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第779話 久々の!
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「ん~何か体が重いな。節々が痛い気がする……って、体が重く感じた理由はこれか」
打ち上げ花火大会の後、旅館風の大部屋で雑魚寝をしてたんだったな。そして気付いたら三幼女が俺の体を抱き枕にしていたようで、俺は身動きが取れずに、体の節々が痛くなっていたようだ。さすがにこの状態からこの3人を起こさずに、俺は体を動かせるのだろうか?
難解なパズルを解くように、慎重に体を動かしていく。しばらくすると、
「ご主人様、何をしてるんですか?」
四苦八苦していると、様子を見に来たクシュリナが俺に声をかけてきた。
「見て分からないか? この3人を起こさずに、起きれないかと頑張っている所だよ」
小声で答えを返した。その答えを聞いたクシュリナが苦笑している。この娘たちは普段は早起きなんだが、昨日は夜更かし、と言うか思う存分楽しんで寝るのが遅くなったせいで、今も夢の中なのだ。そもそも、この3人はなんで俺にくっついているんだろうか?
「睡眠時間は問題ないと思いますので、起こしたほうがいいと思いますよ」
どうやら、結構時間が経っているようだ。時計で時間を確認すると、すでに9時になっていた。
「もうこんな時間か……朝風呂に入ろうと思ったのに、いやまだ間に合うな。食事はどうなってる?」
「いつでも食べれるようにしてあります。本日の朝食は、パンになっていますので、トーストが良ければ食べる前に焼きますよ。
卵はリクエストに応じて、スクランブルエッグや目玉焼きにする事も出来ますので、先にお風呂へ入ってきてはいかがでしょうか? 朝食が10時頃になるのであれば、昼食は軽めの物を13時半頃でよろしいでしょうか?」
「そこらへんはまかせるよ。じゃぁ3人を起こして、俺は風呂行ってくるよ。出てきたら食事をお願い」
「わかりました」
結婚しているのだから、もう少し楽に話してほしいけど、仕事と言うかスイッチが入ってる時はみんなこんな感じなんだよね。俺に引っ付いている3人を起こして、俺も体を起こす。
「お兄ちゃん、もう朝ですか?」
ネルが眠そうな目をこすって俺に聞いてきた。こういった寝ぼけている時には、普通に呼んでくれるんだけどな。
「もう9時だぞ! 起きろ~俺はこれから風呂に行ってくるよ」
3人は9時と聞いて慌てて準備をしようとし始めたが、クシュリナが、今日は休みだからゆっくりしてても大丈夫と優しく声をかけていた。それに安心したのか、慌てていた様子も無くなりぺたりと座り込んだ。シェリルが声をかけてきた。
「私たちも、一緒にお風呂に入ってもいい?」
「一緒に行こうか。着替えは……腕輪の中に入ってるかな?」
「「「はい!」」」
3人を連れて、朝風呂に向かう。この旅館風の建物は、地元にあった温泉に泊まる場所をアレンジしてつけたようなものだ。もちろん、男風呂と女風呂があるが、基本的に片方の風呂……温泉しか使われていない。
自宅でもそうだが、俺が妻たちに一緒に連れ込まれるか、俺が入っている所に全員が入り込んでくる形で入浴になるので、最近では1つしかお風呂を使っていない。
一緒に服を脱いで温泉に向かう。まずは体を洗ってっと、三幼女は一緒に入ると俺に洗ってもらいたがるので、泡泡にしてやって流してやる。その後に俺も温泉に浸かる。3人はすでに浸かっており、ゆっくりしていた。
あ、ロリコンとかいうなよ? 嫁だからセーフだ! って誰に言い訳してるんだかな……
30分程、サウナと水風呂、お風呂を堪能して温泉を後にする。食堂へ向かうと焼きたてのパンのいい匂いがした。ここでパンを焼いてるのだろうか? そういえば妻たちが最近パン作りに凝っていて、朝食にパンが出る事が増えたのだ。
とうとう食パンまで自分達で焼き始めたか? 準備しているのが、ふわふわの焼きたて食パンなのだ。DPで何でも出せるのに、手作りするのはこだわりがあるのだろう。
かなりお腹が空いていたので、1枚目はトーストをしてもらい、トーストをした食パンにマヨネーズをぬっている間にスクランブルエッグを焼いてもらい乗せてかぶりつく。美味いな……DPで出した食パンより数倍美味い。
日本で流行っていた食パン専門店の特集を思い出すな。わざわざ専門店で買う理由が分からなかったけど、お金と時間に余裕がある今なら、その気持ちがよくわかる気がする。これは確かに美味いな。
2枚目は、シンプルにトーストしてバター……シンプルだけに味がいいね。それにバターがいつもと違う気がする。聞いてみたら、バターはシルキーが最近開発したバターを使っているようだ。
食パンがあまりに美味しかったので、もう1枚食べようと思ったら、シェリル・イリア・ネルがサンドイッチを作ってくれていたので、それをモシャモシャと食べる。ハム・レタス・半熟の目玉焼きを挟んだ特製のサンドイッチを……気付いたら3個も食べていた。
3枚分のパンを食べた事になる。全部で5枚も食べてしまった。って、普段の朝食は、もっと食べてないっけ? パンだと量が少なくなるのはなんでだろうな?
3人にサンドイッチのお礼をして、くつろぐことにした。何やかんやで1ヶ月ちょっと忙しかったからな。いや、ダンジョンの事も考えれば、かなり長い時間忙しく動き回ってた事になるもんな。
ニコとハクとダマを呼んで中庭で遊ぶことにした。ニコをボールにしてダマに投げると、頭で器用にポンポンとリフティングをして、器用に前足で蹴り上げると、飛んでいたハクがキャッチして俺の所に運んできた。こんな感じで、獣と戯れてのんびりとした時間を楽しんだ。
打ち上げ花火大会の後、旅館風の大部屋で雑魚寝をしてたんだったな。そして気付いたら三幼女が俺の体を抱き枕にしていたようで、俺は身動きが取れずに、体の節々が痛くなっていたようだ。さすがにこの状態からこの3人を起こさずに、俺は体を動かせるのだろうか?
難解なパズルを解くように、慎重に体を動かしていく。しばらくすると、
「ご主人様、何をしてるんですか?」
四苦八苦していると、様子を見に来たクシュリナが俺に声をかけてきた。
「見て分からないか? この3人を起こさずに、起きれないかと頑張っている所だよ」
小声で答えを返した。その答えを聞いたクシュリナが苦笑している。この娘たちは普段は早起きなんだが、昨日は夜更かし、と言うか思う存分楽しんで寝るのが遅くなったせいで、今も夢の中なのだ。そもそも、この3人はなんで俺にくっついているんだろうか?
「睡眠時間は問題ないと思いますので、起こしたほうがいいと思いますよ」
どうやら、結構時間が経っているようだ。時計で時間を確認すると、すでに9時になっていた。
「もうこんな時間か……朝風呂に入ろうと思ったのに、いやまだ間に合うな。食事はどうなってる?」
「いつでも食べれるようにしてあります。本日の朝食は、パンになっていますので、トーストが良ければ食べる前に焼きますよ。
卵はリクエストに応じて、スクランブルエッグや目玉焼きにする事も出来ますので、先にお風呂へ入ってきてはいかがでしょうか? 朝食が10時頃になるのであれば、昼食は軽めの物を13時半頃でよろしいでしょうか?」
「そこらへんはまかせるよ。じゃぁ3人を起こして、俺は風呂行ってくるよ。出てきたら食事をお願い」
「わかりました」
結婚しているのだから、もう少し楽に話してほしいけど、仕事と言うかスイッチが入ってる時はみんなこんな感じなんだよね。俺に引っ付いている3人を起こして、俺も体を起こす。
「お兄ちゃん、もう朝ですか?」
ネルが眠そうな目をこすって俺に聞いてきた。こういった寝ぼけている時には、普通に呼んでくれるんだけどな。
「もう9時だぞ! 起きろ~俺はこれから風呂に行ってくるよ」
3人は9時と聞いて慌てて準備をしようとし始めたが、クシュリナが、今日は休みだからゆっくりしてても大丈夫と優しく声をかけていた。それに安心したのか、慌てていた様子も無くなりぺたりと座り込んだ。シェリルが声をかけてきた。
「私たちも、一緒にお風呂に入ってもいい?」
「一緒に行こうか。着替えは……腕輪の中に入ってるかな?」
「「「はい!」」」
3人を連れて、朝風呂に向かう。この旅館風の建物は、地元にあった温泉に泊まる場所をアレンジしてつけたようなものだ。もちろん、男風呂と女風呂があるが、基本的に片方の風呂……温泉しか使われていない。
自宅でもそうだが、俺が妻たちに一緒に連れ込まれるか、俺が入っている所に全員が入り込んでくる形で入浴になるので、最近では1つしかお風呂を使っていない。
一緒に服を脱いで温泉に向かう。まずは体を洗ってっと、三幼女は一緒に入ると俺に洗ってもらいたがるので、泡泡にしてやって流してやる。その後に俺も温泉に浸かる。3人はすでに浸かっており、ゆっくりしていた。
あ、ロリコンとかいうなよ? 嫁だからセーフだ! って誰に言い訳してるんだかな……
30分程、サウナと水風呂、お風呂を堪能して温泉を後にする。食堂へ向かうと焼きたてのパンのいい匂いがした。ここでパンを焼いてるのだろうか? そういえば妻たちが最近パン作りに凝っていて、朝食にパンが出る事が増えたのだ。
とうとう食パンまで自分達で焼き始めたか? 準備しているのが、ふわふわの焼きたて食パンなのだ。DPで何でも出せるのに、手作りするのはこだわりがあるのだろう。
かなりお腹が空いていたので、1枚目はトーストをしてもらい、トーストをした食パンにマヨネーズをぬっている間にスクランブルエッグを焼いてもらい乗せてかぶりつく。美味いな……DPで出した食パンより数倍美味い。
日本で流行っていた食パン専門店の特集を思い出すな。わざわざ専門店で買う理由が分からなかったけど、お金と時間に余裕がある今なら、その気持ちがよくわかる気がする。これは確かに美味いな。
2枚目は、シンプルにトーストしてバター……シンプルだけに味がいいね。それにバターがいつもと違う気がする。聞いてみたら、バターはシルキーが最近開発したバターを使っているようだ。
食パンがあまりに美味しかったので、もう1枚食べようと思ったら、シェリル・イリア・ネルがサンドイッチを作ってくれていたので、それをモシャモシャと食べる。ハム・レタス・半熟の目玉焼きを挟んだ特製のサンドイッチを……気付いたら3個も食べていた。
3枚分のパンを食べた事になる。全部で5枚も食べてしまった。って、普段の朝食は、もっと食べてないっけ? パンだと量が少なくなるのはなんでだろうな?
3人にサンドイッチのお礼をして、くつろぐことにした。何やかんやで1ヶ月ちょっと忙しかったからな。いや、ダンジョンの事も考えれば、かなり長い時間忙しく動き回ってた事になるもんな。
ニコとハクとダマを呼んで中庭で遊ぶことにした。ニコをボールにしてダマに投げると、頭で器用にポンポンとリフティングをして、器用に前足で蹴り上げると、飛んでいたハクがキャッチして俺の所に運んできた。こんな感じで、獣と戯れてのんびりとした時間を楽しんだ。
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