2,467 / 2,518
第2467話 そういえばあったな
しおりを挟む
王都から戻って1週間、特に変わった事は起きず、平和な時間が過ぎている。
シンラ・プラム・シオンの関係は、くっつく時間がやっぱり減っているな……と感じるくらいには、シンラが1人でいる姿を見るような気がする。
そんなシンラが1人でいる時に何をしているかというと、大体は従魔たちと遊んでいた。遊ばれていたともいうが、楽しんでいたのは間違いないので、どちらでもいいきがする。
勉強とか運動をしている時は3人でいるのだが、自由な時間になると1人で移動してスライムたちを連れいろんな所に行っているんだよな。
午前中に暇な時間があると、スライムを投げて遊んでいることが多いな。シンラの力では遠くまで飛ばないのだが、スライムたちが気を利かせて自分から飛んでいくんだよな。その様子が面白いのかシンラが喜んでいるため、スライムたちも張り切って投げられ役を買って出ていたな。
俺の従魔たちは、午前中まともに起きている奴らがいないからな。大半は自分たちの部屋や従魔エリアで寝てるんだよな。起きているのは、スライムとし聖獣たちくらいなんだよな。
猫たちは朝食食べたら、寝るからな。しばらくは俺の監視役だったランたちは、子どもたちの面倒を看る方向にシフトして、俺から離れていったんだよね。いつの間にか変わっててビックリしたけど、ダマの方がからかいがいがあっておもろいんだよな。
午後で暇な時間ができた時は、猫部屋に行って猫たちと戯れてたり、従魔たちのマイワールドに行って体でモフモフを感じてたりするんだよな。俺の息子だなって思うような行動が面白かったわ。
1週間シンラの観察をしていたが6日目のお昼ごろに、急に体調を崩してしまったのだ。
シンラと一緒にいると聞き分けがなかったプラムとシオンも、当日の夜に体調を崩して寝込むことになってしまった。
何が起きたのかと心配したのだが、ミーシャたちもかかった病気だな。俺もかかって大変だったけど、一生に一度かかる病気で、年をとればとるほど症状が重くなるあれだ。
すぐに病気は分かったけど、どう対応するか話し合いになった。
俺は領主だけど、1週間くらいなら遊んでいても平気なくらい部下が優秀なので、まず俺が子どもたちの看病をすることになった。
生みの親たちも自分の子だからと看病をしたがっていたかったのだが、ディストピアの住人たちと話す機械のある仕事で、どうしても抜けられない仕事が入っていたので、泣く泣く他の妻たちに看病をお願いしていた。
ミリーはギルドで働いているので、一番初めに候補から外れてたな。
他にもディストピアだけじゃなくゴーストタウンでも仕事がある妻たちは、全員接触禁止になってしまった。結局1週間開けても問題がなかったのは、キリエ・サーシャ・ソフィーの3人だけだった。
俺を含めた4人で、1週間子どもたちの看病をすることになった。子どもたちの部屋に入れるのは、スライムと専属でつけているケットシーだけにして、周りにこれ以上広がらないように対策している。
一生に一度だけなのだが、稀に2度3度とかかる人がいるので、そういう人たちは症状が重くなってしまうため、可能な限り接触しないようにするのが、この病気の対処法だ。
それでも家族は心配で看病をする必要があるので、限られた人間で対応するのがベターだとのこと。
プラムとシオンの看病に関しては正直自信は無いけど、シンラだけなら問題ないと思う。キリエ・サーシャ・ソフィーの3人には、プラムとシオンの看病を中心にやってもらいたいところだ。
どうしても、俺しかできないタイミングがある場合は頑張るけど、仕事を増やしてしまったら本当にすまん……
この病気、かかる年によってちょっとずつ症状が違って、今年は熱が出てお腹をくだしてしまうようなので、注意が必要だったりする。
下の子たちは大変かもしれないけど、消化と吸収の良いものを食べさせて水分も補給して、出す物を出しながら症状が良くなるのを待つ必要がある。
特に便などはほぼ水様便で出てしまうので、子どもたちからしたら不快だろうけど、自分で動くこともできない位辛い状況になるので、定期的に洗ってあげる必要がありそうだ。
オムツだと付け外しに少し時間がかかるし、1回1回洗うことを考えるなら、パンツタイプのものが良さそうだ。スライムたちには、頑張ってもらう必要があるから、沢山待機しているように。
1日3食とおやつでまとめて食べることができるようになった下の子たちだが、今回の場合はまとめて食べることもできないので、目が覚めている時に少しずつ食べさせて飲ませる必要がある。
ミーシャたちも心配しているが、一緒の部屋では過ごさせられないので、俺の部屋でウルを含めた4人は寝たりするそうだ。
お腹をくだすとのことだったが、シンラは病気になるのが少し早かったので、夜になった段階で結構な量の便を出している。プラムたちは食事を食べた後だったので、夜中に結構な量の便をすることになるだろう。
シンラに関しては、今も少量ずつ出てしまっている状況だ。
1時間に1回、スライムたちに協力してもらって、子どもたちに負担が無い様に下をきれいにしてあげる。
一番初めにシンラの下をきれいにしたのがきっかけで、プラムたちのも俺がすることになった。妻たちは自分がやると言ったが、リスクを大きく被るのは俺明けでいいからな。
下の子たち同士で菌を回さないように、1回ごとにしっかりと両手足を洗っている。服も結構な頻度で着替えている。スライムたちに包んでもらえば、大抵は綺麗になるが、洗うことも必要だと思ってしっかり洗ってから、次のこの対応をした。
俺は1週間ほとんど眠らずに、子どもたちお尻や股がかぶれたり赤くなったりしないように、注意し続けた。
回復魔法が使える俺ならではだな。
シンラたち下を洗う時も、ポーションを混ぜたのをシャワーに使ってたから、3人ともかぶれることも価格なることもなく、1週間後には元気な姿になってくれた。
俺は、改造された体に鞭を打って無理やりに意識を覚醒させ、子どもたちの事を思い気合でおき続けていた反動から、下の子たちが元気になったのを見届けてから、深い眠りについた。
シンラ・プラム・シオンの関係は、くっつく時間がやっぱり減っているな……と感じるくらいには、シンラが1人でいる姿を見るような気がする。
そんなシンラが1人でいる時に何をしているかというと、大体は従魔たちと遊んでいた。遊ばれていたともいうが、楽しんでいたのは間違いないので、どちらでもいいきがする。
勉強とか運動をしている時は3人でいるのだが、自由な時間になると1人で移動してスライムたちを連れいろんな所に行っているんだよな。
午前中に暇な時間があると、スライムを投げて遊んでいることが多いな。シンラの力では遠くまで飛ばないのだが、スライムたちが気を利かせて自分から飛んでいくんだよな。その様子が面白いのかシンラが喜んでいるため、スライムたちも張り切って投げられ役を買って出ていたな。
俺の従魔たちは、午前中まともに起きている奴らがいないからな。大半は自分たちの部屋や従魔エリアで寝てるんだよな。起きているのは、スライムとし聖獣たちくらいなんだよな。
猫たちは朝食食べたら、寝るからな。しばらくは俺の監視役だったランたちは、子どもたちの面倒を看る方向にシフトして、俺から離れていったんだよね。いつの間にか変わっててビックリしたけど、ダマの方がからかいがいがあっておもろいんだよな。
午後で暇な時間ができた時は、猫部屋に行って猫たちと戯れてたり、従魔たちのマイワールドに行って体でモフモフを感じてたりするんだよな。俺の息子だなって思うような行動が面白かったわ。
1週間シンラの観察をしていたが6日目のお昼ごろに、急に体調を崩してしまったのだ。
シンラと一緒にいると聞き分けがなかったプラムとシオンも、当日の夜に体調を崩して寝込むことになってしまった。
何が起きたのかと心配したのだが、ミーシャたちもかかった病気だな。俺もかかって大変だったけど、一生に一度かかる病気で、年をとればとるほど症状が重くなるあれだ。
すぐに病気は分かったけど、どう対応するか話し合いになった。
俺は領主だけど、1週間くらいなら遊んでいても平気なくらい部下が優秀なので、まず俺が子どもたちの看病をすることになった。
生みの親たちも自分の子だからと看病をしたがっていたかったのだが、ディストピアの住人たちと話す機械のある仕事で、どうしても抜けられない仕事が入っていたので、泣く泣く他の妻たちに看病をお願いしていた。
ミリーはギルドで働いているので、一番初めに候補から外れてたな。
他にもディストピアだけじゃなくゴーストタウンでも仕事がある妻たちは、全員接触禁止になってしまった。結局1週間開けても問題がなかったのは、キリエ・サーシャ・ソフィーの3人だけだった。
俺を含めた4人で、1週間子どもたちの看病をすることになった。子どもたちの部屋に入れるのは、スライムと専属でつけているケットシーだけにして、周りにこれ以上広がらないように対策している。
一生に一度だけなのだが、稀に2度3度とかかる人がいるので、そういう人たちは症状が重くなってしまうため、可能な限り接触しないようにするのが、この病気の対処法だ。
それでも家族は心配で看病をする必要があるので、限られた人間で対応するのがベターだとのこと。
プラムとシオンの看病に関しては正直自信は無いけど、シンラだけなら問題ないと思う。キリエ・サーシャ・ソフィーの3人には、プラムとシオンの看病を中心にやってもらいたいところだ。
どうしても、俺しかできないタイミングがある場合は頑張るけど、仕事を増やしてしまったら本当にすまん……
この病気、かかる年によってちょっとずつ症状が違って、今年は熱が出てお腹をくだしてしまうようなので、注意が必要だったりする。
下の子たちは大変かもしれないけど、消化と吸収の良いものを食べさせて水分も補給して、出す物を出しながら症状が良くなるのを待つ必要がある。
特に便などはほぼ水様便で出てしまうので、子どもたちからしたら不快だろうけど、自分で動くこともできない位辛い状況になるので、定期的に洗ってあげる必要がありそうだ。
オムツだと付け外しに少し時間がかかるし、1回1回洗うことを考えるなら、パンツタイプのものが良さそうだ。スライムたちには、頑張ってもらう必要があるから、沢山待機しているように。
1日3食とおやつでまとめて食べることができるようになった下の子たちだが、今回の場合はまとめて食べることもできないので、目が覚めている時に少しずつ食べさせて飲ませる必要がある。
ミーシャたちも心配しているが、一緒の部屋では過ごさせられないので、俺の部屋でウルを含めた4人は寝たりするそうだ。
お腹をくだすとのことだったが、シンラは病気になるのが少し早かったので、夜になった段階で結構な量の便を出している。プラムたちは食事を食べた後だったので、夜中に結構な量の便をすることになるだろう。
シンラに関しては、今も少量ずつ出てしまっている状況だ。
1時間に1回、スライムたちに協力してもらって、子どもたちに負担が無い様に下をきれいにしてあげる。
一番初めにシンラの下をきれいにしたのがきっかけで、プラムたちのも俺がすることになった。妻たちは自分がやると言ったが、リスクを大きく被るのは俺明けでいいからな。
下の子たち同士で菌を回さないように、1回ごとにしっかりと両手足を洗っている。服も結構な頻度で着替えている。スライムたちに包んでもらえば、大抵は綺麗になるが、洗うことも必要だと思ってしっかり洗ってから、次のこの対応をした。
俺は1週間ほとんど眠らずに、子どもたちお尻や股がかぶれたり赤くなったりしないように、注意し続けた。
回復魔法が使える俺ならではだな。
シンラたち下を洗う時も、ポーションを混ぜたのをシャワーに使ってたから、3人ともかぶれることも価格なることもなく、1週間後には元気な姿になってくれた。
俺は、改造された体に鞭を打って無理やりに意識を覚醒させ、子どもたちの事を思い気合でおき続けていた反動から、下の子たちが元気になったのを見届けてから、深い眠りについた。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
救国の大聖女は生まれ変わって【薬剤師】になりました ~聖女の力には限界があるけど、万能薬ならもっとたくさんの人を救えますよね?~
日之影ソラ
恋愛
千年前、大聖女として多くの人々を救った一人の女性がいた。国を蝕む病と一人で戦った彼女は、僅かニ十歳でその生涯を終えてしまう。その原因は、聖女の力を使い過ぎたこと。聖女の力には、使うことで自身の命を削るというリスクがあった。それを知ってからも、彼女は聖女としての使命を果たすべく、人々のために祈り続けた。そして、命が終わる瞬間、彼女は後悔した。もっと多くの人を救えたはずなのに……と。
そんな彼女は、ユリアとして千年後の世界で新たな生を受ける。今度こそ、より多くの人を救いたい。その一心で、彼女は薬剤師になった。万能薬を作ることで、かつて救えなかった人たちの笑顔を守ろうとした。
優しい王子に、元気で真面目な後輩。宮廷での環境にも恵まれ、一歩ずつ万能薬という目標に進んでいく。
しかし、新たな聖女が誕生してしまったことで、彼女の人生は大きく変化する。
鮮明な月
碧
BL
鮮明な月のようなあの人のことを、幼い頃からひたすらに思い続けていた。叶わないと知りながら、それでもただひたすらに密やかに思い続ける源川仁聖。叶わないのは当然だ、鮮明な月のようなあの人は、自分と同じ男性なのだから。
彼を思いながら、他の人間で代用し続ける矛盾に耐えきれなくなっていく。そんな時ふと鮮明な月のような彼に、手が届きそうな気がした。
第九章以降は鮮明な月の後日談
月のような彼に源川仁聖の手が届いてからの物語。
基本的にはエッチ多目だと思われます。
読む際にはご注意下さい。第九章以降は主人公達以外の他キャラ主体が元気なため誰が主人公やねんなところもあります。すみません。
転移魔法に失敗したら大変な事に巻き込まれたようです。
ミカヅキグマ
ファンタジー
魔導師のヴァージニアは転移魔法に失敗して見知らぬ島に来てしまった。
地図にも載っていないその島には何やら怪しげな遺跡がポツンと建っていた。ヴァージニアはただでさえ転移魔法の失敗で落ち込んでいるのに、うっかりその遺跡に閉じ込められてしまう。彼女が出口を探すために仕方なく遺跡の奥に進んで行くと、なんとそこには一人の幼い少年がいた。何故こんな所に少年が? 彼は一体何者なのだろうか?
ヴァージニアは少年の正体が世界を揺るがす出来事に発展するとは露程も思っていなかったのだった……。
※台詞が多めです。現在(2021年11月)投稿している辺りだと地の文が増えてきています。
※最終話の後に登場人物紹介がありますので、少しのネタバレならOKという方はどうぞご覧下さい。
ネタバレ
※ヴァージニア(主人公)が抱く疑問は地竜とキャサリンが登場すると解けていきます。(伏線回収)
さらにネタバレ
※何度もループしている世界の話ですが、主人公達は前の世界の記憶を持っていません。しかし違和感などは覚えています。(あんまりループ要素はないです)
さらにさらにネタバレ?
※少年の正体は早い段階で出てるじゃないかと思っている方……、それじゃないんです。別にあるんです。
没落した元名門貴族の令嬢は、馬鹿にしてきた人たちを見返すため王子の騎士を目指します!
日之影ソラ
ファンタジー
かつては騎士の名門と呼ばれたブレイブ公爵家は、代々王族の専属護衛を任されていた。
しかし数世代前から優秀な騎士が生まれず、ついに専属護衛の任を解かれてしまう。それ以降も目立った活躍はなく、貴族としての地位や立場は薄れて行く。
ブレイブ家の長女として生まれたミスティアは、才能がないながらも剣士として研鑽をつみ、騎士となった父の背中を見て育った。彼女は父を尊敬していたが、周囲の目は冷ややかであり、落ちぶれた騎士の一族と馬鹿にされてしまう。
そんなある日、父が戦場で命を落としてしまった。残されたのは母も病に倒れ、ついにはミスティア一人になってしまう。土地、お金、人、多くを失ってしまったミスティアは、亡き両親の想いを受け継ぎ、再びブレイブ家を最高の騎士の名家にするため、第一王子の護衛騎士になることを決意する。
こちらの作品の連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n8177jc/
悪魔だと呼ばれる強面騎士団長様に勢いで結婚を申し込んでしまった私の結婚生活
束原ミヤコ
恋愛
ラーチェル・クリスタニアは、男運がない。
初恋の幼馴染みは、もう一人の幼馴染みと結婚をしてしまい、傷心のまま婚約をした相手は、結婚間近に浮気が発覚して破談になってしまった。
ある日の舞踏会で、ラーチェルは幼馴染みのナターシャに小馬鹿にされて、酒を飲み、ふらついてぶつかった相手に、勢いで結婚を申し込んだ。
それは悪魔の騎士団長と呼ばれる、オルフェレウス・レノクスだった。
優秀な姉の添え物でしかない私を必要としてくれたのは、優しい勇者様でした ~病弱だった少女は異世界で恩返しの旅に出る~
日之影ソラ
ファンタジー
前世では病弱で、生涯のほとんどを病室で過ごした少女がいた。彼女は死を迎える直前、神様に願った。
もしも来世があるのなら、今度は私が誰かを支えられるような人間になりたい。見知らぬ誰かの優しさが、病に苦しむ自分を支えてくれたように。
そして彼女は貴族の令嬢ミモザとして生まれ変わった。非凡な姉と比べられ、常に見下されながらも、自分にやれることを精一杯取り組み、他人を支えることに人生をかけた。
誰かのために生きたい。その想いに嘘はない。けれど……本当にこれでいいのか?
そんな疑問に答えをくれたのは、平和な時代に生まれた勇者様だった。
欲情しないと仰いましたので白い結婚でお願いします
ユユ
恋愛
他国の王太子の第三妃として望まれたはずが、
王太子からは拒絶されてしまった。
欲情しない?
ならば白い結婚で。
同伴公務も拒否します。
だけど王太子が何故か付き纏い出す。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる