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第2064話 シンラの趣向が謎
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古代文明は、大きな川……大河の近くで起こったとされている。より正確に言うなら、水源の近くにしか人口密集地が無かったため、文明が発展できたのは大河の近くだったという説がある。
この世界には魔法があり、地球ではありえなかったことを簡単に行うことができる。チートの様な能力を使って水源を作り出したが、地球では水の無いところでどんなに頑張っても、水源など作ることは出来ない。
人が生きるために水源の確保がここまで大変だとは、考えていなかった。水源で苦労したと思うのは、バレルの街だろう。それでも、何キロメートルか先に大きな川があり、そこから水を引いてきているので水に困ることは無かった街だ。
それに比べてここは、規模も遥かに小さい場所なのだが、水源を考えるだけでも正直頭が痛かった。
人が栄えるには、水が必要なのは理解したけど、中には水源が無くてもある程度発達した文明もあったと聞いている。もしその文明の近くに大きな水源があれば、歴史が変わっていたのだろうか?
水堀に満たされていく水を見て、地球の歴史について何となく考えている自分がいた。その近くでは、いつの間にかミーシャたちも集まり、水が溜まっていく様子を一緒に眺めていた。
シンラたちが騒がしいのはいつもの事だが、水位の上がっていく水堀を見てキラキラした目をしていて、俺の事を尊敬の眼差して見ている……ということは無かった。キラキラした目で水堀は見ているが、俺のことなど完全にいないものとして騒いでいるな。
この子たちには、俺が水を生み出しているということは理解できていないのだろう。魔法のように手元からブシャーっと水が出ていれば違ったかもしれないが、今は水堀の底付近に毎秒数千リットルという量を召喚しているので、水が湧き出しているように見えるのだ。
それにシンラたちには、俺がダンジョンマスターだということは教えていない。会話の所々で話してはいるが、この子たちには理解できていないので、気にしていないというのが現状だろう。
昔は、可能な限りダンジョンマスターであることを隠していたが、今は特に必死になって隠すということはしていない。身の危険を感じれば、家族ごとマイワールドへ逃げ込めばいいだけだからな。
Sランクを超える従魔たちが跋扈している俺たちの家に忍び込むこと自体不可能だ。運よく忍び込めたとしても、聖国のSSSランクだったあいつの様な理不尽な存在でもなければ、すぐに見つかって処理されてしまうのがオチだ。
そんな危険人物にはマーカーをつけてあり、24時間体制で監視が付いているので、近付けば報告が入るようになっているため、規格外な奴らの襲撃はないと思っている。
そうだ。猫から魔獣に進化した猫たちだが、この前ステータスを見た時に、Lv500を超えてて笑ったね。魔獣になっても体は小さいので、打たれ強さや力は同じLv帯で見れば低いが、その分素早さに能力が偏っている感じだったな。
最近追いかけっこしていないが、今やったら逃げ切れずに負け越す自信があるな。
さて、しばらくは様子を見ることになるだろうから、今日の所はこの辺で終わりかな。明日は……堀に橋をかけて、行き来できるようにしないといけないからな。それが終わったら、区画分けでもするか? そこらへんは、食事が終わったらグリエルたちに連絡を入れて相談しよう。
それにしても、土木組の仕事が早くなったよな。住む場所はまだだが、土台はほぼ完ぺきと言っても過言ではないだろう。訓練場所となる広場も整えられ、俺たちが拠点にする場所は一段も二段も高くなっており、しっかりと区別されている。
土木組と合流して、馬車を使った野営地まで戻ってきた。水堀の中心地なので、すぐ近くだったんだけどね。
シルキーたちが中心になって料理を進めているので、とにかく良い匂いが漂っている。これって食事の匂いでテロを起こせるのではないだろうか? そんな冗談はさておき、美味そうな匂いが本当にしている。
お肉の焼ける匂い、焼けた肉から出たうまみ成分が焦げて香り、香辛料がその匂いに追加で香りをつけ、この周辺が匂いの暴力に包まれているのだ。
野菜が焼けても、何となく良い匂いがするだけでここまで暴力的ではない。新鮮な野菜は、匂いではなく味で勝負してくるからな! 何に対抗しているのか知らんが、野菜には野菜の良さがある。
おっと、ここで醤油の暴力的な匂いまで追加されてしまった……これはあきまへんわ。
匂いに導かれるように、食事の準備されているエリアへ向かって歩く。これだけ匂いがしているので、馬車の外側で調理していることは分かっていた。匂いから察するに、おそらく鉄板焼きや網焼きの類の調理法だと考えていた。
分かりやすく言えば、バーベキューだな。ダンジョン農園からも新鮮な野菜を持ち込んでいるので、肉だけではなく野菜も魚介類も様々な物が準備されていた。
シンラなんかは、先ほどまで俺の近くにいたはずなのに、既に席に座って早くしろ! と圧力をかけてきている。プラムもシオンも、「あくしろ!」と舌っ足らずな感じで周りを急がせていた。
ゆっくりする理由もないので、素早く席へ移動して挨拶をしてから食事が始まる。
俺はおまかせで持って来てもらうので、周りを観察していた。特にシンラが初めに何を食べるのか気になっていたので、運ばれてくる食材が何か予想していた。
肉が好きな子たちなので、鳥、牛、豚のうちのどれかだろうか? 変化球で羊の線もあるか……基本的に出された物は何でも食べるので、予想し辛い相手ではあるな。
まだ小さいので、脂が多い部分よりはさっぱりとしている方が好きなシンラなので、鳥か牛の赤身だろうか? プラムとシオンは、肉食系というか脂も好きなので、脂身の多いステーキか豚かな?
そんなことを考えていると、プラムとシオンにお皿が運ばれてきた。
乗っていたのは、脂身多めの牛ステーキだった。そのサイズは、俺たちに出される物の4分の1程度も無いだろうが、子どもの前にあるので俺たちの食べる物の半分くらいはありそうに見える。
そんな様子を見ていると、俺のお皿も運ばれてきたな。プラムたちと同じくステーキだったが、野菜がこんもりと盛られている上に、サラダも一緒に用意されている。ドレッシングは、ニンジンドレッシング。野菜をモリっと食べてから、ステーキを食べていく。
シンラが我慢強く待っている状況が不思議だが、騒がないのであれば問題ないのでいいか……でも、ここまで時間がかかるのは何でだろうな?
ステーキを半分ほどお腹におさめると、シンラの1枚目のお皿が到着した。見た目はちょっとした黒い山だな。小さいけど、ハンバーグみたいな形だろうか? 何で黒いのかと思ったが、その食材が何か理解して納得する。時間がかかるのも納得である。
黒い山にかけられたのは、おろしポン酢。最後にバターを乗せて、コッテリ感が追加された。
シンラは器用にナイフとフォークを使い、切ってからふーふーして口へ運ぶ。こいつがまた、いい顔をしやがる。見ているこっちも食べたくなる表情だ。その瞬間に注文したけどね。
匂いにつられてプラムとイオンも、シンラにちょーだいと言っているが、シンラは1人で食べていく。プラムたちはステーキや次に持って来てもらったお皿の食事を食べながらも、シンラに強請っているのだからすごい食欲だな。
結局1人でシイタケを食べきったシンラは、満足した様子で次の皿をおまかせで頼んでいた。
この世界には魔法があり、地球ではありえなかったことを簡単に行うことができる。チートの様な能力を使って水源を作り出したが、地球では水の無いところでどんなに頑張っても、水源など作ることは出来ない。
人が生きるために水源の確保がここまで大変だとは、考えていなかった。水源で苦労したと思うのは、バレルの街だろう。それでも、何キロメートルか先に大きな川があり、そこから水を引いてきているので水に困ることは無かった街だ。
それに比べてここは、規模も遥かに小さい場所なのだが、水源を考えるだけでも正直頭が痛かった。
人が栄えるには、水が必要なのは理解したけど、中には水源が無くてもある程度発達した文明もあったと聞いている。もしその文明の近くに大きな水源があれば、歴史が変わっていたのだろうか?
水堀に満たされていく水を見て、地球の歴史について何となく考えている自分がいた。その近くでは、いつの間にかミーシャたちも集まり、水が溜まっていく様子を一緒に眺めていた。
シンラたちが騒がしいのはいつもの事だが、水位の上がっていく水堀を見てキラキラした目をしていて、俺の事を尊敬の眼差して見ている……ということは無かった。キラキラした目で水堀は見ているが、俺のことなど完全にいないものとして騒いでいるな。
この子たちには、俺が水を生み出しているということは理解できていないのだろう。魔法のように手元からブシャーっと水が出ていれば違ったかもしれないが、今は水堀の底付近に毎秒数千リットルという量を召喚しているので、水が湧き出しているように見えるのだ。
それにシンラたちには、俺がダンジョンマスターだということは教えていない。会話の所々で話してはいるが、この子たちには理解できていないので、気にしていないというのが現状だろう。
昔は、可能な限りダンジョンマスターであることを隠していたが、今は特に必死になって隠すということはしていない。身の危険を感じれば、家族ごとマイワールドへ逃げ込めばいいだけだからな。
Sランクを超える従魔たちが跋扈している俺たちの家に忍び込むこと自体不可能だ。運よく忍び込めたとしても、聖国のSSSランクだったあいつの様な理不尽な存在でもなければ、すぐに見つかって処理されてしまうのがオチだ。
そんな危険人物にはマーカーをつけてあり、24時間体制で監視が付いているので、近付けば報告が入るようになっているため、規格外な奴らの襲撃はないと思っている。
そうだ。猫から魔獣に進化した猫たちだが、この前ステータスを見た時に、Lv500を超えてて笑ったね。魔獣になっても体は小さいので、打たれ強さや力は同じLv帯で見れば低いが、その分素早さに能力が偏っている感じだったな。
最近追いかけっこしていないが、今やったら逃げ切れずに負け越す自信があるな。
さて、しばらくは様子を見ることになるだろうから、今日の所はこの辺で終わりかな。明日は……堀に橋をかけて、行き来できるようにしないといけないからな。それが終わったら、区画分けでもするか? そこらへんは、食事が終わったらグリエルたちに連絡を入れて相談しよう。
それにしても、土木組の仕事が早くなったよな。住む場所はまだだが、土台はほぼ完ぺきと言っても過言ではないだろう。訓練場所となる広場も整えられ、俺たちが拠点にする場所は一段も二段も高くなっており、しっかりと区別されている。
土木組と合流して、馬車を使った野営地まで戻ってきた。水堀の中心地なので、すぐ近くだったんだけどね。
シルキーたちが中心になって料理を進めているので、とにかく良い匂いが漂っている。これって食事の匂いでテロを起こせるのではないだろうか? そんな冗談はさておき、美味そうな匂いが本当にしている。
お肉の焼ける匂い、焼けた肉から出たうまみ成分が焦げて香り、香辛料がその匂いに追加で香りをつけ、この周辺が匂いの暴力に包まれているのだ。
野菜が焼けても、何となく良い匂いがするだけでここまで暴力的ではない。新鮮な野菜は、匂いではなく味で勝負してくるからな! 何に対抗しているのか知らんが、野菜には野菜の良さがある。
おっと、ここで醤油の暴力的な匂いまで追加されてしまった……これはあきまへんわ。
匂いに導かれるように、食事の準備されているエリアへ向かって歩く。これだけ匂いがしているので、馬車の外側で調理していることは分かっていた。匂いから察するに、おそらく鉄板焼きや網焼きの類の調理法だと考えていた。
分かりやすく言えば、バーベキューだな。ダンジョン農園からも新鮮な野菜を持ち込んでいるので、肉だけではなく野菜も魚介類も様々な物が準備されていた。
シンラなんかは、先ほどまで俺の近くにいたはずなのに、既に席に座って早くしろ! と圧力をかけてきている。プラムもシオンも、「あくしろ!」と舌っ足らずな感じで周りを急がせていた。
ゆっくりする理由もないので、素早く席へ移動して挨拶をしてから食事が始まる。
俺はおまかせで持って来てもらうので、周りを観察していた。特にシンラが初めに何を食べるのか気になっていたので、運ばれてくる食材が何か予想していた。
肉が好きな子たちなので、鳥、牛、豚のうちのどれかだろうか? 変化球で羊の線もあるか……基本的に出された物は何でも食べるので、予想し辛い相手ではあるな。
まだ小さいので、脂が多い部分よりはさっぱりとしている方が好きなシンラなので、鳥か牛の赤身だろうか? プラムとシオンは、肉食系というか脂も好きなので、脂身の多いステーキか豚かな?
そんなことを考えていると、プラムとシオンにお皿が運ばれてきた。
乗っていたのは、脂身多めの牛ステーキだった。そのサイズは、俺たちに出される物の4分の1程度も無いだろうが、子どもの前にあるので俺たちの食べる物の半分くらいはありそうに見える。
そんな様子を見ていると、俺のお皿も運ばれてきたな。プラムたちと同じくステーキだったが、野菜がこんもりと盛られている上に、サラダも一緒に用意されている。ドレッシングは、ニンジンドレッシング。野菜をモリっと食べてから、ステーキを食べていく。
シンラが我慢強く待っている状況が不思議だが、騒がないのであれば問題ないのでいいか……でも、ここまで時間がかかるのは何でだろうな?
ステーキを半分ほどお腹におさめると、シンラの1枚目のお皿が到着した。見た目はちょっとした黒い山だな。小さいけど、ハンバーグみたいな形だろうか? 何で黒いのかと思ったが、その食材が何か理解して納得する。時間がかかるのも納得である。
黒い山にかけられたのは、おろしポン酢。最後にバターを乗せて、コッテリ感が追加された。
シンラは器用にナイフとフォークを使い、切ってからふーふーして口へ運ぶ。こいつがまた、いい顔をしやがる。見ているこっちも食べたくなる表情だ。その瞬間に注文したけどね。
匂いにつられてプラムとイオンも、シンラにちょーだいと言っているが、シンラは1人で食べていく。プラムたちはステーキや次に持って来てもらったお皿の食事を食べながらも、シンラに強請っているのだからすごい食欲だな。
結局1人でシイタケを食べきったシンラは、満足した様子で次の皿をおまかせで頼んでいた。
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