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第929話 上陸!
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臨時の停泊所を作って船に被害が出ないように、船の周りにアダマンタイトのフェンスのような物を建てている。
水深が10メートル位だったので、12メートル程のアダマンタイトの棒を50センチメートル間隔で突き刺していき、最後に水の上に出ている部分にもアダマンタイトの棒を乗せて、クリエイトゴーレムで接着。
今回は面倒だったので、1回船の周りを塞いでいる形だ。亀たちも問題なく泳げるスペースを確保してあるので、アダマンタイトの棒の隙間から入ってきた魔物は、問題なく倒してくれるだろう。
「さて、簡単な停泊所だからすぐできちゃったな。夕食まで時間があるから、少しだけあの島を見に行こうか? 島の外周にいる魔物たちの強さも見ておきたいしね」
そういうと、イエス・ノーの反応の前に自分の装備を身に着け始めた。一応、海の上だったのでレザー系でも軽く作られている装備以外は身に着けていなかったのだ。もし何かのはずみで落ちてしまった時に、おぼれる可能性が高くなってしまうからだ。
5分もかからないうちにみんなが装備を身に着けていた。俺が一番遅れているようだ。内側にもベルトを着けているためか、かなり時間がかかるのだ。それにみんなはお互いに手伝っているので、俺よりは早く着用ができる。
まぁ俺が最後なのは、以前に着用ができたらすぐに1人で先に進んでしまったので、めちゃくちゃ怒られた後に、誰も手伝わなくなり、最後になるように調整されているのだ。最後に、今日の担当! みたいな形で妻の中から2~3人で身に着けるのを手伝ってくれるけどね。
「さぁ、みんな準備できたわね。戦闘はシュリとリリーに任せるわ。その後ろに斥候のメンバー2人、その後ろはアリスとライムにしましょうか? その次がヒーラーの私とキリエで行きましょう。
他のメンバーは上陸したら、散開できるようにしてください! カエデさん、ミリーさん、リンドさんはご主人様の御も……コホンッ……護衛をお願いします」
ピーチ! 今俺の事を御守りしろとか言おうとしてたな! そこまで無謀じゃねえぞ! 反論を……あっ! すいません、俺が悪かったっす。そんな目で俺の事を見ないでください。
俺が心の中で反論を試みたら、ピーチから鋭い視線が飛んできたので、慌てて心の中で土下座をしてしまった。俺の威厳なんて最近は、無くなってきてるな。
今回の臨時停泊所から島へは、ぎりぎり並んで3人位通れる道をアースウォールで造っている。アダマンタイトの柵から5メートル程手前まで道を造って、柵と道は跳ね橋で対応する事にしたのだ。
島の印象は、火山で出来た島とは思えないな。上陸する前にもじっくり眺めて思った事だけど、火山で出来た島なら、ここまで緑豊かな事はないよね。あのチビ神が火山がウンラタ言ってたって事は、おそらく間違いないと思うんだけど、全くイメージが違うんだよな。
「上陸してみたものの、索敵範囲には魔物はいなそうだね。魔物の強さも分からないから、分かれて戦うのは愚策だよな。ピーチどうする?」
「そうですね。ダマやバッハがいるから近寄ってこないのであれば、船で待機してもらっていればいいけど、ダンジョンだと関係なしに襲ってくるはずですからね。ダマ、大きくなってちょっと森の方に行ってみてもらっていいですか?」
『ピーチ殿、了解です。敵が出たら連れてくる形でよろしいですか?』
「そうですね。あまり多くならないように調整してもらえると助かるけど、1匹が気付くとリンクして襲ってくることもありますからね。10匹を越えそうだったら、戻ってくる時に鳴いてください」
『分かりました。行ってきます!』
ダマが囮になって魔物たちを誘き寄せるようだ。俺たちが上陸した海岸から距離にして、100メートル程先に森がある。俺たちがいるところは砂浜なので、砂の中に潜んだりしていないかとも思ったが、ここら辺には索敵にひっかかる魔物はいなかった。
そろりそろりと様子を見ながら森に近付いていくダマを見ていると、弓を構えてまわりを警戒していたメアリーから警告の声が聞こえた。
「右手の方に砂煙が上がってます!」
メアリーの警告を聞いて全員の意識が右の方に向く、確かにかなりの勢いで近付いてきている気がするな。
この島の外縁部は、見える範囲は全部が白い砂浜みたいになっているので、砂浜を何かしらの方法で進んできている魔物がいるのだろう。
ちなみに、今いる島の北側はほとんどが砂浜になっている。島の南東側は断崖絶壁というわけでは無いが、岩がごつごつしている場所が多かった。南西に関してはまだ見に行っていないので、どんなふうになっているかよくわかっていない。
「ダマ! 戻ってこい!」
このタイミングでダマが魔物を連れてきたら拙いので呼び戻す。念のためバッハにも指示を出して、元の大きさに戻ってもらっている。
「シュリ、1発目のガードは任せたわよ! リリーは補助入って、他のメンバーも周りを警戒しながら、状況に応じて戦闘に入るように!」
砂煙が100メートル程まで近付いてきたが、魔物の姿は見えない。砂浜の中を移動しているのだろうか? 砂煙は遠くて判断できないが、近くの木より高く上がっているので、15メートルは越しているのではないだろうか?
残り10メートルを切ると、シュリが地面に盾を突き刺してフォートレスを発動した。
巨大な物が衝突した鈍い音があたり一面に広がる。砂煙が一層強くなり魔物が姿を現した。
「ワーム系かと思ったら違うのかよ!」
現れた魔物が予想と違ったため全力で突っ込んでしまった。
ワームみたいなにょろにょろ系だと思ってたのに、現れたのがサメの出てくるパニック映画の巨大サメにマッシブな手足をはやして、絶妙なバランスで二足歩行をしているんだから、俺が突っ込んだのは悪くない!
妻たちに睨まれようとも、俺は悪くないと言い切ってやる!
これも一種の魚人と言っていいのだろうか? 体長10メートル近いこいつが、砂の中をどうやってあれだけ早く移動していたのか気になるけど、今はそんな事を考えている場合じゃない!
「鑑定結果は、Lv82! スキルやステータスを見る限り、樹海の魔物よりは弱い。ただ、体が大きい分質量も大きいから、シュリ以外は下手に攻撃を受けないように!」
シュリは最初の一撃で耐えられることが分かったので、シュリが攻撃を受け持つことは決まった。
質量の差でステータスの力以上の攻撃力を発揮するから、油断できないんだよな。
水深が10メートル位だったので、12メートル程のアダマンタイトの棒を50センチメートル間隔で突き刺していき、最後に水の上に出ている部分にもアダマンタイトの棒を乗せて、クリエイトゴーレムで接着。
今回は面倒だったので、1回船の周りを塞いでいる形だ。亀たちも問題なく泳げるスペースを確保してあるので、アダマンタイトの棒の隙間から入ってきた魔物は、問題なく倒してくれるだろう。
「さて、簡単な停泊所だからすぐできちゃったな。夕食まで時間があるから、少しだけあの島を見に行こうか? 島の外周にいる魔物たちの強さも見ておきたいしね」
そういうと、イエス・ノーの反応の前に自分の装備を身に着け始めた。一応、海の上だったのでレザー系でも軽く作られている装備以外は身に着けていなかったのだ。もし何かのはずみで落ちてしまった時に、おぼれる可能性が高くなってしまうからだ。
5分もかからないうちにみんなが装備を身に着けていた。俺が一番遅れているようだ。内側にもベルトを着けているためか、かなり時間がかかるのだ。それにみんなはお互いに手伝っているので、俺よりは早く着用ができる。
まぁ俺が最後なのは、以前に着用ができたらすぐに1人で先に進んでしまったので、めちゃくちゃ怒られた後に、誰も手伝わなくなり、最後になるように調整されているのだ。最後に、今日の担当! みたいな形で妻の中から2~3人で身に着けるのを手伝ってくれるけどね。
「さぁ、みんな準備できたわね。戦闘はシュリとリリーに任せるわ。その後ろに斥候のメンバー2人、その後ろはアリスとライムにしましょうか? その次がヒーラーの私とキリエで行きましょう。
他のメンバーは上陸したら、散開できるようにしてください! カエデさん、ミリーさん、リンドさんはご主人様の御も……コホンッ……護衛をお願いします」
ピーチ! 今俺の事を御守りしろとか言おうとしてたな! そこまで無謀じゃねえぞ! 反論を……あっ! すいません、俺が悪かったっす。そんな目で俺の事を見ないでください。
俺が心の中で反論を試みたら、ピーチから鋭い視線が飛んできたので、慌てて心の中で土下座をしてしまった。俺の威厳なんて最近は、無くなってきてるな。
今回の臨時停泊所から島へは、ぎりぎり並んで3人位通れる道をアースウォールで造っている。アダマンタイトの柵から5メートル程手前まで道を造って、柵と道は跳ね橋で対応する事にしたのだ。
島の印象は、火山で出来た島とは思えないな。上陸する前にもじっくり眺めて思った事だけど、火山で出来た島なら、ここまで緑豊かな事はないよね。あのチビ神が火山がウンラタ言ってたって事は、おそらく間違いないと思うんだけど、全くイメージが違うんだよな。
「上陸してみたものの、索敵範囲には魔物はいなそうだね。魔物の強さも分からないから、分かれて戦うのは愚策だよな。ピーチどうする?」
「そうですね。ダマやバッハがいるから近寄ってこないのであれば、船で待機してもらっていればいいけど、ダンジョンだと関係なしに襲ってくるはずですからね。ダマ、大きくなってちょっと森の方に行ってみてもらっていいですか?」
『ピーチ殿、了解です。敵が出たら連れてくる形でよろしいですか?』
「そうですね。あまり多くならないように調整してもらえると助かるけど、1匹が気付くとリンクして襲ってくることもありますからね。10匹を越えそうだったら、戻ってくる時に鳴いてください」
『分かりました。行ってきます!』
ダマが囮になって魔物たちを誘き寄せるようだ。俺たちが上陸した海岸から距離にして、100メートル程先に森がある。俺たちがいるところは砂浜なので、砂の中に潜んだりしていないかとも思ったが、ここら辺には索敵にひっかかる魔物はいなかった。
そろりそろりと様子を見ながら森に近付いていくダマを見ていると、弓を構えてまわりを警戒していたメアリーから警告の声が聞こえた。
「右手の方に砂煙が上がってます!」
メアリーの警告を聞いて全員の意識が右の方に向く、確かにかなりの勢いで近付いてきている気がするな。
この島の外縁部は、見える範囲は全部が白い砂浜みたいになっているので、砂浜を何かしらの方法で進んできている魔物がいるのだろう。
ちなみに、今いる島の北側はほとんどが砂浜になっている。島の南東側は断崖絶壁というわけでは無いが、岩がごつごつしている場所が多かった。南西に関してはまだ見に行っていないので、どんなふうになっているかよくわかっていない。
「ダマ! 戻ってこい!」
このタイミングでダマが魔物を連れてきたら拙いので呼び戻す。念のためバッハにも指示を出して、元の大きさに戻ってもらっている。
「シュリ、1発目のガードは任せたわよ! リリーは補助入って、他のメンバーも周りを警戒しながら、状況に応じて戦闘に入るように!」
砂煙が100メートル程まで近付いてきたが、魔物の姿は見えない。砂浜の中を移動しているのだろうか? 砂煙は遠くて判断できないが、近くの木より高く上がっているので、15メートルは越しているのではないだろうか?
残り10メートルを切ると、シュリが地面に盾を突き刺してフォートレスを発動した。
巨大な物が衝突した鈍い音があたり一面に広がる。砂煙が一層強くなり魔物が姿を現した。
「ワーム系かと思ったら違うのかよ!」
現れた魔物が予想と違ったため全力で突っ込んでしまった。
ワームみたいなにょろにょろ系だと思ってたのに、現れたのがサメの出てくるパニック映画の巨大サメにマッシブな手足をはやして、絶妙なバランスで二足歩行をしているんだから、俺が突っ込んだのは悪くない!
妻たちに睨まれようとも、俺は悪くないと言い切ってやる!
これも一種の魚人と言っていいのだろうか? 体長10メートル近いこいつが、砂の中をどうやってあれだけ早く移動していたのか気になるけど、今はそんな事を考えている場合じゃない!
「鑑定結果は、Lv82! スキルやステータスを見る限り、樹海の魔物よりは弱い。ただ、体が大きい分質量も大きいから、シュリ以外は下手に攻撃を受けないように!」
シュリは最初の一撃で耐えられることが分かったので、シュリが攻撃を受け持つことは決まった。
質量の差でステータスの力以上の攻撃力を発揮するから、油断できないんだよな。
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