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第459話 ダンバトしたい!
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やる気が出てきたのはいいのだが、DBSってなんだ? それがあればいい的な発言をしていたから、特に考えていなかったけど、全く意味が分からん!
探してみるか。DBS……DBS……DBS……三十分かけてやっと見つけた。
あったあった。DBSを搭載した部屋って言ってたけど、この部屋自体がDBSそのものっぽいな。どこに作ろうかな? ダンジョン監視室の隣でいいか? スプリガンたちに連絡を取って、隣に部屋を作ることを伝えた。
DBSとは、ダンジョンバトルシステムの事だった。DBSのあった場所が、リストの部屋とかの欄にはなく、魔物と同じ欄にDBSという文字が小さくあったのだ。マジで嫌がらせ! 最近は、種類でソートして色々さがしてたから、全然気づかなかったわ!
DBS部屋もできたので、ダンジョンバトル専用のダンジョンを作成しないとな! これはこれで、みんなで楽しめそうだからよかった。今日はのんびりしたいから明日から、内容を詰めていこうか。
などと考えながら、客車に準備してあった俺の愛用のソファーに座って、のんびりしていた。朝食はまだかな? 準備はまだできていないようだ。それもそのはず、今の時刻は六時ちょいすぎなので、いつもより一時間以上も早い時間に、準備できているわけもない。
いや、出来てはいるだろうけど、時間をわざわざ早める必要もないか。家に戻らなくても、ここにはシルキーたちがいるからな。最高の朝食が食べれるわけだ。
朝食後にチビ神から聞いた話と、ダンジョンバトルが自分たちでもすることができる事を伝えると、みんながやる気になったのはいいのだが、なぜか年少組・年中組・年長組に分かれてダンジョンを作る話になってしまった。
みんなで作る予定だったのにな。俺は姉御組の三人と一緒に斬新なダンジョンを作ろう!
各組に使っていいDPを決めて、ダンジョンコアと一緒に渡してある。限りあるDPで面白いダンジョンを作ってくれ。俺のダンジョンには、DP制限はないけど、いい感じになるようにしないと……難しい問題だな。それも楽しみの内だよな。
みんなでダンジョンを作るのは、明日からの予定だったのに、妻全員がやる気をみなぎらせていたので、今日からダンジョンの作成が始まった。俺も妻達も自分の仕事をこなしながら、ダンジョンを作っていく予定なので、完成はまだ先だ。
この期間の俺の監視役は、ニコたちスライムとハク・クロ・ギンの、俺の従魔達である。たださ、俺の従魔のはずなのに、俺より妻たちの指示の方が、良く聞くのは解せない!
声を大にして言えないのだが、妻たちの指示より優先される人物がいるのだ。美味しいご飯をくれる、シルキーたちなんだけどな……美味い飯に負けた主人としての俺の威厳……
俺の仕事は、基本的にグリエルやガリアたちに、何かをお願いされない限り何もないので、のんびりと一人でダンジョンの構想を練り始めた。
俺に課せられた条件は、
・圧倒的に勝たない。
・程よい接戦を演出する。
大きなダンジョンを作ったとしても、ここが重要になってくるだろう。ダンジョンバトルで重要になってくるのは、防衛もそうなのだが攻めに入る魔物も重要なんだよな。力を物量で補うか質で補うか、悩ましい所だな。
前にダンジョンバトルした時の相手って、どうだったっけな? 一ヶ月はかかるって言ってたのに、八日とかで終わった気が……相手のダンジョン内を見れないから、光点だけで推測してたっけ? 途中で飽きて変化があったら呼んで、とか言ってゲームを楽しんでいた気がするわ。
おっと、一ヶ月っていうワードは重要だな。あの時攻めに使ったのは、クマ型の魔物ヘビーグリズリーで、Lv五十に上げて能力向上Lv十を覚えさせたっけ? 爪にアダマンコーティングを施して、攻撃力も上げてた気がする。これだと強すぎるんだと思う。
使い捨てゴブリンを前面に押し出して、八日で踏破してしまったんだもんな。
相手のダンジョンにどんな魔物がいたのかわかってないのに、どうやって対策を立てようかな?攻め込ませるゴブリンの中に、カメラを仕込ませるか? って何で攻めるのが、ゴブリンになってんだよ俺!
一応各階層の魔物は、その階層で生み出されるような階層に付与する形で、普通に召喚するDPの100倍ほど支払うと、一定数まで定期的に階層に生み出される仕組みだ。
肉ダンジョンや鉱石ダンジョン、植物ダンジョンもこのシステムを使って、魔物の数をコントロールしている。手間暇かけて一〇〇匹以上を生み出すなら、このように階層に付与するような形が安上がりである。強さが固定されるのが、難点だけどね。
それを考えると、地竜やレッドドラゴンが定期的に生み出されるあのダンジョンって、かなりのDPを注ぎ込んで出来たんだろうな……あのダンジョンを、そのまま使えば勝てるんじゃね?
って圧倒的に勝っちゃいけないんだった。レッドドラゴンのいたダンジョンを参考にして、上層・中層・下層・深層って感じでまとめてみるか。
先に行けば行くほど敵が強くなる、ダンジョンのあるあるだよな。前のダンジョンバトルに使ったダンジョンなんて、初めの階層に致死トラップを敷き詰めたからな。邪道もいい所だったかもな。
ダンジョンバトルは、防衛する魔物は基本的にそのままで、DP次第で追加で呼んだりするで、攻め手は相手のダンジョンに合わせて、随時召喚していき最後の詰めで、とっておきの魔物を送り込む的な事を、前にチビ神が言ってた気がするな。
俺はそれを無視して、つゆ払いを強化したゴブリンにさせて、敵は強化したヘビーグリズリーを使ったもんな。
まずは、どこに作るか考えるか。
天気だったので世界樹の陰にソファーを置いて色々考えていたので、目の前にあった高い山が目に入った。そこで俺はひらめく!
「あの山の天辺に、城風のダンジョン作るのもよくね? 外見をあまり変えずに、中腹あたりから入れる場所を作って、山の城的なのをつくろうかな? 潜っていくダンジョンばっかりじゃ、面白くないもんな。
ダンジョンの壁は、大規模に破壊できないから、作っても問題ないはずだし、やってみよう!」
作る場所が決まったら、どのくらいの規模のダンジョンにするか決めないとな。ボスはやっぱり強くしないといけないしな……程よくダンジョンの性質にあった罠と、魔物を用意すればいいかな?
これからダンジョン作りを始める事に、ワクワクしながら色々な設定を考えていく。
探してみるか。DBS……DBS……DBS……三十分かけてやっと見つけた。
あったあった。DBSを搭載した部屋って言ってたけど、この部屋自体がDBSそのものっぽいな。どこに作ろうかな? ダンジョン監視室の隣でいいか? スプリガンたちに連絡を取って、隣に部屋を作ることを伝えた。
DBSとは、ダンジョンバトルシステムの事だった。DBSのあった場所が、リストの部屋とかの欄にはなく、魔物と同じ欄にDBSという文字が小さくあったのだ。マジで嫌がらせ! 最近は、種類でソートして色々さがしてたから、全然気づかなかったわ!
DBS部屋もできたので、ダンジョンバトル専用のダンジョンを作成しないとな! これはこれで、みんなで楽しめそうだからよかった。今日はのんびりしたいから明日から、内容を詰めていこうか。
などと考えながら、客車に準備してあった俺の愛用のソファーに座って、のんびりしていた。朝食はまだかな? 準備はまだできていないようだ。それもそのはず、今の時刻は六時ちょいすぎなので、いつもより一時間以上も早い時間に、準備できているわけもない。
いや、出来てはいるだろうけど、時間をわざわざ早める必要もないか。家に戻らなくても、ここにはシルキーたちがいるからな。最高の朝食が食べれるわけだ。
朝食後にチビ神から聞いた話と、ダンジョンバトルが自分たちでもすることができる事を伝えると、みんながやる気になったのはいいのだが、なぜか年少組・年中組・年長組に分かれてダンジョンを作る話になってしまった。
みんなで作る予定だったのにな。俺は姉御組の三人と一緒に斬新なダンジョンを作ろう!
各組に使っていいDPを決めて、ダンジョンコアと一緒に渡してある。限りあるDPで面白いダンジョンを作ってくれ。俺のダンジョンには、DP制限はないけど、いい感じになるようにしないと……難しい問題だな。それも楽しみの内だよな。
みんなでダンジョンを作るのは、明日からの予定だったのに、妻全員がやる気をみなぎらせていたので、今日からダンジョンの作成が始まった。俺も妻達も自分の仕事をこなしながら、ダンジョンを作っていく予定なので、完成はまだ先だ。
この期間の俺の監視役は、ニコたちスライムとハク・クロ・ギンの、俺の従魔達である。たださ、俺の従魔のはずなのに、俺より妻たちの指示の方が、良く聞くのは解せない!
声を大にして言えないのだが、妻たちの指示より優先される人物がいるのだ。美味しいご飯をくれる、シルキーたちなんだけどな……美味い飯に負けた主人としての俺の威厳……
俺の仕事は、基本的にグリエルやガリアたちに、何かをお願いされない限り何もないので、のんびりと一人でダンジョンの構想を練り始めた。
俺に課せられた条件は、
・圧倒的に勝たない。
・程よい接戦を演出する。
大きなダンジョンを作ったとしても、ここが重要になってくるだろう。ダンジョンバトルで重要になってくるのは、防衛もそうなのだが攻めに入る魔物も重要なんだよな。力を物量で補うか質で補うか、悩ましい所だな。
前にダンジョンバトルした時の相手って、どうだったっけな? 一ヶ月はかかるって言ってたのに、八日とかで終わった気が……相手のダンジョン内を見れないから、光点だけで推測してたっけ? 途中で飽きて変化があったら呼んで、とか言ってゲームを楽しんでいた気がするわ。
おっと、一ヶ月っていうワードは重要だな。あの時攻めに使ったのは、クマ型の魔物ヘビーグリズリーで、Lv五十に上げて能力向上Lv十を覚えさせたっけ? 爪にアダマンコーティングを施して、攻撃力も上げてた気がする。これだと強すぎるんだと思う。
使い捨てゴブリンを前面に押し出して、八日で踏破してしまったんだもんな。
相手のダンジョンにどんな魔物がいたのかわかってないのに、どうやって対策を立てようかな?攻め込ませるゴブリンの中に、カメラを仕込ませるか? って何で攻めるのが、ゴブリンになってんだよ俺!
一応各階層の魔物は、その階層で生み出されるような階層に付与する形で、普通に召喚するDPの100倍ほど支払うと、一定数まで定期的に階層に生み出される仕組みだ。
肉ダンジョンや鉱石ダンジョン、植物ダンジョンもこのシステムを使って、魔物の数をコントロールしている。手間暇かけて一〇〇匹以上を生み出すなら、このように階層に付与するような形が安上がりである。強さが固定されるのが、難点だけどね。
それを考えると、地竜やレッドドラゴンが定期的に生み出されるあのダンジョンって、かなりのDPを注ぎ込んで出来たんだろうな……あのダンジョンを、そのまま使えば勝てるんじゃね?
って圧倒的に勝っちゃいけないんだった。レッドドラゴンのいたダンジョンを参考にして、上層・中層・下層・深層って感じでまとめてみるか。
先に行けば行くほど敵が強くなる、ダンジョンのあるあるだよな。前のダンジョンバトルに使ったダンジョンなんて、初めの階層に致死トラップを敷き詰めたからな。邪道もいい所だったかもな。
ダンジョンバトルは、防衛する魔物は基本的にそのままで、DP次第で追加で呼んだりするで、攻め手は相手のダンジョンに合わせて、随時召喚していき最後の詰めで、とっておきの魔物を送り込む的な事を、前にチビ神が言ってた気がするな。
俺はそれを無視して、つゆ払いを強化したゴブリンにさせて、敵は強化したヘビーグリズリーを使ったもんな。
まずは、どこに作るか考えるか。
天気だったので世界樹の陰にソファーを置いて色々考えていたので、目の前にあった高い山が目に入った。そこで俺はひらめく!
「あの山の天辺に、城風のダンジョン作るのもよくね? 外見をあまり変えずに、中腹あたりから入れる場所を作って、山の城的なのをつくろうかな? 潜っていくダンジョンばっかりじゃ、面白くないもんな。
ダンジョンの壁は、大規模に破壊できないから、作っても問題ないはずだし、やってみよう!」
作る場所が決まったら、どのくらいの規模のダンジョンにするか決めないとな。ボスはやっぱり強くしないといけないしな……程よくダンジョンの性質にあった罠と、魔物を用意すればいいかな?
これからダンジョン作りを始める事に、ワクワクしながら色々な設定を考えていく。
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