312 / 2,518
第312話 ゲテモノ実食
しおりを挟む
五日目、六日目は、敵が強くなっていくくらいで、特に変わった大きなことは起こっていない。
七日目に入って大きな変化が起きた。魔物の強さがとうとうAランクになったのだ。
いろんな種類の魔物が出てくるため、敵を発見してから相手に合わせた動きになってしまうため、気持ち対応が遅れてしまう印象だ。
それでもただのAランクの魔物では相手にならないので誤差の範囲なのだが。
一匹一匹にかかる時間が長くなっているので、微妙に時間がとられてしまううざい状況だ。森に入った当初は大した数の魔物ではなかったが、奥に行くにつれて魔物の密度が濃くなっているので、一回に出てくる魔物の数も増えていているからさらにうざく感じるのだ。
更に対処しにくい別種族の混成パーティーまで出てくるのだから質が悪い。亜人型、獣型、昆虫型、植物型等が入り乱れて出てくるのだ、いくらこちらが強くても疲弊は免れない。
樹海も結構な密度の魔物がいるけど、樹海の森の中で戦闘した事って多くないんだよな。こんなにいるとなると、ディストピアの今の平和な状況はかなり恵まれてるよな。樹海とここの魔物が同じ密度だと考えると、鬼人たちってすごい所で暮らして移動してたんだな。
隠密行動が得意になるのはわかる気がするな。というか、必然的にそうならざるを得なかったんだよな。暗部みたいな汚い仕事を中心にやってくれているのも、安全に暮らせる場所を俺が提供したからなのかな? 帰ったら昔の話でも聞きに行こうかな。
さっき昆虫型の魔物の蜘蛛が食材を落としたんだよな。イビルスパイダーの脚肉だってさ。イビルって邪悪とかそんな意味だったけど、食べて平気なのかな? 世の中に昆虫を食べる文化はあるけど、俺はあの形のまま食べるのは苦手なんだよね。
でも脚だけで調理した後の物なら食べれるか? 小説なんかでは美味しいっていうけどな。あれ? 食材としてドロップしてるんだから、食べ物なんだよな? この世界で食材としてドロップするものに、今の所不味いものなかったし、少し期待できるかもな。
ランクが高い物ほどうまい傾向にあるし、Aランクならかなりのものだよな! 今日の夜にでも食べてみるか。
おやつの休憩の後に進行を開始してすぐに、森の入り口でお世話になったセンチピートの上位種が出てきた。毒々しい青紫だったり緑色だったりと、気色の悪い色だった。見た目はキモいし、甲殻を持っているのでそれなりの防御力もあり、蟲型特有の素早い動きが健在であるため戦い難かった。
そして倒したらポイズンセンチピートの甲殻と一緒に、胸肉というのを落とした。待て待て、毒ムカデの胸肉ってことだろ? 毒なのに食べれるのか? 毒腺以外は問題ないとか? それより、ムカデの胸肉って、胸ってどこだよ! 鑑定のスキルには毒はないと出ているので、食べても問題ないのだろうが……
今日はどうもゲテモノの肉に縁があるようだな。野営の設営中にマザースネークという大蛇も出てきて、少し慌てたが問題なく倒している。
慌てた理由は誰の索敵にも引っかからず、感知結界も張っていなかったため発見できずに驚きによる慌てがあっただけで、実力的には対したことがなかったのが幸いした。
普通のAランク冒険者なら一人や二人の犠牲が出ただろう魔物も、その程度であしらわれてしまっている。もしSランク以上の蛇型の魔物がいたら奇襲攻撃が強そうだなと思いながら、ドロップしたマザースネークのザブトンを見ていた。
ザブトンって牛の肩ロースのおいしいところじゃなかったっけ? それを他の魔物に当てはめたのはいいけど、蛇に肩なんてねーだろが! この世界のドロップアイテムの神秘を垣間見た一日だった。
さて、野営準備も終わったので調理に移っていこう。まずはイビルスパイダーの脚肉から行ってみようか。まずは味を確認するために素焼きで……
「うわ~遠目で見ると産毛っぽく見えるのに、めっちゃ剛毛だな」
見た目にひきながら老ドワーフたちが売ってくれた、包丁セットを使って調理していく。研ぎをしなくてもいいようにアダマンコーティングをしている名包丁である。
つま先の十センチメートル位を切り落として毛を剃っていく。切り落としたつま先を立てて縦に真っ二つに切って、そのまま炭火の用意してある網の上へ投下。
次にポイズンセンチピートの胸肉だが、これには甲殻はついておらず肉単品でドロップしているものだったので処理は簡単だ。薄く3枚ほどそいでから、それらを網の上に投下していく。
最後にマザースネークのザブトンだ。胸肉と同じで肉単品でドロップしている。部位的に考えれば筋が多そうなのだが、触ってみても固くはない。胸肉と同じく薄く三枚ほどそいでから、網の上に投下していく。
今俺の料理の補佐をしているのは、三幼女とメアリーだ。ポイズンセンチピートの胸肉は薄切りだったのですぐに焼けた。みんなで実食してみる。念のためAランクの万能薬をDPで召喚して……この森では極力DPを使わないと言っていたのはどうした、俺!
「うん、普通にうまいな。癖もなくてなんにでも合わせやすそうだな。少し歯ごたえがあるから、今みたいな薄切りで冷しゃぶにして、野菜と一緒にってのも悪くなさそうだな」
「そうですね。牛より豚に近くて歯ごたえがあるので、豚より薄めに切って生姜焼きみたいなのもよさそうですね」
三幼女は『うまいうまい』だけしか言っていないので、参考にならないけどな!
次は、薄切りのマザースネークのザブトンだ。
「ん~蛇は、種類にもよるけど筋張ったり固かったり臭かったりするのに、全然そういう感じがないな。上品な鶏肉を食っているみたいな感じがするな。鳥に合わせた調理なら何でもあいそうだな」
「こちらは火を通しても柔らかいので、鳥のささみみたいにサラダに添えるのも悪くなさそうですね」
例の如く三幼女は『うまいうまい』としか言っていなかった。
最後は一番最初に焼き始めた、イビルスパイダーの脚肉のつま先だ。
「うん、これはカニだな!」
「カニですね」
「「「カニ、うまうま」」」
君たち、それしか言えないのかな?
「でも、味の濃いかにって感じだね。これもカニの用途に合わせて使っても問題ないだろうけど、素焼きが一番うまい気がするな。
無理に手間をかける必要もなさそうだし、加工に関してはシルキーたちに任せた方がいいだろう。明日こいつら見つけたらちょっと捕獲しておこうか。エント亜種みたいにダンジョン農園に送って誰かに見ておいてもらおう」
三幼女とメアリーと一緒に、どういった料理にするか検討会を開いた。
「じゃぁ結論として、イビルスパイダーの脚肉はそのまま素焼きで、ポイズンセンチピートの胸肉はシンプルにしゃぶしゃぶで、マザースネークのザブトンは唐揚げにしよっか。じゃあ料理方法も決まったし調理開始!」
調理といっても胸肉は薄切りにして盛り付けるだけだし、ザブトンは一口大に切ってシルキーたちが用意してくれていたから、あげ専用の漬けダレを使って味付けするだけだ。脚肉に関しては毛をそり落として、半分に切るだけでいいのでさらに簡単だ。
漬けダレに漬けていたザブトンの漬けダレの水分をしっかり拭いて、片栗粉をしっかりつけてから余分な片栗粉をたたき落し、油の中へ投入していく。ジュウジュウと良い音と良い香りをたちのぼらせている。ちなみに余分な片栗粉をたたき落したのは、カラッと揚げるために行ったひと手間だ。
他の料理も完成してみんなが食堂に集まってくる。今日とれた蜘蛛、ムカデ、蛇の肉を使った料理を紹介する。
この世界の人は蟲も食材だと、普通に思っているので抵抗はない様だ。ディストピアで蟲を使った料理が出てこなかったのは、俺が苦手だと知っていたから避けていただけだったらしい。
「じゃぁ揃ったので、いただきまーす」
みんなも俺に続いて『いただきまーす』の掛け声で食事を食べ始める。一番最初に無くなったのはイビルスパイダーの脚肉だ。次にというか同着でポイズンセンチピートの胸肉と、マザースネークのザブトンがなくなった。
明日こいつらを発見したらディストピアに送る事を話すと、全員が美味しい食材が増えるとかなりの喜びようだった。
七日目に入って大きな変化が起きた。魔物の強さがとうとうAランクになったのだ。
いろんな種類の魔物が出てくるため、敵を発見してから相手に合わせた動きになってしまうため、気持ち対応が遅れてしまう印象だ。
それでもただのAランクの魔物では相手にならないので誤差の範囲なのだが。
一匹一匹にかかる時間が長くなっているので、微妙に時間がとられてしまううざい状況だ。森に入った当初は大した数の魔物ではなかったが、奥に行くにつれて魔物の密度が濃くなっているので、一回に出てくる魔物の数も増えていているからさらにうざく感じるのだ。
更に対処しにくい別種族の混成パーティーまで出てくるのだから質が悪い。亜人型、獣型、昆虫型、植物型等が入り乱れて出てくるのだ、いくらこちらが強くても疲弊は免れない。
樹海も結構な密度の魔物がいるけど、樹海の森の中で戦闘した事って多くないんだよな。こんなにいるとなると、ディストピアの今の平和な状況はかなり恵まれてるよな。樹海とここの魔物が同じ密度だと考えると、鬼人たちってすごい所で暮らして移動してたんだな。
隠密行動が得意になるのはわかる気がするな。というか、必然的にそうならざるを得なかったんだよな。暗部みたいな汚い仕事を中心にやってくれているのも、安全に暮らせる場所を俺が提供したからなのかな? 帰ったら昔の話でも聞きに行こうかな。
さっき昆虫型の魔物の蜘蛛が食材を落としたんだよな。イビルスパイダーの脚肉だってさ。イビルって邪悪とかそんな意味だったけど、食べて平気なのかな? 世の中に昆虫を食べる文化はあるけど、俺はあの形のまま食べるのは苦手なんだよね。
でも脚だけで調理した後の物なら食べれるか? 小説なんかでは美味しいっていうけどな。あれ? 食材としてドロップしてるんだから、食べ物なんだよな? この世界で食材としてドロップするものに、今の所不味いものなかったし、少し期待できるかもな。
ランクが高い物ほどうまい傾向にあるし、Aランクならかなりのものだよな! 今日の夜にでも食べてみるか。
おやつの休憩の後に進行を開始してすぐに、森の入り口でお世話になったセンチピートの上位種が出てきた。毒々しい青紫だったり緑色だったりと、気色の悪い色だった。見た目はキモいし、甲殻を持っているのでそれなりの防御力もあり、蟲型特有の素早い動きが健在であるため戦い難かった。
そして倒したらポイズンセンチピートの甲殻と一緒に、胸肉というのを落とした。待て待て、毒ムカデの胸肉ってことだろ? 毒なのに食べれるのか? 毒腺以外は問題ないとか? それより、ムカデの胸肉って、胸ってどこだよ! 鑑定のスキルには毒はないと出ているので、食べても問題ないのだろうが……
今日はどうもゲテモノの肉に縁があるようだな。野営の設営中にマザースネークという大蛇も出てきて、少し慌てたが問題なく倒している。
慌てた理由は誰の索敵にも引っかからず、感知結界も張っていなかったため発見できずに驚きによる慌てがあっただけで、実力的には対したことがなかったのが幸いした。
普通のAランク冒険者なら一人や二人の犠牲が出ただろう魔物も、その程度であしらわれてしまっている。もしSランク以上の蛇型の魔物がいたら奇襲攻撃が強そうだなと思いながら、ドロップしたマザースネークのザブトンを見ていた。
ザブトンって牛の肩ロースのおいしいところじゃなかったっけ? それを他の魔物に当てはめたのはいいけど、蛇に肩なんてねーだろが! この世界のドロップアイテムの神秘を垣間見た一日だった。
さて、野営準備も終わったので調理に移っていこう。まずはイビルスパイダーの脚肉から行ってみようか。まずは味を確認するために素焼きで……
「うわ~遠目で見ると産毛っぽく見えるのに、めっちゃ剛毛だな」
見た目にひきながら老ドワーフたちが売ってくれた、包丁セットを使って調理していく。研ぎをしなくてもいいようにアダマンコーティングをしている名包丁である。
つま先の十センチメートル位を切り落として毛を剃っていく。切り落としたつま先を立てて縦に真っ二つに切って、そのまま炭火の用意してある網の上へ投下。
次にポイズンセンチピートの胸肉だが、これには甲殻はついておらず肉単品でドロップしているものだったので処理は簡単だ。薄く3枚ほどそいでから、それらを網の上に投下していく。
最後にマザースネークのザブトンだ。胸肉と同じで肉単品でドロップしている。部位的に考えれば筋が多そうなのだが、触ってみても固くはない。胸肉と同じく薄く三枚ほどそいでから、網の上に投下していく。
今俺の料理の補佐をしているのは、三幼女とメアリーだ。ポイズンセンチピートの胸肉は薄切りだったのですぐに焼けた。みんなで実食してみる。念のためAランクの万能薬をDPで召喚して……この森では極力DPを使わないと言っていたのはどうした、俺!
「うん、普通にうまいな。癖もなくてなんにでも合わせやすそうだな。少し歯ごたえがあるから、今みたいな薄切りで冷しゃぶにして、野菜と一緒にってのも悪くなさそうだな」
「そうですね。牛より豚に近くて歯ごたえがあるので、豚より薄めに切って生姜焼きみたいなのもよさそうですね」
三幼女は『うまいうまい』だけしか言っていないので、参考にならないけどな!
次は、薄切りのマザースネークのザブトンだ。
「ん~蛇は、種類にもよるけど筋張ったり固かったり臭かったりするのに、全然そういう感じがないな。上品な鶏肉を食っているみたいな感じがするな。鳥に合わせた調理なら何でもあいそうだな」
「こちらは火を通しても柔らかいので、鳥のささみみたいにサラダに添えるのも悪くなさそうですね」
例の如く三幼女は『うまいうまい』としか言っていなかった。
最後は一番最初に焼き始めた、イビルスパイダーの脚肉のつま先だ。
「うん、これはカニだな!」
「カニですね」
「「「カニ、うまうま」」」
君たち、それしか言えないのかな?
「でも、味の濃いかにって感じだね。これもカニの用途に合わせて使っても問題ないだろうけど、素焼きが一番うまい気がするな。
無理に手間をかける必要もなさそうだし、加工に関してはシルキーたちに任せた方がいいだろう。明日こいつら見つけたらちょっと捕獲しておこうか。エント亜種みたいにダンジョン農園に送って誰かに見ておいてもらおう」
三幼女とメアリーと一緒に、どういった料理にするか検討会を開いた。
「じゃぁ結論として、イビルスパイダーの脚肉はそのまま素焼きで、ポイズンセンチピートの胸肉はシンプルにしゃぶしゃぶで、マザースネークのザブトンは唐揚げにしよっか。じゃあ料理方法も決まったし調理開始!」
調理といっても胸肉は薄切りにして盛り付けるだけだし、ザブトンは一口大に切ってシルキーたちが用意してくれていたから、あげ専用の漬けダレを使って味付けするだけだ。脚肉に関しては毛をそり落として、半分に切るだけでいいのでさらに簡単だ。
漬けダレに漬けていたザブトンの漬けダレの水分をしっかり拭いて、片栗粉をしっかりつけてから余分な片栗粉をたたき落し、油の中へ投入していく。ジュウジュウと良い音と良い香りをたちのぼらせている。ちなみに余分な片栗粉をたたき落したのは、カラッと揚げるために行ったひと手間だ。
他の料理も完成してみんなが食堂に集まってくる。今日とれた蜘蛛、ムカデ、蛇の肉を使った料理を紹介する。
この世界の人は蟲も食材だと、普通に思っているので抵抗はない様だ。ディストピアで蟲を使った料理が出てこなかったのは、俺が苦手だと知っていたから避けていただけだったらしい。
「じゃぁ揃ったので、いただきまーす」
みんなも俺に続いて『いただきまーす』の掛け声で食事を食べ始める。一番最初に無くなったのはイビルスパイダーの脚肉だ。次にというか同着でポイズンセンチピートの胸肉と、マザースネークのザブトンがなくなった。
明日こいつらを発見したらディストピアに送る事を話すと、全員が美味しい食材が増えるとかなりの喜びようだった。
0
お気に入りに追加
449
あなたにおすすめの小説
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
異世界転生令嬢、出奔する
猫野美羽
ファンタジー
※書籍化しました(2巻発売中です)
アリア・エランダル辺境伯令嬢(十才)は家族に疎まれ、使用人以下の暮らしに追いやられていた。
高熱を出して粗末な部屋で寝込んでいた時、唐突に思い出す。
自分が異世界に転生した、元日本人OLであったことを。
魂の管理人から授かったスキルを使い、思い入れも全くない、むしろ憎しみしか覚えない実家を出奔することを固く心に誓った。
この最強の『無限収納EX』スキルを使って、元々は私のものだった財産を根こそぎ奪ってやる!
外見だけは可憐な少女は逞しく異世界をサバイバルする。
【☆完結☆】転生箱庭師は引き籠り人生を送りたい
udonlevel2
ファンタジー
昔やっていたゲームに、大型アップデートで追加されたソレは、小さな箱庭の様だった。
ビーチがあって、畑があって、釣り堀があって、伐採も出来れば採掘も出来る。
ビーチには人が軽く住めるくらいの広さがあって、畑は枯れず、釣りも伐採も発掘もレベルが上がれば上がる程、レアリティの高いものが取れる仕組みだった。
時折、海から流れつくアイテムは、ハズレだったり当たりだったり、クジを引いてる気分で楽しかった。
だから――。
「リディア・マルシャン様のスキルは――箱庭師です」
異世界転生したわたくし、リディアは――そんな箱庭を目指しますわ!
============
小説家になろうにも上げています。
一気に更新させて頂きました。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
身体の弱い美少女なんて見た事ありませんが【8/31日完結】
須木 水夏
ファンタジー
他国では『私はとてもか弱くて可哀想な存在』アピールをする女の方がモテるらしい。そういう小説も最近よく見かけるけど、この国では強い女の方が良いとされてる。
それもそのはず。神話の頃より女性の魔力が男性よりも飛び抜けて高く、取り敢えず女達は強くたくましい。
クリステルとネイフィア、そしてノエリアは切磋琢磨しつつ、カフェでおしゃべりしつつ、仲良く学園生活を送っていた。
そんな中、我が国の学園にも現れました、他国からの転入生『病弱美少女』マリアンヌ。少女達は物珍しさに彼女を観察に行くが。
さあ、彼女は小説の中のようにモテるのでしょうか?それとも?
※『身体の弱い美少女なんて現実にはそうそういないものだと私達は思ってるんだけど、そこのところどうなんですか?』の題名が長すぎたので、短くしました。
☆女の子がクソ強い世界です。
☆近年起こった流行病にかかった事で発想が浮かびました。(健康って素晴らしい)
☆ご都合主義です。
☆現代なのか中世なのかさっぱりですが、架空のお話です。混ぜこぜです。
☆ただ女の子が女子会してるのが描きたかっただけです。
☆一応恋愛?ですが、出てくる男の子達の好みのタイプは、自分より強い女の人です。(強い男性が好きな人はすみません)
★前世あり。
★前半はほとんどコメディですが、後半シリアスパートもあります。
★【注意】後半に前世(?)のエグめの戦闘シーンがあります。
創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜
雅
ファンタジー
【HOTランキング入り!】【ファンタジーランキング入り!】
【次世代ファンタジーカップ参加】応援よろしくお願いします。
異世界転移し創造神様から【創造眼】の力を授かる主人公あさひ!
そして、あさひの精神世界には女神のような謎の美女ユヅキが現れる!
転移した先には絶世の美女ステラ!
ステラとの共同生活が始まり、ステラに惹かれながらも、強くなる為に努力するあさひ!
勇者は神眼、魔王は魔眼を持っているだと?
いずれあさひが無双するお話です。
二章後半からちょっとエッチな展開が増えます。
あさひはこれから少しずつ強くなっていきます!お楽しみください。
ざまぁはかなり後半になります。
小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる