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第910話 予想外
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「いや、広域殲滅魔法がここまで危険だったとはな」
「ご主人様、さすがにこれはやり過ぎました。ここまで全力を出す必要はありませんでした。この人数で全力を出したことが無かったのが判断ミスですね」
大惨事と言ってもおかしくないほどの、目の前の状況を見て俺とピーチはため息交じりに会話をした。
「これって多分だけど、威力を上げるために使ってもらった土木組の石礫が、この状況をひどくした感じかな?」
「そうですね、火と風だけならここまで森の被害が大きくならなかったですかね? 木の大半は根元が残ってますからね。石礫が木を砕いて火と風の魔法で、炭にしてしまった感じですね」
それにしても、生木なのに炭になるとかどれだけの熱量だったんだろな。外国だと山火事が! とか言って、すごい範囲の木が燃える災害があったりするけど、ここではさすがに起こらないか? でも、火がすでに収束しているって言うのは、どういう原理なんだろうな。
「まぁ、二次被害が無いだけましか。ここで休憩をはさんだら、殲滅した意味がなくなりそうだけどどうする?」
「そうですね。せっかく魔物が減ったので、今日の目標地点までは行きたいですね。あれだけの魔物を倒したので、おそらく出現確率が下がると思いますし、それなら今のうちに抜けていった方が賢いかと思います」
ピーチは休憩せずに一気に抜けてしまう方がいいとの判断か。俺も同じ意見だ。魔物の湧くペースがどの程度か分からないし、休憩している間に殲滅した外から魔物が流れ込んできたら、また殲滅しないといけなくなるからね。
ピーチは一応、シュリとライム、アリス、姉御組の6人を集めて、情報共有して進むか判断する様だ。っと、もう話し合いが終わったみたいだ。このまま進んで、まずは道の最後までたどり着く事に決まった。
そうとなれば行動は迅速だ。まずは、この森の熱気をどうにかしなければならなかったので、シエルに頼んで火が燻っているエリアに魔法を使ってもらい、雨を降らした。
次に、斥候組が先行して魔物の索敵にあたり、残りのメンバーは自分の索敵でも漏れがない程度の速度で走る事になった。
移動時の戦闘で活躍したのが、ダマを中心とした俺、ミリー、土木組の従魔だ。俺とミリーのウルフ系の従魔は背中に狐系の従魔を乗せて移動砲台となり、怯んだ所をダマが指揮する土木組のウルフ系の従魔が蹂躙していった。
こういった移動しながら戦闘をするのは、やっぱり人間より、四足歩行の魔物タイプの方が得意なんだろうな。すれ違いに喉を切り裂いたり、足に噛みつき機動力を下げてボコる。瞬間的な速さは、俺たちもひけをとらないが、持続的な速さは勝ち目がない。
そんな事もあってか、ダマたち従魔は活躍していた。
そんな従魔たちでも、全部の魔物を処理できるわけでは無いので、俺たちも戦闘を行っている。戦闘があったと言っても、目標地点まで1時間ほどで到着できた。
「ここで休憩にするけど、いったん切り開いて壁を作ろうか」
休憩するにも、ここには道の終着点があるだけで、休憩できるような広場が無いのだ。みんなで協力して整地を開始する。程なくして整地が終了する。
「よし! 飯にするど~」
壁が完成して、完成した掛け声を出すと、
「「「「「するど~」」」」」
何人かの土木組の子たちが、俺の掛け声を追いかけてくれた。何か嬉しい。
机や椅子を出して昼食の準備をしていく。シルキーたちの作ってくれた食事だ! 手軽に食べれる物を出してくれた。とりあえず、唐揚げは外せないので出してとお願いしている。
「うまっ! 普通のから揚げもいいけど、甘酢あんかけも、南蛮タルタルも全部美味いな」
しかも今日のサラダは、シルキー特製のサラダチキンを使ったサラダも準備されており、ドレッシングは青じそを使ったさっぱりした味付けだった。柑橘系のカボスかな? 少し酸味もあって美味いな!
「っ!! みんな戦闘準備! 壁の上に注意!」
突然嫌な感じがしたので、無意識のうちに索敵を発動していた。そうすると壁の外から木を伝って、壁を越えてこようとしている魔物たちがスキルに引っかかったのだ。
俺はみんなに注意を促し、収納の腕輪から久々の出番、シューティングスターを取り出し、壁を越えてこようとする魔物に向かって弓をかまえる。
入ってくる1匹目と2匹目に時間があるようなので、まず先頭は撃ち落とす事にしたのだ。その間に戦闘準備をしてくれればとの考えだ。
俺の声に一番早く反応したのは、ダマだった。というか、俺が注意を促した時にはすでに戦闘態勢に入っていたのだ。ただその理由を戦闘後に聞いて、若干涙を流しそうになってしまった。だって、先輩従魔に食事の順番といわれ、食事をまだ食べれていなかったため、魔物に気付けたとの事だ。
従魔達の関係性について少し考えないといけないか? 序列はともかく、食事の順番を決めるのはどうかと思うんだ。ギンとクロ、目をそらさない!
1匹目が飛び越えてきた所を撃ち落とす。何の魔物かを確認する前に撃ち落としたので、魔物の確認をしてもらった。
前回と今回で初めての魔物だった。サル系の魔物でゴリラより大きい魔物だ。ならなぜゴリラと言わないかというと、見た目がサルだからな。ゴリラみたいな筋骨隆々では無く、細身で腕が長いオランウータンに近いかもしれない。
樹海にもいた魔物なのに、この島で遭遇しないから忘れていた。木の上から攻撃を仕掛けてくる厄介な魔物なんだよな。木が無ければただの雑魚なのだが、木があると機動力が上がり戦闘能力が高くなるから厄介なんだよな。
次々入ってくる魔物は、サルだけでなく、どうやって上ったのかクマや四足歩行の魔物も飛び越えてきた。
まだ建物が無いので、戦闘は圧倒的に俺達が有利だ。順々に入ってくる魔物では相手にならなかった。元々、俺たちの方が強いんだから当たり前か。
「3キロメートル地点に造った壁と一緒の高さじゃ、まわりから入られちゃうんだな。中心に行けば行くほど高くなってるんだから当たり前か。ピーチ、ちょっと対応頼むね。壁高くして、侵入しにくくなるように返しみたいなの作ってくるわ」
俺は、まず壁を強化して2メートル程高くした。それで侵入できる魔物はいなくなり、階段を作って壁の外側に登りにくいように傾斜をつけ、さらに上にネズミ返しのように上りにくくする突起をつけた。
「中断した食事を再開しようか。クロとギン、ダマに意地悪し過ぎるなよ」
やっと食事にありつけたダマが感謝の眼差しで俺の方を見て来ていた。強く生きろよ!
「ご主人様、さすがにこれはやり過ぎました。ここまで全力を出す必要はありませんでした。この人数で全力を出したことが無かったのが判断ミスですね」
大惨事と言ってもおかしくないほどの、目の前の状況を見て俺とピーチはため息交じりに会話をした。
「これって多分だけど、威力を上げるために使ってもらった土木組の石礫が、この状況をひどくした感じかな?」
「そうですね、火と風だけならここまで森の被害が大きくならなかったですかね? 木の大半は根元が残ってますからね。石礫が木を砕いて火と風の魔法で、炭にしてしまった感じですね」
それにしても、生木なのに炭になるとかどれだけの熱量だったんだろな。外国だと山火事が! とか言って、すごい範囲の木が燃える災害があったりするけど、ここではさすがに起こらないか? でも、火がすでに収束しているって言うのは、どういう原理なんだろうな。
「まぁ、二次被害が無いだけましか。ここで休憩をはさんだら、殲滅した意味がなくなりそうだけどどうする?」
「そうですね。せっかく魔物が減ったので、今日の目標地点までは行きたいですね。あれだけの魔物を倒したので、おそらく出現確率が下がると思いますし、それなら今のうちに抜けていった方が賢いかと思います」
ピーチは休憩せずに一気に抜けてしまう方がいいとの判断か。俺も同じ意見だ。魔物の湧くペースがどの程度か分からないし、休憩している間に殲滅した外から魔物が流れ込んできたら、また殲滅しないといけなくなるからね。
ピーチは一応、シュリとライム、アリス、姉御組の6人を集めて、情報共有して進むか判断する様だ。っと、もう話し合いが終わったみたいだ。このまま進んで、まずは道の最後までたどり着く事に決まった。
そうとなれば行動は迅速だ。まずは、この森の熱気をどうにかしなければならなかったので、シエルに頼んで火が燻っているエリアに魔法を使ってもらい、雨を降らした。
次に、斥候組が先行して魔物の索敵にあたり、残りのメンバーは自分の索敵でも漏れがない程度の速度で走る事になった。
移動時の戦闘で活躍したのが、ダマを中心とした俺、ミリー、土木組の従魔だ。俺とミリーのウルフ系の従魔は背中に狐系の従魔を乗せて移動砲台となり、怯んだ所をダマが指揮する土木組のウルフ系の従魔が蹂躙していった。
こういった移動しながら戦闘をするのは、やっぱり人間より、四足歩行の魔物タイプの方が得意なんだろうな。すれ違いに喉を切り裂いたり、足に噛みつき機動力を下げてボコる。瞬間的な速さは、俺たちもひけをとらないが、持続的な速さは勝ち目がない。
そんな事もあってか、ダマたち従魔は活躍していた。
そんな従魔たちでも、全部の魔物を処理できるわけでは無いので、俺たちも戦闘を行っている。戦闘があったと言っても、目標地点まで1時間ほどで到着できた。
「ここで休憩にするけど、いったん切り開いて壁を作ろうか」
休憩するにも、ここには道の終着点があるだけで、休憩できるような広場が無いのだ。みんなで協力して整地を開始する。程なくして整地が終了する。
「よし! 飯にするど~」
壁が完成して、完成した掛け声を出すと、
「「「「「するど~」」」」」
何人かの土木組の子たちが、俺の掛け声を追いかけてくれた。何か嬉しい。
机や椅子を出して昼食の準備をしていく。シルキーたちの作ってくれた食事だ! 手軽に食べれる物を出してくれた。とりあえず、唐揚げは外せないので出してとお願いしている。
「うまっ! 普通のから揚げもいいけど、甘酢あんかけも、南蛮タルタルも全部美味いな」
しかも今日のサラダは、シルキー特製のサラダチキンを使ったサラダも準備されており、ドレッシングは青じそを使ったさっぱりした味付けだった。柑橘系のカボスかな? 少し酸味もあって美味いな!
「っ!! みんな戦闘準備! 壁の上に注意!」
突然嫌な感じがしたので、無意識のうちに索敵を発動していた。そうすると壁の外から木を伝って、壁を越えてこようとしている魔物たちがスキルに引っかかったのだ。
俺はみんなに注意を促し、収納の腕輪から久々の出番、シューティングスターを取り出し、壁を越えてこようとする魔物に向かって弓をかまえる。
入ってくる1匹目と2匹目に時間があるようなので、まず先頭は撃ち落とす事にしたのだ。その間に戦闘準備をしてくれればとの考えだ。
俺の声に一番早く反応したのは、ダマだった。というか、俺が注意を促した時にはすでに戦闘態勢に入っていたのだ。ただその理由を戦闘後に聞いて、若干涙を流しそうになってしまった。だって、先輩従魔に食事の順番といわれ、食事をまだ食べれていなかったため、魔物に気付けたとの事だ。
従魔達の関係性について少し考えないといけないか? 序列はともかく、食事の順番を決めるのはどうかと思うんだ。ギンとクロ、目をそらさない!
1匹目が飛び越えてきた所を撃ち落とす。何の魔物かを確認する前に撃ち落としたので、魔物の確認をしてもらった。
前回と今回で初めての魔物だった。サル系の魔物でゴリラより大きい魔物だ。ならなぜゴリラと言わないかというと、見た目がサルだからな。ゴリラみたいな筋骨隆々では無く、細身で腕が長いオランウータンに近いかもしれない。
樹海にもいた魔物なのに、この島で遭遇しないから忘れていた。木の上から攻撃を仕掛けてくる厄介な魔物なんだよな。木が無ければただの雑魚なのだが、木があると機動力が上がり戦闘能力が高くなるから厄介なんだよな。
次々入ってくる魔物は、サルだけでなく、どうやって上ったのかクマや四足歩行の魔物も飛び越えてきた。
まだ建物が無いので、戦闘は圧倒的に俺達が有利だ。順々に入ってくる魔物では相手にならなかった。元々、俺たちの方が強いんだから当たり前か。
「3キロメートル地点に造った壁と一緒の高さじゃ、まわりから入られちゃうんだな。中心に行けば行くほど高くなってるんだから当たり前か。ピーチ、ちょっと対応頼むね。壁高くして、侵入しにくくなるように返しみたいなの作ってくるわ」
俺は、まず壁を強化して2メートル程高くした。それで侵入できる魔物はいなくなり、階段を作って壁の外側に登りにくいように傾斜をつけ、さらに上にネズミ返しのように上りにくくする突起をつけた。
「中断した食事を再開しようか。クロとギン、ダマに意地悪し過ぎるなよ」
やっと食事にありつけたダマが感謝の眼差しで俺の方を見て来ていた。強く生きろよ!
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