1,639 / 2,518
第1639話 フブキが気になる
しおりを挟む
「昆虫が大型が少ないとは言ったものの、1メートル弱もあったりするんだよな。バッタもいたけど、あいつは期待外れだったしな」
一応召喚欄にいた中で一番跳びそうなバッタを召喚してみたのだが、体長は80センチメートルほどあり多少期待はあった。だけど広い場所で跳ばしてみたのだが、飛んだのだ。跳ねるのではなく、飛んでしまったのだ。
跳ばないように命令してみたのだが、そうすると1メートルも跳べなかったのだ。バッタよ、お前たちのアイデンティティが揺らいでいるぞ。
召喚した昆虫の中で一番跳んだのは、昆虫じゃないけど、蜘蛛だった。よくわからないけど、跳ねたのだった。体の大きなジャイアントセンチピートを使って、どれだけ高い位置のバーを乗り越えられるか試したところ、10メートル近くまでなら乗り越えられることが分かった。
こいつでいいんじゃね? とか思ったが、俺が研究している間にチビ神から、
『高跳びや幅跳びは、ある程度地面から離れる必要があるから、長い系の魔物は参加禁止が決定したよ!』
こいつら、ピンポイントで俺を狙ってきやがったな。俺の行動は監視されている気がするな。じゃぁ、ビックゴーレムの体を改造した奴を召喚して跨がせてみたら、
『ある程度離れないとダメだって言ったでしょ!』
完璧に見られてる。いわゆるはさみ跳びみたいな感じでやらせてみていたのだが、体が重すぎて足の長さの分だけしか跨ぐことができなかったのだ。
足以外の部分が50センチメートルくらいしかないのだが、魔改造のおかげで足の長さが7メートル近くある、漫画の足長キャラみたいなのが出来たのに。
幅跳びの代表はウルフ系の魔物に決めた。なんというか、高く跳ぶことはできなかったが、早く走れる魔物の中で一番遠くまで飛べたのがウルフ系だったのだ。
だけど、高跳びに出す魔物だけが決まらなかった。
結局のところ、魔物の中で高く跳べる奴があまりいなかったのだ。いろんな種類を出してみたのだが、一番高く跳べたのがなんとゴブリンだったときは笑ったな。
ゴブリンって、元々Lvが低く弱い魔物なのだが、Lvをあげると体に似合わず力をつけるのだ。その軽い体をに合わない脚力で浮かせるため、飛び方を知らなくても3メートル程は軽く跳んだのだ。
ってか、もっと高く跳べる魔物がいると思っていたのだが、そういう魔物は跳ぶではなく飛んでしまう魔物しかいなかったのだ。
高跳びと幅跳びは、バザールと綾乃に任せよう。
俺にはこれ以上意見を出せないから、他力本願になっていた。
今日はまだ、娘たちにフブキを取られていないので、俺の側にはフブキが寝そべっている。それが気になってしまい、他の作業が手につかなかったのだ。
しっかりと毛の手入れをしていたので、お腹がフワフワなのだ。娘たちがやっていたのを見て俺もあそこに、顔をうずめて見たかったんだよな。お願いしたら、仰向けになってくれたので顔をうずめてみた。
確かに気持ちよかったのだが、香箱座りの下で寝ていた時ほどではなかった。
もしかして、フブキのモフモフを堪能するのは、香箱座りの下が一番いいのだろうか?
そんなことを考えていると、フブキにジト目で見られていた。いや、これもこれで気持ちいんだけど、さっき寝起きで感じたあの感じを超えないんだよ! わかってくれよ!
と言ってみたが、猫に分かってもらえるわけもなく、尻尾で顔を撫でられて終わった。
そういえば! 香箱座りで思い出したが、フブキの下から這い出る際に見た肉球、柔らかかったな。
「フブキ、肉球見せて」
仰向けから横になったような感じでだらんとしていたので、ちょうどいい感じに肉球を見せてくれたのだ。
きれいなピンクで、触り心地が小さな猫。フブキから見たらだが、普通の猫の肉球のようにもちもちで程よい弾力だった。両手を使って揉んでみたのだが、気持ちよさそうな声をフブキがあげていた。
お前、可愛いな。
肉球を押していて発見したのが、普段はしまわれている爪だよな。見た目こそ猫の爪をそのまま大きくした感じだったのだが、魔物のためか爪の内側が刃物みたいになっていたのだ。Lvが50なので、俺たちから見れば大したことのない鋭さなんだけどな。
この爪で作ったナイフだったら、同レベルくらいまでの魔物は倒せんのかな? いや、ステータスも影響してくるから、さすがに自分より格上の相手には通じないよな。
娘たちと触れ合うとなると、この爪はさすがに危ないよな。この爪を整えないと娘たちに会えなくなると言うと、フブキが絶望的な顔をして、口がポカーンと開けてこっちを見て来た。
整えれば会えると言ってやると、早く整えろ! と言わんばかりに両手両足を俺の方に突き出してきた。今、俺にやれって言ってるのな。苦笑しながら、鉄を加工するときに使うやすりを取り出し、刃物みたいになっている部分を削る。
次に、刺さらないように爪の先も丸く整える。だけど、粗いやすりで削っていたので、表面がざらざらになってしまった。これはこれで怪我をしそうな感じだったので、目の細かいやすりを使って研いでいき、最後は紙やすりでツルツルに仕上げてみた。
鋭さはなくなったが、見た目がキレイになった爪にフブキも満足しているようだ。
そんなことをしていたら、ミリーから連絡が入ってミーシャたちがフブキに会いたがっているから、俺のところに来てもいいか聞かれた。
ここに来ても面白味がないから、昨日俺を呼びに来てくれた場所で待ち合わせることにした。
家にいたミーシャたちの方が先に着いており、フブキを見ると一斉にこちらに走ってきた。俺じゃなくて、フブキにな。お父さん、ちょっと寂しいよ。
ミリーと一緒にゆっくり向かってきたウルが、フブキは可愛いけど安全面の事を気にしていた。特に爪だ。魔物の爪と言えば、鋭い物であれば鉄製の剣より切れ味がいい物もあるのだ。気になってもおかしくないだろう。
俺もそれが気になって、フブキに説明したら手足を突き出してきたことを話すと、笑っていた。
後心配なのが、猫の舌だよな。あのザラザラで舐められたら、肌が荒れそうだからな。そこは、言いきかせて娘たちは舐めないように教えるしかないよな。
キャッキャとミーシャたちが騒いでいるので、何事かと思ったら、3人がきれいに手入れされた爪を見た後に、肉球に鼻を当てて嗅ぎ始めたらしい。
猫好きの中で、肉球のニオイを嗅ぐのが好きだっていう人がいるけど、あの3人もそうなのだろうか? どうでもいいことを考えながら、ミーシャたちにどんなニオイがしたか聞いてみたら、ほとんどニオイがしなかったらしい。
生まれて2日目のフブキには、まだ匂いがしないのかもな。
みんなで遊んだ後に、体が汚れてしまったのでお風呂に入ることになった。俺とミリーで4人の娘たちを見る形だな。
ってか、昨日もミリーがこの子たちに付き添ってたけど、冒険者ギルドはいいのだろうか? と思って聞いてみた。どうやら引継ぎを終えたらしく、表面上のトップは街の人間に変わっていたらしい。時間に余裕のできたミリーが、娘たちに付き合っていることが多いのだとか。
普通にお風呂に向かったのだが、フブキもついてきたのにはびっくりした。うちの猫たちは比較的風呂好きが多いが、お前もなんだな。
熱めのお湯はダメなようで、35度くらいのぬるま湯が好きなようだ。洗っていて思ったのだが、これってウルフたちより乾かすの面倒じゃないか? と思うほどのモフモフ感だった。
上がる際にどうやって乾かそうか考えていたら、俺たちから距離を取って全身を振るってまず余分な水分を飛ばした。その後に白い靄がフブキを包み込んだと思ったら、魔法を使って水分を凍らせたみたいだったのだ。
その凍らせた水分を再度体をブルブルして、凍った水分を毛から剥がしていった。どういう原理でそうなっているのか分からないが、俺たちのもとに戻ってきたフブキの体はキレイに乾いていた。
一応召喚欄にいた中で一番跳びそうなバッタを召喚してみたのだが、体長は80センチメートルほどあり多少期待はあった。だけど広い場所で跳ばしてみたのだが、飛んだのだ。跳ねるのではなく、飛んでしまったのだ。
跳ばないように命令してみたのだが、そうすると1メートルも跳べなかったのだ。バッタよ、お前たちのアイデンティティが揺らいでいるぞ。
召喚した昆虫の中で一番跳んだのは、昆虫じゃないけど、蜘蛛だった。よくわからないけど、跳ねたのだった。体の大きなジャイアントセンチピートを使って、どれだけ高い位置のバーを乗り越えられるか試したところ、10メートル近くまでなら乗り越えられることが分かった。
こいつでいいんじゃね? とか思ったが、俺が研究している間にチビ神から、
『高跳びや幅跳びは、ある程度地面から離れる必要があるから、長い系の魔物は参加禁止が決定したよ!』
こいつら、ピンポイントで俺を狙ってきやがったな。俺の行動は監視されている気がするな。じゃぁ、ビックゴーレムの体を改造した奴を召喚して跨がせてみたら、
『ある程度離れないとダメだって言ったでしょ!』
完璧に見られてる。いわゆるはさみ跳びみたいな感じでやらせてみていたのだが、体が重すぎて足の長さの分だけしか跨ぐことができなかったのだ。
足以外の部分が50センチメートルくらいしかないのだが、魔改造のおかげで足の長さが7メートル近くある、漫画の足長キャラみたいなのが出来たのに。
幅跳びの代表はウルフ系の魔物に決めた。なんというか、高く跳ぶことはできなかったが、早く走れる魔物の中で一番遠くまで飛べたのがウルフ系だったのだ。
だけど、高跳びに出す魔物だけが決まらなかった。
結局のところ、魔物の中で高く跳べる奴があまりいなかったのだ。いろんな種類を出してみたのだが、一番高く跳べたのがなんとゴブリンだったときは笑ったな。
ゴブリンって、元々Lvが低く弱い魔物なのだが、Lvをあげると体に似合わず力をつけるのだ。その軽い体をに合わない脚力で浮かせるため、飛び方を知らなくても3メートル程は軽く跳んだのだ。
ってか、もっと高く跳べる魔物がいると思っていたのだが、そういう魔物は跳ぶではなく飛んでしまう魔物しかいなかったのだ。
高跳びと幅跳びは、バザールと綾乃に任せよう。
俺にはこれ以上意見を出せないから、他力本願になっていた。
今日はまだ、娘たちにフブキを取られていないので、俺の側にはフブキが寝そべっている。それが気になってしまい、他の作業が手につかなかったのだ。
しっかりと毛の手入れをしていたので、お腹がフワフワなのだ。娘たちがやっていたのを見て俺もあそこに、顔をうずめて見たかったんだよな。お願いしたら、仰向けになってくれたので顔をうずめてみた。
確かに気持ちよかったのだが、香箱座りの下で寝ていた時ほどではなかった。
もしかして、フブキのモフモフを堪能するのは、香箱座りの下が一番いいのだろうか?
そんなことを考えていると、フブキにジト目で見られていた。いや、これもこれで気持ちいんだけど、さっき寝起きで感じたあの感じを超えないんだよ! わかってくれよ!
と言ってみたが、猫に分かってもらえるわけもなく、尻尾で顔を撫でられて終わった。
そういえば! 香箱座りで思い出したが、フブキの下から這い出る際に見た肉球、柔らかかったな。
「フブキ、肉球見せて」
仰向けから横になったような感じでだらんとしていたので、ちょうどいい感じに肉球を見せてくれたのだ。
きれいなピンクで、触り心地が小さな猫。フブキから見たらだが、普通の猫の肉球のようにもちもちで程よい弾力だった。両手を使って揉んでみたのだが、気持ちよさそうな声をフブキがあげていた。
お前、可愛いな。
肉球を押していて発見したのが、普段はしまわれている爪だよな。見た目こそ猫の爪をそのまま大きくした感じだったのだが、魔物のためか爪の内側が刃物みたいになっていたのだ。Lvが50なので、俺たちから見れば大したことのない鋭さなんだけどな。
この爪で作ったナイフだったら、同レベルくらいまでの魔物は倒せんのかな? いや、ステータスも影響してくるから、さすがに自分より格上の相手には通じないよな。
娘たちと触れ合うとなると、この爪はさすがに危ないよな。この爪を整えないと娘たちに会えなくなると言うと、フブキが絶望的な顔をして、口がポカーンと開けてこっちを見て来た。
整えれば会えると言ってやると、早く整えろ! と言わんばかりに両手両足を俺の方に突き出してきた。今、俺にやれって言ってるのな。苦笑しながら、鉄を加工するときに使うやすりを取り出し、刃物みたいになっている部分を削る。
次に、刺さらないように爪の先も丸く整える。だけど、粗いやすりで削っていたので、表面がざらざらになってしまった。これはこれで怪我をしそうな感じだったので、目の細かいやすりを使って研いでいき、最後は紙やすりでツルツルに仕上げてみた。
鋭さはなくなったが、見た目がキレイになった爪にフブキも満足しているようだ。
そんなことをしていたら、ミリーから連絡が入ってミーシャたちがフブキに会いたがっているから、俺のところに来てもいいか聞かれた。
ここに来ても面白味がないから、昨日俺を呼びに来てくれた場所で待ち合わせることにした。
家にいたミーシャたちの方が先に着いており、フブキを見ると一斉にこちらに走ってきた。俺じゃなくて、フブキにな。お父さん、ちょっと寂しいよ。
ミリーと一緒にゆっくり向かってきたウルが、フブキは可愛いけど安全面の事を気にしていた。特に爪だ。魔物の爪と言えば、鋭い物であれば鉄製の剣より切れ味がいい物もあるのだ。気になってもおかしくないだろう。
俺もそれが気になって、フブキに説明したら手足を突き出してきたことを話すと、笑っていた。
後心配なのが、猫の舌だよな。あのザラザラで舐められたら、肌が荒れそうだからな。そこは、言いきかせて娘たちは舐めないように教えるしかないよな。
キャッキャとミーシャたちが騒いでいるので、何事かと思ったら、3人がきれいに手入れされた爪を見た後に、肉球に鼻を当てて嗅ぎ始めたらしい。
猫好きの中で、肉球のニオイを嗅ぐのが好きだっていう人がいるけど、あの3人もそうなのだろうか? どうでもいいことを考えながら、ミーシャたちにどんなニオイがしたか聞いてみたら、ほとんどニオイがしなかったらしい。
生まれて2日目のフブキには、まだ匂いがしないのかもな。
みんなで遊んだ後に、体が汚れてしまったのでお風呂に入ることになった。俺とミリーで4人の娘たちを見る形だな。
ってか、昨日もミリーがこの子たちに付き添ってたけど、冒険者ギルドはいいのだろうか? と思って聞いてみた。どうやら引継ぎを終えたらしく、表面上のトップは街の人間に変わっていたらしい。時間に余裕のできたミリーが、娘たちに付き合っていることが多いのだとか。
普通にお風呂に向かったのだが、フブキもついてきたのにはびっくりした。うちの猫たちは比較的風呂好きが多いが、お前もなんだな。
熱めのお湯はダメなようで、35度くらいのぬるま湯が好きなようだ。洗っていて思ったのだが、これってウルフたちより乾かすの面倒じゃないか? と思うほどのモフモフ感だった。
上がる際にどうやって乾かそうか考えていたら、俺たちから距離を取って全身を振るってまず余分な水分を飛ばした。その後に白い靄がフブキを包み込んだと思ったら、魔法を使って水分を凍らせたみたいだったのだ。
その凍らせた水分を再度体をブルブルして、凍った水分を毛から剥がしていった。どういう原理でそうなっているのか分からないが、俺たちのもとに戻ってきたフブキの体はキレイに乾いていた。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる