495 / 2,518
第495話 ダンジョンバトルに進展有
しおりを挟む
そういえば、一狩り行こうぜ! 以外のゲームを久々にやった気がするんだが……
最近は時間が出来れば、ずっと本を読んでたしな。久しぶりにやるゲームは楽しいな。二十四時間できない仕様が邪魔をして、いい所でゲームが終わってしまったのが問題だ。
何せ、貿易で商品を運んでいて、後一分もすれば着くのに、サーバーへの切断が切れてしまったからな。ギリギリ戻れると思って、メンテナンスに入り間に合わなかった時の、あの何とも言えない感じに似ている。
俺の開始した国はイスパニアだ! 二キャラ目はネーデルラントだね。
それから本を読んで時間をつぶすわけにもいかないので、ベッドに入って寝ようとした。妻たちもみんなゲームをしていたようで、同じタイミングで寝室に集まって来た。
「みんなも楽しんでたみたいだね。ゲームを楽しむために、明日も仕事を頑張ろうか」
「「「ご主人様、お仕事決まったの?」」」
三幼女から向けられる純粋無垢な視線から、内臓を抉り取るような言葉のボディーブローをくらって、その場に両手両膝をついてしまった。
おい、スライムたち! 俺の背中は乗り物じゃないぞ! 俺の近くに来たんだから、今日は抱き枕になってもらうぞ。
結果、良く寝れた。俺が起きる時間には年長組はすでに起きていた。俺って周りに人がいたら、あまり寝れないタイプだったんだけど、いつの間にか大丈夫になってたよな?
朝食を食べた後、ゆっくりと休憩していたらバザールから連絡が入った。
『主殿、何か面白い魔物が来ましたでござるが、見にくるでござるか?』
「お? 面白い魔物か! 興味あるな」
やっぱり俺は、ダンジョンマスタだから仕事はこれになるのかな。ダンジョンの中は、見てるより冒険したいんだけどな! ランダム作成のダンジョンを作って、探検しようかな?
あ! ホムンクルスとかドッペルゲンガーとかを使って、意識を憑依させてゲーム感覚で出来ないかな? DMMORPGじゃなく、痛みも感じられるリアルなゲームだ。
これだったら作ったダンジョンの難易度を調べるのに良くないか? 憑依ができるなら、俺がディストピアから出て行かなくても、色々できるんじゃね? 領主代行の人たちも、現地に行って危険な思いをする必要もないんじゃないか? ちょっと後で話をつめてみよう。
バザールの言っていた面白い魔物が来た、というのが気になったので慌ててダンジョンの監視ルームの隣、DBS搭載部屋に突っ走っていく。
バタンッ!
「静かに入ってきてください!」
近くにいたブラウニーに叱られた……すいません。最近、みんなが俺に遠慮しなくなってきたな。余所余所しいのも、かしこまられるのも好きじゃないから、丁度いいんだけどね。
「バザール、どこに面白い魔物がいるんだ?」
「おぉ、主殿。これ見てくださいでござる」
「ん? 水の中? これ俺のダンジョンだよな? 何で水没してんだ?」
「それは、ここに映ってる魔物のせいでござる」
「デフォルメされた半魚人みたいな魔物が、ダンジョンに攻めてきてるのか?」
「そうでござる。こいつのせいで、ダンジョン内に水があふれかえってるでござる」
「この魔物の特殊能力ってことか?」
「おそらくそうでござる。ですが、この魔物はそれだけではないと思うでござる。多分、Sランクの魔物ではないかと思うでござる!
相手方のダンジョンも全体が水没しているでござるから、水性系の魔物で固められていたでござる。攻め手は骨たちなので、動きが遅くなる以外の影響はないでござるが、水性魔物にはやられてしまうでござるな」
「まさか水中ダンジョンと来たか……推定Sランクのダゴンっぽい魔物の能力で、相手のダンジョンまで水没させるとなると、ダンジョン内にいる亜人たちじゃ相手にならないか」
「そうでござるな、全員溺死しているでござる。どうしようか悩んでいるでござるが、主殿どうしようでござる」
「そうだな、このまま順調に進んできたら負けるな。こいつの戦績は、ほぼ負けなしか? この魔物がいて、負けがあるのか? こいつを手に入れる前に負けた分だろうか? バザール、お前の召喚リストに水性系のアンデッドっているか?」
「そう多くはないでござるが、ボーンフィッシュやアンデッドタートル、ゾンビシーワームあたりでござるな」
「とりあえず、ボーンフィッシュとアンデッドタートルを召喚してくれ」
バザールが召喚してくれた。ボーンフィッシュは見たまんま、魚の骨。アンデッドタートルはゾンビ系かと思ったが、骨系で骨格だけがある感じだ。
「これなら、アダマンコーティングをすることができるな。十匹くらいずつ出してくれ」
バザールは言われるがままに召喚してくれる。もちろんDPは先渡ししているぞ! 魔力回復ポーションを片手に、ボーンフィッシュとアンデッドタートルに、アダマンコーティングを施していく。
その横で召喚リストを見ていたバザールが、骨系の魔物とブツブツ言いながら探している。一応この二十匹には、能力向上スキルと水に役立つスキルを覚えさせて、ついでにLvを上げている。
アダマンコーティングが終わる頃にバザールが、骨のワニを発見していた。でかい、三メートルは超えている。こいつも召喚してもらおう。先に召喚してもらったボーンフィッシュとアンデッドタートルには、敵のダンジョンへ行ってもらい、スケルトンキングたちを援護してもらおう。
骨のワニは、アリゲーター(骨)という何とも言えない名前の魔物だった。手抜きにもほどがあるだろ! この骨はAランクの魔物らしい。ボーンフィッシュと同じように強化を施していく。骨だからする事の出来る強化法だよな、生身にやったら動けなくなるからな。
「ワニは防衛にあたらせようか。中層当たりのボス部屋に配置しておこうか? もしこいつが簡単に突破されそうなら、違う手を打とうか。一応、深層のボス部屋にいるリビングアーマーを下層のボス部屋に移動させて、時間稼ぎができるようにしておこう」
俺の指示に従って、魔物たちが行動を開始した。ボーンフィッシュ以外は水陸両用だから便利だな。
「スプリガンに話して、様子はこまめに見てもらおう」
「そうでござるな」
最近は時間が出来れば、ずっと本を読んでたしな。久しぶりにやるゲームは楽しいな。二十四時間できない仕様が邪魔をして、いい所でゲームが終わってしまったのが問題だ。
何せ、貿易で商品を運んでいて、後一分もすれば着くのに、サーバーへの切断が切れてしまったからな。ギリギリ戻れると思って、メンテナンスに入り間に合わなかった時の、あの何とも言えない感じに似ている。
俺の開始した国はイスパニアだ! 二キャラ目はネーデルラントだね。
それから本を読んで時間をつぶすわけにもいかないので、ベッドに入って寝ようとした。妻たちもみんなゲームをしていたようで、同じタイミングで寝室に集まって来た。
「みんなも楽しんでたみたいだね。ゲームを楽しむために、明日も仕事を頑張ろうか」
「「「ご主人様、お仕事決まったの?」」」
三幼女から向けられる純粋無垢な視線から、内臓を抉り取るような言葉のボディーブローをくらって、その場に両手両膝をついてしまった。
おい、スライムたち! 俺の背中は乗り物じゃないぞ! 俺の近くに来たんだから、今日は抱き枕になってもらうぞ。
結果、良く寝れた。俺が起きる時間には年長組はすでに起きていた。俺って周りに人がいたら、あまり寝れないタイプだったんだけど、いつの間にか大丈夫になってたよな?
朝食を食べた後、ゆっくりと休憩していたらバザールから連絡が入った。
『主殿、何か面白い魔物が来ましたでござるが、見にくるでござるか?』
「お? 面白い魔物か! 興味あるな」
やっぱり俺は、ダンジョンマスタだから仕事はこれになるのかな。ダンジョンの中は、見てるより冒険したいんだけどな! ランダム作成のダンジョンを作って、探検しようかな?
あ! ホムンクルスとかドッペルゲンガーとかを使って、意識を憑依させてゲーム感覚で出来ないかな? DMMORPGじゃなく、痛みも感じられるリアルなゲームだ。
これだったら作ったダンジョンの難易度を調べるのに良くないか? 憑依ができるなら、俺がディストピアから出て行かなくても、色々できるんじゃね? 領主代行の人たちも、現地に行って危険な思いをする必要もないんじゃないか? ちょっと後で話をつめてみよう。
バザールの言っていた面白い魔物が来た、というのが気になったので慌ててダンジョンの監視ルームの隣、DBS搭載部屋に突っ走っていく。
バタンッ!
「静かに入ってきてください!」
近くにいたブラウニーに叱られた……すいません。最近、みんなが俺に遠慮しなくなってきたな。余所余所しいのも、かしこまられるのも好きじゃないから、丁度いいんだけどね。
「バザール、どこに面白い魔物がいるんだ?」
「おぉ、主殿。これ見てくださいでござる」
「ん? 水の中? これ俺のダンジョンだよな? 何で水没してんだ?」
「それは、ここに映ってる魔物のせいでござる」
「デフォルメされた半魚人みたいな魔物が、ダンジョンに攻めてきてるのか?」
「そうでござる。こいつのせいで、ダンジョン内に水があふれかえってるでござる」
「この魔物の特殊能力ってことか?」
「おそらくそうでござる。ですが、この魔物はそれだけではないと思うでござる。多分、Sランクの魔物ではないかと思うでござる!
相手方のダンジョンも全体が水没しているでござるから、水性系の魔物で固められていたでござる。攻め手は骨たちなので、動きが遅くなる以外の影響はないでござるが、水性魔物にはやられてしまうでござるな」
「まさか水中ダンジョンと来たか……推定Sランクのダゴンっぽい魔物の能力で、相手のダンジョンまで水没させるとなると、ダンジョン内にいる亜人たちじゃ相手にならないか」
「そうでござるな、全員溺死しているでござる。どうしようか悩んでいるでござるが、主殿どうしようでござる」
「そうだな、このまま順調に進んできたら負けるな。こいつの戦績は、ほぼ負けなしか? この魔物がいて、負けがあるのか? こいつを手に入れる前に負けた分だろうか? バザール、お前の召喚リストに水性系のアンデッドっているか?」
「そう多くはないでござるが、ボーンフィッシュやアンデッドタートル、ゾンビシーワームあたりでござるな」
「とりあえず、ボーンフィッシュとアンデッドタートルを召喚してくれ」
バザールが召喚してくれた。ボーンフィッシュは見たまんま、魚の骨。アンデッドタートルはゾンビ系かと思ったが、骨系で骨格だけがある感じだ。
「これなら、アダマンコーティングをすることができるな。十匹くらいずつ出してくれ」
バザールは言われるがままに召喚してくれる。もちろんDPは先渡ししているぞ! 魔力回復ポーションを片手に、ボーンフィッシュとアンデッドタートルに、アダマンコーティングを施していく。
その横で召喚リストを見ていたバザールが、骨系の魔物とブツブツ言いながら探している。一応この二十匹には、能力向上スキルと水に役立つスキルを覚えさせて、ついでにLvを上げている。
アダマンコーティングが終わる頃にバザールが、骨のワニを発見していた。でかい、三メートルは超えている。こいつも召喚してもらおう。先に召喚してもらったボーンフィッシュとアンデッドタートルには、敵のダンジョンへ行ってもらい、スケルトンキングたちを援護してもらおう。
骨のワニは、アリゲーター(骨)という何とも言えない名前の魔物だった。手抜きにもほどがあるだろ! この骨はAランクの魔物らしい。ボーンフィッシュと同じように強化を施していく。骨だからする事の出来る強化法だよな、生身にやったら動けなくなるからな。
「ワニは防衛にあたらせようか。中層当たりのボス部屋に配置しておこうか? もしこいつが簡単に突破されそうなら、違う手を打とうか。一応、深層のボス部屋にいるリビングアーマーを下層のボス部屋に移動させて、時間稼ぎができるようにしておこう」
俺の指示に従って、魔物たちが行動を開始した。ボーンフィッシュ以外は水陸両用だから便利だな。
「スプリガンに話して、様子はこまめに見てもらおう」
「そうでござるな」
0
お気に入りに追加
459
あなたにおすすめの小説
サバイバル能力に全振りした男の半端仙人道
コアラ太
ファンタジー
年齢(3000歳)特技(逃げ足)趣味(採取)。半仙人やってます。
主人公は都会の生活に疲れて脱サラし、山暮らしを始めた。
こじんまりとした生活の中で、自然に触れていくと、瞑想にハマり始める。
そんなある日、森の中で見知らぬ老人から声をかけられたことがきっかけとなり、その老人に弟子入りすることになった。
修行する中で、仙人の道へ足を踏み入れるが、師匠から仙人にはなれないと言われてしまった。それでも良いやと気楽に修行を続け、正式な仙人にはなれずとも。足掛け程度は認められることになる。
それから何年も何年も何年も過ぎ、いつものように没頭していた瞑想を終えて目開けると、視界に映るのは密林。仕方なく周辺を探索していると、二足歩行の獣に捕まってしまう。言葉の通じないモフモフ達の言語から覚えなければ……。
不死になれなかった半端な仙人が起こす珍道中。
記憶力の無い男が、日記を探して旅をする。
メサメサメサ
メサ メサ
メサ メサ
メサ メサ
メサメサメサメサメサ
メ サ メ サ サ
メ サ メ サ サ サ
メ サ メ サ ササ
他サイトにも掲載しています。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる