1,008 / 2,518
第1008話 続・状況報告
しおりを挟む
あっという間に3日が過ぎた。
カエデもミリーもリンドも調子がよさそうだ。だけど、あまり運動をさせてもらえないせいか、ストレスが溜まっているような気がする。
カエデとリンドなんて、鍛冶は運動じゃないから問題ない! とか言って、工房に行こうとしてスカーレットに大目玉をくらっていたくらいだ。
かといって、俺に出来る事は話を聞いたりするくらいしかできないからな。それも、俺の家に出入りするおばちゃんたちが、3人の話を聞いてくれるし、アドバイスもしてくれているみたいなので、俺は温かく見守るくらいしかできないよ。
最近は、俺の家の近くに作った総合施設、本当に何でもできる施設だ。そこで、料理教室だったり、裁縫教室だったり、ブラウニーが開催するあらゆる家事スキルの勉強会が人気で、おばちゃんたちが良く来るのだ。
そこで、3人が妊娠してる事を知って、気にかけてくれているみたいなのだ。おばちゃんたちに……本当に感謝なのだ。
今度、お世話になった人たちって言うと贔屓になりそうなので、3人が出産して落ち着いたら、ディストピアでお礼のお祭りみたいな事でもしようかな? 花火大会みたいにはいかないだろうけど、飲み食い自由なパーティーでもいいか? 来たい人だけ来てくれ! みたいなのでもいいよな。
っと、そろそろ庁舎に行かないとな。今日もいつものメンバーを連れてグリエルの執務室へ向かった。
「お待ちしておりました。そこまで進展が無かったので、報告する事はあまりありませんが、サクッと報告していきます」
冒険者と盗賊軍隊は、まだ遭遇しておらず戦闘にはなっていないようだ。
神殿騎士団は、予想していたよりも早く略奪された街に到着して、怒り心頭になっているらしい。疲れているだろうが、街の復興を助けているようだ。
冒険者ギルドの関係者達は、今日の野営地で準備したすべての馬車と合流できるそうだ。それと、俺たちが調子に乗って作った馬車が有能過ぎて、冒険者ギルドのマスターがロールスクリーンの秘密だけでもいいから、教えてくれと泣き付いてきたそうだ。
あれって、見た事あれば、大した手間かからないと思うんだよな。実際、布なんかは棒に巻き付けて計り売りしている問屋だってあるのに、思いつかないのだろうか? あれくらいなら、教えても損がないし許可を出しておこう。
知ったからといって、馬車に使えるように仕上げられるかは別なんだけどな。俺たちは、クリエイトゴーレムに、DPによる召喚、力仕事はゴーレムがいるから出来る裏技みたいなものだからな。
馬車を持っている冒険者たちには、どれくらい恩恵があるか分からないけど、商人たちからしたらテント分のスペースが空けられる画期的なモノだろうからな。ギルドマスターが知りたがるのは、よくわからないけどな。
「そういえば、冒険者ギルドの関係者が移動を開始してからすぐに、横のつながりのあるギルドが軒並み揃って、トルメキアを出ようと移動を開始していますね。かなりの数が移動をしているので、運が悪ければ後発の人たちは聖国に捕らわれるかもしれませんね」
「それは面白くないな。教皇に言って各ギルド関係者で、トルメキアから出ようとしている人たちは狙うなとでも言っておくか?
神殿騎士団は、しばらくあの街で復興活動するだろうし、復活した兵士たちも呼びよせられるだろうから、時間はあるよな? いざとなったら、バッハに飛んでいってもらえば何とかなるだろうし、そうしよう!」
細かい情報や、街に来た聖国の人たちの途中経過みたいなものも聞いた。ほぼ100パーセント、自分たちなりに必死にやれることをしているようだ。余裕が出れば先の事も考えれるようになるだろう。
ほぼと言うだけで全員では無かったのが残念だ。家族を連れて来ていない、独り身の兵士2人が街でストレス発散のために強姦をしようとしたらしく、行為に至る前に発見できたが、女性はかなり心に傷を負っていたようだ。
そのままゴーストタウンに連れていかれ、ホモークの生活する空間にぶち込まれたそうだ。
そのホモークは最近変な趣味に目覚めたのか、人に見られることに興奮するらしく、見物人がくるとそういう行為にいたるそうだ。
初めのうちは、欲望が制御できずに時間など関係なく襲っていたが、欲求が満たされてくると恥ずかしくて行為は人がいない時に行われることが多かったらしい。それが今は、変な快感を覚えてしまったらしく人がくると行為に及ぶのだから、俺は近付きたくない!
それにしても、聖国って歪んでるよな。自分の国で略奪等をされれば怒るのに、自分たちがする分にはでっち上げの大義名分で、複数の街を襲って住人を連れ去るんだからな。
やられるのがいやなら、やるなって言う話だと思うんだけどな。
盗まれる前に盗め! ってわけじゃないだろうし……俺がいくら考えても分かる訳ないか。
今回は成り行きで介入したけど、本来なら無視する予定だったっけ?
思ったのは、簡単に国の関わる案件に頭をつっこまない方が良いって事だな。
だって、報酬も受け取れなかったし、トラブルも多かったし、何より不快な思いが多かったしな。
「じゃぁ、今度はいつくればいい?」
「そうですね。明日だと状況が動いてないと思いますので、また3日後くらいにお願いします。もし状況が大きく変わるようでしたら、こちらから使いを出しますのでお願いします」
そういう話になり、報告会は終了した。
思ったより時間が余ったな。久しぶりに何か料理でもしてみようかな?
「……と言う事で、ブラウニーの皆さんよろしくお願いします」
「ご主人様のためでしたら、この位どうって事ないのですが、何を作られるのです?」
「普通の料理は、シルキーとブラウニーに任せた方がいいのは分かりきってる事だから、それ以外の、デザート的な何かで、簡単に作れてみんなの好きな物。特に、妊娠してる3人に何か作ってあげたくてね」
普通の料理、と言った時はブラウニーの絶望につつまれた顔をしていたが、任せた方がいいというセリフを聞いた瞬間に満面の笑みになった。
ブラウニーは、仕事、家事をとられる事をすごく嫌がるが、細かい事であればそこまででも無いらしい。
「で、何を作ろうかと思ったんだけど、ダンジョン農園、牧場? で品種改良した鳥たちの美味しい卵を使った、プリンなんかどうかな?」
「なるほど! プリンは最近食事に出してませんね。シュリ様以外は、体重に気を使っているようで、ヘルシーな食事をとる事が多いですからね」
ブラウニーが言うヘルシーな食事と言うのは、野菜中心とかそういう話ではない。タ〇タ食堂のレシピのように、徹底的に余分な脂などを除去したりしてヘルシーにするそれだ。
とはいえ、運動量の多い妻たちは、そこまで気にする必要はないんだと思うんだけどね。前にみんなに突っ込んだら、妻たちに白い目で見られたけどね。それから、体形については突っ込まない事にしている。
準備した材料は、品種改良した鶏の卵、品種改良した牛の乳、王蜜、その他、作り方は簡単に、混ぜて温めて何度かこす。こした液をカップに注ぎ蒸し器で蒸していく。
その間に砂糖と水でカラメルを作っていくのだが、火加減を間違えて失敗してしまった。怒られたが、コツを聞いて何とか完成させることに成功した。
みんなが喜んで食べてくれて良かった。特に妊娠した3人は2つ食べていた。赤ちゃんのためにしっかりと栄養とってね。なんて言わなくても、シルキーが完璧に管理してくれているのだ問題はないだろう。
カエデもミリーもリンドも調子がよさそうだ。だけど、あまり運動をさせてもらえないせいか、ストレスが溜まっているような気がする。
カエデとリンドなんて、鍛冶は運動じゃないから問題ない! とか言って、工房に行こうとしてスカーレットに大目玉をくらっていたくらいだ。
かといって、俺に出来る事は話を聞いたりするくらいしかできないからな。それも、俺の家に出入りするおばちゃんたちが、3人の話を聞いてくれるし、アドバイスもしてくれているみたいなので、俺は温かく見守るくらいしかできないよ。
最近は、俺の家の近くに作った総合施設、本当に何でもできる施設だ。そこで、料理教室だったり、裁縫教室だったり、ブラウニーが開催するあらゆる家事スキルの勉強会が人気で、おばちゃんたちが良く来るのだ。
そこで、3人が妊娠してる事を知って、気にかけてくれているみたいなのだ。おばちゃんたちに……本当に感謝なのだ。
今度、お世話になった人たちって言うと贔屓になりそうなので、3人が出産して落ち着いたら、ディストピアでお礼のお祭りみたいな事でもしようかな? 花火大会みたいにはいかないだろうけど、飲み食い自由なパーティーでもいいか? 来たい人だけ来てくれ! みたいなのでもいいよな。
っと、そろそろ庁舎に行かないとな。今日もいつものメンバーを連れてグリエルの執務室へ向かった。
「お待ちしておりました。そこまで進展が無かったので、報告する事はあまりありませんが、サクッと報告していきます」
冒険者と盗賊軍隊は、まだ遭遇しておらず戦闘にはなっていないようだ。
神殿騎士団は、予想していたよりも早く略奪された街に到着して、怒り心頭になっているらしい。疲れているだろうが、街の復興を助けているようだ。
冒険者ギルドの関係者達は、今日の野営地で準備したすべての馬車と合流できるそうだ。それと、俺たちが調子に乗って作った馬車が有能過ぎて、冒険者ギルドのマスターがロールスクリーンの秘密だけでもいいから、教えてくれと泣き付いてきたそうだ。
あれって、見た事あれば、大した手間かからないと思うんだよな。実際、布なんかは棒に巻き付けて計り売りしている問屋だってあるのに、思いつかないのだろうか? あれくらいなら、教えても損がないし許可を出しておこう。
知ったからといって、馬車に使えるように仕上げられるかは別なんだけどな。俺たちは、クリエイトゴーレムに、DPによる召喚、力仕事はゴーレムがいるから出来る裏技みたいなものだからな。
馬車を持っている冒険者たちには、どれくらい恩恵があるか分からないけど、商人たちからしたらテント分のスペースが空けられる画期的なモノだろうからな。ギルドマスターが知りたがるのは、よくわからないけどな。
「そういえば、冒険者ギルドの関係者が移動を開始してからすぐに、横のつながりのあるギルドが軒並み揃って、トルメキアを出ようと移動を開始していますね。かなりの数が移動をしているので、運が悪ければ後発の人たちは聖国に捕らわれるかもしれませんね」
「それは面白くないな。教皇に言って各ギルド関係者で、トルメキアから出ようとしている人たちは狙うなとでも言っておくか?
神殿騎士団は、しばらくあの街で復興活動するだろうし、復活した兵士たちも呼びよせられるだろうから、時間はあるよな? いざとなったら、バッハに飛んでいってもらえば何とかなるだろうし、そうしよう!」
細かい情報や、街に来た聖国の人たちの途中経過みたいなものも聞いた。ほぼ100パーセント、自分たちなりに必死にやれることをしているようだ。余裕が出れば先の事も考えれるようになるだろう。
ほぼと言うだけで全員では無かったのが残念だ。家族を連れて来ていない、独り身の兵士2人が街でストレス発散のために強姦をしようとしたらしく、行為に至る前に発見できたが、女性はかなり心に傷を負っていたようだ。
そのままゴーストタウンに連れていかれ、ホモークの生活する空間にぶち込まれたそうだ。
そのホモークは最近変な趣味に目覚めたのか、人に見られることに興奮するらしく、見物人がくるとそういう行為にいたるそうだ。
初めのうちは、欲望が制御できずに時間など関係なく襲っていたが、欲求が満たされてくると恥ずかしくて行為は人がいない時に行われることが多かったらしい。それが今は、変な快感を覚えてしまったらしく人がくると行為に及ぶのだから、俺は近付きたくない!
それにしても、聖国って歪んでるよな。自分の国で略奪等をされれば怒るのに、自分たちがする分にはでっち上げの大義名分で、複数の街を襲って住人を連れ去るんだからな。
やられるのがいやなら、やるなって言う話だと思うんだけどな。
盗まれる前に盗め! ってわけじゃないだろうし……俺がいくら考えても分かる訳ないか。
今回は成り行きで介入したけど、本来なら無視する予定だったっけ?
思ったのは、簡単に国の関わる案件に頭をつっこまない方が良いって事だな。
だって、報酬も受け取れなかったし、トラブルも多かったし、何より不快な思いが多かったしな。
「じゃぁ、今度はいつくればいい?」
「そうですね。明日だと状況が動いてないと思いますので、また3日後くらいにお願いします。もし状況が大きく変わるようでしたら、こちらから使いを出しますのでお願いします」
そういう話になり、報告会は終了した。
思ったより時間が余ったな。久しぶりに何か料理でもしてみようかな?
「……と言う事で、ブラウニーの皆さんよろしくお願いします」
「ご主人様のためでしたら、この位どうって事ないのですが、何を作られるのです?」
「普通の料理は、シルキーとブラウニーに任せた方がいいのは分かりきってる事だから、それ以外の、デザート的な何かで、簡単に作れてみんなの好きな物。特に、妊娠してる3人に何か作ってあげたくてね」
普通の料理、と言った時はブラウニーの絶望につつまれた顔をしていたが、任せた方がいいというセリフを聞いた瞬間に満面の笑みになった。
ブラウニーは、仕事、家事をとられる事をすごく嫌がるが、細かい事であればそこまででも無いらしい。
「で、何を作ろうかと思ったんだけど、ダンジョン農園、牧場? で品種改良した鳥たちの美味しい卵を使った、プリンなんかどうかな?」
「なるほど! プリンは最近食事に出してませんね。シュリ様以外は、体重に気を使っているようで、ヘルシーな食事をとる事が多いですからね」
ブラウニーが言うヘルシーな食事と言うのは、野菜中心とかそういう話ではない。タ〇タ食堂のレシピのように、徹底的に余分な脂などを除去したりしてヘルシーにするそれだ。
とはいえ、運動量の多い妻たちは、そこまで気にする必要はないんだと思うんだけどね。前にみんなに突っ込んだら、妻たちに白い目で見られたけどね。それから、体形については突っ込まない事にしている。
準備した材料は、品種改良した鶏の卵、品種改良した牛の乳、王蜜、その他、作り方は簡単に、混ぜて温めて何度かこす。こした液をカップに注ぎ蒸し器で蒸していく。
その間に砂糖と水でカラメルを作っていくのだが、火加減を間違えて失敗してしまった。怒られたが、コツを聞いて何とか完成させることに成功した。
みんなが喜んで食べてくれて良かった。特に妊娠した3人は2つ食べていた。赤ちゃんのためにしっかりと栄養とってね。なんて言わなくても、シルキーが完璧に管理してくれているのだ問題はないだろう。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる