1,695 / 2,518
第1695話 一安心
しおりを挟む
目が覚めた。
「ふ~良く寝た……ん? 今何時だ!?」
俺は目が覚めて慌てて時計を見た。6時か……そこまで早く起きたわけじゃないのか。仕事に行く準備もしないとな。っと、娘たちの様子は……あれ? 眠れなくて朝まで起きてて、それからの記憶がないから寝たんだと思うけど、その時すでに6時過ぎてなかったっけ?
ってことは、今は夜の6時……18時ってことか? それとも、次の日の朝6時か?
どちらにしても、起きて飯を食うか、腹減った。
食堂に行くと時間が判明する。どうやら、10時間くらい寝ていたらしい……でも、24時間ちょっと起きていただけで、10時間も寝るか? 心配しすぎて心が疲れてたんかな? あれ? 俺、クルーザーに乗ってなかったっけ? まぁいいか。
娘たちは元気だけど、やはり熱があるのですぐ疲れて寝てしまうらしい。でも、騒がないだけで普通に過ごせているようなので安心した。
おっと、足元に久々の感触が、うちのニャンコたちが、俺の足元に集まってきていた。最近俺の近くに来ることなんてほとんどなかったのにな。娘たちが餌をあげているのだが、いないから俺にねだりに来たのだと思う。
ニャーニャー鳴いた後に、いつも餌を食べている場所をチラッと見てまた鳴くのだ。昔は俺やブラウニーたちが準備してたのを思い出して、俺のとこに来たのだろう。ブラウニーたちは俺が優先だからな。
仕方がないな。媚びを売るようにすり寄ってくる様子が可愛くて、餌を準備してやった。こいつらは猫だけど、ブラウニーたちの指導を受けているので待てができるんだよな。「良し」の掛け声があるまで待つんだよな。俺の顔と餌を交互に見る姿が可愛くて、ちょっとだけ我慢をさせてから許可を出す。
俺も食事を食べよう。
朝食を食べずに寝たから、俺は昨日の夜から何も食べていないんだよな。胃の中が空っぽでお腹が空いているのだ!
そして今日はカレーだ! 1杯目は日本人の国民食カレーライスで食べ、2杯目はチキンカレーにチーズナンを食べた。チキンティッカにキャベツの千切りに、ニンジンドレッシングをかけて食べた。良く分かんないけどチキンカレーとナンには、ニンジンドレッシングをかけたサラダが合うんだよね。
ふ~腹いっぱい。結局、ナンをお代わりしてしまった。カレーライスもいいけど、ナンも捨てがたいんだよね。ナンにあったチキンカレーを作ってくれるから特にね。
食事が終わる頃には、妻たちも半分くらい食事を始めていた。子どもたちの様子を聞いてみると、今日はみんなの好きなカレーだと喜んでいた、と教えてもらった。
カメラで様子を覗いてみると、子どもたちが並んでカレーを食べている姿を見てほっこりした。上の子たちも好きだけど、下の子たちもカレーの虜になってるんだよな。上の子たちは、カツや唐揚げを乗せているが、下の子たちはトッピングは無しだ。その分、カレー自体に大きめのお肉が入っている。
覗いていることがバレて、娘たちが手を振ってくれている。俺もカメラをオンにして手を振り返した。下の子たちは、一心不乱にカレーを食べているな。お父さんはちょっと寂しいぞ! プラムとシオンは姉たちの様子に気付きこっちをチラッと見て、また食べ始めた。泣いていいかな?
さて、どうしたものか。仕事に関しては、明日で問題ないとの事で庁舎にこれから行く必要はない。だけどさ、10時間も寝ちゃったから眠くねえんだよな。とりあえず風呂に入ってさっぱりするか。
お湯につかろうと考えたが、今日はサウナに先に入ろう!
「って、おい! 何でニコがここにいるんだ? お前、こんな所にいたら干からびるんじゃねえか? 大丈夫なのか?」
ニコが触手を伸ばして、問題無いとジェスチャーをしてきた。本当にスライムの生態は、意味が分からんな。そもそも、こいつらの体って水分が多いのかも良く分からんのだよな。
100度程の乾式サウナに入りながら、ニコの様子をながめる。こいつの体表? に人間みたいな汗をポツポツとかいている様子が見られる。こいつには汗腺でもあるのかね? それとも俺たちの真似なのかね?
汗らしきものをかいた後は、触手というか手のようなものを体で作り、近くに置いてあったタオルで拭いている。何でこんな事しているのやら?
そんな事を考えていたら、12分時計が1周していた。
サウナから出て、水風呂へダイブ! うへ~気持ちぃ! 熱いサウナからの水風呂のコンボって最強だよな。ニコも一緒に出てきて、俺と水風呂へダイブしている。お前にもこの良さが分かるのか?
それにしても、12分は長すぎたな。ちょっと体が疲れたわ。汗を結構かいたので、体が水を欲している、冷たい水をチビチビ飲んでいると、ニコにねだられたので、コップで準備してやると器用に飲み始めた。
続けてサウナに入るのもいいけど、湯船にも浸かりたいからなって、こっちにはスライムたちがひしめき合っていて、入る隙間が無かった。本当に意味が分からんな、こいつらは……
仕方がないので、続けてサウナに入る事にした。
1時間程、サウナと水風呂を行ったり来たりしてお風呂から上がる。ニコも一緒に出てきたが、他のスライムたちは、そのまま湯船に浮かんでいた。
おぉ~ブラウニーたちが気を利かせて、コーヒー牛乳を準備してくれていた。キンキンに冷えていて、程よく甘い……いうなれば、最高である!
分かった分かった、お前にもやるからタックルしてくるな。
まぁ、娘たちが元気だということが分かったから、昨日の夜みたいに何も手につかない。なんて事はないが、ゲームをするほど神経は太くないようだ。小説でも読んで時間を潰すかな。
結局眠りにつけたのは、深夜の2時を回っていた。
2日後、子どもたちが元気になり、いつものように家の中を走り回っている。うむ、この子たちは元気に走り回っている方が合うな。
「ふ~良く寝た……ん? 今何時だ!?」
俺は目が覚めて慌てて時計を見た。6時か……そこまで早く起きたわけじゃないのか。仕事に行く準備もしないとな。っと、娘たちの様子は……あれ? 眠れなくて朝まで起きてて、それからの記憶がないから寝たんだと思うけど、その時すでに6時過ぎてなかったっけ?
ってことは、今は夜の6時……18時ってことか? それとも、次の日の朝6時か?
どちらにしても、起きて飯を食うか、腹減った。
食堂に行くと時間が判明する。どうやら、10時間くらい寝ていたらしい……でも、24時間ちょっと起きていただけで、10時間も寝るか? 心配しすぎて心が疲れてたんかな? あれ? 俺、クルーザーに乗ってなかったっけ? まぁいいか。
娘たちは元気だけど、やはり熱があるのですぐ疲れて寝てしまうらしい。でも、騒がないだけで普通に過ごせているようなので安心した。
おっと、足元に久々の感触が、うちのニャンコたちが、俺の足元に集まってきていた。最近俺の近くに来ることなんてほとんどなかったのにな。娘たちが餌をあげているのだが、いないから俺にねだりに来たのだと思う。
ニャーニャー鳴いた後に、いつも餌を食べている場所をチラッと見てまた鳴くのだ。昔は俺やブラウニーたちが準備してたのを思い出して、俺のとこに来たのだろう。ブラウニーたちは俺が優先だからな。
仕方がないな。媚びを売るようにすり寄ってくる様子が可愛くて、餌を準備してやった。こいつらは猫だけど、ブラウニーたちの指導を受けているので待てができるんだよな。「良し」の掛け声があるまで待つんだよな。俺の顔と餌を交互に見る姿が可愛くて、ちょっとだけ我慢をさせてから許可を出す。
俺も食事を食べよう。
朝食を食べずに寝たから、俺は昨日の夜から何も食べていないんだよな。胃の中が空っぽでお腹が空いているのだ!
そして今日はカレーだ! 1杯目は日本人の国民食カレーライスで食べ、2杯目はチキンカレーにチーズナンを食べた。チキンティッカにキャベツの千切りに、ニンジンドレッシングをかけて食べた。良く分かんないけどチキンカレーとナンには、ニンジンドレッシングをかけたサラダが合うんだよね。
ふ~腹いっぱい。結局、ナンをお代わりしてしまった。カレーライスもいいけど、ナンも捨てがたいんだよね。ナンにあったチキンカレーを作ってくれるから特にね。
食事が終わる頃には、妻たちも半分くらい食事を始めていた。子どもたちの様子を聞いてみると、今日はみんなの好きなカレーだと喜んでいた、と教えてもらった。
カメラで様子を覗いてみると、子どもたちが並んでカレーを食べている姿を見てほっこりした。上の子たちも好きだけど、下の子たちもカレーの虜になってるんだよな。上の子たちは、カツや唐揚げを乗せているが、下の子たちはトッピングは無しだ。その分、カレー自体に大きめのお肉が入っている。
覗いていることがバレて、娘たちが手を振ってくれている。俺もカメラをオンにして手を振り返した。下の子たちは、一心不乱にカレーを食べているな。お父さんはちょっと寂しいぞ! プラムとシオンは姉たちの様子に気付きこっちをチラッと見て、また食べ始めた。泣いていいかな?
さて、どうしたものか。仕事に関しては、明日で問題ないとの事で庁舎にこれから行く必要はない。だけどさ、10時間も寝ちゃったから眠くねえんだよな。とりあえず風呂に入ってさっぱりするか。
お湯につかろうと考えたが、今日はサウナに先に入ろう!
「って、おい! 何でニコがここにいるんだ? お前、こんな所にいたら干からびるんじゃねえか? 大丈夫なのか?」
ニコが触手を伸ばして、問題無いとジェスチャーをしてきた。本当にスライムの生態は、意味が分からんな。そもそも、こいつらの体って水分が多いのかも良く分からんのだよな。
100度程の乾式サウナに入りながら、ニコの様子をながめる。こいつの体表? に人間みたいな汗をポツポツとかいている様子が見られる。こいつには汗腺でもあるのかね? それとも俺たちの真似なのかね?
汗らしきものをかいた後は、触手というか手のようなものを体で作り、近くに置いてあったタオルで拭いている。何でこんな事しているのやら?
そんな事を考えていたら、12分時計が1周していた。
サウナから出て、水風呂へダイブ! うへ~気持ちぃ! 熱いサウナからの水風呂のコンボって最強だよな。ニコも一緒に出てきて、俺と水風呂へダイブしている。お前にもこの良さが分かるのか?
それにしても、12分は長すぎたな。ちょっと体が疲れたわ。汗を結構かいたので、体が水を欲している、冷たい水をチビチビ飲んでいると、ニコにねだられたので、コップで準備してやると器用に飲み始めた。
続けてサウナに入るのもいいけど、湯船にも浸かりたいからなって、こっちにはスライムたちがひしめき合っていて、入る隙間が無かった。本当に意味が分からんな、こいつらは……
仕方がないので、続けてサウナに入る事にした。
1時間程、サウナと水風呂を行ったり来たりしてお風呂から上がる。ニコも一緒に出てきたが、他のスライムたちは、そのまま湯船に浮かんでいた。
おぉ~ブラウニーたちが気を利かせて、コーヒー牛乳を準備してくれていた。キンキンに冷えていて、程よく甘い……いうなれば、最高である!
分かった分かった、お前にもやるからタックルしてくるな。
まぁ、娘たちが元気だということが分かったから、昨日の夜みたいに何も手につかない。なんて事はないが、ゲームをするほど神経は太くないようだ。小説でも読んで時間を潰すかな。
結局眠りにつけたのは、深夜の2時を回っていた。
2日後、子どもたちが元気になり、いつものように家の中を走り回っている。うむ、この子たちは元気に走り回っている方が合うな。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる