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第2339話 個々の事情
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ここまで盛大にやり切ると、反対に清々しい気分になるもんだな。
今までで一番DPを使ったと思う。そもそも、今まで召喚してきた物で高いモノと言えば、従魔たちなのだが……それを抜くと、細々とした機械などだな。だけど、ここまでまとめて召喚したことは無かったので、まとまってDPを使ったのは初めてなような気もする。
地形操作や建物などを作ったDPに比べれば、全然大したことはないのだが、物を召喚したという一点を見れば、圧倒的上位になると思う。
物もたくさん召喚してきているが、ゲームや小説、漫画やアニメなどが中心で、1000冊買ったところで高いとは言えない。
普段召喚している物で一番高いのは、ミスリル鉱石かもしれないな。基本的にはヴローツマインから仕入れているのだが、それでも需要に追い付かずに、俺たちや老ドワーフたちが使うミスリルは、召喚したものなんだよね。
ここで作ったものを世界に出してしまうと、需要と供給のバランスが大きく崩れてしまうから、身内で使うか倉庫で肥やしになっている。使わないのになぜ作られているかというと、たまにはミスリルの鍛冶をしないと腕が鈍ってしまうからだな。
スキルがあるので、そこまで急激に衰えるということはないが、それでも周りの人間が気付くくらいには、サボっていたのが分かるような打ち方になってしまうんだとか。
俺は遊び程度でしかやらなくなったけど、老ドワーフやカエデ、リンドは、今でも真剣に鍛冶仕事をしているので、腕が鈍らないようにするのは大切なんだとか。
職人には職人のこだわりがあるんだろうな。
そういうことで、俺たちは思っている以上にDPを使っていないのだ。魔物の研究や実験などで召喚することもあるが、それでも収支を考えれば……圧倒的なプラスになる。チビ神たちに数百台の魔改造ノートパソコンを送った時も、1日の収支はプラスだったしな。
マイナスになった事なんて……あったな。俺体を改造した時は、さすがに1日の収支は大幅に赤字だったな。まぁそれくらいが思い出せることかな。思い出せないことでたくさん使っていることもあるだろうけど、それでも誤差でしかないだろう。
もっと言えば、少し魔力酔いを我慢してアダマンタイト製の武器でも作って、還元すれば簡単に黒字になるんだよね。クリエイトゴーレムを使った裏技だな。人気の無いユニークスキルだけど、俺としてはこれ以上のスキルなんてないけどね。
ディストピアの手入れのいらない壁なんかでも活躍している、縁の下の力持ちだ。土魔法で形を作ってから、後で魔力を抜いてクリエイトゴーレムで上書きすれば、あらビックリ、最強の壁の出来上がりだ。
さて、シルキーやブラウニーたちが喜んでくれるといいな。
近くにいるブラウニーたちには、俺たちの話を聞かれてしまっているけど、反応は良さそうなので多分お説教されることはないだろう。ちょっと小言を言われることはあるだろうが、シルキーやブラウニーたちのためだから、少しだけで済むかな。
巡り巡って俺たちに返ってくるから、シルキーたちのためだけでは無かったりするのだが……まぁ、そこは目をつぶっておこう。
家に戻るにはまだ時間があるので、のんびりしますかね。
というか、スライムたちの足マッサージが気持ちいのだが、お前さんたちはどうやって俺の足を揉んでいるんだ? まるでスライムに捕食されているようなビジュアルだが、実際はかなり気持ちいマッサージを行われている。
このスライムたちの良い所として、選別して食事をすることができるため、手や足を包み込んでもらって、古い角質なんかを根こそぎ取ってくれたりするんだよな。毛穴の掃除までしてくれたりするから、本当に器用な奴なんだよね。
気が向いたときにしかやってくれないので、今日は全身綺麗にしてくれているので、かなりレアな経験ができている。
余分な毛の処理とかもしてくれるので、マジで便利だったりするんだよね。この世界ではあまり気にする人は少ないのだが、無駄にもじゃもじゃしてたりするのは見栄えが悪いので、処理している人もいたりするんだよね。
女性は気を使っている人は、かなり気を使っているとか。冒険者をしている女性の多くはあまり細かいところは気にしないそうなのだが、花街で働いている女性は見た目も大事ということで、ムダ毛処理に力を入れてたりするらしい。
そこらへんのレクチャーは、サキュバスたちによる指導なので、この世界の常識ではないが、欲望を満たす男たちも、無駄毛が生えているより、生えていないきれいな体の方がいいだろう。そういうことで、見た目も売りにしている人たちは、そういったところにも力を入れているんだとか。
この世界のエステ事情って、そういえばどんな感じなんだろうな? 専門店みたいなのは無くて、お店ごとに専用のナニカを設けてたりするんかね?
いつものように脱線する考えを放置しながら、デリケートな内容をどうしているのか、気になってしまった。
日本では、男女ともに脱毛するのは当たり前らしく、俺の知っている日本とは、かけ離れているような気がした。
見た目もキレイになるのだが、意外にムダ毛がないから、毛が散らばりにくいらしい。普段は全身から抜け毛がありゴミになってしまうのだが、それが髪の毛だけになって、とても便利なのだとか。
自分で掃除するようになったら、そう思うのかね?
俺の生活空間は、全部ブラウニーたちによって片付けられているので、俺が掃除することはないだろう。いえを探せばにいるスライムたちは、どんな汚れでもこいつらなら簡単に片づけてしまうんよな。ブラウニーたちはこのスライムたちを上手く使って掃除をしているから、本当にすごいよな。
さて、マッサージも終わった事だし、音声チャットでは話していた妻たちの元へでも行くかな。
今までで一番DPを使ったと思う。そもそも、今まで召喚してきた物で高いモノと言えば、従魔たちなのだが……それを抜くと、細々とした機械などだな。だけど、ここまでまとめて召喚したことは無かったので、まとまってDPを使ったのは初めてなような気もする。
地形操作や建物などを作ったDPに比べれば、全然大したことはないのだが、物を召喚したという一点を見れば、圧倒的上位になると思う。
物もたくさん召喚してきているが、ゲームや小説、漫画やアニメなどが中心で、1000冊買ったところで高いとは言えない。
普段召喚している物で一番高いのは、ミスリル鉱石かもしれないな。基本的にはヴローツマインから仕入れているのだが、それでも需要に追い付かずに、俺たちや老ドワーフたちが使うミスリルは、召喚したものなんだよね。
ここで作ったものを世界に出してしまうと、需要と供給のバランスが大きく崩れてしまうから、身内で使うか倉庫で肥やしになっている。使わないのになぜ作られているかというと、たまにはミスリルの鍛冶をしないと腕が鈍ってしまうからだな。
スキルがあるので、そこまで急激に衰えるということはないが、それでも周りの人間が気付くくらいには、サボっていたのが分かるような打ち方になってしまうんだとか。
俺は遊び程度でしかやらなくなったけど、老ドワーフやカエデ、リンドは、今でも真剣に鍛冶仕事をしているので、腕が鈍らないようにするのは大切なんだとか。
職人には職人のこだわりがあるんだろうな。
そういうことで、俺たちは思っている以上にDPを使っていないのだ。魔物の研究や実験などで召喚することもあるが、それでも収支を考えれば……圧倒的なプラスになる。チビ神たちに数百台の魔改造ノートパソコンを送った時も、1日の収支はプラスだったしな。
マイナスになった事なんて……あったな。俺体を改造した時は、さすがに1日の収支は大幅に赤字だったな。まぁそれくらいが思い出せることかな。思い出せないことでたくさん使っていることもあるだろうけど、それでも誤差でしかないだろう。
もっと言えば、少し魔力酔いを我慢してアダマンタイト製の武器でも作って、還元すれば簡単に黒字になるんだよね。クリエイトゴーレムを使った裏技だな。人気の無いユニークスキルだけど、俺としてはこれ以上のスキルなんてないけどね。
ディストピアの手入れのいらない壁なんかでも活躍している、縁の下の力持ちだ。土魔法で形を作ってから、後で魔力を抜いてクリエイトゴーレムで上書きすれば、あらビックリ、最強の壁の出来上がりだ。
さて、シルキーやブラウニーたちが喜んでくれるといいな。
近くにいるブラウニーたちには、俺たちの話を聞かれてしまっているけど、反応は良さそうなので多分お説教されることはないだろう。ちょっと小言を言われることはあるだろうが、シルキーやブラウニーたちのためだから、少しだけで済むかな。
巡り巡って俺たちに返ってくるから、シルキーたちのためだけでは無かったりするのだが……まぁ、そこは目をつぶっておこう。
家に戻るにはまだ時間があるので、のんびりしますかね。
というか、スライムたちの足マッサージが気持ちいのだが、お前さんたちはどうやって俺の足を揉んでいるんだ? まるでスライムに捕食されているようなビジュアルだが、実際はかなり気持ちいマッサージを行われている。
このスライムたちの良い所として、選別して食事をすることができるため、手や足を包み込んでもらって、古い角質なんかを根こそぎ取ってくれたりするんだよな。毛穴の掃除までしてくれたりするから、本当に器用な奴なんだよね。
気が向いたときにしかやってくれないので、今日は全身綺麗にしてくれているので、かなりレアな経験ができている。
余分な毛の処理とかもしてくれるので、マジで便利だったりするんだよね。この世界ではあまり気にする人は少ないのだが、無駄にもじゃもじゃしてたりするのは見栄えが悪いので、処理している人もいたりするんだよね。
女性は気を使っている人は、かなり気を使っているとか。冒険者をしている女性の多くはあまり細かいところは気にしないそうなのだが、花街で働いている女性は見た目も大事ということで、ムダ毛処理に力を入れてたりするらしい。
そこらへんのレクチャーは、サキュバスたちによる指導なので、この世界の常識ではないが、欲望を満たす男たちも、無駄毛が生えているより、生えていないきれいな体の方がいいだろう。そういうことで、見た目も売りにしている人たちは、そういったところにも力を入れているんだとか。
この世界のエステ事情って、そういえばどんな感じなんだろうな? 専門店みたいなのは無くて、お店ごとに専用のナニカを設けてたりするんかね?
いつものように脱線する考えを放置しながら、デリケートな内容をどうしているのか、気になってしまった。
日本では、男女ともに脱毛するのは当たり前らしく、俺の知っている日本とは、かけ離れているような気がした。
見た目もキレイになるのだが、意外にムダ毛がないから、毛が散らばりにくいらしい。普段は全身から抜け毛がありゴミになってしまうのだが、それが髪の毛だけになって、とても便利なのだとか。
自分で掃除するようになったら、そう思うのかね?
俺の生活空間は、全部ブラウニーたちによって片付けられているので、俺が掃除することはないだろう。いえを探せばにいるスライムたちは、どんな汚れでもこいつらなら簡単に片づけてしまうんよな。ブラウニーたちはこのスライムたちを上手く使って掃除をしているから、本当にすごいよな。
さて、マッサージも終わった事だし、音声チャットでは話していた妻たちの元へでも行くかな。
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