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第1010話 時が過ぎて
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「俺がいらない子だと判明してから1ヶ月が過ぎようとしている」
ここ1ヶ月、土日以外は毎日庁舎に来ているのだが、俺のする事は本当に少なく、今までしてきた事を連絡が来た瞬間に判断するみたいな形で終わってしまう。
どういうことかと言うと、1日1~2回あるかないかの俺が判断しなければいけない内容が、すぐに解決するという事だ。正直、早くても大して変わらないので、本当にいらない子となっている。
ただ1つ面倒な事があった。
今までの報告はグリエルたちがしっかりとまとめて報告してくれていたので、分かりやすかったのだが、断続的に送られてくる情報なので、実際に聞いているともどかしい気分になる事があった。
さて、ここで1ヶ月の間にあった事を説明していこう。
まず冒険者ギルドの関係者は、ほぼ全員が移動を終了している。ただ、遠くに再就職する職員だけがまだ到着していないが、時間の問題だろう。
冒険者のほとんどが中立地域に来て活動を開始している。問題を起こしそうな冒険者は、全員トルメキアに置いてきたから当然の結果と言ってもいいかな?
Sランク冒険者のリリスたちも中立地域に来て、今回の依頼で失礼な態度をとっていた事を謝りに来た。クエストを完璧に成功させなければならなかったため、かなりピリピリしていたようだ。
あの時は確かにイラッとしたけど、終わってみれば怒るような事でもなかった気がする。まぁ、今はゴーストタウンのダンジョンで稼いでいるようなので、トラブルに巻き込まれないようにしてもらえればと思う。
他のギルドの関係者も問題なく、トルメキアからの退避が終了している。ジェノサイドキャラバンのメンバーも全員ディストピアに帰還している。
そして、トルメキアだが1週間前に国が無くなった。聖国の国境にいた兵士ではここまで早く落とせないと思っていたが、聖国がトルメキアの周囲の国に領土は譲渡するから、住人の7割は聖国にほしいという事で交渉して、周りの国に介入させたようだ。
それによって、俺たちが予想しているより早くトルメキアが無くなった。
王都で俺に無礼を働いていた奴らは、危機察知能力が高かったようで不利になる前に逃げ出そうとしていたが、派遣していた鬼人のメンバーがキッチリと捕えてくれたので、逃がす事なく俺の元に来た。
私財を持ち出して逃げようとしていたので、全部没収をした。あの時にケチらなければ国が無くなる事も捕らわれる事も無かったのにな。そんな事をあいつらの前で言ったら、俺の事を罵倒してきたので、キレたグリエルとガリアがボコボコにしていた。
そういえばこいつらもディストピア初期のメンバーだから、レベルが高いのを忘れていた。
そんな回想をしていたら、
「……シュウ様、何やってるんですか? 忙しいんですから、仕事の邪魔だけはしないで下さいよ」
「こんな感じで、グリエルにも冷たく流される始末だ」
「だぁあ! 家に居場所がないからって、庁舎に居座ってゲームなんてしないでください! ゲームをするなら、前に見せていただいた趣味部屋ですればいいでしょ!」
「それが無理だからここにいるんじゃないか! 今あの部屋は、3人に占拠されているから俺が行くとすぐに追い出されるんだよ。俺には行く場所がないんだよ……」
「もう……めんどくさい人ですね。そんなに居場所がほしいなら、新しく作ればいいんじゃないですか? 前に秘密基地とか作りたいとか言ってませんでした?」
俺はそれを聞いた瞬間、体に電気が走ったような気がした。
「グリエル、いい事言った。今日は機嫌がいい! だから、最高級の酒を贈呈してやろう! お金を出しても買えない最高級のワインやシャンパン、日本酒、何でも出してやる! あ、ビールをいろんな種類でもいいぞ?」
そう言うと、一緒にいたガリアとゼニスも食いついてきたが、一番すごかったのは秘書だったな。あの剣幕にビビって、コーヒー通の彼女にお願いされたのは『世界一高いコーヒー豆、ブラックアイボリー』だった。
俺は、召喚する時のDPを見てたった100gで50DPか……と思ったが、よく考えると1DPが1000円位の価値なので、100gで5万円もする超高級コーヒー豆だったのだ。
でもさ、よく調べたら、ゾウの糞から採取する豆だそうだ。通の人からしたらすごいものかもしれないけど、俺は飲みたくないな。別に汚いとかそういう訳じゃなくて、気分的な問題だ。
その他にも各種コーヒー豆の希望を言われたので、言われるままに召喚して渡しておいた。
そのせいか、グリエルたちが控えめだったのは面白かった。
グリエルは、日本酒が好きなのでいろんな銘柄を渡している。ガリアはビール好きで、飲み比べできるように各国のビール詰め合わせ、ゼニスはワイン好きなのでそこそこ高いワインを数本と言ったかたちだ。
一番高かったのは、ゼニスのワインなんだけどね。次が秘書、グリエル、ガリアの順だ。
さて、俺は秘密基地を作るために移動を開始したが、何処にどうやって作ろうか……
「……と言う事で、相談しに来た!」
「秘密基地でござるか、心が躍るでござるな!」
「秘密基地、いいわね! 相談しに来たって事はもちろん! 私たちも参加させてくれるって事だよね?」
「もちろん! じゃなければここに来ないよ。でも、どういう物にしようか悩んでてな。いい案ないか?」
「とりあえず、ディストピアの地図を広げるでござる」
改めてみると、ディストピアってまだまだ空いている土地がたくさんあるんだな。それに、地下にはほとんど余裕がない。そりゃそうか、ダンジョンマスターのスキルで地下は色々いじってるからしょうがないよな。
「一つ言えるのは、地下は駄目ね! 1~2階分くらいなら余裕はあるけど、秘密基地にするには微妙だわ」
ん~2時間程、あーでもないこーでもないと話し合って結論が出ないので、元の世界の情報を元に色々探してみた。
「ん~ツリーハウスは、見た感じ秘密基地としては良いけど、街中で使えそうな木って言うと世界樹だけど、あれは今もどんどん大きくなってるからな~」
「世界樹……そういえば、何かのゲームで世界樹の中が迷路みたいになっていて、登っていくゲームがあったでござるな」
木の中をくりぬいて作るか? 面白そうだからやってみたいけど、さすがにそこまで大きい木が準備できないから無理だな。何かいい秘密基地はないかな?
ここ1ヶ月、土日以外は毎日庁舎に来ているのだが、俺のする事は本当に少なく、今までしてきた事を連絡が来た瞬間に判断するみたいな形で終わってしまう。
どういうことかと言うと、1日1~2回あるかないかの俺が判断しなければいけない内容が、すぐに解決するという事だ。正直、早くても大して変わらないので、本当にいらない子となっている。
ただ1つ面倒な事があった。
今までの報告はグリエルたちがしっかりとまとめて報告してくれていたので、分かりやすかったのだが、断続的に送られてくる情報なので、実際に聞いているともどかしい気分になる事があった。
さて、ここで1ヶ月の間にあった事を説明していこう。
まず冒険者ギルドの関係者は、ほぼ全員が移動を終了している。ただ、遠くに再就職する職員だけがまだ到着していないが、時間の問題だろう。
冒険者のほとんどが中立地域に来て活動を開始している。問題を起こしそうな冒険者は、全員トルメキアに置いてきたから当然の結果と言ってもいいかな?
Sランク冒険者のリリスたちも中立地域に来て、今回の依頼で失礼な態度をとっていた事を謝りに来た。クエストを完璧に成功させなければならなかったため、かなりピリピリしていたようだ。
あの時は確かにイラッとしたけど、終わってみれば怒るような事でもなかった気がする。まぁ、今はゴーストタウンのダンジョンで稼いでいるようなので、トラブルに巻き込まれないようにしてもらえればと思う。
他のギルドの関係者も問題なく、トルメキアからの退避が終了している。ジェノサイドキャラバンのメンバーも全員ディストピアに帰還している。
そして、トルメキアだが1週間前に国が無くなった。聖国の国境にいた兵士ではここまで早く落とせないと思っていたが、聖国がトルメキアの周囲の国に領土は譲渡するから、住人の7割は聖国にほしいという事で交渉して、周りの国に介入させたようだ。
それによって、俺たちが予想しているより早くトルメキアが無くなった。
王都で俺に無礼を働いていた奴らは、危機察知能力が高かったようで不利になる前に逃げ出そうとしていたが、派遣していた鬼人のメンバーがキッチリと捕えてくれたので、逃がす事なく俺の元に来た。
私財を持ち出して逃げようとしていたので、全部没収をした。あの時にケチらなければ国が無くなる事も捕らわれる事も無かったのにな。そんな事をあいつらの前で言ったら、俺の事を罵倒してきたので、キレたグリエルとガリアがボコボコにしていた。
そういえばこいつらもディストピア初期のメンバーだから、レベルが高いのを忘れていた。
そんな回想をしていたら、
「……シュウ様、何やってるんですか? 忙しいんですから、仕事の邪魔だけはしないで下さいよ」
「こんな感じで、グリエルにも冷たく流される始末だ」
「だぁあ! 家に居場所がないからって、庁舎に居座ってゲームなんてしないでください! ゲームをするなら、前に見せていただいた趣味部屋ですればいいでしょ!」
「それが無理だからここにいるんじゃないか! 今あの部屋は、3人に占拠されているから俺が行くとすぐに追い出されるんだよ。俺には行く場所がないんだよ……」
「もう……めんどくさい人ですね。そんなに居場所がほしいなら、新しく作ればいいんじゃないですか? 前に秘密基地とか作りたいとか言ってませんでした?」
俺はそれを聞いた瞬間、体に電気が走ったような気がした。
「グリエル、いい事言った。今日は機嫌がいい! だから、最高級の酒を贈呈してやろう! お金を出しても買えない最高級のワインやシャンパン、日本酒、何でも出してやる! あ、ビールをいろんな種類でもいいぞ?」
そう言うと、一緒にいたガリアとゼニスも食いついてきたが、一番すごかったのは秘書だったな。あの剣幕にビビって、コーヒー通の彼女にお願いされたのは『世界一高いコーヒー豆、ブラックアイボリー』だった。
俺は、召喚する時のDPを見てたった100gで50DPか……と思ったが、よく考えると1DPが1000円位の価値なので、100gで5万円もする超高級コーヒー豆だったのだ。
でもさ、よく調べたら、ゾウの糞から採取する豆だそうだ。通の人からしたらすごいものかもしれないけど、俺は飲みたくないな。別に汚いとかそういう訳じゃなくて、気分的な問題だ。
その他にも各種コーヒー豆の希望を言われたので、言われるままに召喚して渡しておいた。
そのせいか、グリエルたちが控えめだったのは面白かった。
グリエルは、日本酒が好きなのでいろんな銘柄を渡している。ガリアはビール好きで、飲み比べできるように各国のビール詰め合わせ、ゼニスはワイン好きなのでそこそこ高いワインを数本と言ったかたちだ。
一番高かったのは、ゼニスのワインなんだけどね。次が秘書、グリエル、ガリアの順だ。
さて、俺は秘密基地を作るために移動を開始したが、何処にどうやって作ろうか……
「……と言う事で、相談しに来た!」
「秘密基地でござるか、心が躍るでござるな!」
「秘密基地、いいわね! 相談しに来たって事はもちろん! 私たちも参加させてくれるって事だよね?」
「もちろん! じゃなければここに来ないよ。でも、どういう物にしようか悩んでてな。いい案ないか?」
「とりあえず、ディストピアの地図を広げるでござる」
改めてみると、ディストピアってまだまだ空いている土地がたくさんあるんだな。それに、地下にはほとんど余裕がない。そりゃそうか、ダンジョンマスターのスキルで地下は色々いじってるからしょうがないよな。
「一つ言えるのは、地下は駄目ね! 1~2階分くらいなら余裕はあるけど、秘密基地にするには微妙だわ」
ん~2時間程、あーでもないこーでもないと話し合って結論が出ないので、元の世界の情報を元に色々探してみた。
「ん~ツリーハウスは、見た感じ秘密基地としては良いけど、街中で使えそうな木って言うと世界樹だけど、あれは今もどんどん大きくなってるからな~」
「世界樹……そういえば、何かのゲームで世界樹の中が迷路みたいになっていて、登っていくゲームがあったでござるな」
木の中をくりぬいて作るか? 面白そうだからやってみたいけど、さすがにそこまで大きい木が準備できないから無理だな。何かいい秘密基地はないかな?
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