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第2024話 昨日の今日で?
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みりん工場の見学の次の日、庁舎で仕事をし家に帰って昼食を食べた後、ウッドデッキでのんびりと本を読んでいた。優雅な時間を楽しんでいると、スライムに乗った下の子たちに突撃を受けた。
スライムとはいえ、Lv800を超えていれば、シンラたちを乗せたまま4~5mほどジャンプをすることが可能である。スライムが飛び跳ねるという意味が分からないが、実際にポンポン跳ねることができるので、そう言うものだと考えるしかない。
問題は、そのジャンプした勢いで俺の上に着地するのは勘弁してほしい。スライムの柔軟な体を使って着地するので衝撃は無いのだが、重みを消すことまでは出来ない。スライム3匹とシンラたち3人の重量が、一気に体にかかるから、変な声が出てしまった。
シンラの乗っているスライムなのだろうが、頭の上に落ちてきて、首を痛めた上に顔を覆ったため、呼吸が出来なくなり、危うく死ぬところだったわ。
シンラが顔に張り付いていても、呼吸がしにくいだけで息は吸えていたので問題ないが、スライムの場合は密着するため、呼吸が出来なくなってしまったのだ。
シンラをどうにかスライムから降ろして、顔に張り付いているスライムを強引に引っぺがす。漫画でタコの吸盤が外れる時の様な、キューッスポンみたいな感じでやっととることができた。
俺の顔が赤くなっていないか心配になるレベルで引っ付いてたからな……違ういてたりしないよな? 念のために回復魔法をかけておく。
で、何で俺の所に突撃してきたのか聞くと、3人が同時に話し出して、収拾がつかなくなった。その中で分かりやすい単語が3つあった。【昨日】【みりん】【キャラメル】の3つの単語は何とか聞き取れた。
「昨日のキャラメルが食べたいのか? ブラウニーたちがたくさん作っているから、貰いに行けばいいんじゃないか。小さい口だから、1つを別けて食べることになるだろうけど、許可が出るだろ」
ブラウニーにもらいに行こうと席を立ちあがると、3人に行く手を阻まれた……キャラメルが食べたかったんじゃないのか?
もう少し話を聞いてみると……
「自分たちで作って食べたいわけか。だから作るのに協力しろってことなんだな」
やっとこさ、子どもたちの言いたいことを理解した俺は、ブラウニーたちに準備をお願いする。
でも、昨日と同じではつまらないので、何か変化をつけたいところだな。
「シンラたちに質問です。昨日と同じものを作るだけじゃつまらないよね? 何か変化を持たせたいから、昨日のキャラメルに何か入れてみたりしようと思います! 合わせたら美味しそうな物をいくつかあげてみてくれないかな」
そういうと、3人は目をキラキラさせて、話し合い始めた。ん~上の子たちもそうだけど、この歳で頭を突き合わせて話し合っても、きちんとした意味があるのだろうか?
下の子たちが騒いでいると、ミーシャたちも気付いて、ウッドデッキへ出てきた。軽く運動した後で、シャワーを浴びて子ども部屋に戻ってきたらしい。髪の毛がまだ濡れているので、魔法を使ってドライヤーを再現し、乾かしてあげる。
その間に下の子たちが何で騒いでいたのかを聞かれたので、キャラメルに混ぜる物の相談をしているところだと教えてあげた。
それにミーシャたちも反応して、自分たちも考える! と下の子たちみたいに相談を始めた。
遅れてやってきたウルは、6人の弟妹たちをみて苦笑気味だ。ウルは運動ではなく、勉強が終わってこちらに合流した形のようだ。
俺も色々試してみたいと思ったので、ウルと相談することにした。
3グループとも似たり寄ったりの意見だった。多かったのはジャムだな。何味のジャムにするかでもめはしたのだが、全部作って食べ比べすればいいというブラウニーたちからの助言で、イチゴ、ブルーベリー、マーマレードの3種類を作ることになった。
ジャムはアレンジも多いので、今回はスタンダードなところで、素材と砂糖のみで作ったジャムを使用することにした。
その他にも、サクサク感があったら面白いかもということで、香ばしく焼いたアーモンドスライスを、少し砕いて最後に混ぜたり、苦みを追加するために少量のエスプレッソパウダーを入れてみたり、ウルの本命で王蜜を使ってみたりすることとなる。
全部で7種類のキャラメルを作ることになった。最後の1つは、シンラが激おししてきたピーナツクリームだ。理由は分かりやすかった。見た目の色が似てるから! それだけの理由で激おしするとは思わなかった。
火を使うのは危ないので、ブラウニーたちが準備してくれたのは、ITクッキングヒーターだ。温度調整も簡単にできる優れもの! クリエイトゴーレムによる改造で、使いやすくしただけですけどね!
シンラたちも混ぜるのに参加したがるので母親を呼んだから、火傷をしないように注意しながらやるように!
最初は、みりんと生クリームとジャムなどなので、全部がその色に染まっているな。いちごジャムは淡いピンク色。ブルーベリーは水色っぽい。マーマレードは、ほのかに黄色みがかっている。アーモンドは最後に入れるので今の所真っ白だ。
エスプレッソパウダーは、茶色っぽくなってるな。王蜜は、ほとんど生クリームの色だ。シンラの激おしピーナツクリームは、色白の肌色みたいになっている。大きく変わらないが、違いがあるのは面白いな。
みりんのアルコールに乗って、ジャムの香りが一緒に漂っている。
下の子たちは次第に疲れてきたのか、母親にゴムベラを託している。15分も混ぜ続けるのは辛いよな……わらび餅の時を思い出す。あの時は、粘りが出るまでひたすらかき混ぜて、重くなっても頑張ってたから労力が違うけどね。
7種類全部が完成した。見た目は大体一緒で、キャラメルの色だった。
結果、ジャムは甘さとほのかな香りとちょっとした食感だけが残った。ジャム風味のあるキャラメルだな。まぁ、子どもたちは好きみたいだな。
香ばしく焼いたアーモンドスライスは……食感は面白かった。でも、キャラメルって噛んで食べる物ではなかった。歯にくっ付いて、少し大変だったよ。
エスプレッソパウダーは、ただただ苦かった。みりんの甘さを感じない位には苦かった。量せいかな? 甘さを足したら、もっと美味しくなるかも。
ピーナツクリームは、普通のキャラメルと区別をつけるのが難しい見た目だった。一番風味が残っていたのは、これかもしれない。でも、キャラメル化と言われると、ピーナツクリームの方が強かったかな……これも量を間違えたか?
最後の王蜜は、上品な甘さのキャラメルが完成した。高級志向ならありかもしれないけど、チープな感じが好きなので、それを考えるとちょっと路線が違うな。
結果、一番子どもたちに人気があったのは、シンラ激おしのピーナツクリームキャラメルだった。
ブラウニーたちが触発されていたので、そのうち変わり種のキャラメルができそうだな。
スライムとはいえ、Lv800を超えていれば、シンラたちを乗せたまま4~5mほどジャンプをすることが可能である。スライムが飛び跳ねるという意味が分からないが、実際にポンポン跳ねることができるので、そう言うものだと考えるしかない。
問題は、そのジャンプした勢いで俺の上に着地するのは勘弁してほしい。スライムの柔軟な体を使って着地するので衝撃は無いのだが、重みを消すことまでは出来ない。スライム3匹とシンラたち3人の重量が、一気に体にかかるから、変な声が出てしまった。
シンラの乗っているスライムなのだろうが、頭の上に落ちてきて、首を痛めた上に顔を覆ったため、呼吸が出来なくなり、危うく死ぬところだったわ。
シンラが顔に張り付いていても、呼吸がしにくいだけで息は吸えていたので問題ないが、スライムの場合は密着するため、呼吸が出来なくなってしまったのだ。
シンラをどうにかスライムから降ろして、顔に張り付いているスライムを強引に引っぺがす。漫画でタコの吸盤が外れる時の様な、キューッスポンみたいな感じでやっととることができた。
俺の顔が赤くなっていないか心配になるレベルで引っ付いてたからな……違ういてたりしないよな? 念のために回復魔法をかけておく。
で、何で俺の所に突撃してきたのか聞くと、3人が同時に話し出して、収拾がつかなくなった。その中で分かりやすい単語が3つあった。【昨日】【みりん】【キャラメル】の3つの単語は何とか聞き取れた。
「昨日のキャラメルが食べたいのか? ブラウニーたちがたくさん作っているから、貰いに行けばいいんじゃないか。小さい口だから、1つを別けて食べることになるだろうけど、許可が出るだろ」
ブラウニーにもらいに行こうと席を立ちあがると、3人に行く手を阻まれた……キャラメルが食べたかったんじゃないのか?
もう少し話を聞いてみると……
「自分たちで作って食べたいわけか。だから作るのに協力しろってことなんだな」
やっとこさ、子どもたちの言いたいことを理解した俺は、ブラウニーたちに準備をお願いする。
でも、昨日と同じではつまらないので、何か変化をつけたいところだな。
「シンラたちに質問です。昨日と同じものを作るだけじゃつまらないよね? 何か変化を持たせたいから、昨日のキャラメルに何か入れてみたりしようと思います! 合わせたら美味しそうな物をいくつかあげてみてくれないかな」
そういうと、3人は目をキラキラさせて、話し合い始めた。ん~上の子たちもそうだけど、この歳で頭を突き合わせて話し合っても、きちんとした意味があるのだろうか?
下の子たちが騒いでいると、ミーシャたちも気付いて、ウッドデッキへ出てきた。軽く運動した後で、シャワーを浴びて子ども部屋に戻ってきたらしい。髪の毛がまだ濡れているので、魔法を使ってドライヤーを再現し、乾かしてあげる。
その間に下の子たちが何で騒いでいたのかを聞かれたので、キャラメルに混ぜる物の相談をしているところだと教えてあげた。
それにミーシャたちも反応して、自分たちも考える! と下の子たちみたいに相談を始めた。
遅れてやってきたウルは、6人の弟妹たちをみて苦笑気味だ。ウルは運動ではなく、勉強が終わってこちらに合流した形のようだ。
俺も色々試してみたいと思ったので、ウルと相談することにした。
3グループとも似たり寄ったりの意見だった。多かったのはジャムだな。何味のジャムにするかでもめはしたのだが、全部作って食べ比べすればいいというブラウニーたちからの助言で、イチゴ、ブルーベリー、マーマレードの3種類を作ることになった。
ジャムはアレンジも多いので、今回はスタンダードなところで、素材と砂糖のみで作ったジャムを使用することにした。
その他にも、サクサク感があったら面白いかもということで、香ばしく焼いたアーモンドスライスを、少し砕いて最後に混ぜたり、苦みを追加するために少量のエスプレッソパウダーを入れてみたり、ウルの本命で王蜜を使ってみたりすることとなる。
全部で7種類のキャラメルを作ることになった。最後の1つは、シンラが激おししてきたピーナツクリームだ。理由は分かりやすかった。見た目の色が似てるから! それだけの理由で激おしするとは思わなかった。
火を使うのは危ないので、ブラウニーたちが準備してくれたのは、ITクッキングヒーターだ。温度調整も簡単にできる優れもの! クリエイトゴーレムによる改造で、使いやすくしただけですけどね!
シンラたちも混ぜるのに参加したがるので母親を呼んだから、火傷をしないように注意しながらやるように!
最初は、みりんと生クリームとジャムなどなので、全部がその色に染まっているな。いちごジャムは淡いピンク色。ブルーベリーは水色っぽい。マーマレードは、ほのかに黄色みがかっている。アーモンドは最後に入れるので今の所真っ白だ。
エスプレッソパウダーは、茶色っぽくなってるな。王蜜は、ほとんど生クリームの色だ。シンラの激おしピーナツクリームは、色白の肌色みたいになっている。大きく変わらないが、違いがあるのは面白いな。
みりんのアルコールに乗って、ジャムの香りが一緒に漂っている。
下の子たちは次第に疲れてきたのか、母親にゴムベラを託している。15分も混ぜ続けるのは辛いよな……わらび餅の時を思い出す。あの時は、粘りが出るまでひたすらかき混ぜて、重くなっても頑張ってたから労力が違うけどね。
7種類全部が完成した。見た目は大体一緒で、キャラメルの色だった。
結果、ジャムは甘さとほのかな香りとちょっとした食感だけが残った。ジャム風味のあるキャラメルだな。まぁ、子どもたちは好きみたいだな。
香ばしく焼いたアーモンドスライスは……食感は面白かった。でも、キャラメルって噛んで食べる物ではなかった。歯にくっ付いて、少し大変だったよ。
エスプレッソパウダーは、ただただ苦かった。みりんの甘さを感じない位には苦かった。量せいかな? 甘さを足したら、もっと美味しくなるかも。
ピーナツクリームは、普通のキャラメルと区別をつけるのが難しい見た目だった。一番風味が残っていたのは、これかもしれない。でも、キャラメル化と言われると、ピーナツクリームの方が強かったかな……これも量を間違えたか?
最後の王蜜は、上品な甘さのキャラメルが完成した。高級志向ならありかもしれないけど、チープな感じが好きなので、それを考えるとちょっと路線が違うな。
結果、一番子どもたちに人気があったのは、シンラ激おしのピーナツクリームキャラメルだった。
ブラウニーたちが触発されていたので、そのうち変わり種のキャラメルができそうだな。
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