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第1161話 家族全員で!
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家に戻ると、全員で準備を始めていた。
全員というのは、本当に全員である。当事者と呼んでいいのか迷う所ではあるが、ミリーが行くのはともかく、カエデもリンドも一緒に行くらしい。
娘たちはどうするのかと思えば、全員連れていくそうだ。マジか? と思ったのだが、前に妊娠した事が分かってから、無駄に頑張ってしまって、専用の馬車まで作ったのを持ち出して来ていた。
倉庫で眠っていたのだが、ブラウニーが掃除に手を抜くわけもなく、きちんと掃除や手入れをしていたため、すぐにでも使える状態だったのだ。
娘たちに用意した馬車は、ベースは俺たちが使っている幌馬車なのだが、幌ではなく箱に改造してあり、一般的な箱馬車には座席があるのだが、座席はなく床にはソフトクッションのような物を敷き詰めている。
中の設備は見ただけでは分からないが、日本の一般的なマンションレベルの生活環境が整っている。調理はできないが、水やお湯も問題なく一応トイレも可能ではある。
そして、俺たちが普段使っている馬車より念入りにショックが吸収されるように、クリエイトゴーレムを使って改造を施している。
まぁ、猫たちはさすがについてくる事は無いようだが、3人の守護獣みたいになっているケットシーはついてくるようだ。
「シュウ君、言った通りだったよ。私、みんなに怒られちゃった。迷惑をかけないように考えてたんだけどさ、気を使いすぎだってさ。危険が迫っているなら、みんなで行こうって言ってくれたの」
泣きそうな表情をしながら、みんなに話した時の様子を話してくれた。
特に、カエデとリンドからは猛烈に怒られたらしい。ミーシャの面倒をしばらく見てほしいって言ったら、私たちも一緒に行くから無理! ってバッサリだったみたい。
それより、よくシルキーたちが許可したよな、何て考えていたら、
「ご主人様、私たちは何でもかんでもダメだっていう訳では無いですよ。もちろん安全を確保したうえで許可を出しています。目的地までは馬車で移動しますが、全員で街に入る事はしません。ダンジョンを作っていただきそこで待機するチームと、ミリーさんに同行するチームとにわけます」
なるほど、一緒に行くけど、守りとして完璧なダンジョンの中に待機させるのか。みんなで移動すれば、みんなで街に入るとか思ってたわ。
他にも、俺以外が女性だとトラブルが多いと思われるとの事で、男も連れていくそうだ。まぁ男と言っても鬼人なんだけどね。鬼人は、地上を移動する際は、馬に騎乗して護衛として動くそうだ。
従魔たちも周りを走らせるので、よっぽどの事が無ければ絡まれる事は無いだろう。
俺が戻ってきて1時間後には準備ができていた。馬車は一度ブラウニーに収納してもらい、サラディルに一番近い街であるリーファスまで魔導列車での移動となる。
おっと、移動する前にグリエルに連絡をっと!
「もう出発するけど、竜騎士の選出はそっちでお願いね」
『了解しました。ですが、今回はワイバーンの家族を使うって話でしたよね? 連絡してもらえましたか?』
「おっと、そうだった。バッハに頼んで連絡しておく。明日の……日の出位に広場だと邪魔か? 北門の外に待機しておくようにしてもらうよ」
『分かりました。何かあったら連絡しますので、収納の中にしまい込まないでくださいね』
呼んでもバッハが来なかったので、マップ先生で検索して探し出した。世界樹の上の方で寝てやがった。さすがにすぐには登れなかったので、水魔法を顔にかけると慌てて起きて、落下してきた。
とりあえず簡単に事情を説明したら、自分も行く! と言い出したので、連れていく事にした。伝言を伝え終わって戻ってきたので、出発する。
従魔のほとんどがついてきたので、かなりの大所帯だ。スライムに関しては多すぎたので、20匹にしぼって連れていく事になった。
ミーシャ・スミレ・ブルムの3人は、いつもと違う景色の魔導列車の中でキャッキャとはしゃいでいる。
初めのうちは、加速する際の加重やカーブの際の加重、魔導列車のちょっとした振動に、むずがゆくなったりする様子が見られたが、すぐに気にならなくなったようで、今は元気いっぱいに遊んでいる。
この様子を見ていると、環境が変わって新しい物がいっぱいだからはしゃいでいる感じだな。お昼食べ終わったらすぐに寝るだろうな。
早めに色々話をしておきたい所ではあるが、娘たちが寝てから話した方がすんなりといきそうなので、みんなでのんびりしている。
あ~俺は、娘たちのために移動している魔導列車の中で、内装を変えていたけどね。
従魔も慣れたもので落ち着いている。ウォーホースも今回は30頭も連れてきているが、特に問題はなさそうだ。しばらく窮屈だけど我慢してくれ!
従魔の中で気になったのがスライムなんだよね。ニコを中心に周りに円を描くように並んでいるんだけど、時折縦に伸びたりして意思疎通をはかっているように見えるのだが、いかんせん伸びているだけなので、遊んでいるようにも見えてしまう。
まぁ尋ねた所でよくわからないので放置するしかないのだが。おっと、そこにミーシャのローリングアタックが決まってしまった。
寝返りを連続でして体を転がすようにして移動してきたミーシャが、スライムにぶつかり弾き飛ばされたのだ。
弾き飛ばされたのはもちろんスライムなのだが、こいつらは本当にノリがいいんだよな。偶然ぶつかったミーシャも目を丸くしていたが、勢いよく弾かれたスライムを見て大喜びだ。弾かれたのもミーシャの力ではなく、スライムが自分で跳んだだけなんだけどね。
そんな感じで和んでいたら食事の時間になり、食べ終わると娘たちはお眠の時間のようだ。いつも使っているベビーベッドに3人を寝かせて会議を始める。
前提として、ミリーの家族の安全確保。本人たちが拒否しなければ、ディストピアへの移住をしてもらう。という所から始まった。
戦闘が避けられない場合は、鬼人10人に介入してもらう事になった。それでも厳しい場合は、従魔や俺たちも介入する事になっている。
マップ先生の情報と鬼人の偵察情報を元に、まだ時間的余裕はあると判断できるので、リーファスからは、基本的に地上を移動していく事になった。
移動の際に地上じゃなくてもいいのでは? という話にもなったが、一応国王からの許可書を持っている人間が、いきなりサラディルの近くに現れたとなると問題になるかもしれないので、リーファスからでて地上を移動する事になったのだ。
道中に監視はいないと思うが、同じコースを通っている商人や冒険者もいるので、異常に速い馬車が通ってったと分かれば、後で確認した時に俺たちだと分かるはずなので、アリバイみたいな物として移動する。
移動はある程度急ぐが、娘たちの体調を考慮しての移動となっている。どうしても難しいようであれば、簡易シェルター型ダンジョンを作り娘たちはそこでしばらく過ごしてもらう。到着まで問題なければ、サラディルの近くにシェルターを作る予定だ。
他にも細かい事を話しあって、色々決めている。
全員というのは、本当に全員である。当事者と呼んでいいのか迷う所ではあるが、ミリーが行くのはともかく、カエデもリンドも一緒に行くらしい。
娘たちはどうするのかと思えば、全員連れていくそうだ。マジか? と思ったのだが、前に妊娠した事が分かってから、無駄に頑張ってしまって、専用の馬車まで作ったのを持ち出して来ていた。
倉庫で眠っていたのだが、ブラウニーが掃除に手を抜くわけもなく、きちんと掃除や手入れをしていたため、すぐにでも使える状態だったのだ。
娘たちに用意した馬車は、ベースは俺たちが使っている幌馬車なのだが、幌ではなく箱に改造してあり、一般的な箱馬車には座席があるのだが、座席はなく床にはソフトクッションのような物を敷き詰めている。
中の設備は見ただけでは分からないが、日本の一般的なマンションレベルの生活環境が整っている。調理はできないが、水やお湯も問題なく一応トイレも可能ではある。
そして、俺たちが普段使っている馬車より念入りにショックが吸収されるように、クリエイトゴーレムを使って改造を施している。
まぁ、猫たちはさすがについてくる事は無いようだが、3人の守護獣みたいになっているケットシーはついてくるようだ。
「シュウ君、言った通りだったよ。私、みんなに怒られちゃった。迷惑をかけないように考えてたんだけどさ、気を使いすぎだってさ。危険が迫っているなら、みんなで行こうって言ってくれたの」
泣きそうな表情をしながら、みんなに話した時の様子を話してくれた。
特に、カエデとリンドからは猛烈に怒られたらしい。ミーシャの面倒をしばらく見てほしいって言ったら、私たちも一緒に行くから無理! ってバッサリだったみたい。
それより、よくシルキーたちが許可したよな、何て考えていたら、
「ご主人様、私たちは何でもかんでもダメだっていう訳では無いですよ。もちろん安全を確保したうえで許可を出しています。目的地までは馬車で移動しますが、全員で街に入る事はしません。ダンジョンを作っていただきそこで待機するチームと、ミリーさんに同行するチームとにわけます」
なるほど、一緒に行くけど、守りとして完璧なダンジョンの中に待機させるのか。みんなで移動すれば、みんなで街に入るとか思ってたわ。
他にも、俺以外が女性だとトラブルが多いと思われるとの事で、男も連れていくそうだ。まぁ男と言っても鬼人なんだけどね。鬼人は、地上を移動する際は、馬に騎乗して護衛として動くそうだ。
従魔たちも周りを走らせるので、よっぽどの事が無ければ絡まれる事は無いだろう。
俺が戻ってきて1時間後には準備ができていた。馬車は一度ブラウニーに収納してもらい、サラディルに一番近い街であるリーファスまで魔導列車での移動となる。
おっと、移動する前にグリエルに連絡をっと!
「もう出発するけど、竜騎士の選出はそっちでお願いね」
『了解しました。ですが、今回はワイバーンの家族を使うって話でしたよね? 連絡してもらえましたか?』
「おっと、そうだった。バッハに頼んで連絡しておく。明日の……日の出位に広場だと邪魔か? 北門の外に待機しておくようにしてもらうよ」
『分かりました。何かあったら連絡しますので、収納の中にしまい込まないでくださいね』
呼んでもバッハが来なかったので、マップ先生で検索して探し出した。世界樹の上の方で寝てやがった。さすがにすぐには登れなかったので、水魔法を顔にかけると慌てて起きて、落下してきた。
とりあえず簡単に事情を説明したら、自分も行く! と言い出したので、連れていく事にした。伝言を伝え終わって戻ってきたので、出発する。
従魔のほとんどがついてきたので、かなりの大所帯だ。スライムに関しては多すぎたので、20匹にしぼって連れていく事になった。
ミーシャ・スミレ・ブルムの3人は、いつもと違う景色の魔導列車の中でキャッキャとはしゃいでいる。
初めのうちは、加速する際の加重やカーブの際の加重、魔導列車のちょっとした振動に、むずがゆくなったりする様子が見られたが、すぐに気にならなくなったようで、今は元気いっぱいに遊んでいる。
この様子を見ていると、環境が変わって新しい物がいっぱいだからはしゃいでいる感じだな。お昼食べ終わったらすぐに寝るだろうな。
早めに色々話をしておきたい所ではあるが、娘たちが寝てから話した方がすんなりといきそうなので、みんなでのんびりしている。
あ~俺は、娘たちのために移動している魔導列車の中で、内装を変えていたけどね。
従魔も慣れたもので落ち着いている。ウォーホースも今回は30頭も連れてきているが、特に問題はなさそうだ。しばらく窮屈だけど我慢してくれ!
従魔の中で気になったのがスライムなんだよね。ニコを中心に周りに円を描くように並んでいるんだけど、時折縦に伸びたりして意思疎通をはかっているように見えるのだが、いかんせん伸びているだけなので、遊んでいるようにも見えてしまう。
まぁ尋ねた所でよくわからないので放置するしかないのだが。おっと、そこにミーシャのローリングアタックが決まってしまった。
寝返りを連続でして体を転がすようにして移動してきたミーシャが、スライムにぶつかり弾き飛ばされたのだ。
弾き飛ばされたのはもちろんスライムなのだが、こいつらは本当にノリがいいんだよな。偶然ぶつかったミーシャも目を丸くしていたが、勢いよく弾かれたスライムを見て大喜びだ。弾かれたのもミーシャの力ではなく、スライムが自分で跳んだだけなんだけどね。
そんな感じで和んでいたら食事の時間になり、食べ終わると娘たちはお眠の時間のようだ。いつも使っているベビーベッドに3人を寝かせて会議を始める。
前提として、ミリーの家族の安全確保。本人たちが拒否しなければ、ディストピアへの移住をしてもらう。という所から始まった。
戦闘が避けられない場合は、鬼人10人に介入してもらう事になった。それでも厳しい場合は、従魔や俺たちも介入する事になっている。
マップ先生の情報と鬼人の偵察情報を元に、まだ時間的余裕はあると判断できるので、リーファスからは、基本的に地上を移動していく事になった。
移動の際に地上じゃなくてもいいのでは? という話にもなったが、一応国王からの許可書を持っている人間が、いきなりサラディルの近くに現れたとなると問題になるかもしれないので、リーファスからでて地上を移動する事になったのだ。
道中に監視はいないと思うが、同じコースを通っている商人や冒険者もいるので、異常に速い馬車が通ってったと分かれば、後で確認した時に俺たちだと分かるはずなので、アリバイみたいな物として移動する。
移動はある程度急ぐが、娘たちの体調を考慮しての移動となっている。どうしても難しいようであれば、簡易シェルター型ダンジョンを作り娘たちはそこでしばらく過ごしてもらう。到着まで問題なければ、サラディルの近くにシェルターを作る予定だ。
他にも細かい事を話しあって、色々決めている。
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