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第2125話 シンラたちの奇行
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おやつを食べた後、シンラが眠そうにしていたので、ちょっとちょっかいをかけては、プラムとシオンに怒られる……という事を繰り返して、作業へ戻った。
おやつの前にも寝てたのに、シンラはよく眠れるもんだな。夜だってしっかり寝ているはずなのに、不思議なことだ。この年ごろは、いくらでも寝れるのかね? ミーシャたちに比べると、寝ている時間が多い気がする。プラムとシオンもつられて寝るから、多めなんだよね。
シルキーたちの話では、問題は無いので気にすることまではしていないが、疑問には思ってしまう。
ん~、明日も続きをしたくないので、しっかりと作業しないとな。壁を作り部屋を作っていく。簡単に部屋の中を作って、次へ。
おやつ前までは、何かと考えながらやっていたので作業は遅かったが、おやつの後からは作ることに集中して、サクサクと作っていったので、下の階の倍ほどの速さで作ることができたと思う。
まだ夕食まで時間があるので、各部屋の確認をしていくか。
明日、協力をしてもらって調べるのでもいいのだが、先に軽くチャックしておくことで、時間の節約になるのできちんと確認しておく。部屋を箱で見ると、何もあ入っていない状況で、あるのはお風呂とキッチンだけなので、確認する箇所は少ない。
面倒なことが多ければしなかったが、この程度であれば一緒に来ているダマたちにもできるし、遊んでいるスライムたちにも、気になるところがないか聞くことができるので、サクッとやってしまうぞ。
やっぱり、きちんと作っているつもりだったが、所々に歪や隙間があるな。2~3部屋に1つほどの割合だ……魔法で簡単に作り、地球の何倍も速く作った事を考えれば、ミスは少ない方かね? しっかり確認して修正しても、時間的にはかなり早く作れているからな。
そもそも、どれだけマンパワーをかけて、地球でこのレベルで4階建てを建てたとしても、1日で作ることは出来ないだろう。
補修も終わり、使おうと思えば今すぐにでも使えるレベルにまで、部屋の整備をすることができた。ベッドを運び込んだら、生活することは可能だろう。
作る時に水道用と排水用のパイプも通してあるので、問題ない。配水管の掃除など、問題はあるのだが、ニコから発生したスライムたちに任せれば、アメーバ状のスライムを使って、排水溝をキレイにしてくれるので、本当に便利な存在だな。
水も流れるし、問題ないだろう。後は……お風呂用に魔道具を設置すれば……それは明日でいいか。
ちなみに水道が一つひとつ魔導具でないのは、各部屋に設置するよりも、1つ大きいのを用意して、全体に配水できるようにした方がいいと言われたので、こういう形をとっている。魔道具を使っているのは、ブラウニーたちの使っているキッチンだけだ。
屋上に設置した水の魔道具は、簡単に破壊できるようにしているので、しっかりと機構を発動すれば、再利用することは不可能だ。
無駄にレベルの高い技術が使われているが、拠点だけなので最悪な場合も問題ないだろう。いや、診察室にも魔道具を使ってたな。あっちは衛生面を考えて、清潔を保つために必要な物だからな。
グリエルたちは渋っていたが、シルキーたちが許可を出したので、問題なく使っている。
グリエルたちが渋っていたのは魔道具を使う事より、最悪の場合敵の手に渡るときの事を考えているからだ。例えば1つでも水を生み出す魔道具が敵にわたったら、1000人単位で生活用水をまかなえてしまうので、軍事的にかなり優位に立てるのだ。
魔力を使わずに水を生み出せる、俺たち謹製の水の魔道具だから、魔石を使う物の数十倍は効率よく、1秒間に出せる量が決まっているだけで、他に制限が無いのでその価値は、魔石を使う物の1000倍は軽く超えてしまうらしい。
売るだけでも資金に余裕ができるのは大きいだろうが、自分たちで使う方が勝ちの何倍も効果的に使えるだろう。
そんな魔導具だから、駐屯地の方の治療室には置きたくなかった、グリエルとガリアたちだ。
シルキーたちが許可を出さなくても、自分たちの意思できたとしても、いざという時に設備が不衛生で、仲間が死んでしまった……とかなったら最悪だからな。独断で設置しただろうけどな。
今回は早い段階でシルキーたちが口を出してきたので、グリエルたちも下がらずにはいられなかっただろう。俺だったとしたらもう少し粘ってから、無理と分かった段階で引く感じだっただろうな。
どうでもいい事を考えながら、俺は食堂へ戻ることにした。
自分たちエリアに入ってから、共同エリアを通って食堂へ行くつもりだったが、その前に視線を感じた。昼食後にも感じた、下の子たち3人の視線だ。スライムたちに隠れてこっちを見ているようだ。
シンラたちは、気付いていないと思っているだろうが、視線だけじゃなくて、スライムたちの隙間から色々と見えてるぞ。隠れているつもりなのだろう……笑って話いけないと思い、何とか堪えることに成功した。
この子たちは何がしたいんだろうな? スライムたちが俺に対してよくやる、だるまさんが転んだの亜種みたいなことをして、俺に近付いてくる。亜種というのも俺が移動しているので、本来の物とは違うという意味だ。
それと一緒に着いてきているのだが、お尻や頭が隠れてないぞ。しっかり隠れないと、バレバレだぞ。その前に、お前さんたちは視線を隠せるようにならないと、俺に見つからずに何かすることは出来ないぞ。
さて、次は何するのかね?
限界まで近付いてきたスライムたちに紛れて、シンラたちが俺に飛びついてきた。
飛び込んできたところを、逆に捕獲して見せる。
3人が何をしたいのか分かってしまった。姉たちでも俺を倒せなかったから、不意を打ってでも俺を倒したいのだろう。別に殺したいとかそういう事ではなく、姉たちの仇みたいなのを取りたいのだろう。
この子たちに取って、姉たちは尊敬の的らしいからな。妻たちなら納得するみたいだが、俺だと納得できないんだとさ。俺が戦っている時は、目をキラキラさせていたのにな……
おやつの前にも寝てたのに、シンラはよく眠れるもんだな。夜だってしっかり寝ているはずなのに、不思議なことだ。この年ごろは、いくらでも寝れるのかね? ミーシャたちに比べると、寝ている時間が多い気がする。プラムとシオンもつられて寝るから、多めなんだよね。
シルキーたちの話では、問題は無いので気にすることまではしていないが、疑問には思ってしまう。
ん~、明日も続きをしたくないので、しっかりと作業しないとな。壁を作り部屋を作っていく。簡単に部屋の中を作って、次へ。
おやつ前までは、何かと考えながらやっていたので作業は遅かったが、おやつの後からは作ることに集中して、サクサクと作っていったので、下の階の倍ほどの速さで作ることができたと思う。
まだ夕食まで時間があるので、各部屋の確認をしていくか。
明日、協力をしてもらって調べるのでもいいのだが、先に軽くチャックしておくことで、時間の節約になるのできちんと確認しておく。部屋を箱で見ると、何もあ入っていない状況で、あるのはお風呂とキッチンだけなので、確認する箇所は少ない。
面倒なことが多ければしなかったが、この程度であれば一緒に来ているダマたちにもできるし、遊んでいるスライムたちにも、気になるところがないか聞くことができるので、サクッとやってしまうぞ。
やっぱり、きちんと作っているつもりだったが、所々に歪や隙間があるな。2~3部屋に1つほどの割合だ……魔法で簡単に作り、地球の何倍も速く作った事を考えれば、ミスは少ない方かね? しっかり確認して修正しても、時間的にはかなり早く作れているからな。
そもそも、どれだけマンパワーをかけて、地球でこのレベルで4階建てを建てたとしても、1日で作ることは出来ないだろう。
補修も終わり、使おうと思えば今すぐにでも使えるレベルにまで、部屋の整備をすることができた。ベッドを運び込んだら、生活することは可能だろう。
作る時に水道用と排水用のパイプも通してあるので、問題ない。配水管の掃除など、問題はあるのだが、ニコから発生したスライムたちに任せれば、アメーバ状のスライムを使って、排水溝をキレイにしてくれるので、本当に便利な存在だな。
水も流れるし、問題ないだろう。後は……お風呂用に魔道具を設置すれば……それは明日でいいか。
ちなみに水道が一つひとつ魔導具でないのは、各部屋に設置するよりも、1つ大きいのを用意して、全体に配水できるようにした方がいいと言われたので、こういう形をとっている。魔道具を使っているのは、ブラウニーたちの使っているキッチンだけだ。
屋上に設置した水の魔道具は、簡単に破壊できるようにしているので、しっかりと機構を発動すれば、再利用することは不可能だ。
無駄にレベルの高い技術が使われているが、拠点だけなので最悪な場合も問題ないだろう。いや、診察室にも魔道具を使ってたな。あっちは衛生面を考えて、清潔を保つために必要な物だからな。
グリエルたちは渋っていたが、シルキーたちが許可を出したので、問題なく使っている。
グリエルたちが渋っていたのは魔道具を使う事より、最悪の場合敵の手に渡るときの事を考えているからだ。例えば1つでも水を生み出す魔道具が敵にわたったら、1000人単位で生活用水をまかなえてしまうので、軍事的にかなり優位に立てるのだ。
魔力を使わずに水を生み出せる、俺たち謹製の水の魔道具だから、魔石を使う物の数十倍は効率よく、1秒間に出せる量が決まっているだけで、他に制限が無いのでその価値は、魔石を使う物の1000倍は軽く超えてしまうらしい。
売るだけでも資金に余裕ができるのは大きいだろうが、自分たちで使う方が勝ちの何倍も効果的に使えるだろう。
そんな魔導具だから、駐屯地の方の治療室には置きたくなかった、グリエルとガリアたちだ。
シルキーたちが許可を出さなくても、自分たちの意思できたとしても、いざという時に設備が不衛生で、仲間が死んでしまった……とかなったら最悪だからな。独断で設置しただろうけどな。
今回は早い段階でシルキーたちが口を出してきたので、グリエルたちも下がらずにはいられなかっただろう。俺だったとしたらもう少し粘ってから、無理と分かった段階で引く感じだっただろうな。
どうでもいい事を考えながら、俺は食堂へ戻ることにした。
自分たちエリアに入ってから、共同エリアを通って食堂へ行くつもりだったが、その前に視線を感じた。昼食後にも感じた、下の子たち3人の視線だ。スライムたちに隠れてこっちを見ているようだ。
シンラたちは、気付いていないと思っているだろうが、視線だけじゃなくて、スライムたちの隙間から色々と見えてるぞ。隠れているつもりなのだろう……笑って話いけないと思い、何とか堪えることに成功した。
この子たちは何がしたいんだろうな? スライムたちが俺に対してよくやる、だるまさんが転んだの亜種みたいなことをして、俺に近付いてくる。亜種というのも俺が移動しているので、本来の物とは違うという意味だ。
それと一緒に着いてきているのだが、お尻や頭が隠れてないぞ。しっかり隠れないと、バレバレだぞ。その前に、お前さんたちは視線を隠せるようにならないと、俺に見つからずに何かすることは出来ないぞ。
さて、次は何するのかね?
限界まで近付いてきたスライムたちに紛れて、シンラたちが俺に飛びついてきた。
飛び込んできたところを、逆に捕獲して見せる。
3人が何をしたいのか分かってしまった。姉たちでも俺を倒せなかったから、不意を打ってでも俺を倒したいのだろう。別に殺したいとかそういう事ではなく、姉たちの仇みたいなのを取りたいのだろう。
この子たちに取って、姉たちは尊敬の的らしいからな。妻たちなら納得するみたいだが、俺だと納得できないんだとさ。俺が戦っている時は、目をキラキラさせていたのにな……
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