2,440 / 2,518
第2441話 限度があるって話
しおりを挟む
シンラが俺の肩車の位置に着くと、首に足を巻き付け髪の毛をしっかりとつかみやがった。首を絞められたのはまだいい、こいつの力じゃどうにもならないからな。でもさ、髪の毛って引っ張られると地味に痛いからやめろって言ってるのに、人の話を聞かんのよな。
体の周りに子どもたちを纏わりつかせながら進んでいく。
長い時間入っていたつもりはないが、もうすぐ昼食の時間になるので、子どもたちと一緒に向かう形だな。
今日の昼食は何だろうな?
匂いではまだわからないな。カレーみたいに強い匂いや、焼肉のように肉の焼ける匂いとかはしていないので、何の料理なのかは分からないな。中華も比較的香りの強いものが多いから、違いそうだな。
お腹の調子は何の問題もないし、ガッツリしたものが食べたいから、そういうのが何かあればいいな。
プラムとシオンは相変わらず俺の足に蹴りを入れてくるが、ミーシャたちは俺の腕に捕まりぶら下がったりしている。
オレ、コドモニ、ダイニンキ!
うん、自分で言ってみたけど、なんか違う気がする。
到着して、匂いがあまりしなかった理由が分かった。
「ビュッフェ形式で被せものをしてたら、匂いが周りに広がらないわな。しかも前に作った、保温できる魔道具を使ってるから、しっかりと密閉されてるからなおさらだな」
俺がここに着いた時には、既に食べられる状況になっていたのだ。
外から見える範囲で食事の内容を確認しておく。全体的に多いのは、サンドイッチなどのパンを使った料理だな。食パンのアレンジも多いな。ピザトーストまであるわ。しかも1種類じゃなくて10種類くらい違うのが準備されている。
飲み物は、コーンポタージュがメインっぽくて大量に準備されている。カリッカリに焼かれたクルトンもたくさん準備されていて、今日はパン曜日なのだろうか?
パンも美味しいんだけど、あまりお腹にたまらない気がするから、今の気分とは違う気がするんだよな。かといって、別の物を頼むわけにもいかないから、この中でもお腹のたまる物を食べていくか。
おかずパン……まぁ総菜パンの事だな。あれはパン以外の食材が多いからな。
子どもたちを引き連れて回っていると、あるモノを見つけてしまった。パンなのに俺の希望をかなえるかの如く存在する物を発見してしまったのだ。
パティ10枚を挟んだ、タワーバーガーだ。
ハンバーガーは、手を汚さずに簡単に食べれるということで、作業している時とかにサンドイッチなどと一緒に出てくることはあったけど、さすがにタワーになるほどのハンバーガーは今までなかった。
もうここまで行くと、申し訳程度にパンで挟んでいるように見える。メインは肉! って感じだな。
これを食べるのは決まった。でも、これだけじゃ足りないから、ガツンと食べれそうな物をブラウニーたちにお願いしておこう。
みんなが集まってきたので、子どもたちが俺から離れていく。シンラは降ろそうとしても髪の毛を掴んでくるので、椅子の所についてからおろすことになった。
シンラたちもあれを見て、タワーバーガーを食べたいと言い出したのだが、さすがに子どもたちにはタワーは出されなかったが、3枚分のパティを挟んだものが代わりに運ばれてきた。
さてさて、シンラたちはどう食べるのだろうか?
俺は10枚も積み重なったパティを見て、どう食べるか迷ってしまっている。1枚ずつ肉だけを食べるのは、さすがにタワーバーガーをバカにしている行為だよな。
持ち上げられないようなサイズではなく、持ち上げることが簡単にできてしまうタイプのタワーバーガーなのだ。それを崩して1枚ずつは冒涜だよな。
となれば取れる食べ方は1つ!
端から削る様に食べていく! が正解だな。
持ち手の上の部分から、顔を横に向けかぶりつく。パンズと3枚分肉の隅の部分が口の中に入る。
味は、チェーン店のような感じではなく、もうね、肉!!! という感じで、肉の主張が強かった。
場所を変えかぶりついていると、少し手元がくるってしまい、肉の間に少し隙間ができてしまった。その時にかぶりついていた1枚がバーガーから離れ、俺の口にぶら下がる形でついてきた。
これは事故による移動なので、セーフ! 2枚目3枚目と同じように食べていくが、全部事故なので問題ないよね。
残りが5枚くらいになったところで、ギリギリ顔を建てのまま口を開けば食べられる高さになった。
最後の掴みいきれないだろうというサイズまで頑張って食べた。最後は、お皿の上に倒してそれをフォークで食べる形となったな。
タワーバーガーは、ロマンがあるけど食べにくいから、今度から無しな。多くても3~4枚が順当だと思うぞ。パティの厚さでは2枚だって厳しくなるから、注意してくれよな。
ちなみにシンラは、俺の様にかぶりつくスタイルで、口の周りだけでなく何故かおでこまで汚しながら間食していた。プラムとシオンは、2枚をお肉だけで食べて最後に、普通のハンバーガーで食べていたよ。
肉の量が多かったので、そこそこずしっと来たけど、まだまだ食べ足りないぞ!
そこで運ばれてきたのは、カツサンド。キャベツも大盛りのソースもたっぷり。ガツンと来る一品だった。
その後は、普通のサンドイッチを持ってこられたが、タワーバーガーとカツサンドが良かったのか、ガッツリした物でなくても満足感が高かった。お腹にたまりにくいとはいっても、量を食べればお腹にたまるわな。
朝食を抜いただけなのに、かなりの量を食べてしまったな。俺の体はアルコールを分解する時に、とんでもないカロリーを消費したりするのだろうか? 通常の5割増しで食べていた自分にビックリだよ。
それだけ食べればさすがにお腹も苦しくなるわけで、エアーベットの上で食休みだ。例の如く、俺と同じように食べ過ぎたシンラも近くで食休みだ。
娘たちはみんな食べ過ぎというほどは食べず、プラムとシオン何かは、走り回って妻たちの間を楽しそうに行き来している。
寝ようかと思ったら、ミリーが声をかけてきた。
「本当にシンちゃんは、シュウ君にそっくりね」
俺とシンラの食休みの体勢がシンクロしていて、他の妻たちも笑ってこっちを見ていた。
体の周りに子どもたちを纏わりつかせながら進んでいく。
長い時間入っていたつもりはないが、もうすぐ昼食の時間になるので、子どもたちと一緒に向かう形だな。
今日の昼食は何だろうな?
匂いではまだわからないな。カレーみたいに強い匂いや、焼肉のように肉の焼ける匂いとかはしていないので、何の料理なのかは分からないな。中華も比較的香りの強いものが多いから、違いそうだな。
お腹の調子は何の問題もないし、ガッツリしたものが食べたいから、そういうのが何かあればいいな。
プラムとシオンは相変わらず俺の足に蹴りを入れてくるが、ミーシャたちは俺の腕に捕まりぶら下がったりしている。
オレ、コドモニ、ダイニンキ!
うん、自分で言ってみたけど、なんか違う気がする。
到着して、匂いがあまりしなかった理由が分かった。
「ビュッフェ形式で被せものをしてたら、匂いが周りに広がらないわな。しかも前に作った、保温できる魔道具を使ってるから、しっかりと密閉されてるからなおさらだな」
俺がここに着いた時には、既に食べられる状況になっていたのだ。
外から見える範囲で食事の内容を確認しておく。全体的に多いのは、サンドイッチなどのパンを使った料理だな。食パンのアレンジも多いな。ピザトーストまであるわ。しかも1種類じゃなくて10種類くらい違うのが準備されている。
飲み物は、コーンポタージュがメインっぽくて大量に準備されている。カリッカリに焼かれたクルトンもたくさん準備されていて、今日はパン曜日なのだろうか?
パンも美味しいんだけど、あまりお腹にたまらない気がするから、今の気分とは違う気がするんだよな。かといって、別の物を頼むわけにもいかないから、この中でもお腹のたまる物を食べていくか。
おかずパン……まぁ総菜パンの事だな。あれはパン以外の食材が多いからな。
子どもたちを引き連れて回っていると、あるモノを見つけてしまった。パンなのに俺の希望をかなえるかの如く存在する物を発見してしまったのだ。
パティ10枚を挟んだ、タワーバーガーだ。
ハンバーガーは、手を汚さずに簡単に食べれるということで、作業している時とかにサンドイッチなどと一緒に出てくることはあったけど、さすがにタワーになるほどのハンバーガーは今までなかった。
もうここまで行くと、申し訳程度にパンで挟んでいるように見える。メインは肉! って感じだな。
これを食べるのは決まった。でも、これだけじゃ足りないから、ガツンと食べれそうな物をブラウニーたちにお願いしておこう。
みんなが集まってきたので、子どもたちが俺から離れていく。シンラは降ろそうとしても髪の毛を掴んでくるので、椅子の所についてからおろすことになった。
シンラたちもあれを見て、タワーバーガーを食べたいと言い出したのだが、さすがに子どもたちにはタワーは出されなかったが、3枚分のパティを挟んだものが代わりに運ばれてきた。
さてさて、シンラたちはどう食べるのだろうか?
俺は10枚も積み重なったパティを見て、どう食べるか迷ってしまっている。1枚ずつ肉だけを食べるのは、さすがにタワーバーガーをバカにしている行為だよな。
持ち上げられないようなサイズではなく、持ち上げることが簡単にできてしまうタイプのタワーバーガーなのだ。それを崩して1枚ずつは冒涜だよな。
となれば取れる食べ方は1つ!
端から削る様に食べていく! が正解だな。
持ち手の上の部分から、顔を横に向けかぶりつく。パンズと3枚分肉の隅の部分が口の中に入る。
味は、チェーン店のような感じではなく、もうね、肉!!! という感じで、肉の主張が強かった。
場所を変えかぶりついていると、少し手元がくるってしまい、肉の間に少し隙間ができてしまった。その時にかぶりついていた1枚がバーガーから離れ、俺の口にぶら下がる形でついてきた。
これは事故による移動なので、セーフ! 2枚目3枚目と同じように食べていくが、全部事故なので問題ないよね。
残りが5枚くらいになったところで、ギリギリ顔を建てのまま口を開けば食べられる高さになった。
最後の掴みいきれないだろうというサイズまで頑張って食べた。最後は、お皿の上に倒してそれをフォークで食べる形となったな。
タワーバーガーは、ロマンがあるけど食べにくいから、今度から無しな。多くても3~4枚が順当だと思うぞ。パティの厚さでは2枚だって厳しくなるから、注意してくれよな。
ちなみにシンラは、俺の様にかぶりつくスタイルで、口の周りだけでなく何故かおでこまで汚しながら間食していた。プラムとシオンは、2枚をお肉だけで食べて最後に、普通のハンバーガーで食べていたよ。
肉の量が多かったので、そこそこずしっと来たけど、まだまだ食べ足りないぞ!
そこで運ばれてきたのは、カツサンド。キャベツも大盛りのソースもたっぷり。ガツンと来る一品だった。
その後は、普通のサンドイッチを持ってこられたが、タワーバーガーとカツサンドが良かったのか、ガッツリした物でなくても満足感が高かった。お腹にたまりにくいとはいっても、量を食べればお腹にたまるわな。
朝食を抜いただけなのに、かなりの量を食べてしまったな。俺の体はアルコールを分解する時に、とんでもないカロリーを消費したりするのだろうか? 通常の5割増しで食べていた自分にビックリだよ。
それだけ食べればさすがにお腹も苦しくなるわけで、エアーベットの上で食休みだ。例の如く、俺と同じように食べ過ぎたシンラも近くで食休みだ。
娘たちはみんな食べ過ぎというほどは食べず、プラムとシオン何かは、走り回って妻たちの間を楽しそうに行き来している。
寝ようかと思ったら、ミリーが声をかけてきた。
「本当にシンちゃんは、シュウ君にそっくりね」
俺とシンラの食休みの体勢がシンクロしていて、他の妻たちも笑ってこっちを見ていた。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる