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第276話 敵ダンマスside
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今日は、俺をこの世界に呼んだ麗しくダイナマイトボディの女神から、ダンジョンバトルがあるから準備をしておきなさい、との事で二週間ほどかけて自分のダンジョンを見直した。
これで六回目のダンジョンバトルになる。一回目は前も後ろも解らず相手のダンマスにしてやられたけど、二回目以降からは負けていない。その理由は、一回目の敗北が悔しくて理由を考えて、それを埋めるようにダンジョンを強化していったら、二回目以降に負けなくなったのだ。
まぁ勝ちたいというよりは、負けたくないから頑張ってた結果なんだよな。でも今回は麗しい女神が相手は強敵だと言っていた。今までにそんな助言もなく、俺の敵をほめているような口調だったのだ。
俺の女神が俺以外を見ているなんて許せることではない! 今回は絶対に勝たなければならない、俺の女神がわざわざ助言する相手に勝てば……ジュルリ……
自慢ではないが、俺のダンジョンはこの世界で最高のAランクの評価をもらっている。危険度もドロップも最上級、宝箱からは目が飛び出るような金額のアイテムが出てくるため、見返りも最高ランクなのだ。
だが、そんなダンジョンを相手に今回の相手は、女神が強敵だというのだ。俺はそれを正確に理解して、俺の力を証明するためにダンジョンを見直しているのだ。
ん~、多少攻めにくくなるようにトラップを設置したり、敵が迷いやすくなるように通路の形を歪めてある階の調整をして、条件が厳しくて苦労して設置した致死トラップに誘導できる確率を増やしている。
あのトラップは本当に設置に苦労したよな。通路の広範囲に設置できるのだが、敵がその範囲内である程度時間が過ぎると、トラップの範囲内の温度が急上昇し焼き殺すのだが、その設置条件が安全に次の階に行ける道が三通り以上存在していて、なおかつ階段と階段のほぼ中間にしか設置できないのだ。
この安全に次の階に行ける道というのがかなりのネックだった。何せ安全って事は魔物すら配置できないんだからな。だけど迷路みたいな作りと通路をゆがめて迷わせることで、安全な通路は通りにくいようにして、致死トラップに誘導するような感じに仕上げてあるのだ。
自慢ではないが、地図無しでは自分でもこの階層は通り抜けれないだろう。
三回目のダンジョンバトルの際に完成した階だが、いまだに誰にも……他のダンマスや数多の冒険者にも突破されたことがない。まぁこのダンジョン最終防衛階層だな。次の階層のBOSSにはSランクの魔物(シュウたちの世界ではAランク相当)を準備している。
やっと召喚できるようになった、グリフォンを五匹召喚して、取り巻きはAランクの魔物(シュウたちの世界ではBランク相当)ヒポグリフを十五匹を召喚している。あの階層を抜けてたどり着いてもここでチェックメイトだ!
≪補足するとシュウの相手のダンマスの世界は、Aランクが最上級で下はZランクまで存在している。アルファベットすべてを使った階位の表記なのだ。ちなみにシュウが以前戦ったフェンリルは特級と呼ばれておりランク外魔物と指定されている。強すぎて力をはかり切れないために特級と表記されているそうだ≫
うん、いつ見てもほれぼれするダンジョンの作りだな。これは一種の芸術作品だろう。全五十二階層十階ごとに特徴を変えて装備を整えないと進みにくくしている。
まず一から十階は普通の洞窟型ダンジョン、十一から二十階は各階が巨大な部屋でその中はタイプの違う森となっている。次に二十一から三十階は極寒、三十一から四十階は灼熱。四十一から五十階は無限の体力のアンデッドや無生物系の魔物を設置している墓場エリアだ。
それを抜けると五十一階の最終防衛階層で、五十二階がBOSS部屋。
うむ完璧だ!
ダンジョンバトルの日になった。
およそ二日半後、俺の魔物は未だに一階を突破できていない。それに対して敵は既に二十六階にまで達している。
相手のダンジョンはとにかく異常だ。ダンジョンの中に入ってもらって、できる限り長く過ごしてもらう事が重要なのに、一階に俺のダンジョンの五十一階と似たような階を作っているのだ。到底人を入れるように設計されたダンジョンではない。
おそらく二階には自分の住まいがあるのだろう。俺も相手を見習って広大な迷路ダンジョンを、ゴブリンたちで総当たりさせて罠の有無を確認させて安全な通路を探している。安全な経路が分かったら攻める用に召喚した、グリフォンたちで相手のダンマスを仕留めてやる!
それにしても、俺のダンジョンに攻めてきた、あの熊っぽい魔物は何だ? 俺の魔物たちが一切相手になってないぞ? それに後をついてきている、あのゴブリンたちも異常じゃないか? 最低ランクの魔物が俺の魔物を普通に倒しているぞ。
上位種でもなければ、強化種でもないただのゴブリンがだぞ……相手のダンマスって異常じゃないか!? だってそんなに強いゴブリンを熊っぽい魔物が、トラップにひっかからない様に先んじて体を張らせて潰しているのだ。
そんなゴブリンが、三〇〇匹以上いる。三十一階からはダンジョンの環境自体が1つのトラップなのだ。そこでどれだけ数を減らせるかだな。灼熱への耐性は持ち合わせていないだろうからな。
数が減って弱まった所に墓地エリアで不眠不休の襲撃、五十一階で迷って致死トラップの餌食、五十二階のグリフォンでおしまいだ!
三日後、四十一階も大して被害を出すこともなく突破された。さらに二日後には墓地エリアまでも抜けられてしまった。五十二階はゴブリンたちのせいで、すぐに安全な通路が発見されてしまい、今は五十二階のBOSS部屋だ。
あの熊どう調べてもヘビーグリズリーなのに、俺の知っているヘビーグリズリーじゃないんだけど! 広い大空洞タイプのこのBOSS部屋で空の支配者グリフォンを圧倒しているのだ。
鈍重なはずなのに素早い動き、Aランクにふさわしい防御力を有しているグリフォンが、ひっかかれるたびに羽毛が飛び皮膚が切り割かれている。
ヒポグリフなど相手にならずカウンターをくらって半数以上が即死、残りも重傷を負い止めをさされて死んでしまった。目の前は悪夢だ。グリフォンたちに指示を出したいが、あの熊のいる階に行って指示を出せるわけがない! そのためグリフォンたちは全力で侵入者を排除しようとしている。
ダンジョンバトルが始まって八日と短い時間で終わってしまった。普通ならひと月単位でかかるダンジョンバトルがだ……俺の女神、どうしてあなたは俺にこんな試練をお与えになったのだ?
これで六回目のダンジョンバトルになる。一回目は前も後ろも解らず相手のダンマスにしてやられたけど、二回目以降からは負けていない。その理由は、一回目の敗北が悔しくて理由を考えて、それを埋めるようにダンジョンを強化していったら、二回目以降に負けなくなったのだ。
まぁ勝ちたいというよりは、負けたくないから頑張ってた結果なんだよな。でも今回は麗しい女神が相手は強敵だと言っていた。今までにそんな助言もなく、俺の敵をほめているような口調だったのだ。
俺の女神が俺以外を見ているなんて許せることではない! 今回は絶対に勝たなければならない、俺の女神がわざわざ助言する相手に勝てば……ジュルリ……
自慢ではないが、俺のダンジョンはこの世界で最高のAランクの評価をもらっている。危険度もドロップも最上級、宝箱からは目が飛び出るような金額のアイテムが出てくるため、見返りも最高ランクなのだ。
だが、そんなダンジョンを相手に今回の相手は、女神が強敵だというのだ。俺はそれを正確に理解して、俺の力を証明するためにダンジョンを見直しているのだ。
ん~、多少攻めにくくなるようにトラップを設置したり、敵が迷いやすくなるように通路の形を歪めてある階の調整をして、条件が厳しくて苦労して設置した致死トラップに誘導できる確率を増やしている。
あのトラップは本当に設置に苦労したよな。通路の広範囲に設置できるのだが、敵がその範囲内である程度時間が過ぎると、トラップの範囲内の温度が急上昇し焼き殺すのだが、その設置条件が安全に次の階に行ける道が三通り以上存在していて、なおかつ階段と階段のほぼ中間にしか設置できないのだ。
この安全に次の階に行ける道というのがかなりのネックだった。何せ安全って事は魔物すら配置できないんだからな。だけど迷路みたいな作りと通路をゆがめて迷わせることで、安全な通路は通りにくいようにして、致死トラップに誘導するような感じに仕上げてあるのだ。
自慢ではないが、地図無しでは自分でもこの階層は通り抜けれないだろう。
三回目のダンジョンバトルの際に完成した階だが、いまだに誰にも……他のダンマスや数多の冒険者にも突破されたことがない。まぁこのダンジョン最終防衛階層だな。次の階層のBOSSにはSランクの魔物(シュウたちの世界ではAランク相当)を準備している。
やっと召喚できるようになった、グリフォンを五匹召喚して、取り巻きはAランクの魔物(シュウたちの世界ではBランク相当)ヒポグリフを十五匹を召喚している。あの階層を抜けてたどり着いてもここでチェックメイトだ!
≪補足するとシュウの相手のダンマスの世界は、Aランクが最上級で下はZランクまで存在している。アルファベットすべてを使った階位の表記なのだ。ちなみにシュウが以前戦ったフェンリルは特級と呼ばれておりランク外魔物と指定されている。強すぎて力をはかり切れないために特級と表記されているそうだ≫
うん、いつ見てもほれぼれするダンジョンの作りだな。これは一種の芸術作品だろう。全五十二階層十階ごとに特徴を変えて装備を整えないと進みにくくしている。
まず一から十階は普通の洞窟型ダンジョン、十一から二十階は各階が巨大な部屋でその中はタイプの違う森となっている。次に二十一から三十階は極寒、三十一から四十階は灼熱。四十一から五十階は無限の体力のアンデッドや無生物系の魔物を設置している墓場エリアだ。
それを抜けると五十一階の最終防衛階層で、五十二階がBOSS部屋。
うむ完璧だ!
ダンジョンバトルの日になった。
およそ二日半後、俺の魔物は未だに一階を突破できていない。それに対して敵は既に二十六階にまで達している。
相手のダンジョンはとにかく異常だ。ダンジョンの中に入ってもらって、できる限り長く過ごしてもらう事が重要なのに、一階に俺のダンジョンの五十一階と似たような階を作っているのだ。到底人を入れるように設計されたダンジョンではない。
おそらく二階には自分の住まいがあるのだろう。俺も相手を見習って広大な迷路ダンジョンを、ゴブリンたちで総当たりさせて罠の有無を確認させて安全な通路を探している。安全な経路が分かったら攻める用に召喚した、グリフォンたちで相手のダンマスを仕留めてやる!
それにしても、俺のダンジョンに攻めてきた、あの熊っぽい魔物は何だ? 俺の魔物たちが一切相手になってないぞ? それに後をついてきている、あのゴブリンたちも異常じゃないか? 最低ランクの魔物が俺の魔物を普通に倒しているぞ。
上位種でもなければ、強化種でもないただのゴブリンがだぞ……相手のダンマスって異常じゃないか!? だってそんなに強いゴブリンを熊っぽい魔物が、トラップにひっかからない様に先んじて体を張らせて潰しているのだ。
そんなゴブリンが、三〇〇匹以上いる。三十一階からはダンジョンの環境自体が1つのトラップなのだ。そこでどれだけ数を減らせるかだな。灼熱への耐性は持ち合わせていないだろうからな。
数が減って弱まった所に墓地エリアで不眠不休の襲撃、五十一階で迷って致死トラップの餌食、五十二階のグリフォンでおしまいだ!
三日後、四十一階も大して被害を出すこともなく突破された。さらに二日後には墓地エリアまでも抜けられてしまった。五十二階はゴブリンたちのせいで、すぐに安全な通路が発見されてしまい、今は五十二階のBOSS部屋だ。
あの熊どう調べてもヘビーグリズリーなのに、俺の知っているヘビーグリズリーじゃないんだけど! 広い大空洞タイプのこのBOSS部屋で空の支配者グリフォンを圧倒しているのだ。
鈍重なはずなのに素早い動き、Aランクにふさわしい防御力を有しているグリフォンが、ひっかかれるたびに羽毛が飛び皮膚が切り割かれている。
ヒポグリフなど相手にならずカウンターをくらって半数以上が即死、残りも重傷を負い止めをさされて死んでしまった。目の前は悪夢だ。グリフォンたちに指示を出したいが、あの熊のいる階に行って指示を出せるわけがない! そのためグリフォンたちは全力で侵入者を排除しようとしている。
ダンジョンバトルが始まって八日と短い時間で終わってしまった。普通ならひと月単位でかかるダンジョンバトルがだ……俺の女神、どうしてあなたは俺にこんな試練をお与えになったのだ?
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