しばらくはダンジョン探索はクリエイトアンデッドで作った魔物たちを使ってやるべきだな。
可能な限り強いアンデッドを作る必要があるな……
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