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第1489話 解放!
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軟禁状態になってから4日目、やっと今日の朝に熱が下がった。
これで軟禁解除! と思ったら違った。俺が召喚したシルキーやブラウニーたちには、感染症の知識があったため、インフルエンザを基準に発症してから1週間かつ熱が下がってから2日、この両方の条件を満たさない限りはダメです! と言われた。
午前中には、グリエルたちから送られてくる報告書を読んでから、ゲームをしている。昨日の夕方にはゲームクリアをしたので、今は2週目をサバイバルモードで攻略中だ。正直ラストには物申したい。俺ならあそこで絶対に手は止めないだろうと思う。
前作も鬼畜だったが、今作品はノーマルでもかなり難しい。とにかくヤバかったな。
多少敵の位置が違ったり、敵が強かったりするのだが何とか進めている。何度死んだ事か。俺は、ゲームは好きだけど得意ってわけじゃないからな。
一狩り行こうぜのハンティングゲームは、何回もやって回避方法や攻撃方法などを試行錯誤して、そこそこうまくなっているのだが、他の人から見たらどうなんだろうな?
あのゲームの2Gや3Gの全クエストを1人でクリアしたけど、みんなはどうなんだろうか? 2匹同時に出てくる上に移動できる場所がない、あのクエスト大変だったな。他のクエストに比べて個々は弱いんだけど、何せ複数いるから周りを見ながら攻撃をしたり躱したりしないといけないんだよね。
好きだからやり込むけど、それなりに時間がかかるんだよね。この世界に来てから、ゲームの数はかなり減ってるけどね。
とりあえず、今日を含めて後4日は部屋から出られないみたいだから、のんびりとサバイバルモードをクリアしようかな。
そういえば、消毒対策でやっている次亜塩素酸水の加湿器だが、この世界では思っている以上に効果的だということが分かった。
ウィルスとかが不活性化するというのもあるのだが、この世界にはスキルが存在して俺は鑑定することができるのだ。たまたま、空気中を鑑定してみようと思い試してみたら、清潔と出た。他の部屋で妻たちに使ってもらった。汚れてはいないがキレイでもない、と鑑定結果が出たらしい。
誰がそう判断しているのか分からないが、効果があったということは、この部屋から外に持ち出すことは限りなく低くなるってことだよな。出る前にはしっかりと消毒しないといけないけどね。
こうしてゲームを楽しむ日々を過ごした。
発症してから1週間が経過して、やっと軟禁が解除された。
部屋を出て一番初めに出迎えてくれたのは、娘たちだった。よく分からないが、おかえりといわれたので、ただいまと返しておいた。俺は別に、出かけたわけじゃないんだけどな。
リビングへ向かい、ソファーに座らされると1週間の間にどんなことをしたか、ミーシャたち3人が同時に話し始めた。
ウルは、3人を注意して1人ずつ話せるように促している。お姉ちゃんをしているな。
基本的には普段していることと変わらなかったのだが、1つだけいつもと違うことをしていたようだ。
ミリーが前々から注文していたテントの試作品が大量に届いて、冒険者をしている人たちを呼んでテントの評価を行っていたらしい。それを見学していて、テントに興味を持ったのだとか。
それより、ミリーが何でテントを注文していたのか気になった。
召喚できるテントをみて、このサイズのテントなら欲しい人たちがたくさんいる! と判断したようで、ドワーフの爺様方にお願いしていたそうだ。安く作れる素材で、最悪襲われた時でも破棄して逃げるのに戸惑わないくらいの値段で作れないか、相談したそうだ。その試作品が出来上がったのだとか。
ふむ、キャンプか。娘たちが興味を持っているのなら、今度連れて行ってみるのも悪くないかもな。シルキーやブラウニーたちには頼らずに、食事なんかも作ってみたりして、楽しそうだな!
「ミーシャたちは、キャンプをしてみたいか?」
とりあえず、聞いてみる事にした。
「「「やりたい!」」」
くい気味で、俺の質問に答えてきた。
「じゃぁ、今度一緒にキャンプをしてみるか? マイワールドに、お父さんの故郷のキャンプ場を再現するから、そこでテントを張ったり、みんなで遊んだり、食事を作ったりしよう」
そういうと、ウルを含めみんなが喜びの声を上げた。
日本だと、わざわざキャンプをしようなんて思う人たちは、そう多くないと思う。アウトドアが好きでも、キャンプじゃなくてグランピングだったり、バーベキューが好きだったりって感じで、テントを張ってまでと言うのは、少数派じゃないかな?
この世界では、街の外に出る=キャンプと言うと語弊があるが、野営をしなきゃいけないのが普通だからな。野営用のテントもかさばるから、商人たちは野営用のテントをコンパクトにできないか工夫しているらしい。
幌馬車を使えば、大きな布とポールにロープを使って、そこそこ人の入れる屋根付きは簡単にできるんだけどな、この世界ではあまり常識的ではないのかな? 非自立式テントと言われる奴だな。幌馬車を使うタープテントと言った方が正しいかもしれない。
娘たちと使うテントは、どうするべきだろうか? 将来使うことを考えると、この世界の奴がいいと思うのだが、収納の腕輪もあるし、魔改造したテントでも問題ないか? そう思う事にした。
後で一緒に娘たちと、キャンプセットを選ぶとするかな。
娘たちとの話も終わったので、俺はこの1週間控えていたある場所へ向かう!
そう、それは! お風呂だ!
軟禁状態のときは、念のためにシャワーで済ませてたからな。俺としては、浸かりたかったのだが許可が下りなかったので、体を洗うだけにしていたのだ。
サウナにも入りたいし、湯船にもつかりたいということで、お風呂に突入……出来なかった。
娘たちも入りたいといい、どうせなら新しくオープンしたあそこを利用しようということになったのだ。体験で利用したけど、オープンしてからは行ってないのでどうなっているのやら。そういえば、マッシュとルックはあの後どうなったんだろう?
そんなことを考えながら、妻たちの準備が整うのを待つ事にした。
これで軟禁解除! と思ったら違った。俺が召喚したシルキーやブラウニーたちには、感染症の知識があったため、インフルエンザを基準に発症してから1週間かつ熱が下がってから2日、この両方の条件を満たさない限りはダメです! と言われた。
午前中には、グリエルたちから送られてくる報告書を読んでから、ゲームをしている。昨日の夕方にはゲームクリアをしたので、今は2週目をサバイバルモードで攻略中だ。正直ラストには物申したい。俺ならあそこで絶対に手は止めないだろうと思う。
前作も鬼畜だったが、今作品はノーマルでもかなり難しい。とにかくヤバかったな。
多少敵の位置が違ったり、敵が強かったりするのだが何とか進めている。何度死んだ事か。俺は、ゲームは好きだけど得意ってわけじゃないからな。
一狩り行こうぜのハンティングゲームは、何回もやって回避方法や攻撃方法などを試行錯誤して、そこそこうまくなっているのだが、他の人から見たらどうなんだろうな?
あのゲームの2Gや3Gの全クエストを1人でクリアしたけど、みんなはどうなんだろうか? 2匹同時に出てくる上に移動できる場所がない、あのクエスト大変だったな。他のクエストに比べて個々は弱いんだけど、何せ複数いるから周りを見ながら攻撃をしたり躱したりしないといけないんだよね。
好きだからやり込むけど、それなりに時間がかかるんだよね。この世界に来てから、ゲームの数はかなり減ってるけどね。
とりあえず、今日を含めて後4日は部屋から出られないみたいだから、のんびりとサバイバルモードをクリアしようかな。
そういえば、消毒対策でやっている次亜塩素酸水の加湿器だが、この世界では思っている以上に効果的だということが分かった。
ウィルスとかが不活性化するというのもあるのだが、この世界にはスキルが存在して俺は鑑定することができるのだ。たまたま、空気中を鑑定してみようと思い試してみたら、清潔と出た。他の部屋で妻たちに使ってもらった。汚れてはいないがキレイでもない、と鑑定結果が出たらしい。
誰がそう判断しているのか分からないが、効果があったということは、この部屋から外に持ち出すことは限りなく低くなるってことだよな。出る前にはしっかりと消毒しないといけないけどね。
こうしてゲームを楽しむ日々を過ごした。
発症してから1週間が経過して、やっと軟禁が解除された。
部屋を出て一番初めに出迎えてくれたのは、娘たちだった。よく分からないが、おかえりといわれたので、ただいまと返しておいた。俺は別に、出かけたわけじゃないんだけどな。
リビングへ向かい、ソファーに座らされると1週間の間にどんなことをしたか、ミーシャたち3人が同時に話し始めた。
ウルは、3人を注意して1人ずつ話せるように促している。お姉ちゃんをしているな。
基本的には普段していることと変わらなかったのだが、1つだけいつもと違うことをしていたようだ。
ミリーが前々から注文していたテントの試作品が大量に届いて、冒険者をしている人たちを呼んでテントの評価を行っていたらしい。それを見学していて、テントに興味を持ったのだとか。
それより、ミリーが何でテントを注文していたのか気になった。
召喚できるテントをみて、このサイズのテントなら欲しい人たちがたくさんいる! と判断したようで、ドワーフの爺様方にお願いしていたそうだ。安く作れる素材で、最悪襲われた時でも破棄して逃げるのに戸惑わないくらいの値段で作れないか、相談したそうだ。その試作品が出来上がったのだとか。
ふむ、キャンプか。娘たちが興味を持っているのなら、今度連れて行ってみるのも悪くないかもな。シルキーやブラウニーたちには頼らずに、食事なんかも作ってみたりして、楽しそうだな!
「ミーシャたちは、キャンプをしてみたいか?」
とりあえず、聞いてみる事にした。
「「「やりたい!」」」
くい気味で、俺の質問に答えてきた。
「じゃぁ、今度一緒にキャンプをしてみるか? マイワールドに、お父さんの故郷のキャンプ場を再現するから、そこでテントを張ったり、みんなで遊んだり、食事を作ったりしよう」
そういうと、ウルを含めみんなが喜びの声を上げた。
日本だと、わざわざキャンプをしようなんて思う人たちは、そう多くないと思う。アウトドアが好きでも、キャンプじゃなくてグランピングだったり、バーベキューが好きだったりって感じで、テントを張ってまでと言うのは、少数派じゃないかな?
この世界では、街の外に出る=キャンプと言うと語弊があるが、野営をしなきゃいけないのが普通だからな。野営用のテントもかさばるから、商人たちは野営用のテントをコンパクトにできないか工夫しているらしい。
幌馬車を使えば、大きな布とポールにロープを使って、そこそこ人の入れる屋根付きは簡単にできるんだけどな、この世界ではあまり常識的ではないのかな? 非自立式テントと言われる奴だな。幌馬車を使うタープテントと言った方が正しいかもしれない。
娘たちと使うテントは、どうするべきだろうか? 将来使うことを考えると、この世界の奴がいいと思うのだが、収納の腕輪もあるし、魔改造したテントでも問題ないか? そう思う事にした。
後で一緒に娘たちと、キャンプセットを選ぶとするかな。
娘たちとの話も終わったので、俺はこの1週間控えていたある場所へ向かう!
そう、それは! お風呂だ!
軟禁状態のときは、念のためにシャワーで済ませてたからな。俺としては、浸かりたかったのだが許可が下りなかったので、体を洗うだけにしていたのだ。
サウナにも入りたいし、湯船にもつかりたいということで、お風呂に突入……出来なかった。
娘たちも入りたいといい、どうせなら新しくオープンしたあそこを利用しようということになったのだ。体験で利用したけど、オープンしてからは行ってないのでどうなっているのやら。そういえば、マッシュとルックはあの後どうなったんだろう?
そんなことを考えながら、妻たちの準備が整うのを待つ事にした。
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