1,523 / 2,518
第1523話 難しい問題
しおりを挟む
外から見える形で封印をしたが、結局、ディストピアの住人を使って監視することは止めている。
大きな理由としては、いくら常識を捨てたディストピアの住人でも、今回の仮定名セラフは見せるには問題がある。と言う話を、封印したとグリエルに報告した時に注意された。
グリエルが言うには、今回の敵に関しては、上層部だけで対応するのがいいと言う話になり、その中で注目を浴びたのがドワーフたちだ。
ドワーフたちは仕事に関して手を抜くことは無い。そして報酬が好物のお酒とあれば、死ぬ気で仕事をするのだ。ヴローツマインから、老害と呼ばれる老ドワーフたちがたくさん移住してきているので、その物たちに特別報酬を出して、交代で監視してもらうように話を通したらしい。
もう話がついていたのだ。それなら問題ないのかな?
ディストピアとしては、老ドワーフでも移住者が増えれば活気も出るし、いいことなのだがヴローツマインにとっては、老害とはいえいなくなるのは問題なのではないだろうか?
後で、ヴローツマインの技能集団首領をリンドから引き継いだダリアに話を聞いてみた。
「老害の爺共がいなくなって、ヴローツマインは平和になりました。特に朝から晩まで飲んで、仕事もしない邪魔な奴らがいなくなったので、中堅あたりのドワーフたちがノビノビしていますし、若いドワーフたちへの酒の量も増えていいこと尽くしですよ」
と、本当に感謝するような声でお礼を言ってきた。
あのじっちゃんたちって、酒飲んでるだけで仕事してなかったのか。まぁ、酒はいくらでも取り寄せられるし、最近は畑エリアを広げそこで採れた作物を使って酒も造っているので、試し飲みをさせて意見をもらっているらしい。
ドワーフは、大酒のみで大食いだ。食事については酒に合えば何でも食らうが、お酒に関しては水のように飲むくせに、些細な味の違いを察して的確な助言をくれるらしい。
そんな、時間を持て余している老ドワーフたちが結構いるので、そういうドワーフを集めて1~2時間くらいのサイクルで交換して、監視してもらうようだ。
どれだけいるかと思ったら、お酒が報酬で出ると聞いた瞬間に200人以上のドワーフが何処からともなく現れたとか。
そんなこんなで、監視要員は問題なくなったので、一安心だ。その反面、グリエルは苦い顔をしている。
俺から聞いた仮定名セラフの生態というか、特殊性に関して頭を悩ませている。
おそらく、ターゲットは俺だったが、原因はどうであれ街のトップ《複数の都市を所有していることを考えれば、王と言っても間違いではない》が、そんな訳の分からない相手に狙われているのだから、苦悩してもしょうがないことだった。
何もしらないままに、あいつがディストピアに来ていたら、どれだけの被害が出ていたことか。
実質、小細工をしなければ、俺たちでもダメージを与えられたか疑わしい。
「そんなに悩むな。今回のお陰で、マイワールドに隔離出来ることは分かったんだから、四大精霊たちにだって対応可能だよ。能力を貸し出せるブラウニーたちでも対応できるんだから、何の問題も無いさ。監視しているスプリガンのメンバーが対応してくれそうだけどね」
グリエルを安心させるように冗談っぽく言った。
正直なところ、目の前に立ちたい相手ではないが、対応する方法があるのであれば気にする相手でもないかな? 問題は、ダンマスの検索にひっかからないことなんだよね。
今回は、エリア一帯から情報が入ってこなくなり、そのおかげで発見できたが……結局のところ、何の効果でそうなっているか判明していないのだ。その対策ができていないことが心配ではある。
「念のためにですが、シュウ様はマイワールドから、ドッペルを操って生活してほしいですね。ご家族の皆様もですが」
不意に襲われれば、抵抗らしい抵抗が出来ずに殺されてしまう可能性があるので、その危険を減らすための方法として今回のことが提案された。
ドッペルで色々することに反対は無いけど、ディストピアの住人を危険にさらす可能性があるのは。どうにかならないかと。
それをグリエルに聞いた。
その時に帰って来た言葉は、
最悪、俺が生き残っていれば問題ない。街だって作り直すことは容易いし、人だって集めることは可能。住人たちには悪いが、代えの効かない俺だけは何としてでも生き残ってもらう必要があるんだってさ。
どんな反応をすればいいか悩んだが、それがグリエルだけの意見ならともかく、ガリアも庁舎の職員も、ギルドの職員や学校の先生にまで同じことを言われてしまうと、反論できなくなってしまう。
この街の守りのことで駆け付けていたレイリーの話で、守る優先順位としては、俺⇒俺の家族⇒ディストピアの子どもたち⇒その他という順番らしい。そして、その他の中には兵士や冒険者は含まれていないのだとか。
この2つの職種の人間は、進んで命を投げ出すことが求められるのだ。死ぬかもしれない相手を前に逃げるような奴はいない。俺や子どもたちの未来を守るために、命を投げ出す覚悟を何時でもしているんだってさ・・・
俺も、家族のために命懸けってことはあったけど、投げ出すほど不利な状況になれば、どうにかして逃げる事を考えるからな。そう考えると、俺ってこの街の兵士や冒険者たちより、覚悟がないのかもしれないな。
今度、何か差し入れを持って行こう。みんなの喜びそうなものを見繕ってさ。
その後も、いくつか話し合いをして帰宅する。帰ってすぐに、俺たちがこもるマイワールドを作成することにした。
色々実験していたところ、ゲートはある条件を満たすと消すことが出来たのだ。これにより、完璧な隔離空間に引きこもることが出来るようになった。
相変わらず、隔離荒れた空間からドッペルを操作できる原理がいまいち分からないけどな。
ちなみに連絡方法は、ダンジョンの監視システムを使った伝言板みたいなものだ。
俺たちの場合は、ゲートを作って連絡することも可能だが、ドッペルが向こうにいるので特に困ることはない。
問題となったのは、グリエルたち側からこちらに連絡を取る手段がないことだ。連絡用のドッペルでもおいておけば?と言ってみたが、万が一のことを考えて却下され。
相談したいことがあるときは、常時繋げておくスクリーンの画面に書き込むことになった。マイワールドの至るところに、スクリーンの映像を写し出しておいて、すぐに気付けるように配慮している。
それにしても、チビ神からの連絡がねえな、死んだか?
いや、あいつは殺しても死ななそうだな。
『なに好き勝手言ってくれてるのよ! このアンポンタン!』
大きな理由としては、いくら常識を捨てたディストピアの住人でも、今回の仮定名セラフは見せるには問題がある。と言う話を、封印したとグリエルに報告した時に注意された。
グリエルが言うには、今回の敵に関しては、上層部だけで対応するのがいいと言う話になり、その中で注目を浴びたのがドワーフたちだ。
ドワーフたちは仕事に関して手を抜くことは無い。そして報酬が好物のお酒とあれば、死ぬ気で仕事をするのだ。ヴローツマインから、老害と呼ばれる老ドワーフたちがたくさん移住してきているので、その物たちに特別報酬を出して、交代で監視してもらうように話を通したらしい。
もう話がついていたのだ。それなら問題ないのかな?
ディストピアとしては、老ドワーフでも移住者が増えれば活気も出るし、いいことなのだがヴローツマインにとっては、老害とはいえいなくなるのは問題なのではないだろうか?
後で、ヴローツマインの技能集団首領をリンドから引き継いだダリアに話を聞いてみた。
「老害の爺共がいなくなって、ヴローツマインは平和になりました。特に朝から晩まで飲んで、仕事もしない邪魔な奴らがいなくなったので、中堅あたりのドワーフたちがノビノビしていますし、若いドワーフたちへの酒の量も増えていいこと尽くしですよ」
と、本当に感謝するような声でお礼を言ってきた。
あのじっちゃんたちって、酒飲んでるだけで仕事してなかったのか。まぁ、酒はいくらでも取り寄せられるし、最近は畑エリアを広げそこで採れた作物を使って酒も造っているので、試し飲みをさせて意見をもらっているらしい。
ドワーフは、大酒のみで大食いだ。食事については酒に合えば何でも食らうが、お酒に関しては水のように飲むくせに、些細な味の違いを察して的確な助言をくれるらしい。
そんな、時間を持て余している老ドワーフたちが結構いるので、そういうドワーフを集めて1~2時間くらいのサイクルで交換して、監視してもらうようだ。
どれだけいるかと思ったら、お酒が報酬で出ると聞いた瞬間に200人以上のドワーフが何処からともなく現れたとか。
そんなこんなで、監視要員は問題なくなったので、一安心だ。その反面、グリエルは苦い顔をしている。
俺から聞いた仮定名セラフの生態というか、特殊性に関して頭を悩ませている。
おそらく、ターゲットは俺だったが、原因はどうであれ街のトップ《複数の都市を所有していることを考えれば、王と言っても間違いではない》が、そんな訳の分からない相手に狙われているのだから、苦悩してもしょうがないことだった。
何もしらないままに、あいつがディストピアに来ていたら、どれだけの被害が出ていたことか。
実質、小細工をしなければ、俺たちでもダメージを与えられたか疑わしい。
「そんなに悩むな。今回のお陰で、マイワールドに隔離出来ることは分かったんだから、四大精霊たちにだって対応可能だよ。能力を貸し出せるブラウニーたちでも対応できるんだから、何の問題も無いさ。監視しているスプリガンのメンバーが対応してくれそうだけどね」
グリエルを安心させるように冗談っぽく言った。
正直なところ、目の前に立ちたい相手ではないが、対応する方法があるのであれば気にする相手でもないかな? 問題は、ダンマスの検索にひっかからないことなんだよね。
今回は、エリア一帯から情報が入ってこなくなり、そのおかげで発見できたが……結局のところ、何の効果でそうなっているか判明していないのだ。その対策ができていないことが心配ではある。
「念のためにですが、シュウ様はマイワールドから、ドッペルを操って生活してほしいですね。ご家族の皆様もですが」
不意に襲われれば、抵抗らしい抵抗が出来ずに殺されてしまう可能性があるので、その危険を減らすための方法として今回のことが提案された。
ドッペルで色々することに反対は無いけど、ディストピアの住人を危険にさらす可能性があるのは。どうにかならないかと。
それをグリエルに聞いた。
その時に帰って来た言葉は、
最悪、俺が生き残っていれば問題ない。街だって作り直すことは容易いし、人だって集めることは可能。住人たちには悪いが、代えの効かない俺だけは何としてでも生き残ってもらう必要があるんだってさ。
どんな反応をすればいいか悩んだが、それがグリエルだけの意見ならともかく、ガリアも庁舎の職員も、ギルドの職員や学校の先生にまで同じことを言われてしまうと、反論できなくなってしまう。
この街の守りのことで駆け付けていたレイリーの話で、守る優先順位としては、俺⇒俺の家族⇒ディストピアの子どもたち⇒その他という順番らしい。そして、その他の中には兵士や冒険者は含まれていないのだとか。
この2つの職種の人間は、進んで命を投げ出すことが求められるのだ。死ぬかもしれない相手を前に逃げるような奴はいない。俺や子どもたちの未来を守るために、命を投げ出す覚悟を何時でもしているんだってさ・・・
俺も、家族のために命懸けってことはあったけど、投げ出すほど不利な状況になれば、どうにかして逃げる事を考えるからな。そう考えると、俺ってこの街の兵士や冒険者たちより、覚悟がないのかもしれないな。
今度、何か差し入れを持って行こう。みんなの喜びそうなものを見繕ってさ。
その後も、いくつか話し合いをして帰宅する。帰ってすぐに、俺たちがこもるマイワールドを作成することにした。
色々実験していたところ、ゲートはある条件を満たすと消すことが出来たのだ。これにより、完璧な隔離空間に引きこもることが出来るようになった。
相変わらず、隔離荒れた空間からドッペルを操作できる原理がいまいち分からないけどな。
ちなみに連絡方法は、ダンジョンの監視システムを使った伝言板みたいなものだ。
俺たちの場合は、ゲートを作って連絡することも可能だが、ドッペルが向こうにいるので特に困ることはない。
問題となったのは、グリエルたち側からこちらに連絡を取る手段がないことだ。連絡用のドッペルでもおいておけば?と言ってみたが、万が一のことを考えて却下され。
相談したいことがあるときは、常時繋げておくスクリーンの画面に書き込むことになった。マイワールドの至るところに、スクリーンの映像を写し出しておいて、すぐに気付けるように配慮している。
それにしても、チビ神からの連絡がねえな、死んだか?
いや、あいつは殺しても死ななそうだな。
『なに好き勝手言ってくれてるのよ! このアンポンタン!』
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる