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第853話 あの薬って……
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昨日ピーチが言った通り、俺たちがここでする事はなく野営地の撤収をして、カレリアに戻る事になった。
それにしても、戦争をしたというのに事後処理が、1日で終わるとはどういうことなのだろうか? まぁ、戦争が終わった後の事は、王国がやる事になっていたし問題ないか?
後は、カレリアに戻って冒険者ギルドに預けていたお金を、回収したら戦争は終わりか? いや、戦争は終わったかもしれないけど、ケモミミ3人娘の復讐は、あの子たちを罠にハメた領主を、ゴーストタウンのあの牢屋に入れて終了だったな。
王国が暗愚でなければ、ゼクセンの街はこれからいい方へ向かうだろう。俺たちに迷惑をかけないでくれればそれでいい。報告も定期的に入ってくるみたいだし大丈夫だろう。
ボーっと考えているうちに出発の準備ができており、馬車に乗るように指示され指定席に、スライムクッションが既にスタンバイしており、その表情が早く来い! と言わんばかり……って顔ないじゃんこいつ! 雰囲気がそうさせてるのかな?
スライムクッションに座ると、少しひんやりとしたが座り心地は最高だ。そういえば、このクッションにしたスライムは初めて見る色のような気がする。黒というか灰色? みたいな感じで、いろんな所に溶け込みそうな感じだ。
さて、する事の大半が終わった事になるから、次は年少組や土木組を何処に連れて行くかだな。これなら、ドッペルじゃなくてもよかった気がするが、もしもの時を考えるとな……
悩んでも俺にはあの子達が行きたい所なんて分からないし、何処に行きたいかは、直接聞いてみるとするか?
バッハが餌付けされたせいか、年少組のメンバーから直接餌をもらう事が増えてきた。このままいくと、クロたちみたいに俺よりあの子たちを優先しそうな気がしてきた。
特に今回は、出番がほとんどなく火を吐いているだけだったので、色々思う所があったようで、戦争終了後からシルキー特製ごはんを食べる量が倍くらいに増えてるんだよな。ストレスによる過食症か? ドラゴンにそんな事があるのだろうか?
今も朝飯を食べた後なのに、年少組の誰かが『この前作った生ハムの試作品!』とか『〇〇の街で買った干し肉』等と言って、バッハに食わせてるんだよな。そしてゆっくり咀嚼した後に、腕で〇をつくったり交差させて✕をつくったりさせている。
お肉の品評会みたいなものだろう。バッハもうちに来る前は、生肉を貪り食う獣と変わらない食生活だったのにな、いつの間にかお肉マイスターみたいになってやがるな。
ダマは、コウとソウのコンビに何やら言われているようだ。聞く耳を持たないとばかりに、短い前足で頭の上の耳を押さえていた。俺の従魔は自由過ぎるな。
カレリアまでの道のりは特に何もなく順調に進んだ。そのまま冒険者ギルドに向かいお金を返してもらおうと思った所で、問題と言っていいのか、忘れていた事があったのを思い出す事になった。
「やっときたか! 戦争はその日の内に終わったというのに戻ってこないから、何かあったのかと思ったぞ」
冒険者ギルドに行くと、受付の人がギルドマスターを呼んだようで、マッシブな女性ギルドマスターが俺達を出迎えてくれた。
預かっていたお金は、問題なく帰ってきたのだが……もう1つ預けていたモノも返却されてしまったのだ。
うん、臭い。
綾乃とツィード君の最恐の合作、毒じゃない超下剤【クダスンデス】と名付けられていた、恐怖の下剤がまだ効いているらしいのだ。死なないように無理にでも飲ませて食わせていたが、その度に排泄するので……凄く悲惨な状況になっていたのだ。
ギルドの関係者に頭を下げて、水魔法を使って牢屋をキレイにしてから、トリプル冒険者たちを引き取った。そのまま連れ帰るが、馬車の衝撃で「もれる!」と言い出した時にはかなり慌てて、壺を用意する事になった。
戻ってすぐにした事は、魔法を使えないように魔力を放出し続ける装着型ゴーレムを作って、アダマンコーティングで補強した牢屋を作り、その中にやつらを押し込めた。
次にまた臭くなるのは困るので、トイレは人数分用意し、体をキレイにできる水も準備した。
支店の地下にあるプライベートエリアに戻ってすぐに、綾乃とツィード君を呼び出した。
「何で呼ばれたか、分かるかな?」
綾乃は分かるわけないのだが、ツィード君は俺たちと行動を一緒にしていたから、よくわかっていた。
「綾乃とツィード君が作った、【クダスンデス】の効果が長すぎるんだけど、どういうことか説明できるか? 魔法薬とは言え、2~3日も効果がある物は例の【魔熱病】の魔法薬意外に知らないんだけど、どういうことだ?」
「ツィードったらあれを使ったの? 試薬だったから全部破棄したはずだったのに」
合作だったようだけど、どうやらツィード君が悪さをするために隠し持っていたようだ・・・
「でも、その様子を見ると、しっかりとした効果があったようね。人造ゴーレムに野生の魔物を捕まえてもらって効果を検証したけど、1~2時間で効果が切れるから失敗作だんだけどな」
「樹海の魔物に1~2時間効くって事は、かなりヤバいんじゃないか? 毒じゃないみたいだから何とも言えないが、体の構造や肉体の強さが違うんだから、人間より効果が薄いこともありえると思うんだが」
「それは分かってたんだけど、人間で実験するわけにもいかないじゃん? だから、没にした魔法薬だったんだけど、効果がある事が分かってよかった! ツィード! グッジョブよ!」
頭が痛くなってきた。
「一応聞くけど、何のために【クダスンデス】を作ったんだ?」
「え? なんとなく、思いついたから作ってみたら出来ちゃって、面白そうだから実験したみたいな?」
それを聞いた瞬間にツィード君が逃げようとしたので、頭を鷲掴みにした。
「綾乃、大体状況は理解したからもう大丈夫だ。だけど、今度から思い付きで作るのは止めてくれ、薬を新しく作る場合は、俺かカエデ、ミリー、リンド、連絡が取れない時の事を考えて、グリエルやガリア、ゼニスの誰かに確認を取ってからにしてくれ」
「了解。みんなを待たせているから戻るね」
ゲームでもしてたのだろうか?
「さて、ツィード君やい。この前言っていた事と全く違うんじゃないか? あいつらの様子を見るに、絶大な効果はあったようだけど、嘘を言っちゃいけないと思うんだわ。そこらへんどう思ってるのかな?」
それから1時間程、ツィード君が倒れるまで説教を続けた。
それにしても、戦争をしたというのに事後処理が、1日で終わるとはどういうことなのだろうか? まぁ、戦争が終わった後の事は、王国がやる事になっていたし問題ないか?
後は、カレリアに戻って冒険者ギルドに預けていたお金を、回収したら戦争は終わりか? いや、戦争は終わったかもしれないけど、ケモミミ3人娘の復讐は、あの子たちを罠にハメた領主を、ゴーストタウンのあの牢屋に入れて終了だったな。
王国が暗愚でなければ、ゼクセンの街はこれからいい方へ向かうだろう。俺たちに迷惑をかけないでくれればそれでいい。報告も定期的に入ってくるみたいだし大丈夫だろう。
ボーっと考えているうちに出発の準備ができており、馬車に乗るように指示され指定席に、スライムクッションが既にスタンバイしており、その表情が早く来い! と言わんばかり……って顔ないじゃんこいつ! 雰囲気がそうさせてるのかな?
スライムクッションに座ると、少しひんやりとしたが座り心地は最高だ。そういえば、このクッションにしたスライムは初めて見る色のような気がする。黒というか灰色? みたいな感じで、いろんな所に溶け込みそうな感じだ。
さて、する事の大半が終わった事になるから、次は年少組や土木組を何処に連れて行くかだな。これなら、ドッペルじゃなくてもよかった気がするが、もしもの時を考えるとな……
悩んでも俺にはあの子達が行きたい所なんて分からないし、何処に行きたいかは、直接聞いてみるとするか?
バッハが餌付けされたせいか、年少組のメンバーから直接餌をもらう事が増えてきた。このままいくと、クロたちみたいに俺よりあの子たちを優先しそうな気がしてきた。
特に今回は、出番がほとんどなく火を吐いているだけだったので、色々思う所があったようで、戦争終了後からシルキー特製ごはんを食べる量が倍くらいに増えてるんだよな。ストレスによる過食症か? ドラゴンにそんな事があるのだろうか?
今も朝飯を食べた後なのに、年少組の誰かが『この前作った生ハムの試作品!』とか『〇〇の街で買った干し肉』等と言って、バッハに食わせてるんだよな。そしてゆっくり咀嚼した後に、腕で〇をつくったり交差させて✕をつくったりさせている。
お肉の品評会みたいなものだろう。バッハもうちに来る前は、生肉を貪り食う獣と変わらない食生活だったのにな、いつの間にかお肉マイスターみたいになってやがるな。
ダマは、コウとソウのコンビに何やら言われているようだ。聞く耳を持たないとばかりに、短い前足で頭の上の耳を押さえていた。俺の従魔は自由過ぎるな。
カレリアまでの道のりは特に何もなく順調に進んだ。そのまま冒険者ギルドに向かいお金を返してもらおうと思った所で、問題と言っていいのか、忘れていた事があったのを思い出す事になった。
「やっときたか! 戦争はその日の内に終わったというのに戻ってこないから、何かあったのかと思ったぞ」
冒険者ギルドに行くと、受付の人がギルドマスターを呼んだようで、マッシブな女性ギルドマスターが俺達を出迎えてくれた。
預かっていたお金は、問題なく帰ってきたのだが……もう1つ預けていたモノも返却されてしまったのだ。
うん、臭い。
綾乃とツィード君の最恐の合作、毒じゃない超下剤【クダスンデス】と名付けられていた、恐怖の下剤がまだ効いているらしいのだ。死なないように無理にでも飲ませて食わせていたが、その度に排泄するので……凄く悲惨な状況になっていたのだ。
ギルドの関係者に頭を下げて、水魔法を使って牢屋をキレイにしてから、トリプル冒険者たちを引き取った。そのまま連れ帰るが、馬車の衝撃で「もれる!」と言い出した時にはかなり慌てて、壺を用意する事になった。
戻ってすぐにした事は、魔法を使えないように魔力を放出し続ける装着型ゴーレムを作って、アダマンコーティングで補強した牢屋を作り、その中にやつらを押し込めた。
次にまた臭くなるのは困るので、トイレは人数分用意し、体をキレイにできる水も準備した。
支店の地下にあるプライベートエリアに戻ってすぐに、綾乃とツィード君を呼び出した。
「何で呼ばれたか、分かるかな?」
綾乃は分かるわけないのだが、ツィード君は俺たちと行動を一緒にしていたから、よくわかっていた。
「綾乃とツィード君が作った、【クダスンデス】の効果が長すぎるんだけど、どういうことか説明できるか? 魔法薬とは言え、2~3日も効果がある物は例の【魔熱病】の魔法薬意外に知らないんだけど、どういうことだ?」
「ツィードったらあれを使ったの? 試薬だったから全部破棄したはずだったのに」
合作だったようだけど、どうやらツィード君が悪さをするために隠し持っていたようだ・・・
「でも、その様子を見ると、しっかりとした効果があったようね。人造ゴーレムに野生の魔物を捕まえてもらって効果を検証したけど、1~2時間で効果が切れるから失敗作だんだけどな」
「樹海の魔物に1~2時間効くって事は、かなりヤバいんじゃないか? 毒じゃないみたいだから何とも言えないが、体の構造や肉体の強さが違うんだから、人間より効果が薄いこともありえると思うんだが」
「それは分かってたんだけど、人間で実験するわけにもいかないじゃん? だから、没にした魔法薬だったんだけど、効果がある事が分かってよかった! ツィード! グッジョブよ!」
頭が痛くなってきた。
「一応聞くけど、何のために【クダスンデス】を作ったんだ?」
「え? なんとなく、思いついたから作ってみたら出来ちゃって、面白そうだから実験したみたいな?」
それを聞いた瞬間にツィード君が逃げようとしたので、頭を鷲掴みにした。
「綾乃、大体状況は理解したからもう大丈夫だ。だけど、今度から思い付きで作るのは止めてくれ、薬を新しく作る場合は、俺かカエデ、ミリー、リンド、連絡が取れない時の事を考えて、グリエルやガリア、ゼニスの誰かに確認を取ってからにしてくれ」
「了解。みんなを待たせているから戻るね」
ゲームでもしてたのだろうか?
「さて、ツィード君やい。この前言っていた事と全く違うんじゃないか? あいつらの様子を見るに、絶大な効果はあったようだけど、嘘を言っちゃいけないと思うんだわ。そこらへんどう思ってるのかな?」
それから1時間程、ツィード君が倒れるまで説教を続けた。
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