1,878 / 2,518
第1878話 ヘンテコなトラブル
しおりを挟む
今日も自分の執務室で仕事をこなしていると、グリエルが面会を求めてきた。俺が呼んでないのに、この時間に来るのは珍しいな。なにかあったか? ガリアやゼニスもいるな。
「呼んでも無いのにこんな時間に来るのは珍しいな。緊急の要件か?」
「ついさっき上がってきた報告書なのですが、シュウ様が帝国や王国で商人たちにお金を借りて、近くのシュウ様の街へ行けば金を返すと言って、証文を受け取ったそうです。その証文を持ってきた商人が、金を返せと言ってきているようです」
「はぁ? なんだそれ。そもそも、俺が金を借りるのに適当な商会に顔出すわけないじゃん……それに金が必要ならDPで出しても、自分の商会で引き出してもいいんだから……ん? 帝国や王国? もしかして同じ話が複数あるの?」
「そうなんです。100パーセント詐欺なのですが、証文を偽物だと証明することができないんですよね」
「どういうこと?」
「えっと、証文自体は本物なのですが、証文に使われたサインなどを偽物だと、証明する方法がないと言うべきでしょうか。そもそも、シュウ様はサインとかをされないので、証文に使われたサインを本物とも偽物とも証明する方法がないんです」
「そう言われればそうだな。サインなんてしないで判子だから、手書きのサインなんて無いよな。ゼニス、こういった場合の対処法とかは、何かあるか?」
「そうですね。典型的な詐欺ですが、複数同じ案件があるので信じさせる何かが、あったのだと思います。それが物なのか何なのかはわかりませんが、商人が騙されるのですから、それなりの理由があったのだと思います。
後は、商人がシュウ様の存在をでっちあげて、貸してもいないお金を貸した風に思わせて、多少なりとも金をむしり取るのが目的の可能性もありますね」
ふむふむ、商人が騙されたか、商人が領主代行をダマそうとしているのか、現状ではどちらもあり得るって感じか。どっちだったとしても、詐欺が絡んでくるってことな。
「ゼニス、お前って広く顔を知られている方か?」
「えっと、それは商人にってことでしょうか? それなら、あまり知られていないと思います。ゴーストタウンで実際に顔を合わせて取引することはありますが、他の街まで出向いて取引することはそう多くないですからね。名前だけは一人歩きしているようですが」
苦笑しながらそんなことを話してくれた。
「よし、面白そうだから会いに行ってみよう。ゼニスも一緒に付いてきてくれ。護衛として、シュリとクシュリナも付いてきてくれ。2人は久しぶりに、戦闘メイド服を着てもらえないか? 見た目で護衛だと分からないように、カモフラージュしておきたい」
2人は難色を示したが、久しぶりにあの頃の可愛い姿を見てみたい、と言うと、照れながらだが準備してくれることになった。ここ数年使うことの無かった戦闘メイド服だが、最後に調整した時から体系が変わっていないのか、すぐに準備ができたようだ。
2人が準備をしている間に、俺はゼニスと方向性を決めることにした。1つ目は、証文に対して絶対に金を払うことはしない。偽物だと言うことを、何としても証明する。2つ目は、話が面白かった場合には報奨金みたいな形で金を出す。だけど、これは今回限りだと念押しする予定だ。
もし、面白い話をすればお金を貰えるとなれば、バカな奴が増えるからな。そもそも、ダマすダマされる奴が面白いことを言えるとは思えないんだけどな。
「ご主人様、準備が整いました。今回は、ゲートを使われると言うことですが、それでよろしいですか」
久しぶりに見たシュリたちのメイド姿……うん、悪くないな。なんというか、夜着てこられてご奉仕なんかされたら、今とは違う意味ではっちゃけそうだな。
「その呼び方も久しぶりだな。なんか新鮮だけど、むずがゆく感じるわ」
「クシュリナ、今度する時はメイド服もありみたいですね。ご主人様は、意外にコスプレが好きかもしれませんね。色々試して、皆さんに報告する必要がありそうです」
「こらこら、人の性癖をこんなとこで話さないの。みんな可愛いんだから、どんな格好をしたって似合うよ。夜の営みに関しては、人がいない所で相談してほしいんだが」
2人が確信犯のような顔をして、こちらにニコっとスマイルを見せた。相変わらず俺の奥さんたちは、積極的だな。最近は月に半分ほどしているが、夜一緒に寝る回数が減ったせいか、1回1回が濃くなってるんだよね。チビ神の性欲増進(妻限定)を授けられてから特に……
干からびるから、マジで止めてくれ。
っと、それはいいとして、面会予定をちゃっちゃと取り付ける手配をしておかないとな。
「グリエル、今のところ何件報告が上がってる? 5件か……同時に同じような案件が5つとなると、組織的な何かを感じるな。面倒なことにならんと良いんだけどな。今からすぐに1つ、昼食後から1時間刻みで4つ面会の予定を入れさせろ。領主の代わりにたまたま来ていた、財務関係の人間が対応するみたいな感じでよろしく」
グリエルたちに領主代行たちへ、急遽話し合いができるようになったと、商人へ伝言するように命令してもらった。
俺たち4人は準備が整ったので、一番初めに面会する商人へアポを取ってもらわないとな。始めに向かったのは、フレデリクだ。俺が初めていった街でもあるな。
「急に押しかけてすまんな。何か良く分からないけど、面白そうなことになっているから、自分の目で確かめに来たよ。証文を持っている商人に、すぐ領主館に来るように伝言してくれ。面会する立場は……フレデリクとリーファスの財務系を担当している人物、ということにしてくれ。面会はゼニスを中心に話を進める」
ここで大事なのは、嘘を一言も言っていないことだ。ゼニスは実際に財務関係を担当しているし、俺は領主ではなく執事みたいな立ち位置で話し合いに参加して、シュリとクシュリナはメイドとしてその話し合いで、お茶などを準備する感じだ。
「それにしても、こういった服は着慣れてないからきつく感じるな。少し動きづらい感じがするわ。無理に動いたら破れそうで怖い」
「ご主人様、とてもお似合いですよ。あっ、ご主人様が執事という立場ですと、ご主人様は拙いですね……シュウ様も拙いですから、シュウさ……んでしょうか?」
シュウさんと呼ぶときに、ちょっと照れながら言うあたりシュリらしいな。
「ん~俺の名前は、呼ぶ必要ないかな。ゼニスの事は様付けで呼んで、俺の紹介はゼニスから御付きをしている人くらいの紹介でいいかな。領主の俺が御付きをしてはいけないなんていうことは無いから、嘘にはならんだろ? 嘘をつくのは二流以下だからな」
ゼニスが悪い顔をして、クックックと笑っている。
「呼んでも無いのにこんな時間に来るのは珍しいな。緊急の要件か?」
「ついさっき上がってきた報告書なのですが、シュウ様が帝国や王国で商人たちにお金を借りて、近くのシュウ様の街へ行けば金を返すと言って、証文を受け取ったそうです。その証文を持ってきた商人が、金を返せと言ってきているようです」
「はぁ? なんだそれ。そもそも、俺が金を借りるのに適当な商会に顔出すわけないじゃん……それに金が必要ならDPで出しても、自分の商会で引き出してもいいんだから……ん? 帝国や王国? もしかして同じ話が複数あるの?」
「そうなんです。100パーセント詐欺なのですが、証文を偽物だと証明することができないんですよね」
「どういうこと?」
「えっと、証文自体は本物なのですが、証文に使われたサインなどを偽物だと、証明する方法がないと言うべきでしょうか。そもそも、シュウ様はサインとかをされないので、証文に使われたサインを本物とも偽物とも証明する方法がないんです」
「そう言われればそうだな。サインなんてしないで判子だから、手書きのサインなんて無いよな。ゼニス、こういった場合の対処法とかは、何かあるか?」
「そうですね。典型的な詐欺ですが、複数同じ案件があるので信じさせる何かが、あったのだと思います。それが物なのか何なのかはわかりませんが、商人が騙されるのですから、それなりの理由があったのだと思います。
後は、商人がシュウ様の存在をでっちあげて、貸してもいないお金を貸した風に思わせて、多少なりとも金をむしり取るのが目的の可能性もありますね」
ふむふむ、商人が騙されたか、商人が領主代行をダマそうとしているのか、現状ではどちらもあり得るって感じか。どっちだったとしても、詐欺が絡んでくるってことな。
「ゼニス、お前って広く顔を知られている方か?」
「えっと、それは商人にってことでしょうか? それなら、あまり知られていないと思います。ゴーストタウンで実際に顔を合わせて取引することはありますが、他の街まで出向いて取引することはそう多くないですからね。名前だけは一人歩きしているようですが」
苦笑しながらそんなことを話してくれた。
「よし、面白そうだから会いに行ってみよう。ゼニスも一緒に付いてきてくれ。護衛として、シュリとクシュリナも付いてきてくれ。2人は久しぶりに、戦闘メイド服を着てもらえないか? 見た目で護衛だと分からないように、カモフラージュしておきたい」
2人は難色を示したが、久しぶりにあの頃の可愛い姿を見てみたい、と言うと、照れながらだが準備してくれることになった。ここ数年使うことの無かった戦闘メイド服だが、最後に調整した時から体系が変わっていないのか、すぐに準備ができたようだ。
2人が準備をしている間に、俺はゼニスと方向性を決めることにした。1つ目は、証文に対して絶対に金を払うことはしない。偽物だと言うことを、何としても証明する。2つ目は、話が面白かった場合には報奨金みたいな形で金を出す。だけど、これは今回限りだと念押しする予定だ。
もし、面白い話をすればお金を貰えるとなれば、バカな奴が増えるからな。そもそも、ダマすダマされる奴が面白いことを言えるとは思えないんだけどな。
「ご主人様、準備が整いました。今回は、ゲートを使われると言うことですが、それでよろしいですか」
久しぶりに見たシュリたちのメイド姿……うん、悪くないな。なんというか、夜着てこられてご奉仕なんかされたら、今とは違う意味ではっちゃけそうだな。
「その呼び方も久しぶりだな。なんか新鮮だけど、むずがゆく感じるわ」
「クシュリナ、今度する時はメイド服もありみたいですね。ご主人様は、意外にコスプレが好きかもしれませんね。色々試して、皆さんに報告する必要がありそうです」
「こらこら、人の性癖をこんなとこで話さないの。みんな可愛いんだから、どんな格好をしたって似合うよ。夜の営みに関しては、人がいない所で相談してほしいんだが」
2人が確信犯のような顔をして、こちらにニコっとスマイルを見せた。相変わらず俺の奥さんたちは、積極的だな。最近は月に半分ほどしているが、夜一緒に寝る回数が減ったせいか、1回1回が濃くなってるんだよね。チビ神の性欲増進(妻限定)を授けられてから特に……
干からびるから、マジで止めてくれ。
っと、それはいいとして、面会予定をちゃっちゃと取り付ける手配をしておかないとな。
「グリエル、今のところ何件報告が上がってる? 5件か……同時に同じような案件が5つとなると、組織的な何かを感じるな。面倒なことにならんと良いんだけどな。今からすぐに1つ、昼食後から1時間刻みで4つ面会の予定を入れさせろ。領主の代わりにたまたま来ていた、財務関係の人間が対応するみたいな感じでよろしく」
グリエルたちに領主代行たちへ、急遽話し合いができるようになったと、商人へ伝言するように命令してもらった。
俺たち4人は準備が整ったので、一番初めに面会する商人へアポを取ってもらわないとな。始めに向かったのは、フレデリクだ。俺が初めていった街でもあるな。
「急に押しかけてすまんな。何か良く分からないけど、面白そうなことになっているから、自分の目で確かめに来たよ。証文を持っている商人に、すぐ領主館に来るように伝言してくれ。面会する立場は……フレデリクとリーファスの財務系を担当している人物、ということにしてくれ。面会はゼニスを中心に話を進める」
ここで大事なのは、嘘を一言も言っていないことだ。ゼニスは実際に財務関係を担当しているし、俺は領主ではなく執事みたいな立ち位置で話し合いに参加して、シュリとクシュリナはメイドとしてその話し合いで、お茶などを準備する感じだ。
「それにしても、こういった服は着慣れてないからきつく感じるな。少し動きづらい感じがするわ。無理に動いたら破れそうで怖い」
「ご主人様、とてもお似合いですよ。あっ、ご主人様が執事という立場ですと、ご主人様は拙いですね……シュウ様も拙いですから、シュウさ……んでしょうか?」
シュウさんと呼ぶときに、ちょっと照れながら言うあたりシュリらしいな。
「ん~俺の名前は、呼ぶ必要ないかな。ゼニスの事は様付けで呼んで、俺の紹介はゼニスから御付きをしている人くらいの紹介でいいかな。領主の俺が御付きをしてはいけないなんていうことは無いから、嘘にはならんだろ? 嘘をつくのは二流以下だからな」
ゼニスが悪い顔をして、クックックと笑っている。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる