1,678 / 2,518
第1678話 何とか助かった……
しおりを挟む
簡易ダンジョンの中にクリーンルームを作り、その中に8人分の大きな湯舟と湯船に純水を注ぎ込み続けれるように、水道のような物も作成する。
感染する可能性があるからと言って、騎士たちの中に仲間を見捨てるような奴はおらず、進んで移動を手伝ってくれている。
地下に用意した部屋、簡易ダンジョンの中に運んでもらい、まずは純水で体を洗い、そのまま水の入っていない湯船に入れてもらった。
体を洗うのは、純水に体が浸かると皮膚の汚れとかで概念上の純水とは言えなくなるため、効果がなくなってしまうとチビ神から忠告を受けたので、騎士たちに体をきれいにするようにお願いしたのだ。
で、今湯船の中に入れてから体を詳しく調べてもらっている。話では体のどこかに黒い靄みたいな物があるとの事だった。
探してみると8人全員に黒い靄がかかっている部分があった。
こうしてみてみると、普通ではありえない現象だな。だって、体の一部に黒ずみではなく黒い霧のような靄がかかっているのだ。この世界に慣れてきたとはいえ、これは不思議過ぎる。
魔法があってもスキルがあっても、絶対にありえない現象がここで起きてるんだよな。
さすが意味不明の神の力、マジで殺してやりてえ。
「っと、そこのレバーをひねって湯船に水を入れてくれ。少し冷たいけど我慢してくれ、今から水を入れるぞ。話だとこの水を使うことで、呪いが解呪されるみたいだ。担当の騎士たちは黒い靄がなくなるのを確認してくれ」
湯船には大柄の騎士の体格でも、10倍以上の純水が入る程の大きさである。レバーを回すと大量の水が湯船に流れ込む。
20分もしないうちに湯船がいっぱいになった。5倍もあれば十分という話だったが、解呪のために大量に使う純水は、1人当たり20倍以上の量を準備している。いっぱいになった後も、かけ流しのように入れ続けた。
30分もしないうちに6人の靄が消えた。
だが、残り2人の靄は1時間経っても消えなかった。
どういうことか分からず、チビ神に連絡を取る。
『純水につけても呪いが消えない? ん~、そういえば、解呪する際に呪詛をかけた相手に返すらしいけど、対象がいなくなると、返す相手がいなくなるから、返した相手が死んだのかもしれないわね。ってことは、神界であれが起こってるのかな? 創造神様に伝えて、隔離してもらわないといけないかしら?』
ってことは何だ。この2人は助からないってことか?
『そうだね。呪い、呪詛は返すことでしか、解呪することができないのよ。てっきり知ってると思ってたけど、知らなかったみたいね』
クソ、もう助けられないってことかよ。
『体力がなくなる前にポーションを使い続ければ、死ぬ事はないけど体が動く事はないと思うわ。後助けられる方法は、仮死状態にしてから、生き返らせるしかないかな? 仮死状態でも死ぬ事には変わりないから、呪詛をまき散らすわ。確か半径100メートルくらいに、呪いをまき散らすと思うわよ』
呪いの靄がまだ残っている2人を見る。呪いがかかっていた中で、体が大きい2人だ。まだしゃべる事は出来る。本人の許可をもらって、最後の望みをかけるしかない。
1つ確認だが、呪いは人間にしかかからないのか? 魔物にもかかるのか?
『ん? あ~、魔物にはかからないわよ。だからあなたの使っている、ドッペルゲンガーなら問題はないわね。呪いはその場にいないとかからないから、生身の方には何の影響もないわよ。人間だけが罹るように調整された呪いだからね。でも返されると神でも死ぬのよね。空気が汚染されるから迷惑なのよ』
これで1つ解決だな。本当に迷惑だな! 人間だけに調整された呪いとか! それなのに空気が汚染さるだけならまだいいだろうが!
ふ~、で問題は、どうやって仮死状態にして、蘇生をするかってことだな。
地球で医学の知識があれば出来るかもしれないけど、この世界では100パーセントは無理だよな。殺すだけなら簡単だけど、そこから蘇生を考えて殺すとか無謀にも程がある気がする。
魔法で瞬間凍結できたとしても、安全に解凍できるとは限らないし。となると、ちょうどいい毒があれば、可能かもしれないか?
本人たちに、まず伝えるか?
2人は、死ぬ可能性を理解して毒を使うことを受け入れた。どうせ死んでしまうのだから、生きのこる可能性が1パーセントでもあるなら、それに賭けるそうだ。意思疎通が難しかったので、時間はかかったが何とか理解できた感じだ。
毒を飲ませるために使用するのは、魔法で作ったゴーレムだ。声を届ける管を使い呪いにかかっている2人でも声が聞こえるようにしている。
この毒は仮死状態と言っても肉体的には生きているとの説明があり、ポーションにつけておけば2~3日は肉体が死ぬことはないらしい。だけど、問題なのは半分ほどの確率で蘇生ができないらしい。
理由は、仮死状態になる際に脳まで死んでしまうことがあるのだとか。それが半々の確率らしい。
よくそれなのに飲む気になったな。他の毒となると、もっと確率が下がるか即死ということになってしまう。地球の薬の知識があれば、もっと違う結果になったかもしれないけどな。医者じゃないから判断できるとも思えないが。
2人が覚悟を決めて毒を飲んだ。200メートル程離れている俺たちにも、呪いがまき散らされている様子が見て取れた。壁などの物理的な影響も魔法障壁のような魔法的な影響も全く関係なく、まわりにまき散らされる呪い……
今近付けば、呪われてしまう。この世界で唯一影響を与えることができるのが、純水である。魔法を使って操作すると効果がなくなってしまうので、機械を魔導具だと言って大量の純水を霧状にしてまき散らす。風速50メートルを起こせるバラエティーで使うような、大型扇風機を何台も使って。
呪いは目に見えてなくなっていき、20分後には呪いは見えなくなった。呪いには風を当てても動く様子が無かったので、本当に神の嫌がらせとしか言えないな。
呪いが消えた所で、毒を消すための万能薬を口に流し込む。
1人は咳き込み息を吹き返したが、もう片方の騎士は、息を吹き返す事はなかった。
手を尽くしたが助けられなかった。悔しいと思う反面、自分の連れてきた冒険者たちじゃなくてよかった……と思う俺の心が許せなかった。騎士たちからすれば、7人も助けてもらえて感謝しているのだが、それでも自分たちじゃなくてよかった、と思う気持ちを持ってしまった自分に嫌悪した。
感染する可能性があるからと言って、騎士たちの中に仲間を見捨てるような奴はおらず、進んで移動を手伝ってくれている。
地下に用意した部屋、簡易ダンジョンの中に運んでもらい、まずは純水で体を洗い、そのまま水の入っていない湯船に入れてもらった。
体を洗うのは、純水に体が浸かると皮膚の汚れとかで概念上の純水とは言えなくなるため、効果がなくなってしまうとチビ神から忠告を受けたので、騎士たちに体をきれいにするようにお願いしたのだ。
で、今湯船の中に入れてから体を詳しく調べてもらっている。話では体のどこかに黒い靄みたいな物があるとの事だった。
探してみると8人全員に黒い靄がかかっている部分があった。
こうしてみてみると、普通ではありえない現象だな。だって、体の一部に黒ずみではなく黒い霧のような靄がかかっているのだ。この世界に慣れてきたとはいえ、これは不思議過ぎる。
魔法があってもスキルがあっても、絶対にありえない現象がここで起きてるんだよな。
さすが意味不明の神の力、マジで殺してやりてえ。
「っと、そこのレバーをひねって湯船に水を入れてくれ。少し冷たいけど我慢してくれ、今から水を入れるぞ。話だとこの水を使うことで、呪いが解呪されるみたいだ。担当の騎士たちは黒い靄がなくなるのを確認してくれ」
湯船には大柄の騎士の体格でも、10倍以上の純水が入る程の大きさである。レバーを回すと大量の水が湯船に流れ込む。
20分もしないうちに湯船がいっぱいになった。5倍もあれば十分という話だったが、解呪のために大量に使う純水は、1人当たり20倍以上の量を準備している。いっぱいになった後も、かけ流しのように入れ続けた。
30分もしないうちに6人の靄が消えた。
だが、残り2人の靄は1時間経っても消えなかった。
どういうことか分からず、チビ神に連絡を取る。
『純水につけても呪いが消えない? ん~、そういえば、解呪する際に呪詛をかけた相手に返すらしいけど、対象がいなくなると、返す相手がいなくなるから、返した相手が死んだのかもしれないわね。ってことは、神界であれが起こってるのかな? 創造神様に伝えて、隔離してもらわないといけないかしら?』
ってことは何だ。この2人は助からないってことか?
『そうだね。呪い、呪詛は返すことでしか、解呪することができないのよ。てっきり知ってると思ってたけど、知らなかったみたいね』
クソ、もう助けられないってことかよ。
『体力がなくなる前にポーションを使い続ければ、死ぬ事はないけど体が動く事はないと思うわ。後助けられる方法は、仮死状態にしてから、生き返らせるしかないかな? 仮死状態でも死ぬ事には変わりないから、呪詛をまき散らすわ。確か半径100メートルくらいに、呪いをまき散らすと思うわよ』
呪いの靄がまだ残っている2人を見る。呪いがかかっていた中で、体が大きい2人だ。まだしゃべる事は出来る。本人の許可をもらって、最後の望みをかけるしかない。
1つ確認だが、呪いは人間にしかかからないのか? 魔物にもかかるのか?
『ん? あ~、魔物にはかからないわよ。だからあなたの使っている、ドッペルゲンガーなら問題はないわね。呪いはその場にいないとかからないから、生身の方には何の影響もないわよ。人間だけが罹るように調整された呪いだからね。でも返されると神でも死ぬのよね。空気が汚染されるから迷惑なのよ』
これで1つ解決だな。本当に迷惑だな! 人間だけに調整された呪いとか! それなのに空気が汚染さるだけならまだいいだろうが!
ふ~、で問題は、どうやって仮死状態にして、蘇生をするかってことだな。
地球で医学の知識があれば出来るかもしれないけど、この世界では100パーセントは無理だよな。殺すだけなら簡単だけど、そこから蘇生を考えて殺すとか無謀にも程がある気がする。
魔法で瞬間凍結できたとしても、安全に解凍できるとは限らないし。となると、ちょうどいい毒があれば、可能かもしれないか?
本人たちに、まず伝えるか?
2人は、死ぬ可能性を理解して毒を使うことを受け入れた。どうせ死んでしまうのだから、生きのこる可能性が1パーセントでもあるなら、それに賭けるそうだ。意思疎通が難しかったので、時間はかかったが何とか理解できた感じだ。
毒を飲ませるために使用するのは、魔法で作ったゴーレムだ。声を届ける管を使い呪いにかかっている2人でも声が聞こえるようにしている。
この毒は仮死状態と言っても肉体的には生きているとの説明があり、ポーションにつけておけば2~3日は肉体が死ぬことはないらしい。だけど、問題なのは半分ほどの確率で蘇生ができないらしい。
理由は、仮死状態になる際に脳まで死んでしまうことがあるのだとか。それが半々の確率らしい。
よくそれなのに飲む気になったな。他の毒となると、もっと確率が下がるか即死ということになってしまう。地球の薬の知識があれば、もっと違う結果になったかもしれないけどな。医者じゃないから判断できるとも思えないが。
2人が覚悟を決めて毒を飲んだ。200メートル程離れている俺たちにも、呪いがまき散らされている様子が見て取れた。壁などの物理的な影響も魔法障壁のような魔法的な影響も全く関係なく、まわりにまき散らされる呪い……
今近付けば、呪われてしまう。この世界で唯一影響を与えることができるのが、純水である。魔法を使って操作すると効果がなくなってしまうので、機械を魔導具だと言って大量の純水を霧状にしてまき散らす。風速50メートルを起こせるバラエティーで使うような、大型扇風機を何台も使って。
呪いは目に見えてなくなっていき、20分後には呪いは見えなくなった。呪いには風を当てても動く様子が無かったので、本当に神の嫌がらせとしか言えないな。
呪いが消えた所で、毒を消すための万能薬を口に流し込む。
1人は咳き込み息を吹き返したが、もう片方の騎士は、息を吹き返す事はなかった。
手を尽くしたが助けられなかった。悔しいと思う反面、自分の連れてきた冒険者たちじゃなくてよかった……と思う俺の心が許せなかった。騎士たちからすれば、7人も助けてもらえて感謝しているのだが、それでも自分たちじゃなくてよかった、と思う気持ちを持ってしまった自分に嫌悪した。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる