1,073 / 2,518
第1073話 また便利素材が……
しおりを挟む
「あ、裏切り者だ」
「裏切り者でござる」
ゴーストタウンの工房に入ってすぐ聞いたセリフだ。いきなり何の事かと思って取り合えず、手に聖拳の効果を宿らせてからバザールの顔、頭蓋骨を前から鷲掴みにする。
「イデデデデッ! 急に何でござるか!?」
「いや、よくわからん誹謗中傷を受けたので、理由を問い詰めるためにやっている」
「誹謗中傷って、強く罵ったりする事でござらんかったか?」
「ん~じゃぁ、俺がムカついたので、裏切り者呼ばわりした理由を、暴力に訴えて聞き出す事にした」
「うぎゃ~、確かにその通りでござるが、いきなりそのスキルを使っての鷲掴みは酷いでござる!」
「わかった。放すからとりあえず、裏切り者呼ばわりした理由を教えてくれ」
バザールを解放して、理由を聞いてみると、すごくくだらないけど、何となく裏切り者と呼びたくなる気持ちが分からなくも無かった。
先週、俺が畑エリアに隣接する形で牧場エリアをつくっている頃、バザールと綾乃はここのドワーフたちにこき使われていたらしい。俺がいないから容赦なく物作りをさせていたようだ。
作らせていた物は、みじん切り器だ。綾乃は軟禁状態から解放されたから、作った小型のドリルを使って物作りに励もうとしたら、拉致られて永遠とその作業をさせられていたとか。
だけど、1週間頑張ってくれたかいがあって、ひとまず先行売り出し分は仕上がったようだ。よく頑張った!
「ってさ、気持ちは分からなくもないけど、裏切り者呼ばわりは酷くないか? 俺は俺で、領主の仕事も一応してるんだぞ! ディストピアに村単位の移住者がくるんだけど、その人たちの得意分野、畜産を出来るエリアを作ってたんだよ。ダンジョン農園の家畜が増えすぎちゃって、ちょうど良かったからな」
その後も10分位話をしてみるが、2人は耳を塞ごうとまでする始末だ。どうにもならないので、今週は俺の権限で、自由に物作りをしていいと許可を出すと、俺たちの工房へ消えていった。
「はぁ……」
歩きながらしてしまった、ため息をドワーフたちに聞かれてしまい、
「どうなさったのじゃ?」
どういっていいのか困った俺は、素直に2人の事を話す事にした。そうすると、ガッハッハ! と笑って俺の背中をバシバシ叩いてくる。あの2人がみじん切り器を作っている時に、死んだような眼をしていたのはそんな理由か! と笑っていたのだ。
だからと言って、ドワーフたちがあいつらを使った事を責めるつもりも無ければ、あの2人に謝るつもりもないからな。この工房の存在意義を考えれば、ドワーフが正しい。あの2人の言いたい事は分かるが、今週は自由にしたのでチャラだ。
俺は、前に頼まれていたミキサーの構想を練る事にした。
「って言っても、構造的には単純なんだよな。動力の問題だけか。電動はダメだから、足踏みか手動のどっちかだよな」
動力はあるにはあるのだが、足踏みにした場合家庭で使えるような値段におさまらないという事と、大きすぎて置き場に困るっていう事だな。力はあっても採用できない問題点だ。
それに対して、手動の場合は力が足りるか分からないし、本体以外にも本体を固定する何かを準備しないといけなくなるんだよな。
ん~とりあえず、作ってみるのが一番か。まずは、透明なガラスのような物って、そんなのあったっけ? 謎の液体は、硬くできるけど透明度が足りないんだよな。ガラスを使うとなるとって、ガラス製品なんてあったっけ?
とりあえず、分からない事があればゼニスに聞いてみるのがいいか。と言う事で、連絡してみた。
「ガラスですか? 割れやすいですからね。運ぶのが大変で、食器に向いてないと色々な理由であまり盛んではないですね。それより、どうしてガラスなのですか?」
「ブラウニーたちからお願いされて、今度はミキサーを作ろうと思ってね。その際に、中が見える透明な素材が欲しかったんだよ」
「透明な素材ですか? それならクリアメタルとか使ってみてはどうですか? 透明な金属で加工が難しく、鉄程の硬度が得られず武器としても使い道が無いので、主にガラスの代わりに食器に使ったりして、見栄えを良くしている貴族がいますね」
なんだその不思議物質は……
「あ~問題があるとすれば、産出量が少ないという事でしょうか。一部の特産品になるので、高級品の扱いですね」
「産出量って、どんなところで獲れるんだ?」
「鉱山系のダンジョンの魔物のドロップです」
俺の得意分野じゃないか! 何て魔物が落すんだ? グラスゴーレム? ガラスって日本語読みで、英語で発音すると、グラスに近いんじゃなかったっけ? で、ガラスなのに金属? 意味不明なのだが!
「ドワーフの爺様方なら、問題なく加工できると思うので、聞いてみたらどうですか? 先週でみじん切り器の方は落ち着いたと聞いていますので、今なら誰か手が空いてるのではないですか? もしあれでしたら、ディストピアの爺様方なら間違いなく扱えるはずです」
加工の問題はひとまず大丈夫そうだな。今回はクリアメタルを召喚して使うことにしよう。実験なので許してもらいたい。ダンジョンに湧くようにして買取りするまでには、それなりに手間と時間がかかるからな。
ゼニスに礼を言ってから、工房に戻るがちょっと忙しそうだったので、昼飯をディストピアで食べるついでに老ドワーフたちの所へ足を運んだ。
「爺共生きてるか!」
「「「「死んどるわい!」」」」
久々の返しに和みながら、老ドワーフたちの工房に入っていく。昨日も会っているのだが、最近は直接仕事の話は全くしていないので、ここに来るのは久しぶりになる。
「元気そうで何より。昨日も会ったから、すぐに何かあるわけないけどな」
「何か用事があって来たんだろ? もちろん、美味い酒も持ってきてるよな?」
老ドワーフ……ドワーフのじっちゃんたちに頼む時は、大体酒かつまみで話を通す事が暗黙の了解になっているので、もちろん持ってきている。それは仕事の話が終わってからだ。まずは例の物を、
「ほほ~クリアメタルか。珍しい物を持ってきたな。ヴローツマインでは取れない鉱石だったから、扱う事はほとんどなかったけど、透明な面白い金属だわな」
「これを、こんな感じに加工してもらいたいんだけど出来るか?」
使用用途を説明した。
「はぁ? 叩いたりしなくていいのか?」
「多少乱暴に扱っても壊れないなら、鍛えなくてもいいんだけど難しいのか?」
「違う違う。クリアメタルは、透明だけど金属って言われるくらいだから十分硬いのだ。だから、用途で考えれば、ただ鋳造するだけで十分だと思うぞ。そもそも、金属だから落としても凹むだけで割れないからの」
「それなら、型さえあればどんな工房でも大丈夫なのか?」
「あ~それなんだが、クリアメタルを溶かすのにかなり高い温度が必要だから、鉄が簡単に解かせる位の炉が無いと厳しいな。普通に鉄鉱石を解かして精錬するレベルでは、時間がかかりすぎて使い物にならなくなってしまうのじゃ」
「って事は、それなりの大型炉じゃないと無理って事か?」
「大型炉があれば、燃料を変えればいけると思うぞ。魔石の粉と石炭を錬成した魔石炭を使えば問題ない。小型炉だと、魔石炭の熱に耐えられない物が多いから注意が必要だけどな」
なるほど……とりあえず、加工に関しては型さえあれば問題ないらしい。問題は炉の方か? うちの工房なら問題ないだろうけど、他の工房だとどうなんだろうな?
そんな事を考えながら、ゴーストタウンに戻った。
「裏切り者でござる」
ゴーストタウンの工房に入ってすぐ聞いたセリフだ。いきなり何の事かと思って取り合えず、手に聖拳の効果を宿らせてからバザールの顔、頭蓋骨を前から鷲掴みにする。
「イデデデデッ! 急に何でござるか!?」
「いや、よくわからん誹謗中傷を受けたので、理由を問い詰めるためにやっている」
「誹謗中傷って、強く罵ったりする事でござらんかったか?」
「ん~じゃぁ、俺がムカついたので、裏切り者呼ばわりした理由を、暴力に訴えて聞き出す事にした」
「うぎゃ~、確かにその通りでござるが、いきなりそのスキルを使っての鷲掴みは酷いでござる!」
「わかった。放すからとりあえず、裏切り者呼ばわりした理由を教えてくれ」
バザールを解放して、理由を聞いてみると、すごくくだらないけど、何となく裏切り者と呼びたくなる気持ちが分からなくも無かった。
先週、俺が畑エリアに隣接する形で牧場エリアをつくっている頃、バザールと綾乃はここのドワーフたちにこき使われていたらしい。俺がいないから容赦なく物作りをさせていたようだ。
作らせていた物は、みじん切り器だ。綾乃は軟禁状態から解放されたから、作った小型のドリルを使って物作りに励もうとしたら、拉致られて永遠とその作業をさせられていたとか。
だけど、1週間頑張ってくれたかいがあって、ひとまず先行売り出し分は仕上がったようだ。よく頑張った!
「ってさ、気持ちは分からなくもないけど、裏切り者呼ばわりは酷くないか? 俺は俺で、領主の仕事も一応してるんだぞ! ディストピアに村単位の移住者がくるんだけど、その人たちの得意分野、畜産を出来るエリアを作ってたんだよ。ダンジョン農園の家畜が増えすぎちゃって、ちょうど良かったからな」
その後も10分位話をしてみるが、2人は耳を塞ごうとまでする始末だ。どうにもならないので、今週は俺の権限で、自由に物作りをしていいと許可を出すと、俺たちの工房へ消えていった。
「はぁ……」
歩きながらしてしまった、ため息をドワーフたちに聞かれてしまい、
「どうなさったのじゃ?」
どういっていいのか困った俺は、素直に2人の事を話す事にした。そうすると、ガッハッハ! と笑って俺の背中をバシバシ叩いてくる。あの2人がみじん切り器を作っている時に、死んだような眼をしていたのはそんな理由か! と笑っていたのだ。
だからと言って、ドワーフたちがあいつらを使った事を責めるつもりも無ければ、あの2人に謝るつもりもないからな。この工房の存在意義を考えれば、ドワーフが正しい。あの2人の言いたい事は分かるが、今週は自由にしたのでチャラだ。
俺は、前に頼まれていたミキサーの構想を練る事にした。
「って言っても、構造的には単純なんだよな。動力の問題だけか。電動はダメだから、足踏みか手動のどっちかだよな」
動力はあるにはあるのだが、足踏みにした場合家庭で使えるような値段におさまらないという事と、大きすぎて置き場に困るっていう事だな。力はあっても採用できない問題点だ。
それに対して、手動の場合は力が足りるか分からないし、本体以外にも本体を固定する何かを準備しないといけなくなるんだよな。
ん~とりあえず、作ってみるのが一番か。まずは、透明なガラスのような物って、そんなのあったっけ? 謎の液体は、硬くできるけど透明度が足りないんだよな。ガラスを使うとなるとって、ガラス製品なんてあったっけ?
とりあえず、分からない事があればゼニスに聞いてみるのがいいか。と言う事で、連絡してみた。
「ガラスですか? 割れやすいですからね。運ぶのが大変で、食器に向いてないと色々な理由であまり盛んではないですね。それより、どうしてガラスなのですか?」
「ブラウニーたちからお願いされて、今度はミキサーを作ろうと思ってね。その際に、中が見える透明な素材が欲しかったんだよ」
「透明な素材ですか? それならクリアメタルとか使ってみてはどうですか? 透明な金属で加工が難しく、鉄程の硬度が得られず武器としても使い道が無いので、主にガラスの代わりに食器に使ったりして、見栄えを良くしている貴族がいますね」
なんだその不思議物質は……
「あ~問題があるとすれば、産出量が少ないという事でしょうか。一部の特産品になるので、高級品の扱いですね」
「産出量って、どんなところで獲れるんだ?」
「鉱山系のダンジョンの魔物のドロップです」
俺の得意分野じゃないか! 何て魔物が落すんだ? グラスゴーレム? ガラスって日本語読みで、英語で発音すると、グラスに近いんじゃなかったっけ? で、ガラスなのに金属? 意味不明なのだが!
「ドワーフの爺様方なら、問題なく加工できると思うので、聞いてみたらどうですか? 先週でみじん切り器の方は落ち着いたと聞いていますので、今なら誰か手が空いてるのではないですか? もしあれでしたら、ディストピアの爺様方なら間違いなく扱えるはずです」
加工の問題はひとまず大丈夫そうだな。今回はクリアメタルを召喚して使うことにしよう。実験なので許してもらいたい。ダンジョンに湧くようにして買取りするまでには、それなりに手間と時間がかかるからな。
ゼニスに礼を言ってから、工房に戻るがちょっと忙しそうだったので、昼飯をディストピアで食べるついでに老ドワーフたちの所へ足を運んだ。
「爺共生きてるか!」
「「「「死んどるわい!」」」」
久々の返しに和みながら、老ドワーフたちの工房に入っていく。昨日も会っているのだが、最近は直接仕事の話は全くしていないので、ここに来るのは久しぶりになる。
「元気そうで何より。昨日も会ったから、すぐに何かあるわけないけどな」
「何か用事があって来たんだろ? もちろん、美味い酒も持ってきてるよな?」
老ドワーフ……ドワーフのじっちゃんたちに頼む時は、大体酒かつまみで話を通す事が暗黙の了解になっているので、もちろん持ってきている。それは仕事の話が終わってからだ。まずは例の物を、
「ほほ~クリアメタルか。珍しい物を持ってきたな。ヴローツマインでは取れない鉱石だったから、扱う事はほとんどなかったけど、透明な面白い金属だわな」
「これを、こんな感じに加工してもらいたいんだけど出来るか?」
使用用途を説明した。
「はぁ? 叩いたりしなくていいのか?」
「多少乱暴に扱っても壊れないなら、鍛えなくてもいいんだけど難しいのか?」
「違う違う。クリアメタルは、透明だけど金属って言われるくらいだから十分硬いのだ。だから、用途で考えれば、ただ鋳造するだけで十分だと思うぞ。そもそも、金属だから落としても凹むだけで割れないからの」
「それなら、型さえあればどんな工房でも大丈夫なのか?」
「あ~それなんだが、クリアメタルを溶かすのにかなり高い温度が必要だから、鉄が簡単に解かせる位の炉が無いと厳しいな。普通に鉄鉱石を解かして精錬するレベルでは、時間がかかりすぎて使い物にならなくなってしまうのじゃ」
「って事は、それなりの大型炉じゃないと無理って事か?」
「大型炉があれば、燃料を変えればいけると思うぞ。魔石の粉と石炭を錬成した魔石炭を使えば問題ない。小型炉だと、魔石炭の熱に耐えられない物が多いから注意が必要だけどな」
なるほど……とりあえず、加工に関しては型さえあれば問題ないらしい。問題は炉の方か? うちの工房なら問題ないだろうけど、他の工房だとどうなんだろうな?
そんな事を考えながら、ゴーストタウンに戻った。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる