2,159 / 2,518
第2159話 開始…訓練Part1
しおりを挟む
時間がやってきた。俺たちは、一塊になって行動を開始する。駐屯地までの距離は、およそ40キロメートル。普通に歩けば10時間近くはかかるだろうが、俺たちの速度なら1時間もかからずに到着できるだろう。
この速度も、馬を使ってかなり速い速度を想定した時間だ。馬がそんなに長時間速度を維持できるわけ無いだろ! とか思うだろうが、ここは異世界である。馬にもLvがありステータスがある。
だから、軍馬として使われる馬はもっと早く移動することも可能だ。この速度は、盗賊崩れでも入手可能なレベルの馬ということだ。
その馬の速度にたいして、俺たちは生身でこの速度を出している。フル装備の状態で移動していることを考えれば、かなり高スペックな肉体を持っていることが、斥候たちに伝わるだろう。
隠密行動をしないで、身をさらけ出して進んでいる理由は、俺たちが隠密行動で近付けば、おそらく誰も気付けないため、それでは訓練にならないので、少し存在感を薄くしてはいるが、すぐに見つけられる程度の隠蔽しかしていない。
正直、俺たちクラスの人間が隠密行動をして近付いてきたら、自分でも発見することは出来ないと思ってる。四六時中気を張って、結界魔法などで情報を得ているような状態にでもしないと、絶対に無理である。
でも、俺はダンジョンマスターなので、マップ先生を使った索敵が可能なので、こっちのスキルを解禁するなら、ほぼ見破ることは出来るだろう。だけど、マップ先生に表示されなくなるアイテムもあるので、絶対ではない。
そんな奴らのために、主要都市では視認で発見できるように、クリエイトゴーレムでいろんなところに、カメラを設置している。自分で判断できるタイプのゴーレムカメラで、マップ先生と連動しており、映ってなかったら監視室に連絡が入るようになっている。
今までに何回か作動したことがあったが、どれも誤作動だったので大事には至らなかったが、もし本当に隠れられるアイテムで潜入されて、破壊工作でもされたら大変なので、誤作動だったとしても修正などは行わずに、そのままで作動させている。
マップ先生に映らない奴は、マジで街崩壊させられる可能性があるからな。多少の誤作動なら、甘んじて受け入れるべきだろう。設定をミスって、肝心な時に見逃すことがある方が問題だからな。
一応、暗部の人間や兵士たちにマントを着せて、マップ先生に映らないようにして、街を歩かせて動作確認をしているので、誤作動で起きる分には確認班に骨を折ってもらうことで決着がついている。
その誤作動が、1日に何十回とあるなら話は別だが、この誤作動は1週間に1~2回程度なので、そのくらいは頑張ってもらおう。
そういえば、今日の指揮は久々にピーチが執っている。プラムたちも成長して、ミーシャたちがいれば特に問題も起こさないし、従魔たちも近くについているので、トラブルなく過ごせるようになっている。
そのピーチが、移動速度を上げるように指示を出してきた。本来のスピード、40キロメートルを1時間以内に移動できる速度にあげる。単純に、マラソン選手の倍くらいの速度で走る感じだな。
レイリーから聞いた斥候の偵察範囲は、およそ30キロメートルなので、15分もすれば斥候がこちらに気付くはずなので、そこまでは一直線に駐屯地へ向かうコースだ。
交代交代でだが、相手の斥候がいないかを索敵しながら走っている。全員でやらないのは、集中力がもったいないからである。多少陰になるところもあるが、5人で前方を確認していれば、問題なく斥候を見つけられるので、余力を残すために交代で索敵している。
10分程走ると、ピーチが急に止まるように指示を出す。
土木組は少し遅れてしまったが、俺や妻たちはピーチの指示が出る前に気付いていたので、簡単に止まることができたのだ。
余力を残しているとはいえ、俺らの動きをみて斥候が気配を先に出すのはどうかと思うぞ……
俺は指示を出さない代わりに、レイリーたちとも連絡ができるように無線機をつけている。その無線機から、
『シュウ様たちはすぐに気付きましたが、土木組のメンバーは気付いていなかったので、合格ラインではないでしょうか?』
副官の内の1人の声が聞こえた。
『警戒のための斥候だから、本職ではない人間も担当しているから、合格点はあげられるのではないでしょうか?』
もう1人の副官の声だな。
『そうだな。さすがに、シュウ様と奥方様たちに気付かれたからと言って、不合格とは言えないですね。少し気付かれる距離が遠い気はしますが、予定より早めに発見できたので、プラスマイナスゼロですかね』
最後はレイリーの声だな。俺的にはアウトかなって思ったけど、俺たちを基準にしてはいけないみたいなので、レイリーたちの評価を支持しよう。
感覚の鋭い遊撃や斥候役の妻たちが、相手の斥候の様子を観察している。どう動くかを見るように指示しているようだ。スリーマンセルのようで、3人1組でここら辺を索敵していたようだな。
相手の規模は10倍以上だぞ。君たちはどういう判断を下すのかな?
今回に関してはほぼ一択なので、それ以外の対処方法をとらないことを祈る。
こっちがそちらに気付いていることはバレてるな。3人が同時に違う方向へ走り出した。正解。誰かがとどまって時間稼ぎは、今回に限ってはNGだ。そもそも、ここまでの人数差があると足止めが意味をなさないことが多いからだ。
地球で銃を使っている戦場であれば別だろうが、ここは異世界で遠距離攻撃手段が少ない。効果的な攻撃をできる人間は、斥候に向いていない場合が多いので、ここでの判断は満点。
全員違う方に逃げるのは、誰か1人でも逃げ切って情報を伝える必要があるからだ。
ピーチが指示を出し、チームを3つに分けて逃げた斥候を追う。
速度的には、俺たちが設定している速度では追いつけないな……体力も素早さもある兵士がしっかりと斥候を務めているんだな。
と考えていると、不意に逃げ出した斥候3人から赤い煙を吐き出しながら、空に登る物体が見えた。
一瞬何かと思ったが、次の瞬間に俺たちの位置から見て、駐屯地側にさらに赤い煙が立ち上る。
なるほど、狼煙か!
確かにこれなら、走るより早く情報を伝えられるな。おそらく色で状況を知らせているんだろうな。
それを見たピーチは、斥候を追うのを中断して集まるように指示を出す。
「今のでおそらく、駐屯地に非常事態だということが伝わってしまいました。捕らえてもあまり意味が無いので、最短距離で駐屯地へ移動します」
見つかって存在が知られたのであれば、真っすぐに突っ切ってしまおうということだ。
これは想定していた中で、こちらが一番不利な状況と仮定している。ただ、ここまではやくこの状況になるとは思ってなかったんだよね。
この速度も、馬を使ってかなり速い速度を想定した時間だ。馬がそんなに長時間速度を維持できるわけ無いだろ! とか思うだろうが、ここは異世界である。馬にもLvがありステータスがある。
だから、軍馬として使われる馬はもっと早く移動することも可能だ。この速度は、盗賊崩れでも入手可能なレベルの馬ということだ。
その馬の速度にたいして、俺たちは生身でこの速度を出している。フル装備の状態で移動していることを考えれば、かなり高スペックな肉体を持っていることが、斥候たちに伝わるだろう。
隠密行動をしないで、身をさらけ出して進んでいる理由は、俺たちが隠密行動で近付けば、おそらく誰も気付けないため、それでは訓練にならないので、少し存在感を薄くしてはいるが、すぐに見つけられる程度の隠蔽しかしていない。
正直、俺たちクラスの人間が隠密行動をして近付いてきたら、自分でも発見することは出来ないと思ってる。四六時中気を張って、結界魔法などで情報を得ているような状態にでもしないと、絶対に無理である。
でも、俺はダンジョンマスターなので、マップ先生を使った索敵が可能なので、こっちのスキルを解禁するなら、ほぼ見破ることは出来るだろう。だけど、マップ先生に表示されなくなるアイテムもあるので、絶対ではない。
そんな奴らのために、主要都市では視認で発見できるように、クリエイトゴーレムでいろんなところに、カメラを設置している。自分で判断できるタイプのゴーレムカメラで、マップ先生と連動しており、映ってなかったら監視室に連絡が入るようになっている。
今までに何回か作動したことがあったが、どれも誤作動だったので大事には至らなかったが、もし本当に隠れられるアイテムで潜入されて、破壊工作でもされたら大変なので、誤作動だったとしても修正などは行わずに、そのままで作動させている。
マップ先生に映らない奴は、マジで街崩壊させられる可能性があるからな。多少の誤作動なら、甘んじて受け入れるべきだろう。設定をミスって、肝心な時に見逃すことがある方が問題だからな。
一応、暗部の人間や兵士たちにマントを着せて、マップ先生に映らないようにして、街を歩かせて動作確認をしているので、誤作動で起きる分には確認班に骨を折ってもらうことで決着がついている。
その誤作動が、1日に何十回とあるなら話は別だが、この誤作動は1週間に1~2回程度なので、そのくらいは頑張ってもらおう。
そういえば、今日の指揮は久々にピーチが執っている。プラムたちも成長して、ミーシャたちがいれば特に問題も起こさないし、従魔たちも近くについているので、トラブルなく過ごせるようになっている。
そのピーチが、移動速度を上げるように指示を出してきた。本来のスピード、40キロメートルを1時間以内に移動できる速度にあげる。単純に、マラソン選手の倍くらいの速度で走る感じだな。
レイリーから聞いた斥候の偵察範囲は、およそ30キロメートルなので、15分もすれば斥候がこちらに気付くはずなので、そこまでは一直線に駐屯地へ向かうコースだ。
交代交代でだが、相手の斥候がいないかを索敵しながら走っている。全員でやらないのは、集中力がもったいないからである。多少陰になるところもあるが、5人で前方を確認していれば、問題なく斥候を見つけられるので、余力を残すために交代で索敵している。
10分程走ると、ピーチが急に止まるように指示を出す。
土木組は少し遅れてしまったが、俺や妻たちはピーチの指示が出る前に気付いていたので、簡単に止まることができたのだ。
余力を残しているとはいえ、俺らの動きをみて斥候が気配を先に出すのはどうかと思うぞ……
俺は指示を出さない代わりに、レイリーたちとも連絡ができるように無線機をつけている。その無線機から、
『シュウ様たちはすぐに気付きましたが、土木組のメンバーは気付いていなかったので、合格ラインではないでしょうか?』
副官の内の1人の声が聞こえた。
『警戒のための斥候だから、本職ではない人間も担当しているから、合格点はあげられるのではないでしょうか?』
もう1人の副官の声だな。
『そうだな。さすがに、シュウ様と奥方様たちに気付かれたからと言って、不合格とは言えないですね。少し気付かれる距離が遠い気はしますが、予定より早めに発見できたので、プラスマイナスゼロですかね』
最後はレイリーの声だな。俺的にはアウトかなって思ったけど、俺たちを基準にしてはいけないみたいなので、レイリーたちの評価を支持しよう。
感覚の鋭い遊撃や斥候役の妻たちが、相手の斥候の様子を観察している。どう動くかを見るように指示しているようだ。スリーマンセルのようで、3人1組でここら辺を索敵していたようだな。
相手の規模は10倍以上だぞ。君たちはどういう判断を下すのかな?
今回に関してはほぼ一択なので、それ以外の対処方法をとらないことを祈る。
こっちがそちらに気付いていることはバレてるな。3人が同時に違う方向へ走り出した。正解。誰かがとどまって時間稼ぎは、今回に限ってはNGだ。そもそも、ここまでの人数差があると足止めが意味をなさないことが多いからだ。
地球で銃を使っている戦場であれば別だろうが、ここは異世界で遠距離攻撃手段が少ない。効果的な攻撃をできる人間は、斥候に向いていない場合が多いので、ここでの判断は満点。
全員違う方に逃げるのは、誰か1人でも逃げ切って情報を伝える必要があるからだ。
ピーチが指示を出し、チームを3つに分けて逃げた斥候を追う。
速度的には、俺たちが設定している速度では追いつけないな……体力も素早さもある兵士がしっかりと斥候を務めているんだな。
と考えていると、不意に逃げ出した斥候3人から赤い煙を吐き出しながら、空に登る物体が見えた。
一瞬何かと思ったが、次の瞬間に俺たちの位置から見て、駐屯地側にさらに赤い煙が立ち上る。
なるほど、狼煙か!
確かにこれなら、走るより早く情報を伝えられるな。おそらく色で状況を知らせているんだろうな。
それを見たピーチは、斥候を追うのを中断して集まるように指示を出す。
「今のでおそらく、駐屯地に非常事態だということが伝わってしまいました。捕らえてもあまり意味が無いので、最短距離で駐屯地へ移動します」
見つかって存在が知られたのであれば、真っすぐに突っ切ってしまおうということだ。
これは想定していた中で、こちらが一番不利な状況と仮定している。ただ、ここまではやくこの状況になるとは思ってなかったんだよね。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる