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第2363話 結局暇になってしまうシュウ
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前に使っていたテントを使おうかと思ったが、新しいテントを見てみようかと思い、召喚のラインナップをのぞいてみることにした。時間はまだまだあるので、余裕をもって行動ができたりしてしまうのだ。
新しいテントは出ていることには出ているのだが、さすがに同じタイプであればわざわざ買おうとは思わなかった。
その中で目を引くものがあった。
俺の持っているドームテントではあるのだが、その大きさが全然違ったのだ。グランピングにも使える大きさで、中にベッドなどを設置できるくらいに天井も高い。
これって作るのは大変なのではないだろうか? 1人じゃ作れなさそうだが、こっちには万能のスライムがいるので、問題はないな。
思わず購入ボタンを押してしまった。
連結できるタイプだったので、3つほど購入している。1つ目はのんびりするエリア、2つ目はお風呂、3つ目は就寝するベッドを置く場所。
うん、1人だったら作る気にならなかったが、スライムたちが俺の指示を聞いててきぱきと建てていくので、本当にすごい奴らだと思う。
テントって、作り方を知らない人間が手伝うと、かなり面倒なことになったりするんだよね。わからないけど、なんとなくで作ろうとして、人の指示を聞かなかったりする人間がいたら、もう悲惨である。いつまで経っても完成しないパターンだな。
それに対してスライムたちは、俺の指示通りにしか動かないので、俺が指示を間違えると悲惨である。
超大型ドームテントを立てること自体は難しくなかった。だけど、連結の部分がよくわからなかったので、自分で理解するのに時間がかかってしまった。
スライムたちは、群体生物と言わんばかりに、同時に動くことが可能で大きなテントも簡単に移動させてくれた。こいつらの意思疎通ってどうやっているんだろうな。
謎のスーパー技能を披露したスライムたちは、仕事が終わるとのんびりとするためか、一部がゆっくりする大型のドームテントの中へ入っていった。
さてさて、ブラウニーたちはバーベキューの準備をほぼ終えているが、すぐにでも食事を開始できるようにか、調理も進めている様子が見られる。
時間のかかる料理なので、バーベキューをやり始めてからだと、終わりころか終わってから完成する可能性があるので、早めに作る必要があるのだろうな。
こういう部分は欧米風のバーベキューっぽさがあるな。
それにしても、準備を始めた料理の暴力的な匂いよ……エグいくらいに優位に充満している。転がっているダマの鼻もピクピクしている。
何を作っているかといえば、ケバブだ。最近はあまり見ていなかった料理だけど、昔は結構作っていたイメージがある料理だな。
香辛料をふんだんに使った羊肉を積層にして串にさしているものを、立ててくるくるとまわしながら火を入れている。その時に、羊肉から出る油と香辛料が混ざり合い、暴力的な匂いを周りにまき散らしているのだ。
そういえば羊肉を使った料理って、ジンギスカン以外にはケバブくらいでしか食べたことなかったっけな?
「ご主人様、ラム肉であれば、ラムチョップを何回も食べているではなりませんか。あの形がの料理がラムチョップではなく、ラム肉を使っているからラムチョップなんですよ。豚とかであれば、トマホーク肉みたいな感じで言われてますよ」
む? いわれてみれば、ラムチョップはたまに出てくるな。同じような形をしていてもトマホークって呼んだり、骨付きリブロースって呼んだりするから、ちょっとずつ部位が違うのかと思ったら、肉自体が違ったのか。
食べ比べとかしたことなかったから、味の違いに気付けなかったんだろうな。味付けだって違うし、俺に気付けっていうのは無理だよな。
それにしても、強烈な匂いだな。嗅いでいるだけでおなかがすいてくるわ。
ん~ここにいると邪魔になるし、匂いでお腹はすくし食べたくなるから、テントの中にでも入って居よう。
ダマを小脇に抱えて一緒にテントへ入るが、匂いはテントの中にまでしていたので、魔法で消臭をした。
実際には消臭魔法ではないのだが、何故か消臭できたのでこういう時に使っている。外で使うとあまり効果はないが、室内で使うと効果的である魔法だ。
メインに使っているのは、水魔法である。水を霧状にして動かすことで、霧状になった水が匂いを吸収してくれているらしく、空間消臭魔法としてたまに利用している。
体に使用しても効果はなく、ただびしょぬれになって終わりだな。
匂いから解放された俺とダマは、一安心する。本当に強敵だったな。
のんびりするテントには、スライムたちがひしめき合っていたので、ベッドのあるテントへ移動することへした。こちらにはスライムたちは侵入してきておらず、俺とダマは一息ついた。
う~む、時間をつぶすためにキャンプをしようとしたが、結局また暇になってしまったな。
夜の楽しみ方でも考えるかな。
1人でキャンプファイヤーは微妙なので、普通に焚火でもしてその火を眺めながら、コーヒーでも飲んだりするか? 本を読んでもいい雰囲気な気がするけど、暗い中では本は読めんないから、ブッ君で小説でも読むかな。
あ~、久しぶりに漫画を読んでもいいかもしれないな。最近は、小説から漫画になっているものも多く、新しい小説を発掘するのも悪くない気がしてきた。
まだ読み終わっていない小説もあるけど、気にしない!
気になったので、ブッ君で検索してしまった。
そしてびっくりする。関連で調べてみたら、1000では収まりきらない量の漫画が出てきた。複数巻あったりするものもあるがそういうものを除いても、3桁の後半くらいはあるんじゃないだろうか。
日本ではいつの間にか、小説から漫画へのブームでも起きていたのだろうか?
メインで読んでいる小説はほとんど漫画化をしていたし、なんならアニメ化も半数以上がしていたな。アニメでも同じように探してみるのもありかもな。
夕食までの時間で俺のブッ君の中に、1000冊以上の小説や漫画が増えることになった。
新しいテントは出ていることには出ているのだが、さすがに同じタイプであればわざわざ買おうとは思わなかった。
その中で目を引くものがあった。
俺の持っているドームテントではあるのだが、その大きさが全然違ったのだ。グランピングにも使える大きさで、中にベッドなどを設置できるくらいに天井も高い。
これって作るのは大変なのではないだろうか? 1人じゃ作れなさそうだが、こっちには万能のスライムがいるので、問題はないな。
思わず購入ボタンを押してしまった。
連結できるタイプだったので、3つほど購入している。1つ目はのんびりするエリア、2つ目はお風呂、3つ目は就寝するベッドを置く場所。
うん、1人だったら作る気にならなかったが、スライムたちが俺の指示を聞いててきぱきと建てていくので、本当にすごい奴らだと思う。
テントって、作り方を知らない人間が手伝うと、かなり面倒なことになったりするんだよね。わからないけど、なんとなくで作ろうとして、人の指示を聞かなかったりする人間がいたら、もう悲惨である。いつまで経っても完成しないパターンだな。
それに対してスライムたちは、俺の指示通りにしか動かないので、俺が指示を間違えると悲惨である。
超大型ドームテントを立てること自体は難しくなかった。だけど、連結の部分がよくわからなかったので、自分で理解するのに時間がかかってしまった。
スライムたちは、群体生物と言わんばかりに、同時に動くことが可能で大きなテントも簡単に移動させてくれた。こいつらの意思疎通ってどうやっているんだろうな。
謎のスーパー技能を披露したスライムたちは、仕事が終わるとのんびりとするためか、一部がゆっくりする大型のドームテントの中へ入っていった。
さてさて、ブラウニーたちはバーベキューの準備をほぼ終えているが、すぐにでも食事を開始できるようにか、調理も進めている様子が見られる。
時間のかかる料理なので、バーベキューをやり始めてからだと、終わりころか終わってから完成する可能性があるので、早めに作る必要があるのだろうな。
こういう部分は欧米風のバーベキューっぽさがあるな。
それにしても、準備を始めた料理の暴力的な匂いよ……エグいくらいに優位に充満している。転がっているダマの鼻もピクピクしている。
何を作っているかといえば、ケバブだ。最近はあまり見ていなかった料理だけど、昔は結構作っていたイメージがある料理だな。
香辛料をふんだんに使った羊肉を積層にして串にさしているものを、立ててくるくるとまわしながら火を入れている。その時に、羊肉から出る油と香辛料が混ざり合い、暴力的な匂いを周りにまき散らしているのだ。
そういえば羊肉を使った料理って、ジンギスカン以外にはケバブくらいでしか食べたことなかったっけな?
「ご主人様、ラム肉であれば、ラムチョップを何回も食べているではなりませんか。あの形がの料理がラムチョップではなく、ラム肉を使っているからラムチョップなんですよ。豚とかであれば、トマホーク肉みたいな感じで言われてますよ」
む? いわれてみれば、ラムチョップはたまに出てくるな。同じような形をしていてもトマホークって呼んだり、骨付きリブロースって呼んだりするから、ちょっとずつ部位が違うのかと思ったら、肉自体が違ったのか。
食べ比べとかしたことなかったから、味の違いに気付けなかったんだろうな。味付けだって違うし、俺に気付けっていうのは無理だよな。
それにしても、強烈な匂いだな。嗅いでいるだけでおなかがすいてくるわ。
ん~ここにいると邪魔になるし、匂いでお腹はすくし食べたくなるから、テントの中にでも入って居よう。
ダマを小脇に抱えて一緒にテントへ入るが、匂いはテントの中にまでしていたので、魔法で消臭をした。
実際には消臭魔法ではないのだが、何故か消臭できたのでこういう時に使っている。外で使うとあまり効果はないが、室内で使うと効果的である魔法だ。
メインに使っているのは、水魔法である。水を霧状にして動かすことで、霧状になった水が匂いを吸収してくれているらしく、空間消臭魔法としてたまに利用している。
体に使用しても効果はなく、ただびしょぬれになって終わりだな。
匂いから解放された俺とダマは、一安心する。本当に強敵だったな。
のんびりするテントには、スライムたちがひしめき合っていたので、ベッドのあるテントへ移動することへした。こちらにはスライムたちは侵入してきておらず、俺とダマは一息ついた。
う~む、時間をつぶすためにキャンプをしようとしたが、結局また暇になってしまったな。
夜の楽しみ方でも考えるかな。
1人でキャンプファイヤーは微妙なので、普通に焚火でもしてその火を眺めながら、コーヒーでも飲んだりするか? 本を読んでもいい雰囲気な気がするけど、暗い中では本は読めんないから、ブッ君で小説でも読むかな。
あ~、久しぶりに漫画を読んでもいいかもしれないな。最近は、小説から漫画になっているものも多く、新しい小説を発掘するのも悪くない気がしてきた。
まだ読み終わっていない小説もあるけど、気にしない!
気になったので、ブッ君で検索してしまった。
そしてびっくりする。関連で調べてみたら、1000では収まりきらない量の漫画が出てきた。複数巻あったりするものもあるがそういうものを除いても、3桁の後半くらいはあるんじゃないだろうか。
日本ではいつの間にか、小説から漫画へのブームでも起きていたのだろうか?
メインで読んでいる小説はほとんど漫画化をしていたし、なんならアニメ化も半数以上がしていたな。アニメでも同じように探してみるのもありかもな。
夕食までの時間で俺のブッ君の中に、1000冊以上の小説や漫画が増えることになった。
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