2,134 / 2,518
第2134話 ギャンブルは怖いぞ
しおりを挟む
商会の報告も終わり、ひとまずこの機を逃すまいと始まった報告会は、一応終わりを告げる。一応というのは、オーバータイム……話し合いに続きがあったからだ。
話し合いの内容は、統治にも財務にも商会にも関係があるらしい。以前から度々要望の出ている分野だとのこと……色々あるけど、全てが関わるような大事な要望なんて何があったかな? 娯楽関係?
「娯楽といえば娯楽なのですが……街公認の賭博場ですね。シュウ様の街では、治安も良くなり健康で過ごせるようになって稼ぎも多く、税金が下がっているので、娯楽に使うお金が増えてきたのですが、特に冒険者たちから賭博場が欲しいと、声が上がっています」
そう報告してくれたのは、ガリアだ。
そもそも、なんで冒険者が賭博場が欲しいって言ってるんだ?
「ゴーストタウンには、花街に併設されて公認の賭博場があります。そこで楽しみを知った冒険者が、外に行った時に娯楽として、賭博を求めているそうです」
いやいや、賭博は娯楽じゃねえからな! 分類したら娯楽に入るのかもしれないけど……賭博がしたいなら、他の街へ行くかゴーストタウンに戻ってくればいいだろうが。
「出入り禁止になるほど素行が悪いわけではないですが、あまりよろしくないお客というべきですかね。ですが、そんな冒険者でも他の街へ行けば、そこそこの腕前でお金を稼げるため、稼いでから環境の良いシュウ様の街に来ているそうです」
なるほど、言いたいことが分かった。素行がよろしくなくてゴーストタウンを出たけど、ギャンブルが忘れられなくて、外で稼いで俺の街でゴーストタウンのような、ギャンブルをしたいと騒いでるってことか?
待てよ、俺の街じゃない方が賭博場が多いんじゃないか?
「それなのですが、外に出て良く仕事をしている冒険者たちに話しを聞いたところ、他の街では還元率がかなり悪いそうですね。新規の客には勝たせて、沼に引っ張り込むのが普通らしいですね。ちなみに還元率は4割ほどだそうです。ゴーストタウンは8割ほどですね」
胴元ががめついのか? それともそのくらいにしないと、街の有力者に金が払えないのか? ルールを決めている領主が胴元の可能性もあるか?
って、胴元が還元率を教えてるわけないのに、何でそんなことが分かるんだ?
「還元率については、諜報員が暇つぶしに調べたそうです」
暇潰しなのか……そんなにすることが無かったのかね? で、調べた結果がその数字ってことか?
「そうですね。実際には、7割くらいに見せかけているそうですが、差の3割に関しては賭博場の息のかかった人間が、ギャンブルに参加してもらっているように見せているそうですね。1~2割くらいがサクラだそうですよ」
賭博場にサクラがいるのか……それって地球でも同じなのかね? 日本には競馬とかはあるけど、カジノみたいな賭博場は無かったから、あんまり情報が無かった気がする。でも、日本でもカジノを作るとか言って、法整備してたっけ?
あいまいな記憶をほじくっているが、まったく思い出せなかった。
「そういった冒険者たちの声はどうでもいいのですが、街に住んでいる人たちからも娯楽がもっと欲しいと、話が上がってきているそうですね。冒険者たちから聞いた娯楽を、自分たちも体験してみたい!といった感じですね」
ん~個人的には、身を滅ぼさないのであれば、いくらでも作るんだけど……一定数、ギャンブルで身を滅ぼす人間が出てくるし、悪用して借金漬けにさせて奴隷に落として好きにするみたいなことがあるからな……
ちなみに、俺の街ではゴーストタウン以外にギャンブルできるところは無い。非公認の所は、発見し次第潰している。大体、闇ギルドや悪徳商人の資金源になっているので、随時摘発している。
ゴーストタウンにもギャンブル場は無かったんだけど、色々法整備をして花街の近くに作ったんだよね。闘技場で行われているトトカルチョとはまた違う。あっちはギャンブルというよりは、街のイベントに近い。銅貨1枚からかけられる、お遊びみたいなものだ。
初めの頃は無かったが、今は上限が決められており、勝てばその日の居酒屋で頼むメニューが豪華になるって感じだな。負ければ、頼むメニューが1品2品減る感じだろう。
賭博場はあるけど、金貸しについては行っていないので、借金漬けになることは基本的に無い。仲間に騙されて借金をさせられることはあるらしいが、そういった場合はしっかりと背後関係を調べて、両者を裁くのがゴーストタウン流だ。
金貸しも、公認のところ以外は全部潰しているので、冤罪のような形で借金を背負わされることは少ない。それでも無くならないのは、情状酌量の余地のない人間や、こちらで把握しきれない者も若干名出てしまうからだ。
街の住人たちがやってみたいか……良くない流れな気がするんだけど、どうするべきかね? トトカルチョくらいなら問題ないんだけど、トトカルチョをするにしても対象がその街に無いとな……
「トトカルチョですか……確かにあれならギャンブルみたいに身を滅ぼすことは無いですね。ゴーストタウンの闘技場を映せるような施設でも作りますか?」
賭博場を作るなら、そっちの方がいいかもしれないな。録画だと結果を知っている人が街にいるかもしれないから、同時か最大でも半日以内とか決めないと、不正が出ちゃうからな。そこらへんはあとで考えるとして、その案を採用しよう。
かなりの広さが必要だから、街中にドカーンって建てられないよな。なら、思い切って街の外に壁を作って、そこにトトカルチョ用の建物を建てるか? 使っていない時は、兵士たちの訓練場にしてもいいかもしれないな。
警備の点を考えれば、詰め所の近くとかの方が対処しやすいな。出入口は広くとるけど、1ヶ所のみ。イメージは……都心の駅の改札口みたいな、1人ずつ通れるゲートを作って、中に入る感じかね? 賭けるのは、中に入る前にまとめてかな?
いや、賭けなくても観戦できるようにするわけだから、買うエリアを広く作るべきか? 賭けられる額を一定刻みにして、チケットを渡す感じか?
「ゴーストタウンと同じようにはできないでしょうが、賭け方などについては後で考えましょう。トトカルチョができなくても、過去の試合データはあるので観戦ができる場所にしてもいいですし、兵士が訓練に使えるのであれば、無駄にはなりません」
そうだな。とりあえず、各街に箱を作るように指示を出そうか。どのくらいの広さが必要かしっかりと計算して、その結果を各街に報告してくれ。
話し合いの内容は、統治にも財務にも商会にも関係があるらしい。以前から度々要望の出ている分野だとのこと……色々あるけど、全てが関わるような大事な要望なんて何があったかな? 娯楽関係?
「娯楽といえば娯楽なのですが……街公認の賭博場ですね。シュウ様の街では、治安も良くなり健康で過ごせるようになって稼ぎも多く、税金が下がっているので、娯楽に使うお金が増えてきたのですが、特に冒険者たちから賭博場が欲しいと、声が上がっています」
そう報告してくれたのは、ガリアだ。
そもそも、なんで冒険者が賭博場が欲しいって言ってるんだ?
「ゴーストタウンには、花街に併設されて公認の賭博場があります。そこで楽しみを知った冒険者が、外に行った時に娯楽として、賭博を求めているそうです」
いやいや、賭博は娯楽じゃねえからな! 分類したら娯楽に入るのかもしれないけど……賭博がしたいなら、他の街へ行くかゴーストタウンに戻ってくればいいだろうが。
「出入り禁止になるほど素行が悪いわけではないですが、あまりよろしくないお客というべきですかね。ですが、そんな冒険者でも他の街へ行けば、そこそこの腕前でお金を稼げるため、稼いでから環境の良いシュウ様の街に来ているそうです」
なるほど、言いたいことが分かった。素行がよろしくなくてゴーストタウンを出たけど、ギャンブルが忘れられなくて、外で稼いで俺の街でゴーストタウンのような、ギャンブルをしたいと騒いでるってことか?
待てよ、俺の街じゃない方が賭博場が多いんじゃないか?
「それなのですが、外に出て良く仕事をしている冒険者たちに話しを聞いたところ、他の街では還元率がかなり悪いそうですね。新規の客には勝たせて、沼に引っ張り込むのが普通らしいですね。ちなみに還元率は4割ほどだそうです。ゴーストタウンは8割ほどですね」
胴元ががめついのか? それともそのくらいにしないと、街の有力者に金が払えないのか? ルールを決めている領主が胴元の可能性もあるか?
って、胴元が還元率を教えてるわけないのに、何でそんなことが分かるんだ?
「還元率については、諜報員が暇つぶしに調べたそうです」
暇潰しなのか……そんなにすることが無かったのかね? で、調べた結果がその数字ってことか?
「そうですね。実際には、7割くらいに見せかけているそうですが、差の3割に関しては賭博場の息のかかった人間が、ギャンブルに参加してもらっているように見せているそうですね。1~2割くらいがサクラだそうですよ」
賭博場にサクラがいるのか……それって地球でも同じなのかね? 日本には競馬とかはあるけど、カジノみたいな賭博場は無かったから、あんまり情報が無かった気がする。でも、日本でもカジノを作るとか言って、法整備してたっけ?
あいまいな記憶をほじくっているが、まったく思い出せなかった。
「そういった冒険者たちの声はどうでもいいのですが、街に住んでいる人たちからも娯楽がもっと欲しいと、話が上がってきているそうですね。冒険者たちから聞いた娯楽を、自分たちも体験してみたい!といった感じですね」
ん~個人的には、身を滅ぼさないのであれば、いくらでも作るんだけど……一定数、ギャンブルで身を滅ぼす人間が出てくるし、悪用して借金漬けにさせて奴隷に落として好きにするみたいなことがあるからな……
ちなみに、俺の街ではゴーストタウン以外にギャンブルできるところは無い。非公認の所は、発見し次第潰している。大体、闇ギルドや悪徳商人の資金源になっているので、随時摘発している。
ゴーストタウンにもギャンブル場は無かったんだけど、色々法整備をして花街の近くに作ったんだよね。闘技場で行われているトトカルチョとはまた違う。あっちはギャンブルというよりは、街のイベントに近い。銅貨1枚からかけられる、お遊びみたいなものだ。
初めの頃は無かったが、今は上限が決められており、勝てばその日の居酒屋で頼むメニューが豪華になるって感じだな。負ければ、頼むメニューが1品2品減る感じだろう。
賭博場はあるけど、金貸しについては行っていないので、借金漬けになることは基本的に無い。仲間に騙されて借金をさせられることはあるらしいが、そういった場合はしっかりと背後関係を調べて、両者を裁くのがゴーストタウン流だ。
金貸しも、公認のところ以外は全部潰しているので、冤罪のような形で借金を背負わされることは少ない。それでも無くならないのは、情状酌量の余地のない人間や、こちらで把握しきれない者も若干名出てしまうからだ。
街の住人たちがやってみたいか……良くない流れな気がするんだけど、どうするべきかね? トトカルチョくらいなら問題ないんだけど、トトカルチョをするにしても対象がその街に無いとな……
「トトカルチョですか……確かにあれならギャンブルみたいに身を滅ぼすことは無いですね。ゴーストタウンの闘技場を映せるような施設でも作りますか?」
賭博場を作るなら、そっちの方がいいかもしれないな。録画だと結果を知っている人が街にいるかもしれないから、同時か最大でも半日以内とか決めないと、不正が出ちゃうからな。そこらへんはあとで考えるとして、その案を採用しよう。
かなりの広さが必要だから、街中にドカーンって建てられないよな。なら、思い切って街の外に壁を作って、そこにトトカルチョ用の建物を建てるか? 使っていない時は、兵士たちの訓練場にしてもいいかもしれないな。
警備の点を考えれば、詰め所の近くとかの方が対処しやすいな。出入口は広くとるけど、1ヶ所のみ。イメージは……都心の駅の改札口みたいな、1人ずつ通れるゲートを作って、中に入る感じかね? 賭けるのは、中に入る前にまとめてかな?
いや、賭けなくても観戦できるようにするわけだから、買うエリアを広く作るべきか? 賭けられる額を一定刻みにして、チケットを渡す感じか?
「ゴーストタウンと同じようにはできないでしょうが、賭け方などについては後で考えましょう。トトカルチョができなくても、過去の試合データはあるので観戦ができる場所にしてもいいですし、兵士が訓練に使えるのであれば、無駄にはなりません」
そうだな。とりあえず、各街に箱を作るように指示を出そうか。どのくらいの広さが必要かしっかりと計算して、その結果を各街に報告してくれ。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
転生したら倉庫キャラ♀でした。
ともQ
ファンタジー
最高に楽しいオフ会をしよう。
ゲーム内いつものギルドメンバーとの会話中、そんな僕の一言からオフ会の開催が決定された。
どうしても気になってしまうのは中の人、出会う相手は男性?女性? ドキドキしながら迎えたオフ会の当日、そのささやかな夢は未曾有の大天災、隕石の落下により地球が消滅したため無念にも中止となる。
死んで目を覚ますと、僕はMMORPG "オンリー・テイル" の世界に転生していた。
「なんでメインキャラじゃなくて倉庫キャラなの?!」
鍛え上げたキャラクターとは《性別すらも正反対》完全な初期状態からのスタート。
加えて、オンリー・テイルでは不人気と名高い《ユニーク職》、パーティーには完全不向き最凶最悪ジョブ《触術師》であった。
ギルドメンバーも転生していることを祈り、倉庫に貯めまくったレアアイテムとお金、最強ゲーム知識をフルバーストしこの世界を旅することを決意する。
道中、同じプレイヤーの猫耳魔法少女を仲間に入れて冒険ライフ、その旅路はのちに《英雄の軌跡》と称される。
今、オフ会のリベンジを果たすため "オンリー・テイル" の攻略が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる