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第271話 求めていた物の完成
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そういえば赤ちゃんが大分増えているようだ。安定した職業、バランスのいい食事、清潔な街、公衆浴場、これだけいい条件がそろっているのだ、夫婦が子供を作りたくなるのもわかるわな。俺も年長組に搾り取られてるからな。ってこれは意味が違うか? みんなは避妊してるしな。
昔はいい街は子供が増えるって言ってた気がするし、悪い事じゃない。子供が生まれた家には何かプレゼントしておこうか。食器なんかをプレゼントすると、食事に困らないみたいな言い伝えがあったりするんだ、悪くないチョイスだと思う。
頑張って子供を産んでくれた奥様方には、甘いスイーツをプレゼントしたら喜んでくれるかな? 女性は甘いものが好きって話だし。この世界には甘味が少ないから尚更だろう。でもシルキー特製のスイーツだともう一度食べたいと思って、自分で購入して食べれるようなものじゃないからな。
しばらくそんなことで悩んでると、いつも通り三幼女が俺の事を呼びに来た。最近の俺の監視と護衛はもっぱら三幼女なのだ。理由は簡単、この三人が一緒なら俺が無理をしないからだそうだ。前から同じ理由だが、よくわかってらっしゃる。シュリとかピーチが一緒なら多少無理をしてもついてきてくれるしな。
三幼女以外の護衛は、日替わりで朝食後から年少組・年中組のメンバーから数名つく形だ。年長組はといえば、夜は俺を独占しているから昼間はね、みたいなことを言っていた。
さて朝食でも食べるか。
「シュウ君、何か悩んでるの?」
うわの空で食事を食べていたらミリーから心配の声がかかった。
「昨日さ、シェリルとイリアとネルと学校を見てきたんだ。本人たちは行く気はないみたいだけど、みんなはどう思うかなって。後さ、赤ちゃんが増えてきたけど街からなんかプレゼントしようかと思ってさ。
家族に食器と産んでくれた奥様方に甘い物とかどうかなって、でもあまり高いものだと自分で買って、また食べれないからどういうのがいいかなってさ」
「この街で簡単に手に入れられる素材で、スイーツ作ればいいと思いますよ? 出産は確かに特別ですけど、プレゼントまで特別にする必要はないですよね」
「それもそうか、ついでにレシピもあげれば自分で作れそうだね。それならクッキーとかケーキが簡単に作れそうか? 凝れば高級品になるだろうけど、各家庭の調理器具を考えればここらへんがベターかな?」
「そうですね、ブラウニーたちが作るケーキとかは味が全然違うけど、ある程度料理ができる人なら作れるレベルのスイーツだと思います。私も料理は得意ではありませんが習って作れるようになりましたからね」
「よし、そうしよう! 近いうちにグリエルに子供を産んだ家族や、これから産まれそうな家族をピックアップしておいてもらおうか!」
とりあえず話はまとまったので今日は何をしようかと思いを巡らせることにした。
街に人が増えてきたな。この街を作ってからどの位が経過したっけ? よく覚えてないけど初めは一〇〇〇人もいなかったはずなのに、今じゃ五〇〇〇人を超えてるからな。地球にあった町でもここまで人入りが激しい街は大都市位だろう。人口が四桁の町にこれだけの移住があることはまずないだろう。
街が栄えていくっていうのは悪くないけど、栄えれば栄えるほど人が増えて問題が多くなるんだよな。俺が何かするわけじゃないけど、トラブルが増えるのはどうにもならないよな。
どんなに人を厳選してもトラブルは絶対に起こるからしょうがないよな。ある程度下地ができたら少し規制を緩くするか? ってか強引に人を増やす必要もないか? まぁそこらへんは全部丸投げでいいや。
もし対応できないトラブルがあったら、俺が対応すればいいだけだしな。実際そういう風にも言われてるし、普段は適当に過ごしていてくれってな。
街も安定してきたからそろそろ違う産業でも考えようかな? でも俺が考え付く事なんてほとんどないよな。大体ほしい物は作っちゃったしな。ただでさえオーバーテクノロジーが多い街だしな、これ以上はさすがにやりすぎだよな。
あとできる事といえば、やっぱり食事関係だよな! そういえば、塩とか干物は今どうなってるんだろ? 売れ行きはいいみたいな事聞いてるけど、最近見に行ってないから行ってみるか。
「よしみんな、ちょっと海産物の生産所を見に行こう。昨日もそうだったけどあまり行ってない場所を見に行こう。あそこで生産されてるのには、俺にも好きなものが多いからな!」
三幼女とエレノア・ソフィー・レミーを含めた六人が今日のお供だ。
「ご主人様は海の物が好きなんですか?」
これはレミーだ。俺は基本的に嫌いなものが無いけど好きなものは結構多い。
「そうだね。みんな初めての時はお刺身とか生モノは食べれなかったでしょ? お刺身は基本的に海の物なんだよね。他にも、昆布とか鰹節も海の物だからね。俺の育った日本は、島国で海に囲まれてたから、海産物が多かったんだよ。だからかな? 食べれないとわかると、どうしても恋しくなる感じだと思う」
「そうなんですか。私も今お米が無くなったらきっと恋しくなると思う。なんとなくご主人様の言いたい事がわかるかな」
ダンジョン農園やこの街でお米がとれるようになってから、主食がお米に変わったんだよな。朝食は基本ビュッフェ形式だけど、お昼と夕食はシルキーたちが中心になってメニューを決めていた、俺の好みに合わせるからどうしてもお米が多くなるのだ。みんなもお米が好きになっているようだ。
いろんな話をしていると海産物の加工所に到着した。
「これはシュウ様。最近ホタテや牡蠣等の貝類が養殖できるようになりました。いただいた本より養殖の効率は良くないですが、それでも成長が早いためか順調です。品質の悪くないものもとれています。他の魚介類や海藻等も漁獲量はおちていませんね」
「おぉ、ホタテに牡蠣ですか、それって試食できたりしますか?」
「確か、大丈夫ですね、牡蠣はアリス様やライム様が準備してくださった魔道具の水槽に入れてあるので食中毒も心配ありませんね」
アリス! ライム! お前たち知らない所でいい仕事してるな! でもさ、何で水槽に入れておくと、食中毒の問題んが無くなるのかわからん。
「ホタテも牡蠣も生と焼きで食べたいな。後サザエとかあったりするかな?」
「サザエは最近上げてないので在庫もないですね。あの貝はあまり好きな人がいないので、養殖はしてないんですよね。ですが食べたいのであれば、魚人の方が来ていますのですぐに準備できますよ?」
「じゃぁお願いしていいかな? 俺は火の準備するからよろしくね」
俺の宣言でバーベキューのコンロが準備される。携帯の調理台も準備されて、運ばれてきたホタテと牡蠣をさばいていく。ホタテは贅沢に貝柱とひもだけを食す。うまいな~養殖と天然物の違いなんて分からないけど美味ければどっちでもいいよな!
牡蠣も生で食べる、味付けはおろしポン酢!
「やっぱり美味いな。みんなはさすがに牡蠣とか生で食べるのは無理かな?」
シェリルとネルは怖いもの知らずで何でも食べるが、他の四人はやはり貝類の生は食べれないようだ。お刺身とかウニなどは特に問題はなくなっているようだけどね。
「みんな、本番の焼きホタテに焼き牡蠣に焼きサザエだよ! みんなは多分サザエはダメだと思うけど、ホタテや牡蠣は食べたことあったよね? 新鮮なものをその場で焼いて食べるのはまた違うんだよ! さぁ食べよう!」
やっぱりサザエはシェリルとネルの二人しか食べられなかったが、二人も肝はダメだったようだ。いやー美味かったな。また今度食べにこようかな。
「そういえばシュウ様、鰹節でしたっけ? あれが完成しましたよ。品質も悪くないと思います。シルキー様に言わせるとまだまだなようですが、それでも一般で使う分には十分だと判断されました。これから量産に入れると思います」
「おぉ、昆布に鰹節、日本食の出汁が完成した。醤油や味噌も量産が進んでいて、皆さんも苦手な人が少ないみたいだから、鰹節も広まるでしょうね。加工所で働いている人たちによろしくお伝えください。今度皆さんにボーナスを出しますね」
俺の話を聞いていた加工所で耳を立てていた職員たちが、喜びの声を上げていた。
俺の勝手で生産してもらってたものが完成したんだから、これくらいはしないと罰が当たるよな。
昔はいい街は子供が増えるって言ってた気がするし、悪い事じゃない。子供が生まれた家には何かプレゼントしておこうか。食器なんかをプレゼントすると、食事に困らないみたいな言い伝えがあったりするんだ、悪くないチョイスだと思う。
頑張って子供を産んでくれた奥様方には、甘いスイーツをプレゼントしたら喜んでくれるかな? 女性は甘いものが好きって話だし。この世界には甘味が少ないから尚更だろう。でもシルキー特製のスイーツだともう一度食べたいと思って、自分で購入して食べれるようなものじゃないからな。
しばらくそんなことで悩んでると、いつも通り三幼女が俺の事を呼びに来た。最近の俺の監視と護衛はもっぱら三幼女なのだ。理由は簡単、この三人が一緒なら俺が無理をしないからだそうだ。前から同じ理由だが、よくわかってらっしゃる。シュリとかピーチが一緒なら多少無理をしてもついてきてくれるしな。
三幼女以外の護衛は、日替わりで朝食後から年少組・年中組のメンバーから数名つく形だ。年長組はといえば、夜は俺を独占しているから昼間はね、みたいなことを言っていた。
さて朝食でも食べるか。
「シュウ君、何か悩んでるの?」
うわの空で食事を食べていたらミリーから心配の声がかかった。
「昨日さ、シェリルとイリアとネルと学校を見てきたんだ。本人たちは行く気はないみたいだけど、みんなはどう思うかなって。後さ、赤ちゃんが増えてきたけど街からなんかプレゼントしようかと思ってさ。
家族に食器と産んでくれた奥様方に甘い物とかどうかなって、でもあまり高いものだと自分で買って、また食べれないからどういうのがいいかなってさ」
「この街で簡単に手に入れられる素材で、スイーツ作ればいいと思いますよ? 出産は確かに特別ですけど、プレゼントまで特別にする必要はないですよね」
「それもそうか、ついでにレシピもあげれば自分で作れそうだね。それならクッキーとかケーキが簡単に作れそうか? 凝れば高級品になるだろうけど、各家庭の調理器具を考えればここらへんがベターかな?」
「そうですね、ブラウニーたちが作るケーキとかは味が全然違うけど、ある程度料理ができる人なら作れるレベルのスイーツだと思います。私も料理は得意ではありませんが習って作れるようになりましたからね」
「よし、そうしよう! 近いうちにグリエルに子供を産んだ家族や、これから産まれそうな家族をピックアップしておいてもらおうか!」
とりあえず話はまとまったので今日は何をしようかと思いを巡らせることにした。
街に人が増えてきたな。この街を作ってからどの位が経過したっけ? よく覚えてないけど初めは一〇〇〇人もいなかったはずなのに、今じゃ五〇〇〇人を超えてるからな。地球にあった町でもここまで人入りが激しい街は大都市位だろう。人口が四桁の町にこれだけの移住があることはまずないだろう。
街が栄えていくっていうのは悪くないけど、栄えれば栄えるほど人が増えて問題が多くなるんだよな。俺が何かするわけじゃないけど、トラブルが増えるのはどうにもならないよな。
どんなに人を厳選してもトラブルは絶対に起こるからしょうがないよな。ある程度下地ができたら少し規制を緩くするか? ってか強引に人を増やす必要もないか? まぁそこらへんは全部丸投げでいいや。
もし対応できないトラブルがあったら、俺が対応すればいいだけだしな。実際そういう風にも言われてるし、普段は適当に過ごしていてくれってな。
街も安定してきたからそろそろ違う産業でも考えようかな? でも俺が考え付く事なんてほとんどないよな。大体ほしい物は作っちゃったしな。ただでさえオーバーテクノロジーが多い街だしな、これ以上はさすがにやりすぎだよな。
あとできる事といえば、やっぱり食事関係だよな! そういえば、塩とか干物は今どうなってるんだろ? 売れ行きはいいみたいな事聞いてるけど、最近見に行ってないから行ってみるか。
「よしみんな、ちょっと海産物の生産所を見に行こう。昨日もそうだったけどあまり行ってない場所を見に行こう。あそこで生産されてるのには、俺にも好きなものが多いからな!」
三幼女とエレノア・ソフィー・レミーを含めた六人が今日のお供だ。
「ご主人様は海の物が好きなんですか?」
これはレミーだ。俺は基本的に嫌いなものが無いけど好きなものは結構多い。
「そうだね。みんな初めての時はお刺身とか生モノは食べれなかったでしょ? お刺身は基本的に海の物なんだよね。他にも、昆布とか鰹節も海の物だからね。俺の育った日本は、島国で海に囲まれてたから、海産物が多かったんだよ。だからかな? 食べれないとわかると、どうしても恋しくなる感じだと思う」
「そうなんですか。私も今お米が無くなったらきっと恋しくなると思う。なんとなくご主人様の言いたい事がわかるかな」
ダンジョン農園やこの街でお米がとれるようになってから、主食がお米に変わったんだよな。朝食は基本ビュッフェ形式だけど、お昼と夕食はシルキーたちが中心になってメニューを決めていた、俺の好みに合わせるからどうしてもお米が多くなるのだ。みんなもお米が好きになっているようだ。
いろんな話をしていると海産物の加工所に到着した。
「これはシュウ様。最近ホタテや牡蠣等の貝類が養殖できるようになりました。いただいた本より養殖の効率は良くないですが、それでも成長が早いためか順調です。品質の悪くないものもとれています。他の魚介類や海藻等も漁獲量はおちていませんね」
「おぉ、ホタテに牡蠣ですか、それって試食できたりしますか?」
「確か、大丈夫ですね、牡蠣はアリス様やライム様が準備してくださった魔道具の水槽に入れてあるので食中毒も心配ありませんね」
アリス! ライム! お前たち知らない所でいい仕事してるな! でもさ、何で水槽に入れておくと、食中毒の問題んが無くなるのかわからん。
「ホタテも牡蠣も生と焼きで食べたいな。後サザエとかあったりするかな?」
「サザエは最近上げてないので在庫もないですね。あの貝はあまり好きな人がいないので、養殖はしてないんですよね。ですが食べたいのであれば、魚人の方が来ていますのですぐに準備できますよ?」
「じゃぁお願いしていいかな? 俺は火の準備するからよろしくね」
俺の宣言でバーベキューのコンロが準備される。携帯の調理台も準備されて、運ばれてきたホタテと牡蠣をさばいていく。ホタテは贅沢に貝柱とひもだけを食す。うまいな~養殖と天然物の違いなんて分からないけど美味ければどっちでもいいよな!
牡蠣も生で食べる、味付けはおろしポン酢!
「やっぱり美味いな。みんなはさすがに牡蠣とか生で食べるのは無理かな?」
シェリルとネルは怖いもの知らずで何でも食べるが、他の四人はやはり貝類の生は食べれないようだ。お刺身とかウニなどは特に問題はなくなっているようだけどね。
「みんな、本番の焼きホタテに焼き牡蠣に焼きサザエだよ! みんなは多分サザエはダメだと思うけど、ホタテや牡蠣は食べたことあったよね? 新鮮なものをその場で焼いて食べるのはまた違うんだよ! さぁ食べよう!」
やっぱりサザエはシェリルとネルの二人しか食べられなかったが、二人も肝はダメだったようだ。いやー美味かったな。また今度食べにこようかな。
「そういえばシュウ様、鰹節でしたっけ? あれが完成しましたよ。品質も悪くないと思います。シルキー様に言わせるとまだまだなようですが、それでも一般で使う分には十分だと判断されました。これから量産に入れると思います」
「おぉ、昆布に鰹節、日本食の出汁が完成した。醤油や味噌も量産が進んでいて、皆さんも苦手な人が少ないみたいだから、鰹節も広まるでしょうね。加工所で働いている人たちによろしくお伝えください。今度皆さんにボーナスを出しますね」
俺の話を聞いていた加工所で耳を立てていた職員たちが、喜びの声を上げていた。
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