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第1222話 話にならない
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煌びやかな衣装を着ているが、この街の領主でもなく、俺たちの目的とする隣街の領主でもない。これは、マップ先生の情報で分かっている。
ちなみに、俺たちの目標としている隣街の領主は、この街の領主館にいる事が確認が取れている。マップ先生だけではなく、軍の諜報部が先に街に潜入して確認しているので間違いはない。
画像を撮って捕らえた商会の幹部に確認を取っているので間違いない。
使者の護衛だと思われる騎士が、
「この不法集団のトップは何処にいる? さっさと出て来い」
いきなり暴言で対話が始まる事になった。
「不法集団とな。あんたら聖国が、武力干渉をしないはずの中立地域にある街ミューズに、侵略戦争を仕掛けてきた事が発端なんだが、そこら辺はどう思っているのだ?」
「国の方針に従うのが騎士である。ミューズが聖国にとって邪魔であるなら、戦争は正義である。それを阻止しようというのであれば、お前らが悪である!」
「話しても無駄なタイプの人間の様だな。この集団の指揮をとっているレイリーという。そして、私たちが引き渡しを要求している、隣街の領主はどこだ?」
使者っぽい人物が前に出て、
「私の名前は、『そういうのはいらないから、要求に対する返答だけ簡潔に説明しろ』……なんと野蛮な奴だ。会話をしようともしないとは……」
「お前ら聖国に言われたくない。獣人というだけで奴隷にして、ミューズが邪魔だと言って排除する。そんな奴らに野蛮だと言われる筋合いはない。それとも戦争と同じように、この街も殲滅してやろうか? 聖国が弓を引いたんだ、覚悟は持ってるんだろ?」
「ふん。これだから蛮族は困る。話すだけ無駄だな。隣街の領主の事だが、この街にはいない。だからお前らの要求を呑む事は出来ない。直ちにこの場から撤収しろ!」
「それがお前らの回答なんだな? 嘘を付くのは、交渉する上では絶対にしてはいけない事だ。それを身をもって知る事だな。早めに街に戻る事をお勧めする」
「そもそも交渉ですらない今回の話し合いで、なぜ私が嘘を付かねばならん。お前らの要求は、対象人物がいない時点で破綻しているのだ。いない人間を探せと言われても困るのだよ」
「2アウト。すでに隣街の領主がいる事は確認が取れている。本当の事を知らされていないのか分からないが、この街の領主館に滞在しているのは分かっているのだ。差し出すかそうでないかを決めて来い。差し出す際は、この街に持ち込んだすべてを一緒に持ってくるように。そして、嘘を付いた罰だ。やれ!」
おっと! レイリーが会話してて油断してた!
指示が出たので、魔法組の妻たちとアイコンタクトを取り、魔力を練り上げていく。俺は知らなかったが、魔法を使えない人間の近くで魔力を大量に練ると、よくわからない圧迫感が生まれるらしい。レイリーはそれも考慮に入れて、俺たちにここで魔法を使わせようとしていたようだ。
30秒ほど魔力を練り上げて、魔法を使った。
5人並んでいる俺たちは、俺を中心に左右に2人ずつ立っている。左から、火・風・火・風・火属性の魔法を使った。風魔法は、上から地表を舐めるように吹き降ろす風を作っている。これにより、畑を焼き払う手助けをするのだ。
扇状に広がっていく俺たちの魔法は、街の外壁にまで届きあたり一帯を焼け野原に変えた。
「なっ! 貴様ら! 何をしている! こんな事が許されると思っているのか!」
「自分たちの都合で戦争を仕掛けてきたお前らの国に言われたくない。こちらの希望がかなわなければ、ペナルティーがあるので注意されよ。こちらは、戦争の勝者の権利を行使しているに過ぎない。では、さっさと帰って隣街の領主を連れて来い」
レイリーはこれ以上話す事がないという事で、兵士に指示を出して使者を追い返した。
騒いでいたが、こっちの言いたい事は伝えたので問題ないとの事だ。
ちょっと張り切り過ぎて、魔力を使いすぎてしまった。俺はちょっと休むから、レイリー後は任せた。
「ご主人様。今回は何故ご主人様がトップだと言わなかったのですか?」
ピーチは純粋に疑問に思ったようで聞いてきた……あれ? こういう事はピーチの方が頭が回りそうなんだが……ってそういう事か。周りを見ると、ピーチが疑問に思ったというより、他の妻たちが疑問に思っていたようで、代表で聞いてきた感じだ。
「レイリーがどう考えているか分からないけど、そもそもレイリーは嘘を付いてないからな。向こうがトップを出せというのに対して、指揮をとっていると答えたよな?嘘はついていない。今回の俺は、頼まれるまでは部外者みたいな物だからな」
何となく納得はしている様だけど、腑に落ちていない感じだ。
「それにな。トップを教えろと言って教えるのはバカのする事だ。何かあった時に、真っ先に狙われる事になるからな。俺たちなら問題ないとは言っても、狙われない事の方が大切だとレイリーが判断したんじゃないかな?」
どうやら納得してくれたようだ。
状況にもよるけど、今回のような場面で馬鹿正直に教える必要はない。いや、教えるのは愚策だ。
俺たちも大魔法を使ったのでターゲットになる可能性は高いが、あれだけの魔法使いという事を考えればレイリーと同じか、それ以上の守りがあると思われるだろう。だから何かあれば、指揮系統を潰す事を優先するんじゃないかな? そこら辺は時と場合か?
まぁ、これ以上目立つ必要はないだろうから、こそこそしていよう。俺の護衛には、寝る必要のないスライムたちがたくさんいるから近寄れる奴が……いないだろうな。
寝ているような仕草をするが、本当に寝ているわけではないので警戒させるにはかなり優秀である。ダマ・シエル・グレンもいるので、突破できるわけないな。
陣地で俺たちに割り振られた場所は、馬車の列の中央より街から離れた側だ。俺たちは優先して逃げれるように配慮されているためか、俺たちが逃げる際に進む方向には馬車がない。
それなら陣地の最後方でもいいのでは? と思い聞いたら、護りを考えるとこの位置がベストだと言われた。そういう事も考えてたんだね。
俺たちは、撤退する時の事を考えていないのか? と思われるような状態だ。普段と変わらない野営の準備がされている。だが、収納の鞄を利用した強引な撤収が可能なので、このような状態だ。
もっというと、妻たちが俺の過ごす場所なので手は抜けない! という意見に、レイリーも軍の幹部に当たる人間も賛成したためこうなっている。
レイリーも一緒に来ていたので、使者としてこちらに来た奴の様子をマップ先生で見る事にした。
ちなみに、俺たちの目標としている隣街の領主は、この街の領主館にいる事が確認が取れている。マップ先生だけではなく、軍の諜報部が先に街に潜入して確認しているので間違いはない。
画像を撮って捕らえた商会の幹部に確認を取っているので間違いない。
使者の護衛だと思われる騎士が、
「この不法集団のトップは何処にいる? さっさと出て来い」
いきなり暴言で対話が始まる事になった。
「不法集団とな。あんたら聖国が、武力干渉をしないはずの中立地域にある街ミューズに、侵略戦争を仕掛けてきた事が発端なんだが、そこら辺はどう思っているのだ?」
「国の方針に従うのが騎士である。ミューズが聖国にとって邪魔であるなら、戦争は正義である。それを阻止しようというのであれば、お前らが悪である!」
「話しても無駄なタイプの人間の様だな。この集団の指揮をとっているレイリーという。そして、私たちが引き渡しを要求している、隣街の領主はどこだ?」
使者っぽい人物が前に出て、
「私の名前は、『そういうのはいらないから、要求に対する返答だけ簡潔に説明しろ』……なんと野蛮な奴だ。会話をしようともしないとは……」
「お前ら聖国に言われたくない。獣人というだけで奴隷にして、ミューズが邪魔だと言って排除する。そんな奴らに野蛮だと言われる筋合いはない。それとも戦争と同じように、この街も殲滅してやろうか? 聖国が弓を引いたんだ、覚悟は持ってるんだろ?」
「ふん。これだから蛮族は困る。話すだけ無駄だな。隣街の領主の事だが、この街にはいない。だからお前らの要求を呑む事は出来ない。直ちにこの場から撤収しろ!」
「それがお前らの回答なんだな? 嘘を付くのは、交渉する上では絶対にしてはいけない事だ。それを身をもって知る事だな。早めに街に戻る事をお勧めする」
「そもそも交渉ですらない今回の話し合いで、なぜ私が嘘を付かねばならん。お前らの要求は、対象人物がいない時点で破綻しているのだ。いない人間を探せと言われても困るのだよ」
「2アウト。すでに隣街の領主がいる事は確認が取れている。本当の事を知らされていないのか分からないが、この街の領主館に滞在しているのは分かっているのだ。差し出すかそうでないかを決めて来い。差し出す際は、この街に持ち込んだすべてを一緒に持ってくるように。そして、嘘を付いた罰だ。やれ!」
おっと! レイリーが会話してて油断してた!
指示が出たので、魔法組の妻たちとアイコンタクトを取り、魔力を練り上げていく。俺は知らなかったが、魔法を使えない人間の近くで魔力を大量に練ると、よくわからない圧迫感が生まれるらしい。レイリーはそれも考慮に入れて、俺たちにここで魔法を使わせようとしていたようだ。
30秒ほど魔力を練り上げて、魔法を使った。
5人並んでいる俺たちは、俺を中心に左右に2人ずつ立っている。左から、火・風・火・風・火属性の魔法を使った。風魔法は、上から地表を舐めるように吹き降ろす風を作っている。これにより、畑を焼き払う手助けをするのだ。
扇状に広がっていく俺たちの魔法は、街の外壁にまで届きあたり一帯を焼け野原に変えた。
「なっ! 貴様ら! 何をしている! こんな事が許されると思っているのか!」
「自分たちの都合で戦争を仕掛けてきたお前らの国に言われたくない。こちらの希望がかなわなければ、ペナルティーがあるので注意されよ。こちらは、戦争の勝者の権利を行使しているに過ぎない。では、さっさと帰って隣街の領主を連れて来い」
レイリーはこれ以上話す事がないという事で、兵士に指示を出して使者を追い返した。
騒いでいたが、こっちの言いたい事は伝えたので問題ないとの事だ。
ちょっと張り切り過ぎて、魔力を使いすぎてしまった。俺はちょっと休むから、レイリー後は任せた。
「ご主人様。今回は何故ご主人様がトップだと言わなかったのですか?」
ピーチは純粋に疑問に思ったようで聞いてきた……あれ? こういう事はピーチの方が頭が回りそうなんだが……ってそういう事か。周りを見ると、ピーチが疑問に思ったというより、他の妻たちが疑問に思っていたようで、代表で聞いてきた感じだ。
「レイリーがどう考えているか分からないけど、そもそもレイリーは嘘を付いてないからな。向こうがトップを出せというのに対して、指揮をとっていると答えたよな?嘘はついていない。今回の俺は、頼まれるまでは部外者みたいな物だからな」
何となく納得はしている様だけど、腑に落ちていない感じだ。
「それにな。トップを教えろと言って教えるのはバカのする事だ。何かあった時に、真っ先に狙われる事になるからな。俺たちなら問題ないとは言っても、狙われない事の方が大切だとレイリーが判断したんじゃないかな?」
どうやら納得してくれたようだ。
状況にもよるけど、今回のような場面で馬鹿正直に教える必要はない。いや、教えるのは愚策だ。
俺たちも大魔法を使ったのでターゲットになる可能性は高いが、あれだけの魔法使いという事を考えればレイリーと同じか、それ以上の守りがあると思われるだろう。だから何かあれば、指揮系統を潰す事を優先するんじゃないかな? そこら辺は時と場合か?
まぁ、これ以上目立つ必要はないだろうから、こそこそしていよう。俺の護衛には、寝る必要のないスライムたちがたくさんいるから近寄れる奴が……いないだろうな。
寝ているような仕草をするが、本当に寝ているわけではないので警戒させるにはかなり優秀である。ダマ・シエル・グレンもいるので、突破できるわけないな。
陣地で俺たちに割り振られた場所は、馬車の列の中央より街から離れた側だ。俺たちは優先して逃げれるように配慮されているためか、俺たちが逃げる際に進む方向には馬車がない。
それなら陣地の最後方でもいいのでは? と思い聞いたら、護りを考えるとこの位置がベストだと言われた。そういう事も考えてたんだね。
俺たちは、撤退する時の事を考えていないのか? と思われるような状態だ。普段と変わらない野営の準備がされている。だが、収納の鞄を利用した強引な撤収が可能なので、このような状態だ。
もっというと、妻たちが俺の過ごす場所なので手は抜けない! という意見に、レイリーも軍の幹部に当たる人間も賛成したためこうなっている。
レイリーも一緒に来ていたので、使者としてこちらに来た奴の様子をマップ先生で見る事にした。
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