1,051 / 2,518
第1051話 老ドワーフの悪さ
しおりを挟む
「綾乃、そんなにイライラすんなよ。勝手に銅線の話をすすめたのは悪いと思うけど、出来れば失敗したくないから、相手を急かしたくなかったんだよ。1週間位我慢してくれよ」
帰り道、私は超不機嫌です! と言わんばかりに、ツーンとした表情をして、足早に工房へ帰ろうとしている。
「俺たちじゃできないから、出来る人を探したんだろ? 多少の誤差位は良いだろ?」
何とかご機嫌を取ろうとするが、全く聞く耳をもってくれない。こうなれば最終手段だ。
「今日、ディストピアに戻ったら、シルキーの特性スイーツをお願いして出してもらうからさ」
綾乃の大好物である、スイーツ。しかもシルキーの特性スイーツだ。それを聞いた綾乃は、ピクリと反応したが、こちらの意図には乗らないと必死の抵抗をしている。
「せっかく、綾乃の好きな王蜜の入ったミルクも出そうとしてたのにな」
誘惑に必死に耐えている綾乃だが、素材の関係上、俺以外にはシルキーが管理して流通させている王蜜は、綾乃であってもなかなか食べれないのである。気兼ねなしに食べれるのは、俺と妻たちだけだろう。年少組と仲のいい土木組もタダでは食べさせてもらえない。
タダでないだけで、お金をたくさん持っている土木組はしっかりとお金を払って食べているけどね。
綾乃は、土木組の稼ぎには負けるし、他にもほしい物がたくさんあって、なかなか王蜜にお金をかけれないためこういう事でもないと、贅沢に食べられないのだ。
王蜜の誘惑に負けて、今日はとことんスイーツと王蜜を食べられるように、シルキーに手配してもらった。
でもさ、あまり食べ過ぎて、太っても知らないからな。
綾乃の話では、ディストピアに来た当初多少太ったが、今では適度に動いている事もあり、シェイプアップしたのよ! とセクシーポーズっぽいものをとってきたが、バザールと苦笑しかできなかった。確かに、引き締まっている感じがするが、妻たちに比べるとどうしてもな。
その日は何もする気にならなかったので、そのままディストピアへ帰り綾乃に、スイーツビュッフェを堪能してもらった。一緒に妻たちも食べてたのはまだいい。お金を払って土木組の子たちも食べてたのもいい。1人頭、6号ホールケーキ換算で2個分位食べているんだが……
甘い物は別腹! とかいうけど、あれは別腹とか関係なくねえか? 甘い物俺も好きだけど、さすがにあんなには食べれない。しばらく食べたくないと思うだろうな。
とりあえず、綾乃の機嫌が戻ってよかった。別に放っておいても問題は無いのだが、後々面倒になるのは目に見えているので、さっさと機嫌を直してもらっている。
一番初めにその面倒を体験したのは、綾乃が自分の従魔かペットを飼いたいと言い出した時だ。
きちんと飼う気があって世話をするならいいんじゃね? とか思っていたが、綾乃を担当しているブラウニーから猛反対を受けたのだ。綾乃には世話はできない! と言いきる程強い口調で言われた。
言われてみればそんな気はしていたが、その時に綾乃が拗ねてしまい、準備してほしかった素材を出してもらえなくなってしまったため、DPに頼らなくてはいけなくなったのだ。
DPを消費した事は何の問題も無いのだが、素材関係は基本的に自分で採取かお金で買う事にしていたので、時間の関係でDPによる召喚をしてしまった事が問題だったのだ。
それで、一向に機嫌を直さない綾乃にペットを選んでもらって、しっかりと世話を見れるかブラウニーが見極めるという所を落としどころにして、猫を飼い始めたのだ。
猫は、基本的にこっちから近付いてかまう必要はなく、近付いてきた時に相手をすればいいのだが、小説やゲームに集中していると、猫を押し退けたり乱暴に扱ったりはしないのだが、完全に無視。
そして問題だったのが、食事は本来衛生面を考えると、少量を何度かに分けて与えるのがいいのだが、綾乃は要求される度に必要量以上の食事を出してしまい、すぐに太ってしまったのだ。これ以上は猫にとって良くないという事になり、家で引き取る事になったのだ。
その猫は、今はシャープなラインになってキビキビと動いている。
そうやって、綾乃を不機嫌のままにさせておくと、問題があるので早めに対処したのだ。
次の日は、ドワーフと一緒に水車動力式の据え置きドリルの作成に取り掛かっている。と言うか、ドワーフはドリルを回転させる所までは問題なく作れたのだが、刃をどうやって下ろしたりあげたりするのか、その部分で問題が出たので俺たちにヘルプが入った。
普通に考えて、ドリルはモーターが刃の連結するすぐ近くに動力があるから、その部分を上下させる事に問題は無いのだが、動力が機械の外から来ているので上下させる仕組みが作れなかったらしい。
「ってかさ、ドリルの刃が動かせないなら別の物を動かすしかなくね? 例えば、加工する材料を置く台を動かせるようにするとかさ?」
それを聞いたドワーフたちは、ハッとした表情をして作業を開始した。
実際に回転ノコギリの刃を固定して、そこに木材を送り込んで切る機械や回転するやすりに自分で押し付けて削る機械は作ったのに、ドリルも同じ発想ができなかったのだろうか? と思ってしまった。
まぁ俺が初めの知識を与える時に、ドリルは刃を動かして穴をあけるって言ったのが不味かったかもしれない。どういった物か理解をさせるために実際に現物を見せてしまったのが問題かもしれないな。
これによって大きなものでなければ、ドリルを使って加工できるようになった。だけど大きな木材に対しては、ああいった技術が無いのか? 特に家を建てる時に柱同士を繋げるのを頑丈にできないのか? と言う内容で問い詰められた。
どうやら、ドワーフたちは木材同士に適度な穴をあけ、その穴に同じ大きさの木の棒を突っ込んで木材同士を固定できないかと考えていたらしい。
というか、そこまで発想ができてるなら、ノコギリとか鑿を使った加工に思い至らなかったのだろうか?
そもそも、細かく加工する道具がなく、釘を使った固定だけで作っていたらしい。でも、ここに遊びに来ているディストピアの老ドワーフたちは、この技法を知っているはずなんだけどな……またあの爺共は、悪ガキみたいな悪戯をしている感じか。
本当に懲りないクソ爺共だ。なので、その技術についてはディストピアのドワーフたちが知っているから、教えてもらうといいよ。ついでに、知ってて教えてなかったみたいだから~と付け加えておく。
因果応報なり! って、意味は違う気はするけど、それっぽいからまあいっか!
帰り道、私は超不機嫌です! と言わんばかりに、ツーンとした表情をして、足早に工房へ帰ろうとしている。
「俺たちじゃできないから、出来る人を探したんだろ? 多少の誤差位は良いだろ?」
何とかご機嫌を取ろうとするが、全く聞く耳をもってくれない。こうなれば最終手段だ。
「今日、ディストピアに戻ったら、シルキーの特性スイーツをお願いして出してもらうからさ」
綾乃の大好物である、スイーツ。しかもシルキーの特性スイーツだ。それを聞いた綾乃は、ピクリと反応したが、こちらの意図には乗らないと必死の抵抗をしている。
「せっかく、綾乃の好きな王蜜の入ったミルクも出そうとしてたのにな」
誘惑に必死に耐えている綾乃だが、素材の関係上、俺以外にはシルキーが管理して流通させている王蜜は、綾乃であってもなかなか食べれないのである。気兼ねなしに食べれるのは、俺と妻たちだけだろう。年少組と仲のいい土木組もタダでは食べさせてもらえない。
タダでないだけで、お金をたくさん持っている土木組はしっかりとお金を払って食べているけどね。
綾乃は、土木組の稼ぎには負けるし、他にもほしい物がたくさんあって、なかなか王蜜にお金をかけれないためこういう事でもないと、贅沢に食べられないのだ。
王蜜の誘惑に負けて、今日はとことんスイーツと王蜜を食べられるように、シルキーに手配してもらった。
でもさ、あまり食べ過ぎて、太っても知らないからな。
綾乃の話では、ディストピアに来た当初多少太ったが、今では適度に動いている事もあり、シェイプアップしたのよ! とセクシーポーズっぽいものをとってきたが、バザールと苦笑しかできなかった。確かに、引き締まっている感じがするが、妻たちに比べるとどうしてもな。
その日は何もする気にならなかったので、そのままディストピアへ帰り綾乃に、スイーツビュッフェを堪能してもらった。一緒に妻たちも食べてたのはまだいい。お金を払って土木組の子たちも食べてたのもいい。1人頭、6号ホールケーキ換算で2個分位食べているんだが……
甘い物は別腹! とかいうけど、あれは別腹とか関係なくねえか? 甘い物俺も好きだけど、さすがにあんなには食べれない。しばらく食べたくないと思うだろうな。
とりあえず、綾乃の機嫌が戻ってよかった。別に放っておいても問題は無いのだが、後々面倒になるのは目に見えているので、さっさと機嫌を直してもらっている。
一番初めにその面倒を体験したのは、綾乃が自分の従魔かペットを飼いたいと言い出した時だ。
きちんと飼う気があって世話をするならいいんじゃね? とか思っていたが、綾乃を担当しているブラウニーから猛反対を受けたのだ。綾乃には世話はできない! と言いきる程強い口調で言われた。
言われてみればそんな気はしていたが、その時に綾乃が拗ねてしまい、準備してほしかった素材を出してもらえなくなってしまったため、DPに頼らなくてはいけなくなったのだ。
DPを消費した事は何の問題も無いのだが、素材関係は基本的に自分で採取かお金で買う事にしていたので、時間の関係でDPによる召喚をしてしまった事が問題だったのだ。
それで、一向に機嫌を直さない綾乃にペットを選んでもらって、しっかりと世話を見れるかブラウニーが見極めるという所を落としどころにして、猫を飼い始めたのだ。
猫は、基本的にこっちから近付いてかまう必要はなく、近付いてきた時に相手をすればいいのだが、小説やゲームに集中していると、猫を押し退けたり乱暴に扱ったりはしないのだが、完全に無視。
そして問題だったのが、食事は本来衛生面を考えると、少量を何度かに分けて与えるのがいいのだが、綾乃は要求される度に必要量以上の食事を出してしまい、すぐに太ってしまったのだ。これ以上は猫にとって良くないという事になり、家で引き取る事になったのだ。
その猫は、今はシャープなラインになってキビキビと動いている。
そうやって、綾乃を不機嫌のままにさせておくと、問題があるので早めに対処したのだ。
次の日は、ドワーフと一緒に水車動力式の据え置きドリルの作成に取り掛かっている。と言うか、ドワーフはドリルを回転させる所までは問題なく作れたのだが、刃をどうやって下ろしたりあげたりするのか、その部分で問題が出たので俺たちにヘルプが入った。
普通に考えて、ドリルはモーターが刃の連結するすぐ近くに動力があるから、その部分を上下させる事に問題は無いのだが、動力が機械の外から来ているので上下させる仕組みが作れなかったらしい。
「ってかさ、ドリルの刃が動かせないなら別の物を動かすしかなくね? 例えば、加工する材料を置く台を動かせるようにするとかさ?」
それを聞いたドワーフたちは、ハッとした表情をして作業を開始した。
実際に回転ノコギリの刃を固定して、そこに木材を送り込んで切る機械や回転するやすりに自分で押し付けて削る機械は作ったのに、ドリルも同じ発想ができなかったのだろうか? と思ってしまった。
まぁ俺が初めの知識を与える時に、ドリルは刃を動かして穴をあけるって言ったのが不味かったかもしれない。どういった物か理解をさせるために実際に現物を見せてしまったのが問題かもしれないな。
これによって大きなものでなければ、ドリルを使って加工できるようになった。だけど大きな木材に対しては、ああいった技術が無いのか? 特に家を建てる時に柱同士を繋げるのを頑丈にできないのか? と言う内容で問い詰められた。
どうやら、ドワーフたちは木材同士に適度な穴をあけ、その穴に同じ大きさの木の棒を突っ込んで木材同士を固定できないかと考えていたらしい。
というか、そこまで発想ができてるなら、ノコギリとか鑿を使った加工に思い至らなかったのだろうか?
そもそも、細かく加工する道具がなく、釘を使った固定だけで作っていたらしい。でも、ここに遊びに来ているディストピアの老ドワーフたちは、この技法を知っているはずなんだけどな……またあの爺共は、悪ガキみたいな悪戯をしている感じか。
本当に懲りないクソ爺共だ。なので、その技術についてはディストピアのドワーフたちが知っているから、教えてもらうといいよ。ついでに、知ってて教えてなかったみたいだから~と付け加えておく。
因果応報なり! って、意味は違う気はするけど、それっぽいからまあいっか!
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる