905 / 2,518
第905話 島の探索
しおりを挟む
「さて、何度も上陸しているけど、俺は島の森の中に入るのは初めてなんだよな。ピーチたちは、実験のために何度か入ってもらってるけど、その時の事を聞いていいか?」
魔物を狩り続けても魔物が減らないのか、実験してもらった時の事を聞いてみる。ピーチたちもそこまで奥に入ったわけでは無いので、感じた範囲で色々話してくれた。
島の外周、海の近くより、100メートル程内側にある森の中の方が、魔物が多く集まってきていたようだ。理由は分からないが、普段は森の中にいるのだが俺たちや兵士たちが上陸すると、森の中から魔物が出てくるのだ。
島の中心に近付くにつれて、魔物が多少強くなっている気がするらしい。魔物同士が戦ってレベルが上がっていると考えている。実際に島の中にはドロップアイテムがいくつも確認できているらしいので、間違いないと考えている。
森という地形上、島の中心に進むほど全方位から攻撃されるようになったようだ。森の中に魔物がいるんだったら、海に近ければ回り込める魔物は少ないもんな。
「進めば進むほど、魔物が強くなる上に全周囲からの襲撃が増えるのか。それにしても、ダンジョンなら放棄されていても、ダンジョン内で生まれた魔物同士が争う事ってないんだけどな。
どういう原理なんだろう? 命令されてから放棄した? でも昔に放棄実験したダンジョンは、色々初期化されてたんだけどな。偶発的にできたダンジョンは違うのかな?」
よくわからない事に多少いらつきながら話していた。
「全周囲を警戒しながら進まないといけないって事は、後衛は中心において周りに前衛を配置する感じかな? 島の中心側に人数多めにして、海側はタゲをとりやすいタンクを配置かな。
昨日力業で行くって言ったけど、森に入ったら俺達が歩くスペースの木を全部切り倒す。そのままだとすぐに木が生えてくるはずだから、土魔法で蓋をして固めながら進む予定だ。だから、土木組にもついて来てもらっている」
俺が説明すると、なるほど! 全員が納得した顔になる。ただ、従魔を含めれば50以上の大所帯になるので、指揮系統はしっかりとさせておく。
基本は、ピーチとシュリが中心になって取ってくれるから問題はない。ただ、今回は規模が大きいので、島の中心側はシュリ、陣形の中心はピーチ、海側はミリーが指揮をとる事になっている。
ただ危険に陥った時だけは、俺に優先命令権がある感じだ。優先命令権と言ってはいるが、要は撤退命令を出すのが俺というだけであって、戦闘指示は基本的にしない。
俺は作戦を考えたりするが、実際にみんなを指揮するのは、あまり上手ではないのだ。だから、基本的にはみんなに任せた方が上手くいく。だけど、いざという時の判断はしてほしいという事で、撤退命令の権限を有している感じだ。たまにはみんなを指揮するけど、今回は未知の領域だからね。
「行こうか。進軍はピーチの指示に従って進もう。シュリは魔物と遭遇した時の指示をお願い。ミリーは、後方からの襲撃があったら指示してくれ。みんなも声を掛け合って行こう。
特に後方に注意をしながら進む上に道の整備もしながら進むから、進行ペースには注意してくれ。俺は、土木組と整備しながら木材の回収をしていく」
今回は、木材を放置するわけには微妙だったので、全部回収する予定だ。そのために収納の鞄を5個召喚してあり、収納の箱を積んでいるリアカーも作ってある。リアカーをひくのは、少し大きくなったシエルだ。地上での動きはそこまで早くないので、ちょうどいいと考えてリアカーを引かせている。
ダマは、地上での戦力はピカ一なので、従魔たちを率いて遊撃みたいな事をまかせている。まぁピーチの指示の下にだけどな。
島の中心に向かってから3時間が経過した。戦闘をしながら木を伐採し整地しながら進んでいる。そのため、約3キロメートル程しか島の中心に近付いていない。
島の半径が20キロメートル近くあるので。まだまだ時間がかかりそうだ。島の中心に向かうにつれて、木が高くなっているようだ。遠目でみて島の中心に向かって丘みたいに、盛り上がっているのかと思っていたが、実際は木が大きくなっているためそういう風に見えていただけらしい。
なので、整地して進んできた道を振り返ると、目に見える程の勾配は無い。ほぼ平坦な道が見えるだけだ。
「いったん休憩をしようか。まわりを広めに伐採してくれ。土木組は木の回収と整地を、残りのメンバーは周囲の警戒にあたれ!」
5分もしないうちに伐採と整地が終了した。さすがだな!
「じゃぁみんな、中心に集まってくれ」
【ロックウォール】
皆が切り開いた中心に集まったのを確認して、石の壁を作り出す。厚さは1メートル、高さは15メートル、半径20メートル程の広さの休憩スペースを作った。
収納の鞄にいれたあった机や椅子を取り出して、シルキーの作ってくれた昼食を並べて食事を開始する。
「シュウ、さすがにこの壁は味気なくない?」
昼食を食べているとリンドに、先程作った壁の事についてつっこまれた。
「土魔法で作った壁に何を求めてるんだよ。クリエイトゴーレムで作った壁なら、レンガ調みたいにできるけど、ダンジョンだから土魔法でも地面の土や石を利用できないから、魔法のコストが高いんだよ。それに一時的な物なんだから、意匠にこだわる必要なんてないだろ?」
ドワーフとして、のっぺりした壁は嫌なのだろうか? 魔法はイメージと言っても、細かい所までイメージで再現できるのはクリエイトゴーレム位だよ。それでも大きくなりすぎるとどうにもならないので、いくつかに分けて模様を造ったりするんだよな。
昼食の間に午後どの位まで進んで引き返すかを決め、食後休憩を挟んでから出発する。
進んでいくスピードは午前中よりも遅くなってしまった。4時間で3キロメートル程しか進めなかった。
大きな理由は、魔物の数が増えて戦闘に割かないといけない時間が増えてしまったためだ。切り開いているので、その部分からの攻められる事はないのだが、森に接してる場所からは結構な頻度で襲撃があるためかなり大変である。
さすがにこれ以上進むと拠点に帰るのが遅くなってしまうので、今日はこの辺で引き返す事にした。
約6キロメートルの道のりを10分で駆け抜けている。土木組の子たちの身体能力も、地球の人間に比べたらかなり高いと改めて感じた。
重量軽減されているとはいえ、フル装備で走ってマラソン選手の2倍に近い速度で走っていることになるのだから、恐ろしい世界である。
魔物を狩り続けても魔物が減らないのか、実験してもらった時の事を聞いてみる。ピーチたちもそこまで奥に入ったわけでは無いので、感じた範囲で色々話してくれた。
島の外周、海の近くより、100メートル程内側にある森の中の方が、魔物が多く集まってきていたようだ。理由は分からないが、普段は森の中にいるのだが俺たちや兵士たちが上陸すると、森の中から魔物が出てくるのだ。
島の中心に近付くにつれて、魔物が多少強くなっている気がするらしい。魔物同士が戦ってレベルが上がっていると考えている。実際に島の中にはドロップアイテムがいくつも確認できているらしいので、間違いないと考えている。
森という地形上、島の中心に進むほど全方位から攻撃されるようになったようだ。森の中に魔物がいるんだったら、海に近ければ回り込める魔物は少ないもんな。
「進めば進むほど、魔物が強くなる上に全周囲からの襲撃が増えるのか。それにしても、ダンジョンなら放棄されていても、ダンジョン内で生まれた魔物同士が争う事ってないんだけどな。
どういう原理なんだろう? 命令されてから放棄した? でも昔に放棄実験したダンジョンは、色々初期化されてたんだけどな。偶発的にできたダンジョンは違うのかな?」
よくわからない事に多少いらつきながら話していた。
「全周囲を警戒しながら進まないといけないって事は、後衛は中心において周りに前衛を配置する感じかな? 島の中心側に人数多めにして、海側はタゲをとりやすいタンクを配置かな。
昨日力業で行くって言ったけど、森に入ったら俺達が歩くスペースの木を全部切り倒す。そのままだとすぐに木が生えてくるはずだから、土魔法で蓋をして固めながら進む予定だ。だから、土木組にもついて来てもらっている」
俺が説明すると、なるほど! 全員が納得した顔になる。ただ、従魔を含めれば50以上の大所帯になるので、指揮系統はしっかりとさせておく。
基本は、ピーチとシュリが中心になって取ってくれるから問題はない。ただ、今回は規模が大きいので、島の中心側はシュリ、陣形の中心はピーチ、海側はミリーが指揮をとる事になっている。
ただ危険に陥った時だけは、俺に優先命令権がある感じだ。優先命令権と言ってはいるが、要は撤退命令を出すのが俺というだけであって、戦闘指示は基本的にしない。
俺は作戦を考えたりするが、実際にみんなを指揮するのは、あまり上手ではないのだ。だから、基本的にはみんなに任せた方が上手くいく。だけど、いざという時の判断はしてほしいという事で、撤退命令の権限を有している感じだ。たまにはみんなを指揮するけど、今回は未知の領域だからね。
「行こうか。進軍はピーチの指示に従って進もう。シュリは魔物と遭遇した時の指示をお願い。ミリーは、後方からの襲撃があったら指示してくれ。みんなも声を掛け合って行こう。
特に後方に注意をしながら進む上に道の整備もしながら進むから、進行ペースには注意してくれ。俺は、土木組と整備しながら木材の回収をしていく」
今回は、木材を放置するわけには微妙だったので、全部回収する予定だ。そのために収納の鞄を5個召喚してあり、収納の箱を積んでいるリアカーも作ってある。リアカーをひくのは、少し大きくなったシエルだ。地上での動きはそこまで早くないので、ちょうどいいと考えてリアカーを引かせている。
ダマは、地上での戦力はピカ一なので、従魔たちを率いて遊撃みたいな事をまかせている。まぁピーチの指示の下にだけどな。
島の中心に向かってから3時間が経過した。戦闘をしながら木を伐採し整地しながら進んでいる。そのため、約3キロメートル程しか島の中心に近付いていない。
島の半径が20キロメートル近くあるので。まだまだ時間がかかりそうだ。島の中心に向かうにつれて、木が高くなっているようだ。遠目でみて島の中心に向かって丘みたいに、盛り上がっているのかと思っていたが、実際は木が大きくなっているためそういう風に見えていただけらしい。
なので、整地して進んできた道を振り返ると、目に見える程の勾配は無い。ほぼ平坦な道が見えるだけだ。
「いったん休憩をしようか。まわりを広めに伐採してくれ。土木組は木の回収と整地を、残りのメンバーは周囲の警戒にあたれ!」
5分もしないうちに伐採と整地が終了した。さすがだな!
「じゃぁみんな、中心に集まってくれ」
【ロックウォール】
皆が切り開いた中心に集まったのを確認して、石の壁を作り出す。厚さは1メートル、高さは15メートル、半径20メートル程の広さの休憩スペースを作った。
収納の鞄にいれたあった机や椅子を取り出して、シルキーの作ってくれた昼食を並べて食事を開始する。
「シュウ、さすがにこの壁は味気なくない?」
昼食を食べているとリンドに、先程作った壁の事についてつっこまれた。
「土魔法で作った壁に何を求めてるんだよ。クリエイトゴーレムで作った壁なら、レンガ調みたいにできるけど、ダンジョンだから土魔法でも地面の土や石を利用できないから、魔法のコストが高いんだよ。それに一時的な物なんだから、意匠にこだわる必要なんてないだろ?」
ドワーフとして、のっぺりした壁は嫌なのだろうか? 魔法はイメージと言っても、細かい所までイメージで再現できるのはクリエイトゴーレム位だよ。それでも大きくなりすぎるとどうにもならないので、いくつかに分けて模様を造ったりするんだよな。
昼食の間に午後どの位まで進んで引き返すかを決め、食後休憩を挟んでから出発する。
進んでいくスピードは午前中よりも遅くなってしまった。4時間で3キロメートル程しか進めなかった。
大きな理由は、魔物の数が増えて戦闘に割かないといけない時間が増えてしまったためだ。切り開いているので、その部分からの攻められる事はないのだが、森に接してる場所からは結構な頻度で襲撃があるためかなり大変である。
さすがにこれ以上進むと拠点に帰るのが遅くなってしまうので、今日はこの辺で引き返す事にした。
約6キロメートルの道のりを10分で駆け抜けている。土木組の子たちの身体能力も、地球の人間に比べたらかなり高いと改めて感じた。
重量軽減されているとはいえ、フル装備で走ってマラソン選手の2倍に近い速度で走っていることになるのだから、恐ろしい世界である。
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる