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第2470話 長いって……
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熱が下がらないが元気に過ごしていた11日目……目が覚めると、1日目に匹敵する腹痛が襲ってきていた。
混乱する頭をフル稼働させて、まずはシルキーへ連絡を入れた。シルキーたちもどういう状況か分からず首をかしげるが、実際に今起こっている事なので、ブラウニーたちに色々な指示を出し始める。
妻たちにも連絡を入れ、腹痛がぶり返してきたことを伝えておく。もしかしたら、変異したウイルスかもしれないから、絶対に部屋に近付かないように連絡を入れておく。
働かない思考を何とか動かして、バザールに連絡を入れる。
簡単な状況説明をして、俺の部屋をコピーしたものをマイワールドに作る様にお願いした。念のため誰も入ってこれないように、マイワールドへ移動することにしたのだ。
それに部屋にウイルスが残っていたりすると困るので、ウイルスがいるであろう俺の部屋全体を新しい物と入れ替えることで、全てのウイルスを隔離するかたちだ。
バザールに用意してもらっている俺の部屋は完成したのだが、俺がまずここから出ないといけなかった。スライムたち従魔は残っていても問題ないのだが、俺を入れたままでは入れ替えを行うことができないから、早めに移動しないとな……
ベットの横にゲートを作り、そこへ乗ってゲートの先で小休止して、バザールに入れ替えてもらった後に、ゲートで部屋に戻る。これで無菌の新しい部屋が向こうに行って、ゲートの先にあった菌まみれの元の部屋がマイワールドへ移動した形になる。
菌まみれというのは表現が悪いが、一応スライムたちに部屋の隅々までキレイにするように頼んでいるし、魔法で空気中の菌も殺してはいる。だけど、俺の体内に菌が沢山繁殖しているので、こういう表現になってしまうんだよな。
ゲートを使い部屋に戻ると、倒れるようにしてベットへ寝込む。
痛みにうなされ寝るに寝れず、起きて何かすることもできず、1~4日目と同じように痛みにうなされるしかない。
ボーっとする意識の中で、どうしてこうなったのか考えるが、頭が回らず途中で思考が途切れ、また同じように考え始め途中で思考が途切れる……
どのくらい時間が経ったか分からない、トイレとベットの上を何度往復しただろうか?
昼食をスライムたちが運んできてくれた。
さすがに固形物は無理だろうと判断したシルキーたちが気を利かせて、ポタージュスープやヨーグルトを食事としてチョイスしてくれていた。
正直スプーンで口に運ぶのもだるいのを理解してくれているためか、ポタージュスープは人肌ほどに冷やされており、ストローで吸うことができて助かる。
本来なら行儀の悪い食べ方だろうが、そんなことにかまっている場合ではない。朝からのトイレの頻度とでるモノを考えると、クダスンデス改ほどは酷くないが、かなり水分を排出している状況なのだ。少しでも水分を取っておかないと、すぐに脱水症状になりそうで怖いくらいだ。
ブラウニーたちに連絡を入れて、スポーツドリンクを寒天で固めた物がほしいと伝えておく。水分として飲み込みにくい時に使う手段として、ゼリー状にしたりとろみをつけたりすると摂取しやすいので、それをお願いした形だ。
今、サラサラすぎるスポーツドリンクを渡されても、上手く飲み込める自信がないんだよね。それにゼリーなら、スポーツドリンクみたいに一気に飲むことも無いから、持続的にちょっとずつ摂取できると思う。
冷蔵庫で冷やしてもらい、冷たいのを少しずつ摂取していく。
この熱は、病原菌を殺すための熱だから、あまり下げるのも良くないのかな? 40度を超えてくるなら話は違うけど、39度とか中途半端な体温なのはなんでなんだろうな。
はっ、別に熱でしんどいわけじゃなく、腹痛でお腹が痛いのに……あれ? 腹痛で動けないのに、何で熱の事を……
色々考えるのもだるいな……
意識が飛んだり腹痛で目が覚めたり、トイレに行ったり、もう何も考えずにただただ時間が過ぎるのを待つだけ……
時間の感覚が怪しくなってきたが、お腹の痛みはまだおさまっていない。痛くなってから4日は経っていない可能性があるのか……
もう何も分からん。
どれだけ時間が経ったか分からないが、お腹の痛みが大分おさまってきた。
妻たちからの連絡も取れず、やせ我慢して会話もできないから、子どもたちにも心配かけさせてしまっているだろうな。
今回の病気はいつまで続くか分からないから、しばらく子どもたちと合えないのは寂しいな。
今回の病気は本当にどうなっているのやら。
『シュウ君、少し落ち着いたのかな? 4日も連絡を取らないから心配してたよ。スライムたちが食事を運んでたから、食事は食べてるって分かってたけど……大分瘦せたね。頬や首のあたりの肉がほとんどなくなってるじゃない……そんな姿になるまで、頑張らなくてもよかったのに……』
「みんながこれにかからなくて、本当に良かったと思ってるよ。心配されるのは分かってるけどさ、体験した俺から言うとさ、本当に俺がターゲットで良かったと思ってる。かなり大変だったからさ」
『痩せただけじゃなくて、少し肌もカサカサになってるね……こっちの事を心配してくれるのは良いけど、本当に自分だけで抱え込まないでよ。食事がしっかりとれるようになったら、無理しない程度に食べるんだよ。水分はしっかりとってね。もっと話したいけど、シュウ君が辛そうだから切るね』
少し涙を浮かべた表情をしていたミリーが電話を切る。
手とかみて痩せたとは感じていたが、顔も首も痩せていたんだな。筋肉の前に脂肪が全部そぎ落とされた感じかな? お腹とか触っても、皮の下にすぐ筋肉がある感じだ。シックスパックだったとしても、多少脂肪があるけど、それすらも無くなってる……試合当日のボディビルダーみたいな脂肪の少なさだ。
腕とかよく見たら、筋繊維が分かるくらいだし、何なら皮も薄くなっているんじゃないか? って感じだわ。子どもたちに合う前に、少しは体重戻しておかないと心配されそうだな……こんな姿を見られたら、ミーシャたちに泣かれるかもしれん。
混乱する頭をフル稼働させて、まずはシルキーへ連絡を入れた。シルキーたちもどういう状況か分からず首をかしげるが、実際に今起こっている事なので、ブラウニーたちに色々な指示を出し始める。
妻たちにも連絡を入れ、腹痛がぶり返してきたことを伝えておく。もしかしたら、変異したウイルスかもしれないから、絶対に部屋に近付かないように連絡を入れておく。
働かない思考を何とか動かして、バザールに連絡を入れる。
簡単な状況説明をして、俺の部屋をコピーしたものをマイワールドに作る様にお願いした。念のため誰も入ってこれないように、マイワールドへ移動することにしたのだ。
それに部屋にウイルスが残っていたりすると困るので、ウイルスがいるであろう俺の部屋全体を新しい物と入れ替えることで、全てのウイルスを隔離するかたちだ。
バザールに用意してもらっている俺の部屋は完成したのだが、俺がまずここから出ないといけなかった。スライムたち従魔は残っていても問題ないのだが、俺を入れたままでは入れ替えを行うことができないから、早めに移動しないとな……
ベットの横にゲートを作り、そこへ乗ってゲートの先で小休止して、バザールに入れ替えてもらった後に、ゲートで部屋に戻る。これで無菌の新しい部屋が向こうに行って、ゲートの先にあった菌まみれの元の部屋がマイワールドへ移動した形になる。
菌まみれというのは表現が悪いが、一応スライムたちに部屋の隅々までキレイにするように頼んでいるし、魔法で空気中の菌も殺してはいる。だけど、俺の体内に菌が沢山繁殖しているので、こういう表現になってしまうんだよな。
ゲートを使い部屋に戻ると、倒れるようにしてベットへ寝込む。
痛みにうなされ寝るに寝れず、起きて何かすることもできず、1~4日目と同じように痛みにうなされるしかない。
ボーっとする意識の中で、どうしてこうなったのか考えるが、頭が回らず途中で思考が途切れ、また同じように考え始め途中で思考が途切れる……
どのくらい時間が経ったか分からない、トイレとベットの上を何度往復しただろうか?
昼食をスライムたちが運んできてくれた。
さすがに固形物は無理だろうと判断したシルキーたちが気を利かせて、ポタージュスープやヨーグルトを食事としてチョイスしてくれていた。
正直スプーンで口に運ぶのもだるいのを理解してくれているためか、ポタージュスープは人肌ほどに冷やされており、ストローで吸うことができて助かる。
本来なら行儀の悪い食べ方だろうが、そんなことにかまっている場合ではない。朝からのトイレの頻度とでるモノを考えると、クダスンデス改ほどは酷くないが、かなり水分を排出している状況なのだ。少しでも水分を取っておかないと、すぐに脱水症状になりそうで怖いくらいだ。
ブラウニーたちに連絡を入れて、スポーツドリンクを寒天で固めた物がほしいと伝えておく。水分として飲み込みにくい時に使う手段として、ゼリー状にしたりとろみをつけたりすると摂取しやすいので、それをお願いした形だ。
今、サラサラすぎるスポーツドリンクを渡されても、上手く飲み込める自信がないんだよね。それにゼリーなら、スポーツドリンクみたいに一気に飲むことも無いから、持続的にちょっとずつ摂取できると思う。
冷蔵庫で冷やしてもらい、冷たいのを少しずつ摂取していく。
この熱は、病原菌を殺すための熱だから、あまり下げるのも良くないのかな? 40度を超えてくるなら話は違うけど、39度とか中途半端な体温なのはなんでなんだろうな。
はっ、別に熱でしんどいわけじゃなく、腹痛でお腹が痛いのに……あれ? 腹痛で動けないのに、何で熱の事を……
色々考えるのもだるいな……
意識が飛んだり腹痛で目が覚めたり、トイレに行ったり、もう何も考えずにただただ時間が過ぎるのを待つだけ……
時間の感覚が怪しくなってきたが、お腹の痛みはまだおさまっていない。痛くなってから4日は経っていない可能性があるのか……
もう何も分からん。
どれだけ時間が経ったか分からないが、お腹の痛みが大分おさまってきた。
妻たちからの連絡も取れず、やせ我慢して会話もできないから、子どもたちにも心配かけさせてしまっているだろうな。
今回の病気はいつまで続くか分からないから、しばらく子どもたちと合えないのは寂しいな。
今回の病気は本当にどうなっているのやら。
『シュウ君、少し落ち着いたのかな? 4日も連絡を取らないから心配してたよ。スライムたちが食事を運んでたから、食事は食べてるって分かってたけど……大分瘦せたね。頬や首のあたりの肉がほとんどなくなってるじゃない……そんな姿になるまで、頑張らなくてもよかったのに……』
「みんながこれにかからなくて、本当に良かったと思ってるよ。心配されるのは分かってるけどさ、体験した俺から言うとさ、本当に俺がターゲットで良かったと思ってる。かなり大変だったからさ」
『痩せただけじゃなくて、少し肌もカサカサになってるね……こっちの事を心配してくれるのは良いけど、本当に自分だけで抱え込まないでよ。食事がしっかりとれるようになったら、無理しない程度に食べるんだよ。水分はしっかりとってね。もっと話したいけど、シュウ君が辛そうだから切るね』
少し涙を浮かべた表情をしていたミリーが電話を切る。
手とかみて痩せたとは感じていたが、顔も首も痩せていたんだな。筋肉の前に脂肪が全部そぎ落とされた感じかな? お腹とか触っても、皮の下にすぐ筋肉がある感じだ。シックスパックだったとしても、多少脂肪があるけど、それすらも無くなってる……試合当日のボディビルダーみたいな脂肪の少なさだ。
腕とかよく見たら、筋繊維が分かるくらいだし、何なら皮も薄くなっているんじゃないか? って感じだわ。子どもたちに合う前に、少しは体重戻しておかないと心配されそうだな……こんな姿を見られたら、ミーシャたちに泣かれるかもしれん。
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