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第1131話 続・のんびりとした時間
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宴会に巻き込まれた次の日……
俺は酒を飲んでいないのだが、何故か頭がガンガンしている。ドワーフ共の酒の臭い、アルコールが蒸発した奴で酔ったのか?
「あ~あだまいでえ……」
そんな事を言いながら食堂へ入ると、
「お酒臭い!」
近くにいたシェリルが鼻をつまんで、俺の事を指さしてきた。自分でにおいを確認するが分からないが、他の妻たちも酒臭いというので、風呂を浴びる事にした。朝食は一緒に食べれないと思うので、適当にサンドイッチを頼んでおいた。
風呂に向かう途中に気配を感じて後ろを見ると、当たり前の様な顔をしてついてきているダマとシエル、グレンがいた。お前ら、何でついてくるんだ?
気にしたら負けだと思い、そのままお風呂へ入る事にした。
風呂の扉の前で待っている3匹の従魔たち。服着てないから俺を待っていたって事か。
分かったよ。開けてやるからさっさと行きなさい。
お尻を振りながら歩くダマとシエル。グレンは飛んでいってお風呂の一角に準備された砂場で、砂浴びを始めた。
グレンって砂浴びした後に、お風呂に入ろうとするんだからよくわからないんだよな。しかもお前って火の鳥だろ? それなのに浸かっていいのか? と思わなくもない。
シャワーを浴びて体を洗い始めようとすると、目の前に毛玉が鎮座していた。洗えってことな! わかったよ。洗ってやろうじゃねえか!
ワッシャワッシャ洗ってやると、気持ちよさそうにあくびをし出した。お前さっきまで寝てたんじゃないのか! ダマの泡を流してやると……
「だから! 離れてからブルブルしろっていつも言ってるだろ! ハイハイ次はシエルな」
専用のブラシを口で咥えて、俺の前で待っていたのだ。受け取って綺麗に甲羅を磨いてやる。洗剤については使っても問題はないだろうが、念のためにシャワーで流しながらゴシゴシ擦ってやる。
シエルが終わったらお前だよな。グレンが砂浴びを終えて順番待ちをしている。
ってかさ、グレンって砂浴びも体を洗う必要もなくねえか? 体の周りが熱くない炎で包まれてるから、一応触ると羽みたいな感触はあるけど、どうなんだろ?
ふ~やっと俺の番……っていつもの流れかよ!
いつの間にか集まっていたニコたちスライムを洗う羽目になった。体を流した後だから寒いんだよ! ニコたちは素手にボディーソープをつけて、膝の上に乗せ洗った端から交換していき最後にシャワーをかけた。
適当になった事が不服だったのか体当たりをしてきたので、風呂の中に投げ込む。
「はぁ~、風呂の前に何で汗をこんなにかかないといけないかな」
愚痴りながら体を洗い湯船につかる前にサウナに入る事にした。
「あ~気持ちいな」
そう呟いてうつらうつらしていると、俺を呼ぶ声が聞こえた。
「……じんさま~。ご主人様~どこですか?」
どうやらアマレロの声のようだ。サウナ室から出ると、
「あ! ご主人様。大丈夫ですか? お風呂に行かれてから1時間程経っていますが……」
俺は無言でニコとダマたちの方を指さすと……マレロが理解してくれたようで苦笑していた。
「食事の準備はできていますので、上がったら食堂に来てくださいね」
そう伝えると戻っていった。
体をしっかりと温めてからお風呂をあがった。朝食に向かったのが大体7時30分、今現在9時ちょい過ぎ。ダマたちの所為で無駄に時間がかかってしまったな。
髪の毛を乾かすのが面倒だったので、乾いたタオルで綺麗に拭いてそれで終わりにした。
グレンは拭かなくても問題なく、シエルは甲羅だけを拭いてあげれば問題なかった。最後にダマだが、拭いた後に乾かしながらブラッシングまで要求してきた。こいつも最近は面の皮が厚くなってきたな。
他の先輩従魔がいる時は、踏んだり蹴ったりだからこういう時にしっかり甘えるのかもしれないな。普段なら自分で魔法を使って乾かして、妻の誰かにブラッシングしてもらってるもんな。
また時間がかかってしまった。食堂にたどり着いたのは9時30分だった。俺のお腹は空腹のあまりうなり声か!と思う程グルグル鳴る時があった。ちなみにニコたちは拭く必要もなくなっている。
「ご主人様、少し遅いですよ! さすがにあれから2時間は長すぎじゃないですか?」
アマレロはスカーレットに事情を説明してくれていたようだが、お叱りを受けてしまった。素直に謝って食事をとる。
お願いした通りサンドイッチだったのだが、ここで違和感と言っていいのだろうか、食べた瞬間に昨日の事を思い出した。
「その様子だと気付かれましたね。御主人様が昨日卵サラダを食べていた時に、サンドイッチにしたら美味しいのでは? と思っていたようなので、少しだけ味を調整したのを今朝作ってみました」
スカーレットの洞察力に舌を巻きながら、美味いサンドイッチを頬張っていく。卵サンド・マヨハムレタスサンド・カツサンドと食していく。最後のだけはちょっとヘビーかな? って思ったけど、キャベツの千切りなども入っていたので、美味しくいただけた。
綾乃やバザールは、昨日の不完全燃焼が効いたのか今日は何もしないと、昨日の食事の席で言っていたのでおそらく寝ているだろう。バザールは何もしないと言っても、自分の農場に行って何かしてそうだけどな。
俺も今日は何もする気が起きないので、のんびりとすることにしよう。娘たちの所に顔を出して遊ぶかな。
と思ったら3人共お休み中だったので、俺も一緒に寝る事にした。そんな姿を見ていた母親3人は呆れた様な顔をしていたけどね!
体を叩かれたり、胸の上が重かったりしたせいで目が覚めた。
胸の上を見ると一生懸命俺の胸を叩いているブルムの姿が目に入った。目が合うと二へっと笑って俺の顔に向かって突き進んできて、
「いてぇ!」
避ける暇もなく鼻に頭突きをくらってしまった。ここ強打すると変な臭いがするよね。それよりも! ブルムは大丈夫なのかと思ったら、泣くわけでもなく変わらずに二へっと笑ってこっちを見ていた。可愛いな!
何で娘たちが起きていたのかと思えば、食事前にも寝ていたので、今は元気いっぱいに動き回っていたらしい。そこで俺と言う障害物で遊んでいたようだ。まぁ娘たちが満足してくれるならそれでもいっか。
昼食をはさみ午後からは、のんびりと本を読んで過ごした。
俺は酒を飲んでいないのだが、何故か頭がガンガンしている。ドワーフ共の酒の臭い、アルコールが蒸発した奴で酔ったのか?
「あ~あだまいでえ……」
そんな事を言いながら食堂へ入ると、
「お酒臭い!」
近くにいたシェリルが鼻をつまんで、俺の事を指さしてきた。自分でにおいを確認するが分からないが、他の妻たちも酒臭いというので、風呂を浴びる事にした。朝食は一緒に食べれないと思うので、適当にサンドイッチを頼んでおいた。
風呂に向かう途中に気配を感じて後ろを見ると、当たり前の様な顔をしてついてきているダマとシエル、グレンがいた。お前ら、何でついてくるんだ?
気にしたら負けだと思い、そのままお風呂へ入る事にした。
風呂の扉の前で待っている3匹の従魔たち。服着てないから俺を待っていたって事か。
分かったよ。開けてやるからさっさと行きなさい。
お尻を振りながら歩くダマとシエル。グレンは飛んでいってお風呂の一角に準備された砂場で、砂浴びを始めた。
グレンって砂浴びした後に、お風呂に入ろうとするんだからよくわからないんだよな。しかもお前って火の鳥だろ? それなのに浸かっていいのか? と思わなくもない。
シャワーを浴びて体を洗い始めようとすると、目の前に毛玉が鎮座していた。洗えってことな! わかったよ。洗ってやろうじゃねえか!
ワッシャワッシャ洗ってやると、気持ちよさそうにあくびをし出した。お前さっきまで寝てたんじゃないのか! ダマの泡を流してやると……
「だから! 離れてからブルブルしろっていつも言ってるだろ! ハイハイ次はシエルな」
専用のブラシを口で咥えて、俺の前で待っていたのだ。受け取って綺麗に甲羅を磨いてやる。洗剤については使っても問題はないだろうが、念のためにシャワーで流しながらゴシゴシ擦ってやる。
シエルが終わったらお前だよな。グレンが砂浴びを終えて順番待ちをしている。
ってかさ、グレンって砂浴びも体を洗う必要もなくねえか? 体の周りが熱くない炎で包まれてるから、一応触ると羽みたいな感触はあるけど、どうなんだろ?
ふ~やっと俺の番……っていつもの流れかよ!
いつの間にか集まっていたニコたちスライムを洗う羽目になった。体を流した後だから寒いんだよ! ニコたちは素手にボディーソープをつけて、膝の上に乗せ洗った端から交換していき最後にシャワーをかけた。
適当になった事が不服だったのか体当たりをしてきたので、風呂の中に投げ込む。
「はぁ~、風呂の前に何で汗をこんなにかかないといけないかな」
愚痴りながら体を洗い湯船につかる前にサウナに入る事にした。
「あ~気持ちいな」
そう呟いてうつらうつらしていると、俺を呼ぶ声が聞こえた。
「……じんさま~。ご主人様~どこですか?」
どうやらアマレロの声のようだ。サウナ室から出ると、
「あ! ご主人様。大丈夫ですか? お風呂に行かれてから1時間程経っていますが……」
俺は無言でニコとダマたちの方を指さすと……マレロが理解してくれたようで苦笑していた。
「食事の準備はできていますので、上がったら食堂に来てくださいね」
そう伝えると戻っていった。
体をしっかりと温めてからお風呂をあがった。朝食に向かったのが大体7時30分、今現在9時ちょい過ぎ。ダマたちの所為で無駄に時間がかかってしまったな。
髪の毛を乾かすのが面倒だったので、乾いたタオルで綺麗に拭いてそれで終わりにした。
グレンは拭かなくても問題なく、シエルは甲羅だけを拭いてあげれば問題なかった。最後にダマだが、拭いた後に乾かしながらブラッシングまで要求してきた。こいつも最近は面の皮が厚くなってきたな。
他の先輩従魔がいる時は、踏んだり蹴ったりだからこういう時にしっかり甘えるのかもしれないな。普段なら自分で魔法を使って乾かして、妻の誰かにブラッシングしてもらってるもんな。
また時間がかかってしまった。食堂にたどり着いたのは9時30分だった。俺のお腹は空腹のあまりうなり声か!と思う程グルグル鳴る時があった。ちなみにニコたちは拭く必要もなくなっている。
「ご主人様、少し遅いですよ! さすがにあれから2時間は長すぎじゃないですか?」
アマレロはスカーレットに事情を説明してくれていたようだが、お叱りを受けてしまった。素直に謝って食事をとる。
お願いした通りサンドイッチだったのだが、ここで違和感と言っていいのだろうか、食べた瞬間に昨日の事を思い出した。
「その様子だと気付かれましたね。御主人様が昨日卵サラダを食べていた時に、サンドイッチにしたら美味しいのでは? と思っていたようなので、少しだけ味を調整したのを今朝作ってみました」
スカーレットの洞察力に舌を巻きながら、美味いサンドイッチを頬張っていく。卵サンド・マヨハムレタスサンド・カツサンドと食していく。最後のだけはちょっとヘビーかな? って思ったけど、キャベツの千切りなども入っていたので、美味しくいただけた。
綾乃やバザールは、昨日の不完全燃焼が効いたのか今日は何もしないと、昨日の食事の席で言っていたのでおそらく寝ているだろう。バザールは何もしないと言っても、自分の農場に行って何かしてそうだけどな。
俺も今日は何もする気が起きないので、のんびりとすることにしよう。娘たちの所に顔を出して遊ぶかな。
と思ったら3人共お休み中だったので、俺も一緒に寝る事にした。そんな姿を見ていた母親3人は呆れた様な顔をしていたけどね!
体を叩かれたり、胸の上が重かったりしたせいで目が覚めた。
胸の上を見ると一生懸命俺の胸を叩いているブルムの姿が目に入った。目が合うと二へっと笑って俺の顔に向かって突き進んできて、
「いてぇ!」
避ける暇もなく鼻に頭突きをくらってしまった。ここ強打すると変な臭いがするよね。それよりも! ブルムは大丈夫なのかと思ったら、泣くわけでもなく変わらずに二へっと笑ってこっちを見ていた。可愛いな!
何で娘たちが起きていたのかと思えば、食事前にも寝ていたので、今は元気いっぱいに動き回っていたらしい。そこで俺と言う障害物で遊んでいたようだ。まぁ娘たちが満足してくれるならそれでもいっか。
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