1,483 / 2,518
第1483話 変化の兆し
しおりを挟む
子ネコが淡く光った後に現れたのは、全く変わらない姿の子ネコだった。
本当に成長が始まるのだろうか? キョトンとした顔をしている子ネコは、どうでもいいかの如く遊び始めた。何かが変わったのだろうか? よく分からないが様子を見ていこう。
10分位遊んだら疲れたようで、俺のあぐらの中に入って来た。1分もしない内に寝てしまう。さすがネコだな。でも、これで動くわけにはいかなくなった。
頭や背中を撫でながらブッ君でのんびりと小説を読むことにした。
ウルたちがネコの寝る姿を見て自分たちも寝てしまったので、小説を読んでいるのだ。いつのまにか大きくなったダマにブラッシングをしていたのだが、いつの間にか枕にされてるって感じだな。あのお腹をベッドに寝るのは気持ちよさそうだな。
大きくなっているから4人並んで気持ちよさそうだな。
しばらくした頃に、急に子ネコが苦しみ始めた。
どうしていいのか分からずオロオロしてしまう。子ネコの声で娘たちも起きてしまうが、一緒にアワアワしてしまった。
もしかして、ほとんどリスクがないって言ってたけど、少しだけの確率を引き当ててしまったのか? おい、チビ神! どうしたらいいんだ?
『んぁ? ジュルリ……あ~猫が苦しみ始めたのね。それは今まで成長してなかった弊害ね。あれよ、欠損部位を元通りにする時のような感じね。あの時は、痛みがないかもしれないけど、今回の場合は成長痛が酷いかもしれないわね』
おうふ、成長痛なのか。じゃぁ、どうすればいいんだ?
待てよ、欠損部位と同じだとすれば、栄養失調になるんじゃないか? ヤバいぞ、これだと本当に死んでしまうじゃないか!
まずは、体の痛みを抑える必要があるな。こんなに暴れている状態じゃ、対応することもできないぞ。
痛みを抑えるか。
「ツィード君、いたら出て来てくれ!」
俺がそう呼ぶと、声に気付いたブラウニーが探し出してきてくれた。
「ツィード君、この子ネコの痛みを抑えてくれ。闇魔法に何かそんなのがあったよな?」
「了解~。何で苦しんでるか分からないけど、魔法かけておくね」
痛み止めというと痛みが治まったようで、少し苦しそうにしているが何とか動けるようだ。
「ブラウニー、栄養とれる食事ってあるか?」
「子ネコはさすがに難しいかと」
どのくらいの栄養が必要か分からないが、この状態の子ネコに食事を食べさせることは無理だと言われた。言われてみれば、その通りだな。普通のネコも食事が早いわけじゃないしな。
何かいい方法はないか?
「とーたん、魔法薬はだめなの?」
ミーシャがそんなことをいってきた。魔法薬、確か栄養剤の魔法薬があったよな。何処にしまったっけな? とりあえず、収納の腕輪の中を確認してみる。
久々の幸運3セットの効果か、すぐに目的のアイテムが見つかった。
でも、これをどうすればいいんだ? 点滴するわけにはいかない。ポーションと違い万能薬系の魔法薬と同じで体の中に入れないと効果がないのだ。口に中に入れる必要があるんだな、注射器が頭に浮かぶ。点滴に絡んで針からイメージした。
注射器の針を外してシリンジの部分だけを使って、子ネコにミルクを与えていた動画を思い出した。それと同じように子ネコを抱いて、口に少しずつ栄養剤を入れていく。ぺろぺろと先を舐めているので、問題はなさそうだ。
小さな体で200cc以上の栄養剤を飲んだ。さすがにそんなに飲めないだろうと、途中で止めようとしたが、どうしても欲しがるので欲しがらなくなるまで飲ませた。
本能か分からないが、必要な栄養を理解しているかのように飲み続けたからな。
栄養剤を飲んだ後は、ぐったりとしたように眠ってしまう。苦しそうにしているから、優しく撫でてあげる。
眠りについた頃はプルプルと体が震えていたが、次第に震えが収まり穏やかな寝息になる。
寝ている態勢を崩すのは少し心が痛んだが、さすがにこのままの姿勢で寝させておくのは良くないと思ったので、ウルに頼んで子ネコがいつも寝ているベッドを持ってきてもらった。
いつもすっぽり収まっていたのに、今は少し溢れている。え? もう大きくなってるのか!?
窪みを少し大きくしてそこに入るようにそっと置いてあげる。
自分の臭いのするベッドで安心したのか、さらに安心したようで安らかな顔でスヤスヤ眠っている。
娘たちもやっと落ち着いて、ぐったりとしている。何かしたわけじゃないけど、あせった、それだけで疲れてしまったのだ。スライムたちが遊びに来ていたので、ベッドになるようにお願いしてその上に娘たちを寝かせた。
こいつらなら、持ち上げなくても移動してくれるからな。
ミリーたちを呼んで、今回の話をしっかりしておこう。ブラウニーにミリーたちを呼んできてもらい、事情を説明した。
「……ってことで、チビ神のおかげで正常に成長できるようになったよ。みんなも相談してくれていたみたいだね。本当に迷惑をおかけしました」
「シュウ君も反省しているみたいなので、これ以上は何も言いませんが、絶対に同じようなことはしないでくださいね」
軽く注意をされて、念押しをされてしまった。
「この子たちをそろそろ部屋に戻そうか。そういえば、下の子たちの様子はどう?」
「プラムちゃんたちは、元気にはしゃいでいたわよ。私たちも2回目だから、慣れたものね。みんな動じなくなってるし、ケットシーたちが優秀だから全く苦労していないわ」
最近は子ネコのことがあって必要時以外は、あまり様子を見に行けていなかったので聞いてみたら、元気にあばれている……と言うのは語弊があるが、スクスクと育っているようだ。
スライムたちにお願いして、娘たちは子ども部屋へ、子ネコは俺の部屋に連れて行くか。まだまだ予断を許さないかもしれないからな。ツィード君には、何処にいる分かるようにしておいてもらっている。
今日は特に子ネコから離れられないので、食事は部屋に持ってきてもらうことにする。娘たちが起きたら、自由に部屋に入ってきていいように伝えておく。
子ネコは時々目を覚まして、体の痛みを訴えたのでツィード君に痛み止めの魔法をしてもらっている。
起きるたびに栄養剤が欲しいと訴えてきたので、シリンジを使って飲ませた。
次の日の朝、少し逞しくなった子ネコを見て驚いた。
本当に成長が始まるのだろうか? キョトンとした顔をしている子ネコは、どうでもいいかの如く遊び始めた。何かが変わったのだろうか? よく分からないが様子を見ていこう。
10分位遊んだら疲れたようで、俺のあぐらの中に入って来た。1分もしない内に寝てしまう。さすがネコだな。でも、これで動くわけにはいかなくなった。
頭や背中を撫でながらブッ君でのんびりと小説を読むことにした。
ウルたちがネコの寝る姿を見て自分たちも寝てしまったので、小説を読んでいるのだ。いつのまにか大きくなったダマにブラッシングをしていたのだが、いつの間にか枕にされてるって感じだな。あのお腹をベッドに寝るのは気持ちよさそうだな。
大きくなっているから4人並んで気持ちよさそうだな。
しばらくした頃に、急に子ネコが苦しみ始めた。
どうしていいのか分からずオロオロしてしまう。子ネコの声で娘たちも起きてしまうが、一緒にアワアワしてしまった。
もしかして、ほとんどリスクがないって言ってたけど、少しだけの確率を引き当ててしまったのか? おい、チビ神! どうしたらいいんだ?
『んぁ? ジュルリ……あ~猫が苦しみ始めたのね。それは今まで成長してなかった弊害ね。あれよ、欠損部位を元通りにする時のような感じね。あの時は、痛みがないかもしれないけど、今回の場合は成長痛が酷いかもしれないわね』
おうふ、成長痛なのか。じゃぁ、どうすればいいんだ?
待てよ、欠損部位と同じだとすれば、栄養失調になるんじゃないか? ヤバいぞ、これだと本当に死んでしまうじゃないか!
まずは、体の痛みを抑える必要があるな。こんなに暴れている状態じゃ、対応することもできないぞ。
痛みを抑えるか。
「ツィード君、いたら出て来てくれ!」
俺がそう呼ぶと、声に気付いたブラウニーが探し出してきてくれた。
「ツィード君、この子ネコの痛みを抑えてくれ。闇魔法に何かそんなのがあったよな?」
「了解~。何で苦しんでるか分からないけど、魔法かけておくね」
痛み止めというと痛みが治まったようで、少し苦しそうにしているが何とか動けるようだ。
「ブラウニー、栄養とれる食事ってあるか?」
「子ネコはさすがに難しいかと」
どのくらいの栄養が必要か分からないが、この状態の子ネコに食事を食べさせることは無理だと言われた。言われてみれば、その通りだな。普通のネコも食事が早いわけじゃないしな。
何かいい方法はないか?
「とーたん、魔法薬はだめなの?」
ミーシャがそんなことをいってきた。魔法薬、確か栄養剤の魔法薬があったよな。何処にしまったっけな? とりあえず、収納の腕輪の中を確認してみる。
久々の幸運3セットの効果か、すぐに目的のアイテムが見つかった。
でも、これをどうすればいいんだ? 点滴するわけにはいかない。ポーションと違い万能薬系の魔法薬と同じで体の中に入れないと効果がないのだ。口に中に入れる必要があるんだな、注射器が頭に浮かぶ。点滴に絡んで針からイメージした。
注射器の針を外してシリンジの部分だけを使って、子ネコにミルクを与えていた動画を思い出した。それと同じように子ネコを抱いて、口に少しずつ栄養剤を入れていく。ぺろぺろと先を舐めているので、問題はなさそうだ。
小さな体で200cc以上の栄養剤を飲んだ。さすがにそんなに飲めないだろうと、途中で止めようとしたが、どうしても欲しがるので欲しがらなくなるまで飲ませた。
本能か分からないが、必要な栄養を理解しているかのように飲み続けたからな。
栄養剤を飲んだ後は、ぐったりとしたように眠ってしまう。苦しそうにしているから、優しく撫でてあげる。
眠りについた頃はプルプルと体が震えていたが、次第に震えが収まり穏やかな寝息になる。
寝ている態勢を崩すのは少し心が痛んだが、さすがにこのままの姿勢で寝させておくのは良くないと思ったので、ウルに頼んで子ネコがいつも寝ているベッドを持ってきてもらった。
いつもすっぽり収まっていたのに、今は少し溢れている。え? もう大きくなってるのか!?
窪みを少し大きくしてそこに入るようにそっと置いてあげる。
自分の臭いのするベッドで安心したのか、さらに安心したようで安らかな顔でスヤスヤ眠っている。
娘たちもやっと落ち着いて、ぐったりとしている。何かしたわけじゃないけど、あせった、それだけで疲れてしまったのだ。スライムたちが遊びに来ていたので、ベッドになるようにお願いしてその上に娘たちを寝かせた。
こいつらなら、持ち上げなくても移動してくれるからな。
ミリーたちを呼んで、今回の話をしっかりしておこう。ブラウニーにミリーたちを呼んできてもらい、事情を説明した。
「……ってことで、チビ神のおかげで正常に成長できるようになったよ。みんなも相談してくれていたみたいだね。本当に迷惑をおかけしました」
「シュウ君も反省しているみたいなので、これ以上は何も言いませんが、絶対に同じようなことはしないでくださいね」
軽く注意をされて、念押しをされてしまった。
「この子たちをそろそろ部屋に戻そうか。そういえば、下の子たちの様子はどう?」
「プラムちゃんたちは、元気にはしゃいでいたわよ。私たちも2回目だから、慣れたものね。みんな動じなくなってるし、ケットシーたちが優秀だから全く苦労していないわ」
最近は子ネコのことがあって必要時以外は、あまり様子を見に行けていなかったので聞いてみたら、元気にあばれている……と言うのは語弊があるが、スクスクと育っているようだ。
スライムたちにお願いして、娘たちは子ども部屋へ、子ネコは俺の部屋に連れて行くか。まだまだ予断を許さないかもしれないからな。ツィード君には、何処にいる分かるようにしておいてもらっている。
今日は特に子ネコから離れられないので、食事は部屋に持ってきてもらうことにする。娘たちが起きたら、自由に部屋に入ってきていいように伝えておく。
子ネコは時々目を覚まして、体の痛みを訴えたのでツィード君に痛み止めの魔法をしてもらっている。
起きるたびに栄養剤が欲しいと訴えてきたので、シリンジを使って飲ませた。
次の日の朝、少し逞しくなった子ネコを見て驚いた。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる