1,182 / 2,518
第1182話 色々悩む
しおりを挟む
俺は今、領主の仕事を真面目にしている様な気がする。グリエルの上げてくれる報告書を確認しながら最終決裁をしたり、街のために色々と活動している。
だけど正直、俺っていてもいなくても変わらないと思うんだよね。街をしっかりと回すためにはグリエルとガリア、それぞれの街の領主代行がいれば問題ない。
でもさ、俺って領主という肩書と最終決定権を持っているだけで、いなくても街は回るんだよね。それに対して領主代行はともかく、グリエルとガリアがいなくなると、すべての街が機能不全を起こしてしまうのは明らかだ。
時間がかかるがいずれは何とかなるにしても、2人がいない混乱より、俺がいない混乱の方が少なくねえか? と思うわけだ。
だから何? って感じだけど、本当に俺がこのまま領主でいいのだろうか?
それをグリエルとガリアに聞けば、「シュウ様以外に領主はあり得ません」とか返ってくるんだよね。
何でこんな事を考えているかって? それはね、部下……グリエルとガリアが相変わらず優秀過ぎて、俺が居難いのだよ。
街に関係する事だから、連日自分の執務室に足を運んでいるのだけど、俺と彼らの能力の違いに愕然とするのさ。このままでいいのだろうか? ってね。
「シュウ様。言いたい事は分かりますが、シュウ様はシュウ様にしかできない事をしてくださっているので、私たちはとても仕事がしやすいのです。もっと言えば、私たちの経歴を考えると分かると思いますが、能力の無い貴族に限って能力の高い部下を排除したがるのです」
「私もグリエルもその能力の高さから、仕えていた貴族に切り捨てられたのです。ですから、シュウ様の下で働けるのは、本当に心地がいいのです。邪魔は……されますが、いじめではなくしっかりとした仕事が増える、という感じの邪魔ですから、貴族共に比べれば好ましい邪魔です」
好ましい邪魔ってなんぞ? 邪魔は邪魔に変わりがないって事じゃないのか?
そういえばこの2人って、元々貴族に仕えていたんだったっけ? それで濡れ衣を着せられ家族諸共奴隷落ち……あっ! そういえば、こいつに冤罪をかけた貴族って処理してなくね? 聞いてみるか。
「あ~それでしたら、もう手を下す必要もないですよ。この前の戦争に乗じて国王に処理された貴族一覧に、名前が載っていました。それに、その一族の中で能力があっても身分が低かった優秀な人材が、奴隷のように働かされていたみたいで、お礼とお詫びとしてそれらが送られてきています」
一族で身分が低い? 側室の子とかメイドに産ませた子、みたいな奴か? この世界の貴族は、話を聞いているだけで本当に嫌になってくるな。つか、お礼とお詫びってなんだよ!
「お礼は、政敵の排除にワイバーンを貸し出してくれた事、お詫びはかつて私たちが奴隷に落ちた際の冤罪の証拠があったようで、それに対する物でしたね。他にも冤罪で奴隷に落とされた者たちもいましたが、その半数は不当な扱いを受けて、死んでしまったそうですが」
人の命をなんだと思ってるのかね? 犯罪者ならともかく、今まで仕えてくれた部下を冤罪で奴隷って、頭おかしいんじゃないのか?
なんで証拠が出てきたかと言えば、奴隷みたいに働かされていた優秀な人材が、しっかりと裏帳簿を残しておりいつか機会を狙っていたのだとか。そいつらにとっては、今回の戦争は恵みの雨みたいな物だったのかな?
そして、その優秀な人材は、身と心を休めるためにディストピアで静養しているらしい。しばらくしたら、グリエルたちの下で勉強しながら働くのだとか。2人が喜んでいるという事は、よほど優秀なのだろう。
「その1人と話をして気付いたのですが、私たちがここまで仕事ができるのは、シュウ様が色々教えてくださったからですよ。話してみて分かったのですが、シュウ様が私たちにもたらした知識は、この世界の知識としては、最先端よりもっと先の物です」
だから、私たちはシュウ様以外についていく気はありません。だってさ……嬉しい事を言ってくれているけど、君たちがいなくなるのは困るからここにいてね。後、よければ領主やってくんない? あっ、ダメですか……すいません、頑張ります。
とりあえず俺は、実験する予定のバレルの街に合わせた計画を立てている。
と言っても、作りながら色々と改良したり、試してみたりする予定なので、その方向性も一緒に考えているくらいだ。条件として、配水管までは中に人が入れるようにしようと考えている。
理由としては、メンテナンス……破損した時の修理や掃除のために、中に入れた方が便利だと思うので人が入れるほどのサイズにする予定だ。立てるほど大きくする予定はない。スパイ映画で通るようなビルの通気口位のサイズをイメージしている。
後は、通るためには水を止めなきゃいけないので、水門も必要だろう。ブロック毎に区切れるようにして、何か所か入口を作る必要もあるだろう。
後は給水管についてだな。掘って埋める位であれば簡単な作業なので、配水管と繋げる方法や素材についても検討している。この作業にまで土魔法使いを使って管を作るとなると、無駄にお金がかかってしまうのではないか? 等と考えているのだが、簡単に加工できる素材で管を作れないかと検討もしている。
今回は、配水管は大きな通路に通す予定なので、給水管は長くても直線で20m位をイメージしている。そうなれば、各街でも加工できる鍛冶師がいると考えている。給水管は人力で掘って埋める……とかどうかな? あ~でも、配水管は魔法で作るからつなげる時は、魔法使いが必要か?
ぬお~結局、土魔法使いが必ず必要になってくるじゃないか! それなら、各街の孤児院で適性のある子を育てて、常時10人位確保できるようにしておけば、メンテナンスも簡単になるか?
紀元前には、水道が作られてたって本当なのか? どれだけ高い技術持ってたんだろうな。
だけど正直、俺っていてもいなくても変わらないと思うんだよね。街をしっかりと回すためにはグリエルとガリア、それぞれの街の領主代行がいれば問題ない。
でもさ、俺って領主という肩書と最終決定権を持っているだけで、いなくても街は回るんだよね。それに対して領主代行はともかく、グリエルとガリアがいなくなると、すべての街が機能不全を起こしてしまうのは明らかだ。
時間がかかるがいずれは何とかなるにしても、2人がいない混乱より、俺がいない混乱の方が少なくねえか? と思うわけだ。
だから何? って感じだけど、本当に俺がこのまま領主でいいのだろうか?
それをグリエルとガリアに聞けば、「シュウ様以外に領主はあり得ません」とか返ってくるんだよね。
何でこんな事を考えているかって? それはね、部下……グリエルとガリアが相変わらず優秀過ぎて、俺が居難いのだよ。
街に関係する事だから、連日自分の執務室に足を運んでいるのだけど、俺と彼らの能力の違いに愕然とするのさ。このままでいいのだろうか? ってね。
「シュウ様。言いたい事は分かりますが、シュウ様はシュウ様にしかできない事をしてくださっているので、私たちはとても仕事がしやすいのです。もっと言えば、私たちの経歴を考えると分かると思いますが、能力の無い貴族に限って能力の高い部下を排除したがるのです」
「私もグリエルもその能力の高さから、仕えていた貴族に切り捨てられたのです。ですから、シュウ様の下で働けるのは、本当に心地がいいのです。邪魔は……されますが、いじめではなくしっかりとした仕事が増える、という感じの邪魔ですから、貴族共に比べれば好ましい邪魔です」
好ましい邪魔ってなんぞ? 邪魔は邪魔に変わりがないって事じゃないのか?
そういえばこの2人って、元々貴族に仕えていたんだったっけ? それで濡れ衣を着せられ家族諸共奴隷落ち……あっ! そういえば、こいつに冤罪をかけた貴族って処理してなくね? 聞いてみるか。
「あ~それでしたら、もう手を下す必要もないですよ。この前の戦争に乗じて国王に処理された貴族一覧に、名前が載っていました。それに、その一族の中で能力があっても身分が低かった優秀な人材が、奴隷のように働かされていたみたいで、お礼とお詫びとしてそれらが送られてきています」
一族で身分が低い? 側室の子とかメイドに産ませた子、みたいな奴か? この世界の貴族は、話を聞いているだけで本当に嫌になってくるな。つか、お礼とお詫びってなんだよ!
「お礼は、政敵の排除にワイバーンを貸し出してくれた事、お詫びはかつて私たちが奴隷に落ちた際の冤罪の証拠があったようで、それに対する物でしたね。他にも冤罪で奴隷に落とされた者たちもいましたが、その半数は不当な扱いを受けて、死んでしまったそうですが」
人の命をなんだと思ってるのかね? 犯罪者ならともかく、今まで仕えてくれた部下を冤罪で奴隷って、頭おかしいんじゃないのか?
なんで証拠が出てきたかと言えば、奴隷みたいに働かされていた優秀な人材が、しっかりと裏帳簿を残しておりいつか機会を狙っていたのだとか。そいつらにとっては、今回の戦争は恵みの雨みたいな物だったのかな?
そして、その優秀な人材は、身と心を休めるためにディストピアで静養しているらしい。しばらくしたら、グリエルたちの下で勉強しながら働くのだとか。2人が喜んでいるという事は、よほど優秀なのだろう。
「その1人と話をして気付いたのですが、私たちがここまで仕事ができるのは、シュウ様が色々教えてくださったからですよ。話してみて分かったのですが、シュウ様が私たちにもたらした知識は、この世界の知識としては、最先端よりもっと先の物です」
だから、私たちはシュウ様以外についていく気はありません。だってさ……嬉しい事を言ってくれているけど、君たちがいなくなるのは困るからここにいてね。後、よければ領主やってくんない? あっ、ダメですか……すいません、頑張ります。
とりあえず俺は、実験する予定のバレルの街に合わせた計画を立てている。
と言っても、作りながら色々と改良したり、試してみたりする予定なので、その方向性も一緒に考えているくらいだ。条件として、配水管までは中に人が入れるようにしようと考えている。
理由としては、メンテナンス……破損した時の修理や掃除のために、中に入れた方が便利だと思うので人が入れるほどのサイズにする予定だ。立てるほど大きくする予定はない。スパイ映画で通るようなビルの通気口位のサイズをイメージしている。
後は、通るためには水を止めなきゃいけないので、水門も必要だろう。ブロック毎に区切れるようにして、何か所か入口を作る必要もあるだろう。
後は給水管についてだな。掘って埋める位であれば簡単な作業なので、配水管と繋げる方法や素材についても検討している。この作業にまで土魔法使いを使って管を作るとなると、無駄にお金がかかってしまうのではないか? 等と考えているのだが、簡単に加工できる素材で管を作れないかと検討もしている。
今回は、配水管は大きな通路に通す予定なので、給水管は長くても直線で20m位をイメージしている。そうなれば、各街でも加工できる鍛冶師がいると考えている。給水管は人力で掘って埋める……とかどうかな? あ~でも、配水管は魔法で作るからつなげる時は、魔法使いが必要か?
ぬお~結局、土魔法使いが必ず必要になってくるじゃないか! それなら、各街の孤児院で適性のある子を育てて、常時10人位確保できるようにしておけば、メンテナンスも簡単になるか?
紀元前には、水道が作られてたって本当なのか? どれだけ高い技術持ってたんだろうな。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
平凡すぎる、と追放された俺。実は大量スキル獲得可のチート能力『無限変化』の使い手でした。俺が抜けてパーティが瓦解したから今更戻れ?お断りです
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
★ファンタジーカップ参加作品です。
応援していただけたら執筆の励みになります。
《俺、貸します!》
これはパーティーを追放された男が、その実力で上り詰め、唯一無二の『レンタル冒険者』として無双を極める話である。(新形式のざまぁもあるよ)
ここから、直接ざまぁに入ります。スカッとしたい方は是非!
「君みたいな平均的な冒険者は不要だ」
この一言で、パーティーリーダーに追放を言い渡されたヨシュア。
しかしその実、彼は平均を装っていただけだった。
レベル35と見せかけているが、本当は350。
水属性魔法しか使えないと見せかけ、全属性魔法使い。
あまりに圧倒的な実力があったため、パーティーの中での力量バランスを考え、あえて影からのサポートに徹していたのだ。
それどころか攻撃力・防御力、メンバー関係の調整まで全て、彼が一手に担っていた。
リーダーのあまりに不足している実力を、ヨシュアのサポートにより埋めてきたのである。
その事実を伝えるも、リーダーには取り合ってもらえず。
あえなく、追放されてしまう。
しかし、それにより制限の消えたヨシュア。
一人で無双をしていたところ、その実力を美少女魔導士に見抜かれ、『レンタル冒険者』としてスカウトされる。
その内容は、パーティーや個人などに借りられていき、場面に応じた役割を果たすというものだった。
まさに、ヨシュアにとっての天職であった。
自分を正当に認めてくれ、力を発揮できる環境だ。
生まれつき与えられていたギフト【無限変化】による全武器、全スキルへの適性を活かして、様々な場所や状況に完璧な適応を見せるヨシュア。
目立ちたくないという思いとは裏腹に、引っ張りだこ。
元パーティーメンバーも彼のもとに帰ってきたいと言うなど、美少女たちに溺愛される。
そうしつつ、かつて前例のない、『レンタル』無双を開始するのであった。
一方、ヨシュアを追放したパーティーリーダーはと言えば、クエストの失敗、メンバーの離脱など、どんどん破滅へと追い込まれていく。
ヨシュアのスーパーサポートに頼りきっていたこと、その真の強さに気づき、戻ってこいと声をかけるが……。
そのときには、もう遅いのであった。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる