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第363話 パワードスーツの元ネタ
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パワードスーツを一度制作してしまったので、ニ個目からは簡単な作業だ。体型さえわかれば、後は外骨格を作って肉付けするだけだからな。
ただ女の子達の体型を調べるのはね、妻たちの中で似た体型を探すか?
素材の準備を始めてから、どうしようか悩んでいると、ピーチがニコたちスライムズを連れて戻って来た。
「ご主人様、残り五名の体型を確認してきました。体の再現はニコたちがしてくれるので、それに合わせて作成していただけでば問題ないです」
ニコたちが体を再現する? 何かしらの方法で再現できるのかな?
「じゃぁニコ、五人の内誰でもいいから、一人の体を再現してくれ……っておい! 顔はわかるけど、何で乳首や陰部まできちんと再現するんだよ! その部分はいらないから削ってくれ」
俺の慌てる姿を見て、ピーチと一緒に来たキリエやリリーが笑っていた。こいつら確信犯だな。全く妻以外の体を見せて何がしたいんだか。こら! キリエにリリー、頬を赤く染めるな!
邪心は取り払って、パワードスーツを作っていこうか。
素材の準備をしていたので、外骨格さえ作ってしまえば、後は簡単なので一着当たりニ時間ほどで作成が完了した。裏面と表面の加工だけは、本人達に着てもらってから最後の調整だけが残っている。
他にも作業をしながら、完成までにニ日ほどかかったが最終調整が終了した。
ん~全員に着せてみたが、本当に骸骨たち、スカルズって感じだな。俺には段ボールマニアの五作目の同じ部隊名のチームを彷彿とする姿だった。
どうせなら、フード付き黒マントも装備させてみるか? と悪ノリして装備させてみると、変な迫力があって若干怖かった。見た目だけなんだが、年少組はかなり怖がっており、俺の後ろに隠れてしまった。これ街中を歩かせたら大騒ぎになりそうだな。
これでゴーストタウンは、基本的に新人組とスカルズに任せても問題ないだろう。貴族への対応は俺がしなきゃいけないだろうが、細かい色々が減るのはいい事だな!
ディストピアに戻っても問題ないなら、久々に自分の家でゆっくりしよう。帰る前に新人組からパワードスーツを、私たちにも作ってほしいとお願いがあったので、少し休んだら作ることを伝えておく。
ついでに妻たちにも作るか聞くと『可愛くないからいらない』と言われた。身を守るのには適してるんだけどな。これとパワードスーツとまではいかないが、簡単なアシストと、防御力に重点を置いた見た目の悪くない物も作ってみるか。
実はこういった物ってあこがれてるんだよね。もともとパワードスーツはマンガのスプ〇ガンに出てくる主人公や、傭兵が着ていたアー〇ードマッ〇ルスーツがモデルになってたりするんだよね。自分の分はこっそり作っておこう。
家に帰ってきた! まずは、風呂だろ! サウナだサウナ! 城にはお風呂は準備しておいたけど、サウナまでは作っていなかったので、満足感が得られていなかったのだ! という事で、俺はみんなに任せてウォーホースを走らせて急いで家に戻った。
一時間しっかりとサウナと水風呂を往復して堪能していると、館内放送でスカーレットが俺の事を呼んでいたので、サウナを切り上げてシルキーたちの城であるキッチンに向かった。
「あ! ご主人様! よかったです。今ご主人様の好きなチーズケーキを作ってみたので、味見をしてもらえればと思いましてお呼びしました」
チーズケーキとな! ちょくちょく作ってくれているけど、今回はどういった指向なんだろう?
「わざわざ呼んだってことは、何かあるってことだよな?」
俺がそう聞くと、もちろんですといった感じで頷かれた。
見た目はいつもとあまり変わりのない、普通のレアチーズケーキだな。どれ一口っ! めっちゃ濃厚な味が口の中を駆け抜けた。それに普通の甘さではなく、ほのかに甘いのだが強烈な印象を残すこの甘みは……
「このチーズケーキに、クインハニービーから献上された蜂蜜、王蜜を使った?」
「よくわかりましたね。でも、それだけではないんですよ、口当たりがよくなるように、何度も漉してから作ったのです。口当たりよくしたまま固めるのが難しかったんですよ」
「言われたらかなり口当たりがいいな。すごいなめらかで濃厚なレアチーズケーキの味が舌に絡まる。でもスッと邪魔にならないように舌の上から味が消える。不思議だな。そしてこの紅茶もいつもと違うな、入れ方? 葉っぱ? の違いか?」
「このレアチーズケーキを作る際のクリームチーズと、生クリームに品種改良した牛の牛乳を使ってます。濃厚なのに後味がさっぱりしている牛乳を生み出す不思議な牛ですね。
ご主人様が召喚した珍しいと言っていた牛が、この世界の牛と繁殖してそういった味になったんですよ。ちなみに、紅茶の方はやっと上手く作れるようになったので、早速ご主人様に飲んでいただこうと思いまして準備しました」
「みんないつもありがとね、チーズケーキも紅茶もすごい美味しかったよ。ニ杯目はハチミツを少し入れたものを飲みたいな」
わかりました。と言われニ杯目を準備してくれた。紅茶ってよくわからないけど、入れ方やお湯の温度で香りも味も違うんだよな。本当にうまく入れてくれて嬉しい限りだ。
俺が食べ終わると、待ってましたと言わんばかりに年少組が、レアチーズケーキにかぶりつく勢いで食べ始めていた。
俺にはよくわからないが、妻たちの中で献上品的な扱いの物は、俺が口にし終わってからじゃないと食べない、と言うルールがあるそうで、今回も献上品に当たる物らしく大人しく? 待っていたようだ。
みんなの笑顔を見ると、やっぱり美味しい物だったという事がよくわかる。
おやつも済んだので、腹ごなしに散歩をしようと思い、一緒にシルキーたちに出してもらっていたおやつを食べていた、シロとクロとギンを連れて行ことしたら、口のまわりが大惨事になっていた。美味しいのは分かりきっているけど、その食べ方はどうかと思うぞ!
洗ってあげるために俺は、庭に出てホースを使って顔を洗ってあげた。何を勘違いしたのか水遊びをしてくれていると判断したらしく、三匹揃って近くにあった池に飛び込み、出てから体をブルブルふるって俺に水をかけ始めた。
おーまーえーらー! せっかく風呂入ってさっぱりしたのに台無しだよ! それに濡れた体で土遊びはするなって!
「みんな集合! 風呂入って体綺麗にするぞ!」
軽く叱ってからお風呂へ向かった。何かそんな気がしてた、スライムたちが湯船に浮いて気持ちよさそうにしていた。
時折体をプルプルゆらして、会話的な何かをしているようだった、あれ? ちょっと数が多くねと思って、数えてみたら十ニ匹いた。また分裂したのかと思ったら、スライム型ゴーレムたちだった。
ただ女の子達の体型を調べるのはね、妻たちの中で似た体型を探すか?
素材の準備を始めてから、どうしようか悩んでいると、ピーチがニコたちスライムズを連れて戻って来た。
「ご主人様、残り五名の体型を確認してきました。体の再現はニコたちがしてくれるので、それに合わせて作成していただけでば問題ないです」
ニコたちが体を再現する? 何かしらの方法で再現できるのかな?
「じゃぁニコ、五人の内誰でもいいから、一人の体を再現してくれ……っておい! 顔はわかるけど、何で乳首や陰部まできちんと再現するんだよ! その部分はいらないから削ってくれ」
俺の慌てる姿を見て、ピーチと一緒に来たキリエやリリーが笑っていた。こいつら確信犯だな。全く妻以外の体を見せて何がしたいんだか。こら! キリエにリリー、頬を赤く染めるな!
邪心は取り払って、パワードスーツを作っていこうか。
素材の準備をしていたので、外骨格さえ作ってしまえば、後は簡単なので一着当たりニ時間ほどで作成が完了した。裏面と表面の加工だけは、本人達に着てもらってから最後の調整だけが残っている。
他にも作業をしながら、完成までにニ日ほどかかったが最終調整が終了した。
ん~全員に着せてみたが、本当に骸骨たち、スカルズって感じだな。俺には段ボールマニアの五作目の同じ部隊名のチームを彷彿とする姿だった。
どうせなら、フード付き黒マントも装備させてみるか? と悪ノリして装備させてみると、変な迫力があって若干怖かった。見た目だけなんだが、年少組はかなり怖がっており、俺の後ろに隠れてしまった。これ街中を歩かせたら大騒ぎになりそうだな。
これでゴーストタウンは、基本的に新人組とスカルズに任せても問題ないだろう。貴族への対応は俺がしなきゃいけないだろうが、細かい色々が減るのはいい事だな!
ディストピアに戻っても問題ないなら、久々に自分の家でゆっくりしよう。帰る前に新人組からパワードスーツを、私たちにも作ってほしいとお願いがあったので、少し休んだら作ることを伝えておく。
ついでに妻たちにも作るか聞くと『可愛くないからいらない』と言われた。身を守るのには適してるんだけどな。これとパワードスーツとまではいかないが、簡単なアシストと、防御力に重点を置いた見た目の悪くない物も作ってみるか。
実はこういった物ってあこがれてるんだよね。もともとパワードスーツはマンガのスプ〇ガンに出てくる主人公や、傭兵が着ていたアー〇ードマッ〇ルスーツがモデルになってたりするんだよね。自分の分はこっそり作っておこう。
家に帰ってきた! まずは、風呂だろ! サウナだサウナ! 城にはお風呂は準備しておいたけど、サウナまでは作っていなかったので、満足感が得られていなかったのだ! という事で、俺はみんなに任せてウォーホースを走らせて急いで家に戻った。
一時間しっかりとサウナと水風呂を往復して堪能していると、館内放送でスカーレットが俺の事を呼んでいたので、サウナを切り上げてシルキーたちの城であるキッチンに向かった。
「あ! ご主人様! よかったです。今ご主人様の好きなチーズケーキを作ってみたので、味見をしてもらえればと思いましてお呼びしました」
チーズケーキとな! ちょくちょく作ってくれているけど、今回はどういった指向なんだろう?
「わざわざ呼んだってことは、何かあるってことだよな?」
俺がそう聞くと、もちろんですといった感じで頷かれた。
見た目はいつもとあまり変わりのない、普通のレアチーズケーキだな。どれ一口っ! めっちゃ濃厚な味が口の中を駆け抜けた。それに普通の甘さではなく、ほのかに甘いのだが強烈な印象を残すこの甘みは……
「このチーズケーキに、クインハニービーから献上された蜂蜜、王蜜を使った?」
「よくわかりましたね。でも、それだけではないんですよ、口当たりがよくなるように、何度も漉してから作ったのです。口当たりよくしたまま固めるのが難しかったんですよ」
「言われたらかなり口当たりがいいな。すごいなめらかで濃厚なレアチーズケーキの味が舌に絡まる。でもスッと邪魔にならないように舌の上から味が消える。不思議だな。そしてこの紅茶もいつもと違うな、入れ方? 葉っぱ? の違いか?」
「このレアチーズケーキを作る際のクリームチーズと、生クリームに品種改良した牛の牛乳を使ってます。濃厚なのに後味がさっぱりしている牛乳を生み出す不思議な牛ですね。
ご主人様が召喚した珍しいと言っていた牛が、この世界の牛と繁殖してそういった味になったんですよ。ちなみに、紅茶の方はやっと上手く作れるようになったので、早速ご主人様に飲んでいただこうと思いまして準備しました」
「みんないつもありがとね、チーズケーキも紅茶もすごい美味しかったよ。ニ杯目はハチミツを少し入れたものを飲みたいな」
わかりました。と言われニ杯目を準備してくれた。紅茶ってよくわからないけど、入れ方やお湯の温度で香りも味も違うんだよな。本当にうまく入れてくれて嬉しい限りだ。
俺が食べ終わると、待ってましたと言わんばかりに年少組が、レアチーズケーキにかぶりつく勢いで食べ始めていた。
俺にはよくわからないが、妻たちの中で献上品的な扱いの物は、俺が口にし終わってからじゃないと食べない、と言うルールがあるそうで、今回も献上品に当たる物らしく大人しく? 待っていたようだ。
みんなの笑顔を見ると、やっぱり美味しい物だったという事がよくわかる。
おやつも済んだので、腹ごなしに散歩をしようと思い、一緒にシルキーたちに出してもらっていたおやつを食べていた、シロとクロとギンを連れて行ことしたら、口のまわりが大惨事になっていた。美味しいのは分かりきっているけど、その食べ方はどうかと思うぞ!
洗ってあげるために俺は、庭に出てホースを使って顔を洗ってあげた。何を勘違いしたのか水遊びをしてくれていると判断したらしく、三匹揃って近くにあった池に飛び込み、出てから体をブルブルふるって俺に水をかけ始めた。
おーまーえーらー! せっかく風呂入ってさっぱりしたのに台無しだよ! それに濡れた体で土遊びはするなって!
「みんな集合! 風呂入って体綺麗にするぞ!」
軽く叱ってからお風呂へ向かった。何かそんな気がしてた、スライムたちが湯船に浮いて気持ちよさそうにしていた。
時折体をプルプルゆらして、会話的な何かをしているようだった、あれ? ちょっと数が多くねと思って、数えてみたら十ニ匹いた。また分裂したのかと思ったら、スライム型ゴーレムたちだった。
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