1,207 / 2,518
第1207話 謎な魔物
しおりを挟む
俺はレイリーと話が終わった後に、チビ神からの連絡を待っていた。
『待たせたわね!』
俺の状況をしっかりと理解してか、チビ神はそう俺に声をかけてきた。
『今回あなたに報酬として与えられるのは、Sランクの魔物のフォボスって奴になったわ。こいつに関しては、召喚制限がないから好きなだけ召喚していいわよ。でも、先に注意だけしておくわね。フォボスは一切攻撃のできない実体のない魔物だから、戦闘力は皆無よ』
召喚制限無しという所に心を引かれたが、その後に言われた実体がなくて戦闘力も無し、という言葉を聞いて……こいつをどう使えばいいのか悩んだ。
『そこは安心してちょうだい。このフォボスはSランクというだけあって、相応の能力を持っているのよ。戦闘力も実体も無い、いわゆるマイナスの要素を持っているけど、こいつの本当の能力は【精神に直接叩き込まれる恐怖】なのよ』
? さっぱり意味が分からん。精神に直接ってどういうことだ?
『フォボスは、そこにいるだけで恐怖という感情を生み出すのよ。それはどんなに訓練で鍛えても、どうしようもなく心に作用する特殊能力なの。だから防ぎようがないわ。これから身を守るためには、精神的に保護する神器以外は無意味ね』
そのフォボスとやらを使えば、敵が塹壕に入ってくるのか? 俺たちから見て聖国の軍の後ろに配置すれば、恐怖で聖国側には逃げれなくなる?
『その考えで大体あってるわ。フォボスに近付けば近付くほど、恐怖の力が強くなるのよ。もし突破する事ができるとすれば、フォボスよりレベルが高い事が最低条件ね。ただ、この恐怖は無差別では無くて、敵にだけ向ける事ができるのよ!』
敵味方を判別してくれるのか、攻撃できないっていうマイナス要素を持っていても、レベルが高ければ抜けられてしまう可能性があるのか? 結構しょぼくね?
『あなたにしては考えが甘いわね! 攻撃できないのにSランク指定されているのよ。利点がそれだけなわけないでしょ! フォボスの初期召喚Lvは700。このゲームが始まって以来、700に到達した人間は10000人を越えないわ』
10000という数字を聞いて、リアクションに困った。この世界の人口を考えるに、その数って結構多くないか?
『あんた、本当にどうしたの? 考えが浅いわよ。私はこのゲームって言ったわよ。いくつもの星を舞台に繰り広げられているゲームの中で、何万年もやっているのよ。その中で5桁に届かないのよ! それがどういう事か分かる?』
確かにそれなら分かる気がする。でもさ、俺の周りには俺も含めてだけど、700超えている奴いっぱいいるぞ?
『それは、あなたがおかしいからよ。そもそも、この世界は他の世界に比べて高レベルの人間が多いのよ。その歴史の中でも、1つの陣営にこれほど高レベルの人間が集まるとか反則よ! しかも従魔には、神獣はもちろんバランスブレイカーまでいるんだからね!』
ん? バランスブレイカーってなんだ?
『あれ? 言ってなかったっけ? あなたが隷属させたリバイアサンいるでしょ? あれって人の身では絶対勝てないのよ。いくらレベルが高くても、戦場を自分のフィールドに変えられるだけの力を持ってるからね。水中での戦闘ではリバイアサンに勝ち目はないわ』
確かにリバイアサンに勝つためには、水のフィールドを何とかしないとタイムアップで死ぬな。
『世界のバランスを崩壊させるだけの力を持っているから、バランスブレイカーって呼んでるわ。ちなみに1つの世界に2~4匹のバランスブレイカーがいるわよ。創造神様の趣味で配置されたから、私たちも詳細は知らないけどね。1つ言うと、そいつらが暴れて壊れた星もあるわよ』
マジか……それは怖いな。今度娘たちの所に遊びに来たら、リバイアサンに餌付けをさせよう。
「っと、話はこれくらいね! これから新しい賭けが始まるから連絡できなくなるけど、しっかりとやりなさいよ! また時間かけたら、今度は本当に何言われるか分からないからね!』
そう言うと、ドタドタ走り去っていく音が聞こえる。いつも思うんだけど、声を送ってくる場所ってチビ神の部屋とかなのかな? あいつの能力で声を送ってきてるなら、走り去る音とか普通聞こえんよな。
どうでもいい事を考えながら、召喚できるようになったフォボスの詳細を確認していく。
どうやら、能力の効果範囲に限界は無いけど、およそ3キロメートル程離れると耐えられない程の恐怖は無くなる感じだな。それと、効果範囲を絞る事もできるみたいだな。まぁそうしないとダンジョンの中では、使い辛いだけの魔物になるもんな。
そして召喚する段階になって驚いた。
召喚に必要なDPが、フェンリルに使った10分の1にも満たない物だった。初期レベルが高くて攻撃できないけど、特殊能力で自分のレベル以下は寄せ付けない……だけでSランクなわけないか。コストパフォーマンスがいいのも理由なのかもな。
まぁ何でこんな魔物が召喚できるのか謎だけどな。
とりあえず200匹程呼んでおいた。フォボスは、ゴーレムに近い存在だと感じた。命令に従うだけで、何もしていない時はただそこにいるだけ。ゴーレムも召喚した時はそんな感じなんだよな。ダンジョンに召喚する場合は、行動がプログラムされているけどな。
召喚したフォボスを、聖国の軍の後ろ側に逃げられない様に配置する。一番近い人間でも5キロメートルは離れた位置に配置しているので、何か悪寒がするかな? 位のレベルだろう。
そしてここに配置したという事は、どんなに頑張っても補給物資が届かない事を意味する。
どれだけの食べ物が備蓄されているか分からないが、そう長くは持たないだろう。撤退するにもフォボスの恐怖が邪魔をして下がれないとなれば……塹壕に突っ込むしかなくなる。
俺たちから奪うしか生きる道が無いのだから、選択肢なんてないだろう。
死に物狂いで襲ってくる敵は怖いけど、塹壕はこちらの有利な戦場。大軍で押し寄せても、少数ずつでしか戦闘ができない。
塹壕を登って移動する敵への対策を考えるべきか? そこら辺はレイリーと話して決めるべきだな。
すぐに答えが返ってきた。
ライガとスカルズのメンバーに遊撃で登ってくる敵を対処させるとの事だ。広範囲になるけど大丈夫なのか? と思ったが、弓兵も結構な数がいるのだ。塹壕内では戦えないが、上った敵を狙い撃つ事くらいは造作もない。
聖国が動いたのは4日後だった。
『待たせたわね!』
俺の状況をしっかりと理解してか、チビ神はそう俺に声をかけてきた。
『今回あなたに報酬として与えられるのは、Sランクの魔物のフォボスって奴になったわ。こいつに関しては、召喚制限がないから好きなだけ召喚していいわよ。でも、先に注意だけしておくわね。フォボスは一切攻撃のできない実体のない魔物だから、戦闘力は皆無よ』
召喚制限無しという所に心を引かれたが、その後に言われた実体がなくて戦闘力も無し、という言葉を聞いて……こいつをどう使えばいいのか悩んだ。
『そこは安心してちょうだい。このフォボスはSランクというだけあって、相応の能力を持っているのよ。戦闘力も実体も無い、いわゆるマイナスの要素を持っているけど、こいつの本当の能力は【精神に直接叩き込まれる恐怖】なのよ』
? さっぱり意味が分からん。精神に直接ってどういうことだ?
『フォボスは、そこにいるだけで恐怖という感情を生み出すのよ。それはどんなに訓練で鍛えても、どうしようもなく心に作用する特殊能力なの。だから防ぎようがないわ。これから身を守るためには、精神的に保護する神器以外は無意味ね』
そのフォボスとやらを使えば、敵が塹壕に入ってくるのか? 俺たちから見て聖国の軍の後ろに配置すれば、恐怖で聖国側には逃げれなくなる?
『その考えで大体あってるわ。フォボスに近付けば近付くほど、恐怖の力が強くなるのよ。もし突破する事ができるとすれば、フォボスよりレベルが高い事が最低条件ね。ただ、この恐怖は無差別では無くて、敵にだけ向ける事ができるのよ!』
敵味方を判別してくれるのか、攻撃できないっていうマイナス要素を持っていても、レベルが高ければ抜けられてしまう可能性があるのか? 結構しょぼくね?
『あなたにしては考えが甘いわね! 攻撃できないのにSランク指定されているのよ。利点がそれだけなわけないでしょ! フォボスの初期召喚Lvは700。このゲームが始まって以来、700に到達した人間は10000人を越えないわ』
10000という数字を聞いて、リアクションに困った。この世界の人口を考えるに、その数って結構多くないか?
『あんた、本当にどうしたの? 考えが浅いわよ。私はこのゲームって言ったわよ。いくつもの星を舞台に繰り広げられているゲームの中で、何万年もやっているのよ。その中で5桁に届かないのよ! それがどういう事か分かる?』
確かにそれなら分かる気がする。でもさ、俺の周りには俺も含めてだけど、700超えている奴いっぱいいるぞ?
『それは、あなたがおかしいからよ。そもそも、この世界は他の世界に比べて高レベルの人間が多いのよ。その歴史の中でも、1つの陣営にこれほど高レベルの人間が集まるとか反則よ! しかも従魔には、神獣はもちろんバランスブレイカーまでいるんだからね!』
ん? バランスブレイカーってなんだ?
『あれ? 言ってなかったっけ? あなたが隷属させたリバイアサンいるでしょ? あれって人の身では絶対勝てないのよ。いくらレベルが高くても、戦場を自分のフィールドに変えられるだけの力を持ってるからね。水中での戦闘ではリバイアサンに勝ち目はないわ』
確かにリバイアサンに勝つためには、水のフィールドを何とかしないとタイムアップで死ぬな。
『世界のバランスを崩壊させるだけの力を持っているから、バランスブレイカーって呼んでるわ。ちなみに1つの世界に2~4匹のバランスブレイカーがいるわよ。創造神様の趣味で配置されたから、私たちも詳細は知らないけどね。1つ言うと、そいつらが暴れて壊れた星もあるわよ』
マジか……それは怖いな。今度娘たちの所に遊びに来たら、リバイアサンに餌付けをさせよう。
「っと、話はこれくらいね! これから新しい賭けが始まるから連絡できなくなるけど、しっかりとやりなさいよ! また時間かけたら、今度は本当に何言われるか分からないからね!』
そう言うと、ドタドタ走り去っていく音が聞こえる。いつも思うんだけど、声を送ってくる場所ってチビ神の部屋とかなのかな? あいつの能力で声を送ってきてるなら、走り去る音とか普通聞こえんよな。
どうでもいい事を考えながら、召喚できるようになったフォボスの詳細を確認していく。
どうやら、能力の効果範囲に限界は無いけど、およそ3キロメートル程離れると耐えられない程の恐怖は無くなる感じだな。それと、効果範囲を絞る事もできるみたいだな。まぁそうしないとダンジョンの中では、使い辛いだけの魔物になるもんな。
そして召喚する段階になって驚いた。
召喚に必要なDPが、フェンリルに使った10分の1にも満たない物だった。初期レベルが高くて攻撃できないけど、特殊能力で自分のレベル以下は寄せ付けない……だけでSランクなわけないか。コストパフォーマンスがいいのも理由なのかもな。
まぁ何でこんな魔物が召喚できるのか謎だけどな。
とりあえず200匹程呼んでおいた。フォボスは、ゴーレムに近い存在だと感じた。命令に従うだけで、何もしていない時はただそこにいるだけ。ゴーレムも召喚した時はそんな感じなんだよな。ダンジョンに召喚する場合は、行動がプログラムされているけどな。
召喚したフォボスを、聖国の軍の後ろ側に逃げられない様に配置する。一番近い人間でも5キロメートルは離れた位置に配置しているので、何か悪寒がするかな? 位のレベルだろう。
そしてここに配置したという事は、どんなに頑張っても補給物資が届かない事を意味する。
どれだけの食べ物が備蓄されているか分からないが、そう長くは持たないだろう。撤退するにもフォボスの恐怖が邪魔をして下がれないとなれば……塹壕に突っ込むしかなくなる。
俺たちから奪うしか生きる道が無いのだから、選択肢なんてないだろう。
死に物狂いで襲ってくる敵は怖いけど、塹壕はこちらの有利な戦場。大軍で押し寄せても、少数ずつでしか戦闘ができない。
塹壕を登って移動する敵への対策を考えるべきか? そこら辺はレイリーと話して決めるべきだな。
すぐに答えが返ってきた。
ライガとスカルズのメンバーに遊撃で登ってくる敵を対処させるとの事だ。広範囲になるけど大丈夫なのか? と思ったが、弓兵も結構な数がいるのだ。塹壕内では戦えないが、上った敵を狙い撃つ事くらいは造作もない。
聖国が動いたのは4日後だった。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる