1,829 / 2,518
第1829話 シンラの才能
しおりを挟む
今日のお供は珍しく、クロとギンがしてくれている。ディストピアを一緒に歩くのは……かなり久しぶりじゃないかな? いつものごとく、スライム行列を作っての移動なので、ディストピアの皆様に微笑ましそうに見られている。
両側を歩いて俺を護衛しているような形を取っているけど、両サイドから体を押し付けるようにして、俺をプレスするのやめてくれないかな? 歩きにくいうえに、熱いんだよ! 押してもすぐに近寄ってきて、撫でろと圧力をかけてくるし……そろそろガツンと言うべきかな?
でさ、マリーとライラも笑ってないで、助けてくれよ。久しぶりに子どもたちを、他の妻たちに預けて俺と一緒に出掛けられるからって、何でもかんでも楽しそうにしないでくれ。こいつらが調子に乗るだろ!
子どもたちは、全員をお母さんだと思っているので、生みの親である2人がいなくても、問題なく過ごすことが出来るようになっている。最近は、姉たちの真似をしようとよく邪魔をしているらしいので、ケットシーたちにそれとなく邪魔をしないように誘導されたり、あまりに度が過ぎて怒られたりしているそうだ。
真似するのは、プラムとシオンなので、両腕を解放されているシンラは、生き生きとしているのだとか。四六時中腕に抱き着かれてたら、お前も疲れるよな……逃げても追ってくるし、よく頑張った!
寝る時は抱き枕にされているのだが、起きているときは解放されているみたいで、オッサン座りが様になっているんだとか。
そういえば、ミーシャたちは母親の真似をしてた時期あったっけ? 疑問に思って、マリーとライラに聞いてみると、
「あの子たちは、母親の真似をすることは無かったけど、シルキーたちの指導を受けているからか、シルキーたちの真似をしようとして、オモチャのキッチンセットをプレゼントしたわね」
「そういえば、子ども部屋の隅っこにそんなのあったな」
「きっかけは、シュウ様が美味しそうにご飯を食べているから、あの子たちがお父さんに食べてもらうの! ってところから始まったのよ。あの時は、刃物を使わせるのは危険だと言うことで、ホットケーキみたいに混ぜるだけでいい物を作っていたわね」
「懐かしいですね。私たちの子どもが生まれてからは、弟妹たちのためって頑張ってる姿もよく見るようになったわよね」
そういわれれば、そんなことがあった気がするな。俺がいる時は、いつも遊んでただけだから忘れてたけど、妻たちにミーシャたちが料理を作ったからと言って、おやつにホットケーキとか食べてた時期あったもんな。
シルキーたちが手伝いをしているのだから、不味くなったりこげたりということは無かったけど、少し形が崩れてても美味しかったもんな。すっかり忘れてたわ。
「それにしてもクロとギンは、今日に限っておしくらまんじゅうみたいに、俺を挟んでくるんだ? 何か知ってる? めっちゃ歩きにくいんだけど……」
2人とも、本当に知らない様子で2匹の様子を眺めている……いやいや、見ているだけじゃなくて、助けてほしいんだけど?
何を言っても、こいつらは動きそうにないな。したいようにさせておくか。さすがに庁舎へ着けば離れてくれるだろう。
まぁ着いたら離れてくれたが……すたこらさっさと、いつも猫トリオがくつろいでいる場所へ行きやがったな。もう少し、可愛げを見せて離れたくないみたいな仕草を……されたら、面倒だからこれでよかったのかもな。
滞りなく仕事を済ませて帰ると、妻たちに抱かれてプラムとシオンが出迎えてくれた。この2人が出迎えたのは、俺じゃなくてマリーとライラなんだけどな……嫌われているわけじゃないけど、たまに俺のことが見えてないんじゃないかなって思うことがあるんだよね……
「あれ? そういえば、シンラがいないな。どっかで太々しく座ってるのか?」
「今日は、庭で遊んでるわよ。お姉ちゃんたちが庭で体を動かしている所についていったから、スライムやケットシーたちが面倒を看ているわ」
ふむ、あいつは庭で何をしているのだろうか? 気になるので、さっそく向かってみると……ダマの背中にしがみついて、俺の従魔たちに何か指示を出している。
でもさ、「んっ!」とか「あい!」とか、指差しだけで、俺の従魔たちは動けているんだ? スライムたちなら不思議生物だからなんとなくわかるが、猫トリオもダマ以外の聖獣も、コウやソウも指示に従っているのは何で?
そして、行進みたいにきちんと列を作って移動しているのも、本当に意味が分からん……
「どういうこと?」
妻たちに聞いてみるが、誰一人として良く分かっていないようだ。でも、この様子を見ると、従魔たちの指揮官の才能があるのかもしれないな。娘たちの場合は、指揮しなくても勝手にこいつらが動くけど、シンラの場合は、きちんと指揮の元動いているように見える。
俺に気付いたシンラが、「んっ!」と言って俺の方を指さすと、進行方向が変わり俺の方へ向かって移動を始めた。
俺の前に来たシンラが、ダマから降りて俺に向かって歩いてきたので、抱き上げてあげる。良く分からなかったが、シンラがすごいことをしていたので褒めてあげると、何となくドヤ顔をしているように見えた。
「でさ、ダマ。何やってたんだ?」
『それが、さっぱり……昼寝をしていたら、背中に乗せてほしいと言われ家の中を歩いていると、見つけた先輩たちを連れて外に出て、今のような行動をとっていたのです』
従魔たちも良く分からずに付き合っていたのか。でもさ、お前らは、シンラの言っていることが分かるのか?
『細かいニュアンスまでは分からないですが、何となく言いたいことは理解できます。それに、ニコ先輩は正確に把握しているようで、スライムたちの指揮をとっていて、それと合わせて動いていた感じですね』
なるほど。他の従魔たちは何となく理解していて、完璧に理解しているニコの指揮を受けているスライムたちの真似をしていた……ということだな。
他の聖獣や、シリウス君、バッハ、コウとソウに聞いても、何でこんなことになったか分からないが、楽しそうだったので付き合っていたらしい。
ケットシーたちも呼んで、敷地内ならいいけどディストピアに出たり、ダンジョン農園に勝手に行くのだけは禁止だぞ! お母さんか、シルキーたちの誰かが一緒じゃないときに出たら、食事のグレードが下がるからな!
そう脅すと、従魔たちが震えあがっていたので、いくらシンラの頼みでも勝手に出ることは無いだろう。その前に誰かに相談してくれるはずだ。
それにしても、シンラは意外な才能を持っているようだな。てっきりこういうことができるのは、ミーシャだと思ってたんだけどな。
両側を歩いて俺を護衛しているような形を取っているけど、両サイドから体を押し付けるようにして、俺をプレスするのやめてくれないかな? 歩きにくいうえに、熱いんだよ! 押してもすぐに近寄ってきて、撫でろと圧力をかけてくるし……そろそろガツンと言うべきかな?
でさ、マリーとライラも笑ってないで、助けてくれよ。久しぶりに子どもたちを、他の妻たちに預けて俺と一緒に出掛けられるからって、何でもかんでも楽しそうにしないでくれ。こいつらが調子に乗るだろ!
子どもたちは、全員をお母さんだと思っているので、生みの親である2人がいなくても、問題なく過ごすことが出来るようになっている。最近は、姉たちの真似をしようとよく邪魔をしているらしいので、ケットシーたちにそれとなく邪魔をしないように誘導されたり、あまりに度が過ぎて怒られたりしているそうだ。
真似するのは、プラムとシオンなので、両腕を解放されているシンラは、生き生きとしているのだとか。四六時中腕に抱き着かれてたら、お前も疲れるよな……逃げても追ってくるし、よく頑張った!
寝る時は抱き枕にされているのだが、起きているときは解放されているみたいで、オッサン座りが様になっているんだとか。
そういえば、ミーシャたちは母親の真似をしてた時期あったっけ? 疑問に思って、マリーとライラに聞いてみると、
「あの子たちは、母親の真似をすることは無かったけど、シルキーたちの指導を受けているからか、シルキーたちの真似をしようとして、オモチャのキッチンセットをプレゼントしたわね」
「そういえば、子ども部屋の隅っこにそんなのあったな」
「きっかけは、シュウ様が美味しそうにご飯を食べているから、あの子たちがお父さんに食べてもらうの! ってところから始まったのよ。あの時は、刃物を使わせるのは危険だと言うことで、ホットケーキみたいに混ぜるだけでいい物を作っていたわね」
「懐かしいですね。私たちの子どもが生まれてからは、弟妹たちのためって頑張ってる姿もよく見るようになったわよね」
そういわれれば、そんなことがあった気がするな。俺がいる時は、いつも遊んでただけだから忘れてたけど、妻たちにミーシャたちが料理を作ったからと言って、おやつにホットケーキとか食べてた時期あったもんな。
シルキーたちが手伝いをしているのだから、不味くなったりこげたりということは無かったけど、少し形が崩れてても美味しかったもんな。すっかり忘れてたわ。
「それにしてもクロとギンは、今日に限っておしくらまんじゅうみたいに、俺を挟んでくるんだ? 何か知ってる? めっちゃ歩きにくいんだけど……」
2人とも、本当に知らない様子で2匹の様子を眺めている……いやいや、見ているだけじゃなくて、助けてほしいんだけど?
何を言っても、こいつらは動きそうにないな。したいようにさせておくか。さすがに庁舎へ着けば離れてくれるだろう。
まぁ着いたら離れてくれたが……すたこらさっさと、いつも猫トリオがくつろいでいる場所へ行きやがったな。もう少し、可愛げを見せて離れたくないみたいな仕草を……されたら、面倒だからこれでよかったのかもな。
滞りなく仕事を済ませて帰ると、妻たちに抱かれてプラムとシオンが出迎えてくれた。この2人が出迎えたのは、俺じゃなくてマリーとライラなんだけどな……嫌われているわけじゃないけど、たまに俺のことが見えてないんじゃないかなって思うことがあるんだよね……
「あれ? そういえば、シンラがいないな。どっかで太々しく座ってるのか?」
「今日は、庭で遊んでるわよ。お姉ちゃんたちが庭で体を動かしている所についていったから、スライムやケットシーたちが面倒を看ているわ」
ふむ、あいつは庭で何をしているのだろうか? 気になるので、さっそく向かってみると……ダマの背中にしがみついて、俺の従魔たちに何か指示を出している。
でもさ、「んっ!」とか「あい!」とか、指差しだけで、俺の従魔たちは動けているんだ? スライムたちなら不思議生物だからなんとなくわかるが、猫トリオもダマ以外の聖獣も、コウやソウも指示に従っているのは何で?
そして、行進みたいにきちんと列を作って移動しているのも、本当に意味が分からん……
「どういうこと?」
妻たちに聞いてみるが、誰一人として良く分かっていないようだ。でも、この様子を見ると、従魔たちの指揮官の才能があるのかもしれないな。娘たちの場合は、指揮しなくても勝手にこいつらが動くけど、シンラの場合は、きちんと指揮の元動いているように見える。
俺に気付いたシンラが、「んっ!」と言って俺の方を指さすと、進行方向が変わり俺の方へ向かって移動を始めた。
俺の前に来たシンラが、ダマから降りて俺に向かって歩いてきたので、抱き上げてあげる。良く分からなかったが、シンラがすごいことをしていたので褒めてあげると、何となくドヤ顔をしているように見えた。
「でさ、ダマ。何やってたんだ?」
『それが、さっぱり……昼寝をしていたら、背中に乗せてほしいと言われ家の中を歩いていると、見つけた先輩たちを連れて外に出て、今のような行動をとっていたのです』
従魔たちも良く分からずに付き合っていたのか。でもさ、お前らは、シンラの言っていることが分かるのか?
『細かいニュアンスまでは分からないですが、何となく言いたいことは理解できます。それに、ニコ先輩は正確に把握しているようで、スライムたちの指揮をとっていて、それと合わせて動いていた感じですね』
なるほど。他の従魔たちは何となく理解していて、完璧に理解しているニコの指揮を受けているスライムたちの真似をしていた……ということだな。
他の聖獣や、シリウス君、バッハ、コウとソウに聞いても、何でこんなことになったか分からないが、楽しそうだったので付き合っていたらしい。
ケットシーたちも呼んで、敷地内ならいいけどディストピアに出たり、ダンジョン農園に勝手に行くのだけは禁止だぞ! お母さんか、シルキーたちの誰かが一緒じゃないときに出たら、食事のグレードが下がるからな!
そう脅すと、従魔たちが震えあがっていたので、いくらシンラの頼みでも勝手に出ることは無いだろう。その前に誰かに相談してくれるはずだ。
それにしても、シンラは意外な才能を持っているようだな。てっきりこういうことができるのは、ミーシャだと思ってたんだけどな。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる