626 / 2,518
第626話 聖国の対応……
しおりを挟む
あれから一週間経った今日、のんびりと移動していたガリアが聖都についたようで、連絡が入ったとの事。スカルズのヘルメットにつけている、小型カメラを起動するように伝えて、魔導通信の状況を確認していく。
「うん、結構距離があるはずだけど、クリアな映像が見れるもんだな。ガリア、スカルズのみんなには、行動を起こす時や対談に同席する時には、可能な限りカメラを起動するように伝えておいてくれ。どんな話し合いが行われるか、俺たちも見させてもらうから、よろしく」
『了解しました。後で伝えておきます。それと教皇からは午後最後の面会者として呼びだすとの事で、今から三時間後位に、お迎えにあがるとの事でした』
「早い対応だな。十六時位か? 迎えが来たら、魔導無線で連絡してくれ。それまでダンジョンに潜ってくるからよろしくな」
『シュウ様、無理はなさらないように。お迎えが来ましたら連絡を入れます。では後ほど』
ガリアは準備を始めるために、無線を切ったようだ。俺も時間まではダンジョンに潜って、経験値を稼がないとな。
「みんな、お待たせ。それじゃダンジョンに潜ろうか」
今日一緒にダンジョンに潜るメンバーの、リリー・マリア・エレノア・レミーが頷く。時間がないので、足早にダンジョンへ向かい、目的階までエレベーターで移動し狩りを始める。
いつも以上のペースで、狩りを行っていく。一緒に来ている従魔達に魔物をトレイン、連れてきてもらいハイペースで敵を処理していく。何度か危ない場面もあったが、問題なくフォローができたのでミスによるケガはなかった。
ニ時間ほど経ち、経験値稼ぎを切り上げて汗を流すために、庁舎にあるシャワールームへ向かい、汗を流す。
他のメンバーも呼んであり、訓練を中断して庁舎に来ている。グリエルの執務室ではさすがに狭いので会議室を使って、教皇の言い分をみんなで聞く予定だ。
まだ時間があるので、ブラウニーたちが用意してくれた軽食を、みんなで食べていると、ガリアから連絡が入り、今から教皇と対談するようだ。謁見とかではないのは、俺たちとの力関係によるものだろう。
ガリアは一応生身ではあるが、それこそパワーレベリングで三〇〇まで上げているので、規格外の戦力が出てこない限りは、死ぬ事は無いだろう。
本当はドッペルで行かせたかったのだが、聖国は何故か分からないが、見抜ける人材がいるらしく、迂闊にドッペルで教皇に会いに行けないので、生身で行ってもらっている。その分、移動中はディストピアに置いてあるドッペルで、仕事をしている……
一緒についていっているスカルズが可哀想だと思ったが、こいつらはこいつらで俺たちが使う予定で作った、スペシャルな箱馬車で、ゲームやアニメ、小説などを楽しんでいるようなので、問題ないようだった。
暇になればスカルズのメンバーのドッペルもあるので、それに憑依してディストピアを探検したりしているようだ。繊維ダンジョンにも潜って、繊維を集めて自分たちで布に加工して服を作ったりもしているようだ。
考えがそれていると、教皇の所に着いた。教皇が座っているのは上座になると思うが、この机に準備された椅子はみんな同じタイプみたいだな。ガリアはディストピアの代表代理という形だが、一切侮っている感じはない。
前に俺たちが攻めたときにはいなかった、側近のような人間が四人程いた。文官ではなく、戦闘を生業にしている人間だ。レベルもニ〇〇と高い。聖国の専用ダンジョンはニつ潰しているが、他にもあるのだろう。それにしても高レベルの付き人をつけたのか?
それでもかなわないと思っているのだろうか、絶対に敵対行動はとるなと、ガリアたちの前で釘を刺している。こいつらは全員バンパイアみたいなので、教皇の眷属なんだろうな。
ガリアが話を切り出した。聖国から送られてきた書類を取り出し教皇へ渡す。しばらくすると教皇の顔が引きつるのが分かる。
「やっぱり教皇はこの書類にはかかわっていないんだろうな。じゃぁ誰がこれをしたかってところだな」
何やら教皇が弁解をしているが、たいした内容ではないし、見苦しいのでカット!
結論としては、調べるように命令はしたが、報告書を読んで犯人はいないと判断した。トリプルの冒険者を止めきれず、こちらに被害を与えてしまったため賠償する……という内容まではあっていたようだ。
その後の賠償に関しては、ミューズにおけるものだけとか、トリプルの冒険者の喪失についての補填等は、一切知らないらしい。
「普通に考えれば、俺たちに賠償をしろと文章を書いた人間が、かかわっているのは間違いないだろうな」
俺のつぶやきにみんなが頷く。
「でも、書いた人物だけがかかわってるとは、限らないよな」
ガリアが軽く咳をする。そのガリアの耳の裏をみると骨伝導スピーカーがついており、俺達の会話が聞こえている。たまに先程のように軽く咳をする姿が見られているが、これは事前に決めておいた肯定のサインだ。
「教皇は犯人捜しを、自分の駒だけですると思うか?」
「どうでしょう、私は教皇の事を知っているわけではないので、判断に困りますが、こういう時の権力者は大体、責任を逃れるために必死に探そうとしますね。もしくは、スケープゴートを準備して、全部の責任を押し付ける……と言ったところでしょうか?」
グリエルの判断はこういった感じだ。それに対してピーチは、
「あの教皇が馬鹿ではなければ、前回の二の舞にならないように、必死に探すと思います。バンパイアであろうがアンデッドであろうが、強制的に回復させられるのが回復魔法ですし、あの拷問を受けていたらさすがに、こっちの意図から外れるような事はしないと思います」
確かに、聖拳による拷問は痛みを消すことができないようでかなり苦しんでたからな、触るだけでもかなりの苦痛があったと思われるしな。それに、ガリアからもその話を聞くと肯定の咳が聞こえてくる。
「話の流れはガリアにまかせるから、これからの対応について詰めてくれ。何かあったらこっちからも意見を言うからよろしく」
肯定の咳が聞こえてくる。
その後の話の流れは、ガリアのつくった話の流れだろう。こっちの要望をどんどん盛り込んでいる。教皇からしたらよほどの事じゃなければ、飲まないわけにはいかないもんな。頑張れ!
教皇の駒で調べる事になり、今回ガリアが来たのは条件を詰めるために、わざわざ出向いたという事になっている。下手に出ているとわかれば、馬鹿な事を言い出す奴が出てくるかもしれないので、それを狙ってのことらしい。
「うん、結構距離があるはずだけど、クリアな映像が見れるもんだな。ガリア、スカルズのみんなには、行動を起こす時や対談に同席する時には、可能な限りカメラを起動するように伝えておいてくれ。どんな話し合いが行われるか、俺たちも見させてもらうから、よろしく」
『了解しました。後で伝えておきます。それと教皇からは午後最後の面会者として呼びだすとの事で、今から三時間後位に、お迎えにあがるとの事でした』
「早い対応だな。十六時位か? 迎えが来たら、魔導無線で連絡してくれ。それまでダンジョンに潜ってくるからよろしくな」
『シュウ様、無理はなさらないように。お迎えが来ましたら連絡を入れます。では後ほど』
ガリアは準備を始めるために、無線を切ったようだ。俺も時間まではダンジョンに潜って、経験値を稼がないとな。
「みんな、お待たせ。それじゃダンジョンに潜ろうか」
今日一緒にダンジョンに潜るメンバーの、リリー・マリア・エレノア・レミーが頷く。時間がないので、足早にダンジョンへ向かい、目的階までエレベーターで移動し狩りを始める。
いつも以上のペースで、狩りを行っていく。一緒に来ている従魔達に魔物をトレイン、連れてきてもらいハイペースで敵を処理していく。何度か危ない場面もあったが、問題なくフォローができたのでミスによるケガはなかった。
ニ時間ほど経ち、経験値稼ぎを切り上げて汗を流すために、庁舎にあるシャワールームへ向かい、汗を流す。
他のメンバーも呼んであり、訓練を中断して庁舎に来ている。グリエルの執務室ではさすがに狭いので会議室を使って、教皇の言い分をみんなで聞く予定だ。
まだ時間があるので、ブラウニーたちが用意してくれた軽食を、みんなで食べていると、ガリアから連絡が入り、今から教皇と対談するようだ。謁見とかではないのは、俺たちとの力関係によるものだろう。
ガリアは一応生身ではあるが、それこそパワーレベリングで三〇〇まで上げているので、規格外の戦力が出てこない限りは、死ぬ事は無いだろう。
本当はドッペルで行かせたかったのだが、聖国は何故か分からないが、見抜ける人材がいるらしく、迂闊にドッペルで教皇に会いに行けないので、生身で行ってもらっている。その分、移動中はディストピアに置いてあるドッペルで、仕事をしている……
一緒についていっているスカルズが可哀想だと思ったが、こいつらはこいつらで俺たちが使う予定で作った、スペシャルな箱馬車で、ゲームやアニメ、小説などを楽しんでいるようなので、問題ないようだった。
暇になればスカルズのメンバーのドッペルもあるので、それに憑依してディストピアを探検したりしているようだ。繊維ダンジョンにも潜って、繊維を集めて自分たちで布に加工して服を作ったりもしているようだ。
考えがそれていると、教皇の所に着いた。教皇が座っているのは上座になると思うが、この机に準備された椅子はみんな同じタイプみたいだな。ガリアはディストピアの代表代理という形だが、一切侮っている感じはない。
前に俺たちが攻めたときにはいなかった、側近のような人間が四人程いた。文官ではなく、戦闘を生業にしている人間だ。レベルもニ〇〇と高い。聖国の専用ダンジョンはニつ潰しているが、他にもあるのだろう。それにしても高レベルの付き人をつけたのか?
それでもかなわないと思っているのだろうか、絶対に敵対行動はとるなと、ガリアたちの前で釘を刺している。こいつらは全員バンパイアみたいなので、教皇の眷属なんだろうな。
ガリアが話を切り出した。聖国から送られてきた書類を取り出し教皇へ渡す。しばらくすると教皇の顔が引きつるのが分かる。
「やっぱり教皇はこの書類にはかかわっていないんだろうな。じゃぁ誰がこれをしたかってところだな」
何やら教皇が弁解をしているが、たいした内容ではないし、見苦しいのでカット!
結論としては、調べるように命令はしたが、報告書を読んで犯人はいないと判断した。トリプルの冒険者を止めきれず、こちらに被害を与えてしまったため賠償する……という内容まではあっていたようだ。
その後の賠償に関しては、ミューズにおけるものだけとか、トリプルの冒険者の喪失についての補填等は、一切知らないらしい。
「普通に考えれば、俺たちに賠償をしろと文章を書いた人間が、かかわっているのは間違いないだろうな」
俺のつぶやきにみんなが頷く。
「でも、書いた人物だけがかかわってるとは、限らないよな」
ガリアが軽く咳をする。そのガリアの耳の裏をみると骨伝導スピーカーがついており、俺達の会話が聞こえている。たまに先程のように軽く咳をする姿が見られているが、これは事前に決めておいた肯定のサインだ。
「教皇は犯人捜しを、自分の駒だけですると思うか?」
「どうでしょう、私は教皇の事を知っているわけではないので、判断に困りますが、こういう時の権力者は大体、責任を逃れるために必死に探そうとしますね。もしくは、スケープゴートを準備して、全部の責任を押し付ける……と言ったところでしょうか?」
グリエルの判断はこういった感じだ。それに対してピーチは、
「あの教皇が馬鹿ではなければ、前回の二の舞にならないように、必死に探すと思います。バンパイアであろうがアンデッドであろうが、強制的に回復させられるのが回復魔法ですし、あの拷問を受けていたらさすがに、こっちの意図から外れるような事はしないと思います」
確かに、聖拳による拷問は痛みを消すことができないようでかなり苦しんでたからな、触るだけでもかなりの苦痛があったと思われるしな。それに、ガリアからもその話を聞くと肯定の咳が聞こえてくる。
「話の流れはガリアにまかせるから、これからの対応について詰めてくれ。何かあったらこっちからも意見を言うからよろしく」
肯定の咳が聞こえてくる。
その後の話の流れは、ガリアのつくった話の流れだろう。こっちの要望をどんどん盛り込んでいる。教皇からしたらよほどの事じゃなければ、飲まないわけにはいかないもんな。頑張れ!
教皇の駒で調べる事になり、今回ガリアが来たのは条件を詰めるために、わざわざ出向いたという事になっている。下手に出ているとわかれば、馬鹿な事を言い出す奴が出てくるかもしれないので、それを狙ってのことらしい。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
平凡すぎる、と追放された俺。実は大量スキル獲得可のチート能力『無限変化』の使い手でした。俺が抜けてパーティが瓦解したから今更戻れ?お断りです
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
★ファンタジーカップ参加作品です。
応援していただけたら執筆の励みになります。
《俺、貸します!》
これはパーティーを追放された男が、その実力で上り詰め、唯一無二の『レンタル冒険者』として無双を極める話である。(新形式のざまぁもあるよ)
ここから、直接ざまぁに入ります。スカッとしたい方は是非!
「君みたいな平均的な冒険者は不要だ」
この一言で、パーティーリーダーに追放を言い渡されたヨシュア。
しかしその実、彼は平均を装っていただけだった。
レベル35と見せかけているが、本当は350。
水属性魔法しか使えないと見せかけ、全属性魔法使い。
あまりに圧倒的な実力があったため、パーティーの中での力量バランスを考え、あえて影からのサポートに徹していたのだ。
それどころか攻撃力・防御力、メンバー関係の調整まで全て、彼が一手に担っていた。
リーダーのあまりに不足している実力を、ヨシュアのサポートにより埋めてきたのである。
その事実を伝えるも、リーダーには取り合ってもらえず。
あえなく、追放されてしまう。
しかし、それにより制限の消えたヨシュア。
一人で無双をしていたところ、その実力を美少女魔導士に見抜かれ、『レンタル冒険者』としてスカウトされる。
その内容は、パーティーや個人などに借りられていき、場面に応じた役割を果たすというものだった。
まさに、ヨシュアにとっての天職であった。
自分を正当に認めてくれ、力を発揮できる環境だ。
生まれつき与えられていたギフト【無限変化】による全武器、全スキルへの適性を活かして、様々な場所や状況に完璧な適応を見せるヨシュア。
目立ちたくないという思いとは裏腹に、引っ張りだこ。
元パーティーメンバーも彼のもとに帰ってきたいと言うなど、美少女たちに溺愛される。
そうしつつ、かつて前例のない、『レンタル』無双を開始するのであった。
一方、ヨシュアを追放したパーティーリーダーはと言えば、クエストの失敗、メンバーの離脱など、どんどん破滅へと追い込まれていく。
ヨシュアのスーパーサポートに頼りきっていたこと、その真の強さに気づき、戻ってこいと声をかけるが……。
そのときには、もう遅いのであった。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる