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第1416話 帰宅後の予定が……
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聖銀の武器のこともあったので、みんなの武器も見ておく事にした。
聖銀の武器と違い、定期的にメンテナンスをしているので問題ないはずなのだが、前回のメンテナンスから時間が経っているので、この際まとめてやってしまうことにした。
みんなのメイン武器は、とくに問題は無かった。アダマンコーティングも中の素材も、劣化もなく損傷もなく綺麗な物だった。聖銀だけが、魔核による修復を受け付けていないようだ。
一応、このことは伝えておくべきだな。
娘たちの部屋に繋がっている魔導無線を起動した。
『かーたん、とーたんのテレビ付いたよ!』
ミーシャが呼んでくれるのはいいのだが、俺のテレビってどういうことだ? 俺が映っているから、俺のテレビなのか?
『シュウ君、今日は少し遅かったわね。何かあったの?』
「大きな問題は、起きてないよ。ただ、25階にボスっぽいレイスがいて、そいつを倒す時に聖銀の武器に問題があってね。どうやら、聖銀にはクリエイトゴーレムの魔核をつかった、自動修復がかからないみたいなんだ。ミリーたちの武器も確認してみてくれ」
『了解。でも、娘たちの前で確認するのは良くないわね。武器のことは、カエデに任せた方がいいと思うから、カエデ、任せてもいい?』
『もちろんよ。リンドは自分で確認する?』
『今回は、任せていいかしら?』
『分かったわ。あっちのメンバーの受け取ってから、ちょっと見てくるわね』
そう言って立ち上がったカエデは、下の子たちの面倒をみているピーチたちの元に向かった。
『それ以外には、何かあったのかな?』
「それ以外は、特に何もなかったよ。ボスのレイスは、人造ゴーレムたちが倒してくれたし、危険なこともなにもなかったな」
ミリーと話していたら、リンドにかまってもらっていたミーシャたちが「とーたん、まだ?」と、キラキラした目でこちらを見てくる。だから、さすがにまだ無理なんだよ! 急いではいるけど、無理はしないつもりだからね。
ミリーも無茶を言っている娘たちのことを分かっているので、
『コチョコチョコチョ~~、お父さんを困らせたらダメだよ。分かったかな? 分からないようなら……コチョコチョコチョ~~』
3人はミリーに捕まって、くすぐられている。体をよじって逃げようとするが、ミリーが巧みに抱いているため逃げることが出来なかった。息も絶え絶えに、もうこまらせないから、ごめんなさい! と謝った。
ミーシャたちが息を整えている間に、ウルが前にきた。
『お父さん、今日はね、お母さんたちと一緒にお菓子を作りました。クッキーなんですけど、上手にできたと思います。スカーレットさんたちにも、合格点をもらえたんです!』
「おぉ、スカーレットに合格点もらえたってことは、かなり頑張ったんだね。家に戻った時に作ってほしいな。クッキー以外にも作れるようになるのかな?」
『明後日にも、お菓子作りを習う予定です。合格がもらえたら、お父さんに作ってあげるね!』
ウルと話していたら、復活したミーシャたちが「ウー姉ばっかり、ずるい!」と突っ込んできた。苦笑するウルに微笑みかけながら、ミーシャたちの相手をする。
しばらく話をしていると、下の子たちが泣き出してしまった。そうするとウルが、プラムちゃんたちが泣いちゃったよ! お姉ちゃんたちが何とかしないと! と、声をかけると、ハッとした顔をして弟妹たちのもとへ走って行った。
「忙しそうだな。ウルたちも元気そうだし、下の子たちも元気に泣いているな。ピーチたちの様子は大丈夫か?」
『ピーチたちは問題ないわ。夜中でも泣くから大変そうではあるけど、私たち以外にもシルキーたちもいるし、ケットシーや猫たちもいるからね。あの子たちも協力してくれているし、休めているから問題ないわ』
それもそうか、なにかあればシルキーたちがいるし、優秀なベビーシッターのケットシーに猫たちがいるもんな。ミーシャたちが赤ちゃんのときにも大活躍してたもんな。泣く子たちを尻尾であやしたり、肉球タッチで泣き止ましてたからな。
前にも思ったけど、一緒に育てる仲間がいるから大変でも頑張れるよな。それに、寿命が無くなった俺に、薬で寿命を実質無限に引き延ばせるようになった嫁たちとは、末永く生活できるからな。
100歳、1000歳になっても子どもは産めるんだから、慌てて産む必要も無かったりするので、みんなで協力して育てることができるのも強みなのかもしれないな。
「今回は、何かがあってもすぐに戻れるわけじゃないから、ピーチたちが無理している様だったら、シルキーたちにはなして無理にでも休ませてくれ」
『分かってるわよ。でも、私たちが言わなくてもシルキーたちが注意するわよ。私たちより的確に私たちのことを把握してくれているわ』
それはどうなのだろうか? 自分のことは……俺も人のことは言えねえな。妻やシルキーたちに完璧に管理されてるもんな。ゲーム週間だ! ってこもってた時だって、食事は管理されていたからな。好きな物やお菓子を食べていたが、1日の栄養なんかは管理されていたしな。
「無理だけはさせないように頼むな。俺はそろそろお風呂に入ってくるわ」
『分かったわ。そっちも無理しないようにね』
リンドとも話したかったが、娘たちについていってくれているので、しょうがないかな。
お風呂の後にカエデからの報告で、聖銀製の武器はやはり自動修復がかかっていないことが判明した。なので、聖銀のように自動修復がかからない素材がある、ということを周知させるようにお願いした。
特に安全にかかわるようなモノは、一時停止させても確認させる必要が出てきた。
老ドワーフたちを動員してでも確認する必要があるので、シルキーたちのお酒とおつまみを支払いに使って、魔導列車の確認をすることにした。飲んだくれの死にぞこないな奴らだが、安全に関してはドワーフの中でもトップクラスで気をつけているのだ。
だから、安心して任せることができる。
あっ、いくら老ドワーフたちでも、設計図がなければ何がおかしいか分からない部分も出てくるよな。設計図は俺のパソコンの中に入っているのだが、家にあるパソコンは俺にしか使えないようになっている。なので、庁舎にあるパソコンに保存してある設計図を渡すようにグリエルにメールしておこう。
使用頻度や何かあった時に一番危険なのは、魔導列車だ。でも、日常的に使っている物にも危険があるかもしれない。馬車や農具、製塩所の道具なども確認しないとな。
やらなきゃいけない事が増えた。
聖銀の武器と違い、定期的にメンテナンスをしているので問題ないはずなのだが、前回のメンテナンスから時間が経っているので、この際まとめてやってしまうことにした。
みんなのメイン武器は、とくに問題は無かった。アダマンコーティングも中の素材も、劣化もなく損傷もなく綺麗な物だった。聖銀だけが、魔核による修復を受け付けていないようだ。
一応、このことは伝えておくべきだな。
娘たちの部屋に繋がっている魔導無線を起動した。
『かーたん、とーたんのテレビ付いたよ!』
ミーシャが呼んでくれるのはいいのだが、俺のテレビってどういうことだ? 俺が映っているから、俺のテレビなのか?
『シュウ君、今日は少し遅かったわね。何かあったの?』
「大きな問題は、起きてないよ。ただ、25階にボスっぽいレイスがいて、そいつを倒す時に聖銀の武器に問題があってね。どうやら、聖銀にはクリエイトゴーレムの魔核をつかった、自動修復がかからないみたいなんだ。ミリーたちの武器も確認してみてくれ」
『了解。でも、娘たちの前で確認するのは良くないわね。武器のことは、カエデに任せた方がいいと思うから、カエデ、任せてもいい?』
『もちろんよ。リンドは自分で確認する?』
『今回は、任せていいかしら?』
『分かったわ。あっちのメンバーの受け取ってから、ちょっと見てくるわね』
そう言って立ち上がったカエデは、下の子たちの面倒をみているピーチたちの元に向かった。
『それ以外には、何かあったのかな?』
「それ以外は、特に何もなかったよ。ボスのレイスは、人造ゴーレムたちが倒してくれたし、危険なこともなにもなかったな」
ミリーと話していたら、リンドにかまってもらっていたミーシャたちが「とーたん、まだ?」と、キラキラした目でこちらを見てくる。だから、さすがにまだ無理なんだよ! 急いではいるけど、無理はしないつもりだからね。
ミリーも無茶を言っている娘たちのことを分かっているので、
『コチョコチョコチョ~~、お父さんを困らせたらダメだよ。分かったかな? 分からないようなら……コチョコチョコチョ~~』
3人はミリーに捕まって、くすぐられている。体をよじって逃げようとするが、ミリーが巧みに抱いているため逃げることが出来なかった。息も絶え絶えに、もうこまらせないから、ごめんなさい! と謝った。
ミーシャたちが息を整えている間に、ウルが前にきた。
『お父さん、今日はね、お母さんたちと一緒にお菓子を作りました。クッキーなんですけど、上手にできたと思います。スカーレットさんたちにも、合格点をもらえたんです!』
「おぉ、スカーレットに合格点もらえたってことは、かなり頑張ったんだね。家に戻った時に作ってほしいな。クッキー以外にも作れるようになるのかな?」
『明後日にも、お菓子作りを習う予定です。合格がもらえたら、お父さんに作ってあげるね!』
ウルと話していたら、復活したミーシャたちが「ウー姉ばっかり、ずるい!」と突っ込んできた。苦笑するウルに微笑みかけながら、ミーシャたちの相手をする。
しばらく話をしていると、下の子たちが泣き出してしまった。そうするとウルが、プラムちゃんたちが泣いちゃったよ! お姉ちゃんたちが何とかしないと! と、声をかけると、ハッとした顔をして弟妹たちのもとへ走って行った。
「忙しそうだな。ウルたちも元気そうだし、下の子たちも元気に泣いているな。ピーチたちの様子は大丈夫か?」
『ピーチたちは問題ないわ。夜中でも泣くから大変そうではあるけど、私たち以外にもシルキーたちもいるし、ケットシーや猫たちもいるからね。あの子たちも協力してくれているし、休めているから問題ないわ』
それもそうか、なにかあればシルキーたちがいるし、優秀なベビーシッターのケットシーに猫たちがいるもんな。ミーシャたちが赤ちゃんのときにも大活躍してたもんな。泣く子たちを尻尾であやしたり、肉球タッチで泣き止ましてたからな。
前にも思ったけど、一緒に育てる仲間がいるから大変でも頑張れるよな。それに、寿命が無くなった俺に、薬で寿命を実質無限に引き延ばせるようになった嫁たちとは、末永く生活できるからな。
100歳、1000歳になっても子どもは産めるんだから、慌てて産む必要も無かったりするので、みんなで協力して育てることができるのも強みなのかもしれないな。
「今回は、何かがあってもすぐに戻れるわけじゃないから、ピーチたちが無理している様だったら、シルキーたちにはなして無理にでも休ませてくれ」
『分かってるわよ。でも、私たちが言わなくてもシルキーたちが注意するわよ。私たちより的確に私たちのことを把握してくれているわ』
それはどうなのだろうか? 自分のことは……俺も人のことは言えねえな。妻やシルキーたちに完璧に管理されてるもんな。ゲーム週間だ! ってこもってた時だって、食事は管理されていたからな。好きな物やお菓子を食べていたが、1日の栄養なんかは管理されていたしな。
「無理だけはさせないように頼むな。俺はそろそろお風呂に入ってくるわ」
『分かったわ。そっちも無理しないようにね』
リンドとも話したかったが、娘たちについていってくれているので、しょうがないかな。
お風呂の後にカエデからの報告で、聖銀製の武器はやはり自動修復がかかっていないことが判明した。なので、聖銀のように自動修復がかからない素材がある、ということを周知させるようにお願いした。
特に安全にかかわるようなモノは、一時停止させても確認させる必要が出てきた。
老ドワーフたちを動員してでも確認する必要があるので、シルキーたちのお酒とおつまみを支払いに使って、魔導列車の確認をすることにした。飲んだくれの死にぞこないな奴らだが、安全に関してはドワーフの中でもトップクラスで気をつけているのだ。
だから、安心して任せることができる。
あっ、いくら老ドワーフたちでも、設計図がなければ何がおかしいか分からない部分も出てくるよな。設計図は俺のパソコンの中に入っているのだが、家にあるパソコンは俺にしか使えないようになっている。なので、庁舎にあるパソコンに保存してある設計図を渡すようにグリエルにメールしておこう。
使用頻度や何かあった時に一番危険なのは、魔導列車だ。でも、日常的に使っている物にも危険があるかもしれない。馬車や農具、製塩所の道具なども確認しないとな。
やらなきゃいけない事が増えた。
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